Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 24

 

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Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 24

 

 

367

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

シートベルト非着用警告灯の乗員検知センサーの作動について

助手席に乗員がいなくても、シートに荷物などを置くと、センサーが重量を検
知して警告灯が点滅することがあります。

助手席に座布団などを敷くと、センサーが乗員を検知せず警告灯が作動しない
ことがあります。

後席シートベルト非着用警告灯の作動について

リヤドアを開閉すると約 34 秒間点灯します。

いずれかのリヤシートベルトを脱着すると点灯し続けます。
点灯し続けているときに、リヤドアを開閉すると約 34 秒後に消灯します。

パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて

補機バッテリーの充電が不十分な場合、または一時的に電圧が下がった場合に警
告灯が点灯し、警告ブザーが鳴ることがあります。

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。

知識

警告

ABS &ブレーキアシスト警告灯とブレーキ警告灯が同時に点灯したとき

ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店にご連絡ください。
ABS、ブレーキアシストシステムに異常が発生しているだけでなく、強めにブ
レーキをかけた際に車両姿勢が不安定になるおそれがあり、重大な障害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

パワーステアリング警告灯が点灯したとき

黄色に点灯したときは操作力補助が制限され、赤色に点灯したときは操作力補
助がなくなるため、ハンドル操作が非常に重くなることがあります。
ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強
く操作してください。

368

7-2. 緊急時の対処法

警告メッセージが表示されたときは

マスターウォーニング

マルチインフォメーションディスプレ
イに警告メッセージが表示されている
とき、点灯・点滅します。

マルチインフォメーションディ
スプレイ

処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡く
ださい。

メッセージの内容によっては、マスターウォーニングが連動しない場合があり
ます。

マルチインフォメーションディスプレイには、システムの故障や誤った
操作をしたときの警告、メンテナンスが必要であることをお知らせする
メッセージが表示されます。メッセージが表示されたときは、メッセー
ジの内容に従って対処してください。

369

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

メッセージの内容によって警告灯や警告ブザーの作動が次のように切り
かわります。ディーラーで点検をするように表示されたときは、ただち
にトヨタ販売店で点検を受けてください。

メッセージを最初に表示したときに作動します。

メッセージと警告作動

専用警告灯

警告ブザー

警告内容

点灯

あり

走行にかかわるシステムの故障
や、そのまま放置すると思わぬ
危険を招くおそれがあるなどの
重要 なメッ セージ を意味 しま
す。

点灯または

点滅

あり

表示されたシステムに故障のお
それがあるなどのメッセージを
意味します。

点滅

あり

車両への損傷や、思わぬ危険を
招く おそれ がある などの メッ
セージを意味します。

点灯

なし

電装品の故障や状態、メンテナ
ンスのお知らせなどのメッセー
ジを意味します。

点滅

なし

車両を正しく操作していない場
合や、操作方法のアドバイスな
どを意味します。

370

7-2. 緊急時の対処法

警告メッセージについて

文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異な
る場合があります。

専用警告灯について

次の内容のメッセージ、または画像が表示されたときは、マスターウォーニング
が点灯・点滅しません。その場合は個別の専用警告表示を行います。

「ABS 故障 販売店で点検してください」が表示されている:

ABS &ブレーキアシスト警告灯が点灯します。(→ P. 364)

「販売店で点検してください」の警告メッセージが表示されたとき

警告メッセージで名称が表示されたシステム、または部位などに問題が発生して
います。
すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

各部の操作に関するメッセージが表示されたとき

アクセルペダル・ブレーキペダルの操作に関するメッセージが表示されたとき

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)やレーダークルーズコントロール

(全車速追従機能付き)などの走行支援システムの作動中、ブレーキ操作に関

する警告メッセージが表示される場合があります。
メッセージが表示されたときは、必ず減速、または画面で指示された操作を
行ってください。

ドライブスタートコントロール・ブレーキオーバーライドシステムが作動した
ときに、警告メッセージが表示されます。(→ P. 139, 140)
画面の指示に従って対処してください。

パワースイッチの操作に関するメッセージが表示されたとき

正しい手順で始動操作をしていないときや、誤操作の可能性があるときなど
に、パワースイッチの操作に関するアドバイスが表示されます。
画面の指示に従って操作し直してください。

シフト操作に関するメッセージが表示されたとき

誤ったシフトポジションの選択や、停車中の意図せぬ車両の動き出しなどを防
止するため、シフトレバーの操作が指示されたりすることがあります。
その場合は、画面の指示に従ってシフトポジションを変更してください。

各部の開閉状態や、消耗品の補充などに関するメッセージ・画像が表示された
とき

画面の表示、または警告灯で指示された部位を確認し、開いているドアを閉め
たり、消耗品を補充したりするなどの対処を行ってください。

知識

371

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

「取扱書を確認」の警告メッセージが表示されたとき

「故障のためブレーキ力が低下  安全な場所に停車して取扱書を確認」が表示さ

れたときは、ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。
走行を続けると危険です。

「充電システム故障 安全な場所に停車し取扱書を確認」が表示されたときは、

ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。走行を続け
ると危険です。

「エンジン冷却水高温 安全な場所に停車して取扱書を確認してください」が表

示されたときは、ただちに安全な場所に停車してください。(→ P. 406)

「スマートエントリー&スタートシステム故障 取扱書を確認」が表示されたと

きは、すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

「非常時給電モード(走行不可)換気できる平坦な場所で使用ください  詳細は

取扱書をお読みください」が表示されたとき
→ P. 298

「エンジン油圧不足」が表示されたとき

ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。

「駆動用電池の冷却部品のメンテナンスを販売店で受けてください」が表示された

とき

フィルターが目づまりしている、冷却用の吸入口がふさがれている、またはダク
トにすき間があるなどが考えられます。トヨタ販売店で駆動用電池の冷却部品の
メンテナンスを受けてください。

「新しいキーが登録されました 詳しくは販売店に問い合わせください」が表示さ

れたとき

メッセージは新しい電子キーを登録してからおよそ 1 週間、車外からドアロック
を解除し、運転席ドアを開けたときに表示されます。
新しい電子キーを登録していないにもかかわらずこのメッセージが表示される
ときは、不明な電子キー(現在所有しているもの以外)が登録されていないかト
ヨタ販売店で点検を受けてください。

「前方カメラ一時使用不可しばらくお待ちください」 または「前方カメラ一時使用

不可 ガラスの汚れや曇りを取ってください」 が表示されたとき

次のシステムが一時的もしくは対処を行うまで使用できなくなります。表示され
た画面の指示に従ってください。(→ P. 364)

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

LDA(ステアリング制御付き車線逸脱警報)

レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)

オートマチックハイビーム

警告ブザー

→ P. 367

372

7-2. 緊急時の対処法

パンクしたときは(タイヤパンク応急修理キット
装着車)

タイヤパンク応急修理キット装着車には、応急用タイヤが搭載されてい
ません。

タイヤがパンクしたときは、タイヤパンク応急修理キットで応急修理す
ることができます。釘やネジなどが刺さった程度の軽度なパンクを応急
修理できます(パンク補修液 1 本につき、応急修理できるタイヤは 1 本
です)。

タイヤパンク応急修理キットで応急修理したタイヤの修理・交換につい
ては、トヨタ販売店にご相談ください。

警告

タイヤがパンクしたときは

パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。

373

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

地面が固く平らで安全な場所に移動する

パーキングブレーキをしっかりかける

シフトレバーを P にする

ハイブリッドシステムを停止する

非常点滅灯を点滅させる

タイヤの損傷程度を確認する

釘やネジなどが刺さっている場
合のみ、タイヤを応急修理してく
ださい。

・ タイヤに刺さっている釘やネジな

どは抜かないでください。抜いて
しまうと穴が大きくなりすぎ、応
急修理ができなくなることがあり
ます。

・ パンク補修液がもれないようにす

るため、パンク箇所が分かってい
る場合は、パンク箇所が上になる
ように車両を移動してください。

応急修理キットで修理できないパンク

次の場合は、応急修理キットでは応急修理できません。トヨタ販売店にご連絡く
ださい。

タイヤ空気圧が不十分な状態で走行してタイヤが損傷しているとき

タイヤ側面など、接地面以外に穴や損傷があるとき

タイヤがホイールから明らかにはずれているとき

タイヤに 4mm 以上の切り傷や刺し傷があるとき

ホイールが破損しているとき

2 本以上のタイヤがパンクしているとき

1 本のタイヤに 2 箇所以上の切り傷や刺し傷があるとき

補修液の有効期限が切れているとき

応急修理する前に

知識

374

7-2. 緊急時の対処法

タイヤパンク応急修理キット・工具の搭載位置

けん引フック

タイヤパンク応急修理キット

ホイールナットレンチ

ジャッキ

(使用方法:→ P. 389)

ジャッキハンドル

375

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

タイヤパンク応急修理キットの内容/各部の名称

ノズル

ホース

電源スイッチ

空気圧計

空気圧逃がしボタン

電源プラグ

速度制限ラベル

376

7-2. 緊急時の対処法

デッキボードを取りはずす(→ P. 284)

応急修理キットを取り出す

応急修理キットをビニール袋から取り出す

ビニール袋は再度使用するため、破ったり捨てたりしないで下さい。

付属のラベルを運転席から見え
やすい位置に貼り付ける

パンクしたタイヤのバルブから
バルブキャップを取りはずす

ノズルからキャップを取りはず

応急修理キットの取り出し方

応急修理するとき

1
2

1

2

3

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377

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ノズルをパンクしたタイヤのバ
ルブに接続する

ノズル 先端を時計ま わりにまわ して
しっかりと最後までねじ込む。
ボトルは垂直にぶら下がるように取り
付け、地面と接触させない。
もし垂直にできない場合は、バルブの
位置が適正になるように車両を移動さ
せる。

ボトルのキャップをはずす

コンプレッサーからホースを取
りはずす

コンプレッサーのホースをボト
ルに取り付ける

ホース先端を時計回りにまわしてしっ
かりと最後までねじ込む。

5

6

7

78

378

7-2. 緊急時の対処法

コ ン プ レ ッ サ ー の ス イ ッ チ が
OFF であることを確認する

コンプレッサーの電源プラグを
はずす

コンプレッサーの電源プラグを
アクセサリーソケットに挿し込
む(→ P. 289)

タイヤの指定空気圧を確認する

運転席側の空気圧ラベルで確認するこ
とができます。(→ P. 326)

ハイブリッドシステムを始動する

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379

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

コンプレッサーのスイッチを ON
にし、パンク補修液と空気を充填
する

空気圧が指定空気圧になるまで
空気を充填する

スイッチ ON 直後は、パンク
補修液を注入するため、一時的
に空気圧計が上昇する

1分程度(低温の場合は 5 分
程度)で実際の空気圧表示にな

指定空気圧になるまで充填す

35 分以上充填しても指定空気圧に
ならない場合は、応急修理できませ
ん。トヨタ販売店にご連絡ください。

空気を入れすぎたときは、指定空気
圧になるまで空気を抜いてくださ
い。(→ P. 382, 418)

コ ン プ レ ッ サ ー の ス イ ッ チ を
OFF にする

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380

7-2. 緊急時の対処法

アクセサリーソケットから電源プラグを抜く
バルブからノズルを取り外す

ノズルを取りはずすときにパンク補修液が漏れる可能性があります。

空気圧逃がしボタンを押して、ボ
トル内部の圧力を抜く

ノズルのキャップを取り付ける

パンクしたタイヤのバルブキャップを取り付ける

ホースをボトルから取りはずし、
ボトルのキャップを取り付ける

お車が汚れるのを防ぐため、ボトルを
もとのビニール袋に入れ、袋を縛る。

いったん、ボトルとコンプレッサーをラゲージルームに収納する

タイヤ内のパンク補修液を均等に広げるために、ただちに約5 km、安
全に走行する(速度 80 km/h 以下)

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7

381

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

走行後、地面が固く平らで安全な
場所に停車し、コンプレッサーを
接続する

コンプレッサーのスイッチを ON
にして数秒間経過後、OFF にし
てから空気圧を確認する

空気圧が130 kpa (1.3 kg/cm

2

)

未満の場合:応急修理できませ
ん。トヨタ販売店にご連絡くださ
い。

空気圧が130 kpa (1.3 kg/cm

2

)

以上、

指定空気圧未満の場合: 

空気圧が指定空気圧(→ P. 418)の場合: 

 へ

コンプレッサーのスイッチをONにして指定空気圧まで空気を充填し、
再度約5 km 走行後にあらためて 

 から実施する

コンプレッサーをラゲージルームに収納します

急ブレーキ、急加速、急ハンドルを避け、慎重に 80 km/h 以下で運
転してトヨタ販売店へ行き、タイヤを修理または交換する

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7-2. 緊急時の対処法

空気を入れすぎてしまったとき

コンプレッサーのスイッチを ON にして数秒間経過後、スイッチを OFF にして
空気圧計を確認する
指定空気圧より低いときは、再度、コンプレッサーのスイッチを ON にし、指定
空気圧になるまで空気を充填してください。

応急修理後のタイヤのバルブについて

応急修理キットを使用したときは、タイヤのバルブを新品に交換してください。

応急修理キットの点検について

パンク補修液の有効期限の確認は定期的に行ってください。有効期限はボトルに
表示されています。
有効期限が切れたパンク補修液は使用しないでください。応急修理キットによる
修理が正常にできない場合があります。

応急修理キットについて

パンク補修液には有効期限があります。有効期限はボトルに表示されています。
有効期限が切れる前に新しいボトルに交換してください。交換については、ト
ヨタ販売店にご相談ください。

パンク補修液ボトル1本でタイヤ1本を1回応急修理できます。使用したパンク
補修液の交換は、トヨタ販売店にご相談ください。コンプレッサーは、くり返
し使用できます。

外気温度が− 30 ℃∼ 60 ℃のときに使用できます。

応急修理キット搭載車両の装着タイヤ専用です。指定タイヤサイズ以外のタイ
ヤや、他の用途には使用しないでください。

パンク補修液が衣服に付着すると、シミになる場合があります。

パンク補修液がホイールやボデーに付着した場合、放置すると取れなくなるお
それがあります。ぬれた布などですみやかにふき取ってください。

応急修理キット作動中は、大きな音がしますが故障ではありません。

タイヤ空気圧の点検や調整には使用しないでください。

知識

空気圧逃がしボタンを押して空気を抜く

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