Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 25

 

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Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 25

 

 

383

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

補修液を廃棄するときは

補修液には環境に有害な物質が含まれています。補修液のボトル、および補修液
の廃棄が必要な際は、トヨタ販売店、または都道府県知事の許可を受けた、専門
の廃棄物処理業者に処理をご依頼ください。

警告

タイヤがパンクしているときは

タイヤがパンクした状態で走行を続けないでください。
短い距離でもパンクしたタイヤで走行すると、タイヤおよびホイールが損傷し
修理できなくなります。パンクした状態で走行を続けると、タイヤ側面に円周
状の溝ができる場合があります。この状態で応急修理キットを使用すると、タ
イヤが破裂する危険があります。

応急修理キットについて

応急修理キットは指定の位置に収納してください。
急ブレーキ時などに応急修理キットが飛び出したりして破損したり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

応急修理キットはお客様の車専用です。他の車には使わないでください。他の
車に使うと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

指定タイヤサイズ以外のタイヤや他の用途には使用しないでください。パンク
修理が完全に行われず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

パンク補修液について

誤って飲み込むと健康に害があります。その場合はできるだけたくさんの水を
飲み、ただちに医師の診察を受けてください。

もし目に入ったり、皮膚に付着したりした場合には、水でよく洗い流してくだ
さい。それでも異常を感じたときは、医師の診察を受けてください。

384

7-2. 緊急時の対処法

警告

パンクしたタイヤを応急修理するとき

車両を安全で平坦な場所に停止させてください。

走行直後、ホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のホイールやブレーキまわりは高温になっている可能性があるため
手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

タイヤを車両に取り付けた状態で、バルブとホースをしっかりと接続してくだ
さい。

接続が不十分な場合、空気がもれたり、パンク補修液が飛散したりするおそれ
があります。

充填中にホースがはずれると、圧力でホースが急に動くおそれがあり危険で
す。

充填後、ホースを取りはずすときや空気を抜くときにパンク補修液が飛散する
場合があります。

作業手順に従って応急修理を行ってください。
手順どおりに行わないとパンク補修液が噴出する場合があります。

破裂の危険があるので、応急修理キット作動中は補修中のタイヤから離れてく
ださい。タイヤに亀裂や変形が発生している場合、ただちにコンプレッサーの
スイッチを OFF にし、修理を中止してください。

応急修理キットは長時間作動させるとオーバーヒートする可能性があります。
40 分以上連続で作動させないでください。

応急修理キットが作動すると部分的に熱くなります。使用中または使用後の取
り扱いには注意してください。

速度制限シールは指定位置以外に貼らないでください。ハンドルのパッド部分
などの SRS エアバッグ作動部に速度制限シールを貼ると、SRS エアバッグ
が正常に作動しなくなるおそれがあります。

385

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

補修液を均等に広げるための運転について

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害を受け
たり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

低速で慎重に運転してください。特にカーブや旋回時には注意してください。

車がまっすぐ走行しなかったり、ハンドルをとられたりする場合は、停車し、
次のことを確認してください。

・ タイヤを確認してください。タイヤがホイールからはずれている可能性が

あります。

・ 空気圧を確認してください。130kPa

未満の場合は、タイヤが大きなダ

メージを受けている可能性があります。

注意

応急修理をするとき

タイヤに刺さった釘やネジを取り除かずに応急修理を行ってください。
取り除いてしまうと、応急修理キットでは応急修理ができなくなる場合があり
ます。

応急修理キットに防水機能はありません。降雨時などは、水がかからないよう
にして使用してください。

砂地などの砂ぼこりの多い場所に直接置いて使用しないでください。砂ぼこり
などを吸い込むと、故障の原因になります。

パンク補修液のボトルを逆さまにして使用しないでください。コンプレッサー
の故障の原因になります。

応急修理キットについて

応急修理キットは DC12V 専用です。他の電源での使用はできません。

応急修理キットにガソリンがかかると、劣化するおそれがあります。ガソリン
がかからないようにしてください。

応急修理キットはビニール袋に入れて砂ぼこりや水を避けて収納してくださ
い。

応急修理キットは指定の位置に収納し、お子さまが誤って手をふれないようご
注意ください。

分解・改造などは絶対にしないでください。また、圧力計などに衝撃を与えな
いでください。故障の原因になります。

386

7-2. 緊急時の対処法

パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)

地面が固く平らで安全な場所に移動する

パーキングブレーキをかける

シフトレバーを P にする

ハイブリッドシステムを停止する

非常点滅灯を点滅させる(→ P. 353)

パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。

(タイヤについての詳しい説明は P. 325 を参照してください)

警告

タイヤがパンクしたときは

パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。

ジャッキで車体を持ち上げる前に

387

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

工具とジャッキ位置

けん引フック

ホイールナットレンチ

ジャッキ

ジャッキハンドル

応急用タイヤ

388

7-2. 緊急時の対処法

警告

ジャッキの使用について

次のことをお守りください。
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。

備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない

車内に人を乗せたまま車を持ち上げない

ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない

ジャッキで支えられている車の下に体を入れない

車がジャッキで支えられている状態で、ハイブリッドシステムを始動したり車
を走らせない

車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない

車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない

車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する

車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけ
てから下げる

ジャッキはジャッキセット位置に正しく
かける(→ P. 390)

389

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

デッキボードを取りはずす(→ P. 284)

ジャッキを取り出す

デッキボードを取りはずす(→ P. 284)

クッションを取りはずす

留め具を取りはずし、応急用タイ
ヤを取り出す

ジャッキの取り出し方

1
2

応急用タイヤの取り出し方

1
2

3

警告

応急用タイヤを収納するとき

ボデーと応急用タイヤとのあいだに、指などを挟まないように注意してくださ
い。

390

7-2. 緊急時の対処法

輪止め

をする

輪止めは、トヨタ販売店で購入する
ことができます。

ナットを少し(約 1 回転)ゆるめ

ジャッキ頭部の凹み部が、ジャッ
キセット位置の中央あたりに軽
くあたるまで、ジャッキの

を手でまわす。

パンクしたタイヤの交換

1

パンクしたタイヤ

輪止めの位置

前輪

左側

右側後輪うしろ

右側

左側後輪うしろ

後輪

左側

右側前輪前

右側

左側前輪前

2

3

391

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ホイールナットレンチをジャッ
キハンドルに組み付ける

タイヤが地面から少し離れるま
で、車体を上げる

ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす

タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの表面に傷が付かないよう表面
を上にします。

4

5

6

392

7-2. 緊急時の対処法

警告

タイヤ交換について

走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているため、タイ
ヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

次のことをお守りいただかないとナットがゆるみ、ホイールがはずれ落ち、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

・ ホイールの交換後は、すぐに 103N・m(1050kgf・cm)の力でナット

を締める

・ タイヤの取り付けには、使用しているホイール専用のナットを使用する
・ ボルトやナットのねじ部や、ホイールのボルト穴につぶれや亀裂などの異

常がある場合は、トヨタ販売店で点検を受ける

・ ナットを取り付けるときは、必ずテーパー部を内側にして取り付ける

(→ P. 328)

393

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ホイール接触面の汚れをふき取

ホイール接触面が汚れていると、走行
中にナットがゆるみ、タイヤがはずれ
るおそれがあります。

応急用タイヤを取り付け、タイヤががたつかない程度まで手でナット
を仮締めする

ナットのテーパー部がホイール
のシート部に軽くあたるまでま
わします。

車体を下げる

図の番号順でナットを 2、3 度
しっかり締め付ける

締め付けトルク:
103N・m(1050kgf・cm)

すべての工具・ジャッキ・パンクしたタイヤを収納する

応急用タイヤの取り付け

1

2

テーパー部

シート部

3

4

5

394

7-2. 緊急時の対処法

応急用タイヤについて

タイヤの側面に TEMPORARY USE ONLY と書かれています。応急用にのみ
使用してください。

空気圧を必ず点検してください。(→ P. 418)

応急用タイヤを装着しているとき

標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなっています。

雪道・凍結路で前輪がパンクしたとき

後輪を応急用タイヤに交換する

パンクした前輪をはずした後輪に交換する

タイヤチェーンを前輪に装着する

知識

1

2

3

警告

応急用タイヤを使用するとき

お客様のお車専用になっているため、他の車には使用しないでください。

同時に 2 つ以上の応急用タイヤを使用しないでください。

できるだけ早く通常のタイヤと交換してください。

急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避けてください。

摩耗限度(トレッドウェアインジケーターまたはスリップサイン)をこえて使
用しないでください。

応急用タイヤを装着しているとき

正確な車両速度が検出できない場合があり、次のシステムが正常に作動しなく
なるおそれがあります。

・ ABS
・ ブレーキアシスト
・ VSC
・ TRC
・ EPS
・ オートマチックハイビーム

・ PCS
・ LDA(ステアリング制御付き車線逸

脱警報)

・ レーダークルーズコントロール

(全車速追従機能付き)

・ BSM

・ クリアランスソナー

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

395

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

応急用タイヤ使用時の速度制限

応急用タイヤを装着しているときは、80km/h 以上の速度で走行しないでくだ
さい。
応急用タイヤは、高速走行に適していないため、思わぬ事故につながるおそれ
があり危険です。

ジャッキや工具を使用したあとは

走行前に正しい位置に格納されているか確認してください。正しく格納されて
いないと、事故や急ブレーキの際、重大な傷害につながるおそれがあり危険で
す。

注意

応急用タイヤ装着中は段差に注意

応急用タイヤ装着中は、標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなっています。
段差を乗りこえるときは注意してください。

応急用タイヤ使用時のタイヤチェーン装着

応急用タイヤには、タイヤチェーンを装着しないでください。
タイヤチェーンが車体側にあたり、走行に悪影響をおよぼしたりするおそれが
あります。

396

7-2. 緊急時の対処法

ハイブリッドシステムが始動できないときは

次の原因が考えられます。

電子キーが正常に働いていない可能性があります。(→ P. 399)

燃料が入っていない可能性があります。
給油してください。(→ P. 68)

イモビライザーシステムに異常がある可能性があります。(→ P. 73)

ステアリングロックシステムに異常がある可能性があります。

電子キーの電池切れやヒューズ切れなど、電気系統異常の可能性があ
ります。異常の種類によっては、ハイブリッドシステムを一時的な処
置で始動することができます。(→ P. 397)

駆動用電池の温度が著しく低い(およそ− 30 ℃以下)可能性がありま
す。(→ P. 68, 153)

次の原因が考えられます。

補機バッテリーあがりの可能性があります。(→ P. 401)

補機バッテリーのターミナルがゆるんでいる可能性があります。

次の原因が考えられます。

補機バッテリーあがりの可能性があります。(→ P. 401)

補機バッテリーのターミナルがはずれている可能性があります。

対処の方法がわからないとき、あるいは対処をしてもハイブリッドシステムが始動
できないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

ハイブリッドシステムが始動できない原因は状況によって異なります。
次のことをご確認いただき、適切に対処してください。

正しいハイブリッドシステムの始動方法(→ P. 150)に従っても始動
できない

室内灯・ヘッドランプが暗い/ホーンの音が小さい、または鳴らない場合

室内灯・ヘッドランプが点灯しない/ホーンが鳴らない場合

397

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

通常のハイブリッドシステム始動操作でハイブリッドシステムが始動しな
いときは、次の手順でハイブリッドシステムが始動する場合があります。
緊急時以外は、この方法で始動させないでください。

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

パワースイッチをアクセサリーモードにする

ブレーキペダルをしっかり踏んでパワースイッチを約 15 秒以上押し
続ける

上記の方法でハイブリッドシステムが始動しても、システムの故障が考
えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

緊急始動機能

1
2
3
4

398

7-2. 緊急時の対処法

電子キーが正常に働かないときは

メカニカルキー(→ P. 99)を使って次の操作ができます。

全ドア施錠

ドアガラスが閉まる(まわし続け
る)

全ドア解錠

ドアガラスが開く(まわし続け
る)

トヨタ販売店での設定変更が必要で
す。(→ P. 419)

電子キーと車両間の通信がさまたげられたり(→ P. 116)、電子キーの
電池が切れたときは、スマートエントリー&スタートシステムとワイヤ
レスリモコンが使用できなくなります。このような場合、次の手順でド
アを開けたり、ハイブリッドシステムを始動したりすることができます。

ドアの施錠・解錠

 

 

 

 

 

 

 

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