Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese - part 43

 

  Index      Toyota     Toyota Prius PHV (2017 year) - manual japanese

 

Search            

 

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  41  42  43  44   ..

 

 

Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese - part 43

 

 

671

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける

空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。

いったん、ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルームに
収納する

タイヤ内のパンク補修液を均等に広げるために、ただちに約 5km、速
度 80km/h 以下で安全に走行する

走行後、平坦な場所に停車して再
度、応急修理キットを接続する

ボトルのホースを接続する前に、空気
逃がしキャップを取りはずしてくださ
い。

コンプレッサーのスイッチを数秒間 ON にしてから再度 OFF し、空
気圧を確認する

空気圧が130kPa(1.3kg/cm

2

未満の場合:応急修理できませ
ん。トヨタ販売店にご連絡くださ
い。

空気圧が130kPa

(1.3kg/cm

2

以上、指定空気圧未満の場合:
手順

空気圧が指定空気圧

(→P. 703)

の場合:手順

17

18

19

20

21

1

2

22

3

23 

672

8-2. 緊急時の対処法

コンプレッサーのスイッチをONにして指定空気圧まで空気を充填し、
再度、約 5km 走行後にあらためて手順

から実施する

ボトルのホース先端に空気逃が
しキャップを取り付ける

空気逃がしキャップを取り付けないと
パンク補修液がもれ、車や衣服などが
汚れる可能性があります。

ボトルとコンプレッサーを接続したままラゲージルームに収納する

急ブレーキ・急加速・急ハンドルを避け、約 100km 走行以内、かつ
80km/h 以下の速度で、トヨタ販売店まで慎重に運転する

タイヤの修理・交換、応急修理キットの処理についてはトヨタ販売店にご相談くだ
さい。

トヨタ販売店にてタイヤを修理・交換するときに、パンク補修液注入済みであるこ
とを必ずお伝えください。

22

20

23 

24
25

673

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

空気を入れすぎてしまったときは

タイヤからボトルのホースを取りはずす

ボトルのホースから空気逃がしキャップを取りはずし、ホースを再接続する

コンプレッサーのスイッチを数秒間 ON にし、OFF にしてから空気圧計を確認
する

指定空気圧より低いときは、再度コンプレッサーのスイッチを ON にし、指定空
気圧になるまで空気を充填してください。

応急修理後のタイヤのバルブについて

応急修理キットを使用したときは、タイヤのバルブを新品に交換してください。

応急修理キットの点検について

パンク補修液の有効期限の確認は定期的に行ってください。
有効期限はボトルに表示されています。
有効期限が切れたパンク補修液は使用しないでください。応急修理キットによる
修理が正常にできない場合があります。

補修液を廃棄するときは

補修液には環境に有害な物質が含まれています。補修液のボトル、および補修液
の廃棄が必要な際は、トヨタ販売店、または都道府県知事の許可を受けた、専門
の廃棄物処理業者に処理をご依頼ください。

知識

ボトルのホース先端に空気逃がしキャッ
プを取り付け、キャップの突起部をタイヤ
のバルブに押しあて、空気を抜く

1

2

3

4

674

8-2. 緊急時の対処法

応急修理キットについて

応急修理キットは自動車タイヤの空気充填用です。

パンク補修液には有効期限があります。有効期限はボトルに表示されています。
有効期限が切れる前に新しいボトルに交換してください。交換についてはトヨタ
販売店にご相談ください。

パンク補修液ボトル1本でタイヤ1本を1回応急修理できます。使用したパンク
補修液の交換は、トヨタ販売店にご相談ください。コンプレッサーは、くり返
し使用できます。

外気温が−40℃∼60℃のときに使用できます。

応急修理キット搭載車両の装着タイヤ専用です。指定タイヤサイズ以外のタイ
ヤや、他の用途には使用しないでください。

パンク補修液が衣服に付着するとシミになる場合があります。

パンク補修液がホイールやボデーに付着した場合、放置すると取れなくなるお
それがあります。ぬれた布などですみやかにふき取ってください。

応急修理キット作動中は、大きな音がしますが故障ではありません。

タイヤ空気圧の点検や調整には使用しないでください。

675

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

警告

タイヤがパンクしているときは

タイヤがパンクした状態で走行を続けないでください。
短い距離でもパンクしたタイヤで走行すると、タイヤおよびホイールが損傷し
修理できなくなります。パンクした状態で走行を続けると、タイヤ側面に円周
状の溝ができる場合があります。この状態で応急修理キットを使用すると、タ
イヤが破裂する危険があります。

応急修理キットについて

応急修理キットは指定の位置に収納してください。
急ブレーキ時などに応急修理キットが飛び出したりして破損したり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

応急修理キットはお客様の車専用です。他の車には使わないでください。他の
車に使うと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

指定タイヤサイズ以外のタイヤや他の用途には使用しないでください。パンク
修理が完全に行われず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

パンク補修液について

誤って飲み込むと健康に害があります。その場合はできるだけたくさんの水を
飲み、ただちに医師の診察を受けてください。

もし目に入ったり、皮膚に付いたりした場合には、水でよく洗い流してくださ
い。それでも異常を感じたときは、医師の診察を受けてください。

676

8-2. 緊急時の対処法

警告

パンクしたタイヤを応急修理するときは

車両を安全で平坦な場所に停止させてください。

走行直後、ホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のホイールやブレーキまわりは高温になっている可能性があるため
手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

タイヤを車両に取り付けた状態で、バルブとボトルのホースをしっかりと接続
してください。ホースの接続が不十分な場合、空気がもれたり、パンク補修液
が飛散したりするおそれがあります。

パンク補修液注入中にボトルのホースがはずれると、圧力でホースが暴れ大変
危険です。

空気充填後は、ボトルのホースを取りはずすときや空気を抜くときにパンク補
修液が飛散する場合があります。

作業手順に従って応急修理を行ってください。
手順どおりに行わないとパンク補修液が噴出する場合があります。

破裂の危険があるので、応急修理キット作動中は補修中のタイヤから離れてく
ださい。タイヤに亀裂や変形が発生している場合、ただちにコンプレッサーの
スイッチを OFF にし、修理を中止してください。

応急修理キットは長時間作動させるとオーバーヒートする可能性があります。
40 分以上連続で作動させないでください。

応急修理キットが作動すると部分的に熱くなります。使用中または使用後の取
り扱いには注意してください。ボトルとコンプレッサー接続箇所付近の金属部
分は特に熱くなるのでふれないでください。

速度制限シールは指定位置以外に貼らないでください。ハンドルのパッド部分
などの SRS エアバッグ作動部に速度制限シールを貼ると、SRS エアバッグ
が正常に作動しなくなるおそれがあります。

補修液を均等に広げるための運転について

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害を受け
たり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

低速で慎重に運転してください。特にカーブや旋回時には注意してください。

車がまっすぐ走行しなかったり、ハンドルをとられたりする場合は、運転を中
止し、次のことを確認してください。

・ タイヤを確認してください。タイヤがホイールからはずれている可能性が

あります。

・ 再度、空気圧を測ってください。130kPa 未満の場合はタイヤが大きなダ

メージを受けている可能性があります。

677

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

注意

応急修理をするときは

タイヤに刺さった釘やネジを取り除かずに応急修理を行ってください。
取り除いてしまうと、応急修理キットでは応急修理ができなくなる場合があり
ます。

応急修理キットに防水機能はありません。降雨時などは、水がかからないよう
にして使用してください。

砂地などの砂ぼこりの多い場所に直接置いて使用しないでください。砂ぼこり
などを吸い込むと、故障の原因になります。

応急修理キットについて

応急修理キットは DC12V 専用です。他の電源での使用はできません。

応急修理キットにガソリンがかかると劣化するおそれがあります。ガソリンが
かからないようにしてください。

応急修理キットはビニール袋に入れて砂ぼこりや水を避けて収納してくださ
い。

応急修理キットは指定の位置に収納し、お子さまが誤って手をふれないようご
注意ください。

分解・改造などは絶対にしないでください。また、空気圧計などに衝撃を与え
ないでください。故障の原因になります。

678

8-2. 緊急時の対処法

ハイブリッドシステムが始動できないときは

次の原因が考えられます。

充電ケーブル、またはヴィークルパワーコネクタ

が車両に接続され

ていないか確認してください。(→ P. 138, 201)

電子キーが正常に働いていない可能性があります。

(→ P. 681)

燃料が入っていない可能性があります。
給油してください。(→ P. 81)

イモビライザーシステムに異常がある可能性があります。

(→P. 62)

シフト制御システムに異常がある可能性があります。

(→ P. 361, 661)

電子キーの電池切れやヒューズ切れなど、電気系統異常の可能性があ
ります。異常の種類によっては、ハイブリッドシステムを一時的な処
置で始動することができます。(→ P. 679)

駆動用電池の温度が著しく低い(およそ− 30 ℃以下)可能性がありま
す。(→ P. 81, 360)

シフトポジションを P から切りかえることができない可能性があります。

次の原因が考えられます。

補機バッテリーあがりの可能性があります。(→ P. 684)

補機バッテリーのターミナルがゆるんでいる可能性があります。

(→ P. 685)

ハイブリッドシステムが始動できない原因は状況によって異なります。
次のことをご確認いただき、適切に対処してください。

正しいハイブリッドシステムの始動方法(→ P. 357)に従っても始動
できない

室内灯・ヘッドランプが暗い/ホーンの音が小さい、または鳴らない場合

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

679

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

次の原因が考えられます。

補機バッテリーあがりの可能性があります。(→ P. 684)

補機バッテリーのターミナルがはずれている可能性があります。

(→ P. 685)

対処の方法がわからないとき、あるいは対処をしてもハイブリッドシステムが始動
できないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

通常のハイブリッドシステム始動操作でハイブリッドシステムが始動しな
いときは、次の手順でハイブリッドシステムが始動する場合があります。
緊急時以外は、この方法で始動させないでください。

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

パワースイッチをアクセサリーモードにする

ブレーキペダルをしっかり踏んでパワースイッチを約 15 秒以上押し
続ける

上記の方法でハイブリッドシステムが始動しても、システムの故障が考
えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

急速充電後にハイブリッドシステムを始動できなくなったとき

P. 154 の記載に従って、対処してください。

室内灯・ヘッドランプが点灯しない/ホーンが鳴らない場合

緊急始動機能

知識

1
2
3

680

8-2. 緊急時の対処法

電子キーが正常に働かないときは

メカニカルキー(→ P. 303)を使って次の操作ができます。

全ドア施錠

ドアガラスが閉まる

(まわし続ける)

全ドア解錠

ドアガラスが開く

(まわし続ける)

トヨタ販売店での設定変更が必要で
す。(→ P. 704)

電子キーと車両間の通信がさまたげられたり(→ P. 321)、電子キーの
電池が切れたときは、スマートエントリー&スタートシステムとワイヤ
レスリモコンが使用できなくなります。このような場合、次の手順でド
アを開けたり、ハイブリッドシステムを始動したりすることができます。

ドアの施錠・解錠

1
2

3
4

681

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

ブレーキペダルを踏む

電子キーのトヨタエンブレム面
で、パワースイッチにふれる

電子キーを認識するとブザーが鳴り、
ON モードへ切りかわります。

カスタ マイズ機能で スマートエ ント
リー&スタートシステムを非作動にし
たときは、アクセサリーモードへ切り
かわります。

ブレーキペダルをしっかり踏み
込んで、マルチインフォメーショ

ンディスプレイに 

 が表示

されていることを確認する

パワースイッチを押す

処置をしても作動しないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

ハイブリッドシステム始動の方法

1
2

3

4

682

8-2. 緊急時の対処法

充電リッドの施錠

充電リッドを閉める(→ P. 94)

メカニカルキーを使ってドアを施錠する(→ P. 680)

の手順を逆に行った場合も、充電リッドが施錠されます。

充電リッドの解錠

メカニカルキーを使ってドアを解錠する(→ P. 680)

充電リッドを開ける(→ P. 94)

充電コネクターの施錠

メカニカルキーを使ってドアを解錠する(→ P. 680)

充電リッドを開ける(→ P. 94)

充電コネクターを充電インレットに挿し込む(→ P. 140)

コネクターロックスイッチを押す(→ P. 140)

充電コネクターが施錠されます。

充電コネクターの解錠

メカニカルキーを使ってドアを解錠する(→ P. 680)

コネクターロックスイッチを押す(→ P. 142)

充電コネクターが解錠されます。

充電リッドの施錠・解錠

充電コネクターの施錠・解錠

1
2

1

2

1
2

1
2
3
4

1
2

683

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

ハイブリッドシステム停止のしかた

通常のハイブリッドシステム停止のしかたと同様に、パーキングブレーキをか
け、シフトポジションを P にして、パワースイッチを押します。

電池交換について

ここで説明しているハイブリッドシステムの始動方法は一時的な処置です。電池
が切れたときは、ただちに電池の交換をおすすめします。(→ P. 624)

オートアラームについて

メカニカルキーで施錠した場合、オートアラームが設定されません。

パワースイッチのモードの切りかえ

ハイブリッドシステム始動方法の手順

で、ブレーキペダルから足を離してパ

ワースイッチを押すと、ハイブリッドシステムが始動せず、スイッチを押すごと
にモードが切りかわります。(→ P. 359)

電子キーが正常に働かない場合

車両カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムの設定を確認
し、非作動になっている場合には、作動可能に設定変更してください。

(→ P. 704)

電子キーが節電モードに設定されていないことを確認してください。
設定されている場合は解除してください。(→ P. 320)

知識

警告

メカニカルキーを使ってドアガラスを操作するとき

ドアガラスに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してください。
またお子さまには、メカニカルキーによる操作をさせないでください。お子さま
や他の人がドアガラスに挟まれたり巻き込まれたりするおそれがあります。

3

684

8-2. 緊急時の対処法

補機バッテリーがあがったときは

ブースターケーブルと 12V のバッテリー付き救援車があれば、次の手順
に従って、ハイブリッドシステムを始動させることができます。

電子キーを携帯していることを
確認する

ブ ー ス タ ー ケ ー ブ ル 接 続 時、場 合 に
よっては、オートアラームが作動し自
動的にドアが施錠されます。

(→P. 65)

ボンネットを開ける(→ P. 594)

エンジン上部のカバーをはずす

両端をつかんで垂直に持ち上げると、
カバーがはずれます。

補機バッテリーがあがった場合、次の手順でハイブリッドシステムを始
動することができます。

1

2
3

685

8-2. 緊急時の対処法

8

万一の場合には

補機バッテリーの + 端子のカバーをはずし、ブースターケーブルを次
の順につなぐ

赤色のブースターケーブルを自車の補機バッテリーの + 端子につな

赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテリーの
+端子につなぐ

黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につなぐ

黒色のブースターケーブルのもう一方の端を補機バッテリーから離
れた、未塗装の金属部(図に示すような固定された部分)につなぐ

救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約 5 分間自車の補
機バッテリーを充電する

救援車のエンジン回転を維持したまま、パワースイッチをいったんON
モードにしてからハイブリッドシステムを始動する

READY インジケーターが点灯することを確認する

点灯しない場合はトヨタ販売店にご連絡ください。

ハイブリッドシステムが始動したら、ブースターケーブルをつないだ
ときと逆の順ではずす

ブースターケーブルをはずしたあとは、バッテリー + 端子のカバーをもとにもど
してください。

エンジン上側のカバーをもとどおりに取り付ける

取りはずしたときと逆の手順で、エンジン上部のカバーを取り付けます。取り付け
後は、固定ピンが確実にはめ込まれていることを確認してください。

ハイブリッドシステムが始動しても、早めにトヨタ販売店で点検を受け
てください。

4

1

2

3
4

5

6

7

8

9

686

8-2. 緊急時の対処法

補機バッテリーの+端子カバーを開くとき

補機バッテリーあがり時の始動について

この車両は、押しがけによる始動はできません。

補機バッテリーあがりを防ぐために

ハイブリッドシステムが停止しているときは、ランプやエアコンの電源を切っ
てください。

渋滞などで長時間止まっているときは、不必要な電装品の電源を切ってくださ
い。

補機バッテリーがあがってしまったときは

コンピューターに記憶されている情報が消去されます。補機バッテリーがあ
がったときはトヨタ販売店で点検を受けてください。

初期設定が必要な機能があります。(→ P. 714)

補機バッテリー端子をはずすときは

補機バッテリー端子をはずすと、コンピューターに記憶されている情報が消去さ
れます。補機バッテリー端子をはずすときは、トヨタ販売店にご相談ください。

補機バッテリーの充電について

補機バッテリーの電力は、車両を使用していないあいだも、一部の電装品による
消費や自然放電のために、少しずつ消費されています。そのため、車両を長期間
放置すると、補機バッテリーがあがってハイブリッドシステムを始動できなくな
るおそれがあります。(補機バッテリーはハイブリッドシステムの作動中に自動
で充電されます)

知識

図に示す位置を両側から押しながら、カバー
の先端を持ち上げます。

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  41  42  43  44   ..