Toyota Premio (2016 year). Manual japanese - part 14

 

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Toyota Premio (2016 year). Manual japanese - part 14

 

 

207

4

運転

4-6. 運転支援装置について

センサーの感知範囲について

インテリジェントクリアランスソナーの感知範囲は、クリアランスソナーの感知
範囲(→ P. 197)とは異なります。
そのため、クリアランスソナーが障害物との接近をお知らせしても、インテリ
ジェントクリアランスソナーは作動を開始していない場合があります。

システムが作動したとき

システム作動により車両が停止した場合、インテリジェントクリアランスソナー
が停止して、ICS OFF 表示灯が点灯します。

システムの復帰について

システム作動によりインテリジェントクリアランスソナーが停止したときに、イ
ンテリジェントクリアランスソナーを復帰させたい場合は、再度、インテリジェ
ントクリアランスソナーを ON にし停止を解除(

P. 203)するか、エンジン

スイッチをいったん OFF にしてから再度、ON モードにしてください。
また、進行方向の障害物がなくなった状態で車両を走行させたとき、または車両
の進行方向が入れかわった(前進から後退、または後退から前進に切りかえた)
ときはシステムが自動的に復帰します。

センサーが感知しない障害物について

次のような障害物は、センサーが感知しない場合があります。

人や綿、雪など音波を反射しにくいもの

(特に人は衣類の種類によっても感知できない場合があります)

地面に対して垂直でないもの、車両進行方向に対して直角でないもの、凸凹な
もの、波打っているもの

背の低いもの

針金・フェンス・ロープ・標識の支柱などの細いもの

バンパーに非常に近いもの

クリアランスソナーのブザーについて

クリアランスソナーの ON / OFF に関係なく(

P. 193)、インテリジェント

クリアランスソナーを停止させていなければ(

P. 203)、前側センサーまた

はうしろ側センサーが障害物を感知してブレーキ制御が作動すると、クリアラン
スソナーのブザーも鳴り、障害物とのおよその距離をお知らせします。

知識

208

4-6. 運転支援装置について

衝突の可能性がなくてもシステムが作動する状況

次のような状況では、衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合がありま
す。

周辺環境の影響

・ 垂れ幕や旗、垂れ下がった枝、遮断機(踏切のバー・ETC のバー・駐車場の

バーなど)に向かって走行するとき

・ 道路脇に障害物があったとき(狭いトンネル・狭い鉄橋・狭い道路などを走

行したとき)

・ 縦列駐車時
・ 地面にわだちや穴がある場合
・ 排水溝などの金属のフタ(グレーチング)走行時
・ 急な登坂路を走行するとき
・ 冠水している道路でセンサーに水が被ったとき

天候の影響

・ センサーに氷・雪・泥などが付着したとき(取り除けば、正常に復帰します)
・ どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったとき
・ 霧・雪・砂嵐などの悪天候の状況

他の音波の影響

・ 他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・車両感

知器・他車のクリアランスソナーなど超音波を発生するものが付近にいたと

・ センサー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート < 特に蛍光灯タイ

プ >・フォグランプ・フェンダーポール・無線アンテナなど)を取り付けたとき

・ 狭い道路を走行するとき

・ 砂利道・草むらなどを走行するとき

209

4

運転

4-6. 運転支援装置について

車両の変化

・ 車両姿勢が大きく傾いたとき
・ 積載状況などにより車高が著しく変化した場合(ノーズアップ・ノーズダウ

ンなど)

・ 衝突などで、センサーの方向ズレが発生したとき

万一、踏切などでインテリジェントクリアランスソナーが誤って作動したとき

万一、踏切などでインテリジェントクリアランスソナーが誤って作動しても、ブ
レーキ制御は約 2 秒で解除されるため、そのまま前進することで脱出できます。
また、ブレーキペダルを踏んでも、ブレーキ制御は解除されるため、再度アクセ
ルペダルを踏むことで前進し、脱出できます。

システムが正常に作動しないおそれのある状況

次のような状況では、システムが正常に作動しない場合があります。

周辺環境の影響

・ 感知できる障害物と車両のあいだに、感知できない障害物がある場合
・ 車・二輪車・自転車・歩行者などの障害物が車両の横から割り込んだり、飛

び出してきたとき

天候の影響

・ センサーに氷・雪・泥などが付着したとき(取り除けば、正常に復帰します)
・ どしゃぶりの雨や水しぶきがかかったとき
・ 霧・雪・砂嵐などの悪天候の状況

・ 炎天下や寒冷時でセンサー周辺部が著

しく高温または低温の場合

・ 風が強いとき

210

4-6. 運転支援装置について

他の音波の影響

・ 他車のホーン・オートバイのエンジン音・大型車のエアブレーキ音・車両感

知器・他車のクリアランスソナーなど超音波を発生するものが付近にいたと

・ センサー付近に市販の電装部品(字光式ナンバープレート < 特に蛍光灯タイ

プ >・フォグランプ・フェンダーポール・無線アンテナなど)を取り付けたとき

車両の変化

・ 車両姿勢が大きく傾いたとき
・ 積載状況などにより車高が著しく変化した場合(ノーズアップ・ノーズダウ

ンなど)

・ 衝突などで、センサーの方向ズレが発生したとき

バッテリーを脱着したとき

システムを初期化する必要があります。
約 35km/h 以上の車速で 5 秒以上直進走行することで初期化できます。

マルチインフォメーションディスプレイに「ICS 現在使用できません」が表示さ
れ ICS OFF 表示灯が点滅したとき

センサー部に氷・雪・泥などが付着していることが考えられます。
この場合はセンサーの氷・雪・泥などを取り除けば、正常に復帰します。
また、低温時にはセンサーの凍結などにより異常表示が出たり、障害物があっ
ても感知しないことがあります。氷が解ければ、正常に復帰します。

センサーの汚れを取り除いても表示が出るとき、センサーが汚れていなくても
表示が出るときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。

バッテリーを脱着したあとにシステムの初期化がされていないことが考えられ
ます。システムの初期化を行ってください。

マルチインフォメーションディスプレイに「ICS故障 販売店で点検してください」
が表示され ICS OFF 表示灯が点滅しブザーが鳴ったとき

システムが正常に作動しなくなっているおそれがあります。
トヨタ販売店で点検してください。

211

4

運転

4-6. 運転支援装置について

警告

安全にお使いいただくために

システムを過信しないでください。システムを過信すると思わぬ事故につなが
るおそれがあり危険です。

安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転
に努めてください。インテリジェントクリアランスソナーは衝突緩和という支
援ができる場合がありますが、状況によっては作動しない場合もあります。

インテリジェントクリアランスソナーは、完全に車両を停止させるシステムで
はありません。また、車両を停止させることができたとしても、ブレーキ制御
は約 2 秒で解除されるため、すぐにブレーキペダルを踏んでください。

システムを正しく作動させるために

センサー(

P. 203)について、次のことをお守りください。お守りいただ

かないと、センサーが正しく作動せず、思わぬ事故につながるおそれがあり危
険です

改造・分解・塗装などをしない

純正品以外に交換しない

センサー周辺へ衝撃を与えない

センサーに傷を付けたりせずに、常にきれいにしておく

サスペンションの取り扱いについて

車高や車の傾きが変化すると、センサーが障害物を正しく感知できなくなり、
システムが作動しなくなったり、不要に作動してしまう場合があるため、サス
ペンションの改造はしないでください。

212

4-6. 運転支援装置について

注意

センサーの故障を防ぐために

センサー周辺に衝撃を受けたときは、センサーの故障などにより装置が正常に
作動しなくなっているおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。

高圧洗車機を使用して洗車するときは、センサー部に直接水をあてないでくだ
さい。強い水圧により衝撃が加わり、正常に作動しなくなるおそれがあります。

スチームを使用した洗車機などで洗車するときは、スチームをセンサー部に近
付けすぎないようにしてください。スチームにより、正常に作動しなくなるお
それがあります。

不要な作動を防ぐために

次のときは、インテリジェントクリアランスソナーを OFF にしてください。
衝突の可能性がなくてもシステムが作動する場合があります。

点検などで、シャシーローラー・シャシーダイナモ・フリーローラーなどを使
用する場合

船舶・トラックなどへ積載する際の進入時

ローダウンサスペンションや、純正と異なるサイズのタイヤを取り付けた場合

積載状況などにより車高が著しく変化した場合(ノーズアップ・ノーズダウン
など)

けん引フックを取り付けた場合

213

4

運転

4-6. 運転支援装置について

Stop & Start System

エンジンが停止する

シフトレバーを D・S・B で走行
中、ブレーキペダルを踏み車両を
完全に停止させると、エンジンが
自動的に停止します。

Stop & Start 表示灯がマルチイン
フォメーションディスプレイに点灯
します。

エンジンが再始動する

ブレーキペダルから足を離すと、エンジンが再始動します。

Stop & Start 表示灯が消灯します。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

赤信号や交差点などの一時的な停車中、燃費向上やアイドリング騒音低
減のため、エンジンスイッチを操作することなく、ブレーキペダルなど
の操作によってエンジンを停止・再始動させるシステムです。

D・S・B レンジアイドリングストップ

214

4-6. 運転支援装置について

エンジンが停止する 

ブレーキペダルを踏み、車両を完全に停止させる

シフトレバーを N にすると、エ
ンジンが自動的に停止します。

(→ P. 139)

エンジンが停止し Stop  & Start
表示灯がマルチインフォメーション
ディスプレイに点灯します

D・S・B レンジアイドリングストッ
プ状態で、シフトレバーを P または
N にしても、エンジンの停止状態は
継続されます。

エンジンが再始動する

シフトレバーを D・S・B・R のいずれかにすると、エンジンが再始動
します。(→ P. 139)

シフトレバーの操作はブレーキペダルを踏んで行ってください。
エンジンが再始動し、Stop & Start 表示灯が消灯します。

Stop & Start システムを非作動に
するには Stop & Start キャンセル
スイッチを押す

Stop & Start キャンセル表示灯がマ
ルチインフォメーションディスプレイ
に点灯します。

もう一度 Stop & Start キャンセルス
イッチを押すと、作動可能状態にもど
り、Stop & Start キャンセル表示灯が
消灯します。

P・N レンジアイドリングストップ

1
2

Stop & Start システムを非作動にするには

215

4

運転

4-6. 運転支援装置について

Stop & Start システムの自動再開

Stop & Start システムを Stop & Start キャンセルスイッチによっ
て非作動にしていても、一度エンジンスイッチを“LOCK”

(スマート

エントリー&スタートシステム非装着車)または OFF(スマートエン
トリー&スタートシステム装着車)にしてから、エンジンスイッチを

“ON”

(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)またはイグ

ニッション ON モード(スマートエントリー&スタートシステム装着
車)にすることによって、Stop & Start システムは自動的に作動可
能状態にもどります。

Stop & Start キャンセルスイッチを押したとき

Stop & Start システムによるエンジン停止中、Stop & Start キャ
ンセルスイッチを押すとエンジンが再始動します。

Stop & Start システムが非作動のとき、もう一度 Stop & Start
キャンセルスイッチを押すと、Stop & Start システムが作動可能
状態にもどりますがエンジンは停止しません。
次に車両が停止したときに、Stop & Start システムによってエン
ジンが停止します。

Stop & Start システムによるエンジン停止後、エンジンが再始動し駆
動力が発生するまでのあいだ、ブレーキ力を一時的に保持し坂道での車
両後退を抑制します。
駆動力が発生すると、保持していたブレーキ力を自動的に解除します。

坂道だけでなく、平坦な場所でも作動します。

ブレーキから音が発生することがありますが異常ではありません。

ブレーキペダルの踏み応えが変わったり、振動が発生したりすること
がありますが異常ではありません。

坂道発進補助機能

216

4-6. 運転支援装置について

作動条件

次の条件がすべて満たされたとき、Stop & Start システムが作動可能状態にな
ります。

・ ブレーキペダルをしっかりと踏んでいるとき
・ エンジンが十分暖まっているとき
・ 外気温が− 5 ℃以上のとき
・ シフトレバーが R 以外のとき

が OFF のとき(オートエアコン装着車)

・ ボンネットが閉まっているとき(

P. 280)

・ 運転席シートベルトを着用しているとき
・ 運転席ドアが閉まっているとき
・ アクセルペダルを踏んでいないとき

次の状況では、Stop & Start システムによるエンジン停止が行われない場合が
ありますが、異常ではありません。

・ 外気温が高い、または低いときに、エアコンを使用しているとき
・ バッテリーが十分に充電されていないとき(長期間の駐車後などバッテリー

の充電量が低下、電気負荷が大きい、バッテリー温度が低い、バッテリー劣
化など)、および定期的な充電中のとき

・ ブレーキ倍力装置の負圧が低下したとき
・ 勾配が急な坂道で停車したとき
・ ハンドル操作をしているとき
・ 渋滞などで、断続的に停車するとき
・ 標高が高いとき
・ エンジン冷却水温やトランスミッション油温が低いとき、または高すぎるとき
・ バッテリー液温が低いとき、または高すぎるとき
・ バッテリーを交換したあとしばらくの期間、またはバッテリー端子をはずし

たあとしばらくの期間

知識

217

4

運転

4-6. 運転支援装置について

Stop & Start システムによるエンジン停止中、次のときはエンジンが自動的に
再始動します。(Stop & Start システムによるエンジン停止を再度行うには、
一度走行してください)

・ エアコンを ON にしたとき

を ON にしたとき(オートエアコン装着車)

・ ハンドルを操作したとき
・ シフトレバーが P・N で、アイドリングストップ中、シフトレバーを D・S・

B・R に操作したとき

・ 運転席シートベルトをはずしたとき
・ 運転席ドアを開けたとき
・ アクセルペダルを踏んだとき
・ Stop & Start キャンセルスイッチを押したとき
・ 坂道などで車両が動き出したとき

Stop & Start システムによるエンジン停止中、次のときはエンジンが再始動す
る場合があります。

(Stop & Start システムによるエンジン停止を再度行うに

は、一度走行してください)

・ ブレーキペダルをさらに強く踏み込む、またはポンピングブレーキをしたと

・ エアコンを使用しているとき
・ バッテリーの充電量が低下しているとき

ボンネットを開けたときは

シフトレバーが D・S・B でアイドリングストップ中にボンネットを開けた場合、
エンジンは自動で再始動しません。シフトレバーを P にして通常のエンジン始
動操作(→ P. 131,134)でエンジンを始動させてください。

ボンネットが開いている状態でエンジンを始動したときは、ボンネットを閉め
ても Stop & Start システムは作動しません。ボンネットを閉め一度エンジン
スイッチを“LOCK”

(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)また

は OFF(スマートエントリー&スタートシステム装着車)にし、30 秒以上待っ
てからエンジンを始動してください。

218

4-6. 運転支援装置について

Stop & Start システムについて

Stop  &  Start  システムは赤信号や交差点などの一時的な停車のときに使用
し、長時間停車する場合などには、エンジンを停止してください。

Stop  &  Start  システムが作動できないときやキャンセルされたとき、または
Stop & Start システムに異常が発生したときには、警告メッセージ・警告ブ
ザーで注意を促します。(

P. 220)

アイドリングストップ中にエンジンスイッチを押してもエンジンは自動で再始
動しません。シフトレバーを P にして通常のエンジン始動操作でエンジンを始
動してください。

Stop  &  Start  システムの作動によりエンジン停止状態からエンジンが再始動
するとき、一時的にアクセサリーソケットなどが使用できないことがありますが
異常ではありません。

電装品・無線機の取り付け・取りはずしは Stop & Start システムに悪影響を
およぼす可能性がありますので、トヨタ販売店にご相談ください。

Stop & Start システムによるエンジン停止中、フロントウインドウガラスが曇っ
たとき

Stop & Start キャンセルスイッチを押してエンジンを再始動してください。

X

マニュアルエアコン装着車

を押してエアコンを作動させ、吹き出し口を

に切りかえてくださ

い。

X

オートエアコン装着車

を押してください。

断続的にフロントウインドウガラスが曇るときは、Stop & Start キャンセルス
イッチを押して Stop & Start システムを非作動にしてください。

Stop&Start システムによるエンジン停止中、エアコン吹き出し口から臭いが発
生したとき

X

マニュアルエアコン装着車

アイドリングストップ時間の「LONG(長め)」を選択しているときは「NORMAL

(通常)」を選択してください。
「NORMAL(通常)」を選択して臭いが発生したときは、Stop & Start キャン

セルスイッチを押して Stop & Start システムの作動を停止してください。

X

オートエアコン装着車

Stop & Start キャンセルスイッチを押して Stop & Start システムの作動を停
止してください。

219

4

運転

4-6. 運転支援装置について

Stop & Start システムによるエンジン停止中のエアコン作動について

オート設定で空調システムを使用しているときに、Stop & Start システムによ
りエンジンが停止した場合は、冷房時の温度上昇や暖房の温度低下を抑えるた
めファンの風量を弱めたり、停止したりすることがあります。

空調の効きをより良くしたいときは、Stop&Start キャンセルスイッチを押し、
Stop & Start システムを非作動にしてください。

エアコンが ON のときのアイドリングストップ時間の切りかえについて

次のそれぞれの操作により、エアコンが ON のときの Stop & Start システムに
よるエンジン停止時間を切りかえることができます。

(エアコンが OFF のときの

Stop & Start システムによるエンジン停止時間は切りかえできません)

X

Stop & Start キャンセルスイッチ長押しによる設定

Stop & Start キャンセルスイッチを 3 秒以上押し続けるごとに、「NORMAL」

(通常)・「LONG」(長め)が切りかわります。(マルチインフォメーションディ

スプレイの「Stop & Start システム情報」画面、または「設定」画面で確認で
きます)

X

「設定」画面からの設定

P. 74

Stop & Start システム保護機能(販売店装着オプションのオーディオ装着車)

X

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

大音量でオーディオを使用しているとき、バッテリーの消費を抑えるために
オーディオを自動的に OFF にする場合があります。この場合、エンジンスイッ
チを“LOCK”にして 3 秒以上待ってから“ACC”または“ON”にし、オー
ディオを再開させてください。

バッテリーの端子を外して再接続したときに、オーディオが作動しないことが
あります。この場合、いったんエンジンスイッチを“LOCK”にし、次の操作
を 2 回繰り返すことでオーディオが作動します。

・ エンジンスイッチを“ON”にし、再度エンジンスイッチを“LOCK”する

X

スマートエントリー&スタートシステム装着車

大音量でオーディオを使用しているとき、バッテリーの消費を抑えるために
オーディオを自動的に OFF にする場合があります。この場合、エンジンスイッ
チを OFF にして 3 秒以上待ってからアクセサリーモードまたはイグニッショ
ン ON モードにし、オーディオを再開させてください。

バッテリーの端子を外して再接続したときに、オーディオが作動しないことが
あります。この場合、いったんエンジンスイッチを OFF にし、次の操作を 2
回繰り返すことでオーディオが作動します。

・ エンジンスイッチをイグニッション ON モードにし、再度エンジンスイッチ

を OFF にする

220

4-6. 運転支援装置について

バッテリーを交換するとき

P. 351

アイドリングストップ時間など Stop & Start システムの作動表示

マルチインフォメーションディスプレイの「Stop & Start システム情報」

(→ P. 70)で Stop & Start システムの作動状態を表示します。

「リセット間」と「リセット間節約燃料」をリセットできます。

P. 72

マルチインフォメーションディスプレイのメッセージについて

Stop & Start システムによるエンジン停止が行われないときや、Stop & Start
システムによるエンジン停止中にエンジンが自動的に再始動したときにマルチ
インフォメーションディスプレイに次のメッセージが表示されます。

Stop & Start システムによるエンジン停止が行われないとき

現在

現在のアイドリングストップ時間(Stop & Start シ
ステムによるエンジン停止時間)を表示します。

始動後

エンジン始動後のアイドリングストップ時間(Stop
& Start システムによるエンジン停止時間)を通算で
表示します。

リセット間

リセット後のアイドリングストップ時間(Stop &
Start システムによるエンジン停止時間)を通算で表
示します。

始動後節約燃料

エンジン始動後のアイドリングストップで節約した
燃料(参考)を表示します。

リセット間節約燃料

リセット後のアイドリングストップで節約した燃料

(参考)を表示します。

メッセージ

状況

ブレーキをもう少し

踏み込んでください

ブレーキペダルを踏む力が足りない

o 車両停止後、ブレーキペダルを少し踏み足

すと作動開始します

エアコン優先

・外気温が高い、または低いときにエアコンを

使用している

o 設定温度と室内温度の差が小さくなると作

動しやすくなります

を押している(オートエアコン装着車)

221

4

運転

4-6. 運転支援装置について

バッテリー充電中

・バッテリーの充電量が低下している可能性が

あります

o バッテリーの充電を優先するため、一時的

にアイドリングストップを禁止していま
すが、エンジンをしばらく作動させると作
動可能状態になります。

・リフレッシュ充電中の可能性があります(参

考シーン:定期的な充電中のときバッテリー
交換したあとしばらくの期間、またはバッテ
リー端子をはずしたあとしばらくの期間な
ど)

o 約 5 ∼ 60 分間のリフレッシュ充電が完了

すると作動可能状態になります。

・ボンネットが開いている状態でエンジン始動

した可能性があります

o ボンネットを閉め一度エンジンスイッチを

OFF にし、30 秒以上待ってからエンジン
を始動してください

・バッテリーが冷えている可能性があります

o エンジンをしばらく作動させることでエン

ジンルーム内の温度上昇に伴い回復しま

・バッテリーが非常に熱くなっている可能性が

あります

o エンジンルーム内の温度が十分に下がると

作動可能状態になります。

長期間にわたって継続的に表示される場合
バッテ リー劣化の可 能性がありま すので
トヨタ販売店に相談してください。

ブレーキシステム

・ブレーキ倍力装置の負圧が低下した
・標高が高い

o ブレーキ倍力装置の負圧が所定値まで生成

されると作動可能状態に戻ります

シートベルト非装着

運転席のシートベルトをはずしている

ボンネット開

ボンネットが開いている

専用バッテリー非装着

・Stop & Start システム専用品以外のバッテ

リーを装着した可能性があります

oStop & Start システムが作動しません。

トヨタ販売店で点検を受けてください。

メッセージ

状況

222

4-6. 運転支援装置について

Stop&Startシステムによるエンジン停止中にエンジンが自動的に再始動した
とき

システムに異常があるおそれについて

次のときはシステムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点
検を受けてください。

マルチインフォメーションディスプレイに「アイドリングストップ故障 販売店
で点検してください」が表示された

Stop & Start キャンセル表示灯が点滅している

メッセージ

状況

エアコン優先

・エアコンを ON にした、またはエアコンを使

用している

を ON にした(オートエアコン装着車)

ブレーキシステム

・ブレーキペダルをさらに強く踏み込む、また

はポンピングブレーキをした

o 走行することによりブレーキ倍力装置の負

圧が所定値まで生成されると作動可能状
態に戻ります

バッテリー充電中

・バッテリーの充電量が低下している可能性が

あります

o バッテリーの充電を優先させるため、エン

ジンを再始動しました。エンジンをしばら
く作動させると回復します

ハンドル操作

ハンドル操作をした

シートベルト非装着

運転席のシートベルトをはずした

ボンネット開

ボンネットが開いている

 

 

 

 

 

 

 

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