Toyota Mirai (2017 year). Manual japanese - part 12

 

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Toyota Mirai (2017 year). Manual japanese - part 12

 

 

175

5

運転

5-2. 運転のしかた

トランスミッション

シフトレバー

シフトレバーは、ゆっくり確実に操作
してください。

シフトレバーを操作したあとは、シフ
トレバーから手を離してください。シ
フトレバーが「

」の位置に自然

にもどります。

D または R ポジションへ切り
かえるときは、ゲートにそっ
てそのまま操作します。

Nポジションへ切りかえると
きは、右にスライドさせ、し
ばらく保持すると、N に切り
かわります。

Bs モードへ切りかえるとき
は、ゲートにそって下側に操
作します。(→ P. 177)
Bs モードへの切りかえはシ
フトポジションがDのときの
み、切りかえが可能です。

P から N・D・R へ、または D から R、および R から D へ切りかえるときは、ブレー
キペダルを踏み、車が完全に停止している状態で行ってください。

シフトポジション表示灯

シフトポジションの選択時には、メーター内のシフトポジション表示灯が切りか
わったことを必ず確認してください。

シフトレバーの動かし方

176

5-2. 運転のしかた

P ポジションスイッチを使用して、P ポジションへ切りかえることがで
きます。

車を完全に停止させ、ブレーキペダ
ルを踏みながら、P ポジションス
イッチを押す

シフトポジションをPにすると、スイッ
チの作動表示灯が点灯します。

シフトポジション表示灯の P が点灯し
ていることを確認してください。

P から他のシフトポジションに切りかえるときは

ブレーキペダルをしっかり踏みながら、シフトレバーを操作します。
ブレーキペダルを踏まずにシフトレバーを操作すると、ブザーが鳴り、
シフトポジションの切りかえができません。

シフトポジションの使用目的

シフトポジション

目的および状態

P

駐車または FC システムの始動

R

後退

N

動力が伝わらない状態

D

通常走行

P ポジションスイッチ

177

5-2. 運転のしかた

5

運転

走行・使用条件に合わせて次のモードを選択できます。

エコドライブモード/パワーモード

エコドライブモード

通常にくらべてアクセルペダ
ルの踏み込みに対するトルク
の発生がゆるやかになり、燃費
を向上させる走行に適してい
ます。

エアコン画面に

が表示さ

れ、

エコ空調モード ( → P. 252)

になります。

スイッチを押すと、メインディスプレイ内の ECO MODE 表示灯が点灯します。

通常走行モードにもどすときは再度スイッチを押します。

パワーモード

山岳路などで、アクセルレスポンスのよい、きびきびとした走りを
楽しみたいときに適しています。

スイッチを押すと、メインディスプレイ内の POWER MODE 表示灯が点灯し
ます。

通常走行モードにもどすときは再度スイッチを押します。

Bs モード

下り坂など、強い回生ブレーキを
必要とする走行に適しています。

Bs モードを選択すると、メーター
内のBsモード表示灯が点灯します。
通常走行モードにもどすときは、ア
クセルペダルを踏むか、シフトレ
バーでD ポジションを再選択してく
ださい。

走行モードの選択

178

5-2. 運転のしかた

シフトポジションについて

パワースイッチが OFF のときはシフトポジションの切りかえはできません。

パワースイッチが ON モードで、READY インジケーターが消灯しているとき
は、N にのみ切りかえが可能です。シフトレバーを操作して D または R の位置
で保持したときも N に切りかわります。

READY インジケーターが点灯中は、P ポジションから、D・N・R を選択でき
ます。

READY インジケーターが点滅中は、シフトレバーを操作しても、P ポジション
以外には切りかわりません。

また、次に示す操作をするとブザーが鳴り、シフトポジションの切りかえが無効
になるときや、自動的に N ポジションに切りかわる場合があります。その場合
は適切なシフトポジションに切りかえてください。

シフトポジション P からブレーキペダルを踏まずにシフトレバーを操作したと
きは、シフトポジションの切りかえを無効にします。

自動的にシフトポジションが N に切りかわるとき

・ 走行中に、P ポジションスイッチを押したとき

※ 1

・ 車両が前進しているときに、シフトレバーを操作して R ポジションを選択し

ようとしたとき

※ 2

・ 車両が後退しているときに、シフトレバーを操作して D ポジションを選択し

ようとしたとき

※ 3

・ シフトレバーを操作して、R ポジションから Bs モードへ切りかえようとし

たとき

※ 1

極低速走行時は、P ポジションに切りかわることがあります。

(→ P. 180)

※ 2

低速走行時は、R ポジションに切りかわることがあります。

※ 3

低速走行時は、D ポジションに切りかわることがあります。

Bs モードについて

駆動用電池の状態によっては、Bs モードを使用できない場合があります。
この場合、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されま
す。

Bs モード時の音について

→ P. 72

知識

179

5-2. 運転のしかた

5

運転

ドライブスタートコントロールについて

→ P. 160

リバース警告ブザー

シフトポジションを R にするとブザーが鳴り、R にあることを運転者に知らせま
す。

回生ブレーキについて

シフトポジションが D のとき、アクセルペダルから足を離すと、回生ブレーキが
かかります。

エコドライブモードのエアコン作動について

ECO MODE スイッチを押すとエコ空調モードに切りかわります。(→ P. 255)
エコドライブモード使用中にエコ空調モードのみ解除することもできます。

空調の効きをより良くしたいときは、次の操作を行ってください。

・ 設定温度や風量を調整する。

・ エアコン操作スイッチ ( → P. 250) の

を押してエコ空調モードを解除

するか、エコドライブモードを解除する。

パワーモードの自動解除

パワーモードを選択して走行後、FC システムを停止すると、自動的に通常走行
モードに切りかわります。

シフトレバー操作について

P ポジションで坂道駐車時に、P から他のシフトポジションに切りかえたときに、
振動を感じることがあります。

180

5-2. 運転のしかた

警告

すべりやすい路面を走行するとき

急なアクセル操作や、シフト操作を行わないでください。回生ブレーキ力の急
激な変化が横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。

シフトレバーについて

FC システムを正常に作動させるため、次のことをお守りください。
お守りいただかないと、シフトレバーが定位置にもどらなくなり、走行中に思
わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

シフトレバーにものをぶら下げないでください。

シフトレバーのノブを取りはずしたり、純正品以外のノブを取り付けたりしな
いでください。

P ポジションスイッチについて

車が動いているときは、P ポジションスイッチにふれないでください。
停車直前など、極低速走行中に P ポジションスイッチを押すと、シフトポジ
ションが P に切りかわることがあるため、車が急停止して思わぬ事故につなが
るおそれがあり危険です。

注意

シフト制御システムの異常が考えられるとき

次のような状態になったときは、シフト制御システムの異常が考えられます。
安全で平坦な場所に停車し、パーキングブレーキをかけて、トヨタ販売店にご
連絡ください。

マルチインフォメーションディスプレイにシフト制御システムの異常警告
メッセージが表示されたとき(→ P. 367)

シフトポジション表示灯が点灯しないとき

P ポジションから切りかわらないとき

補機バッテリーあがりの可能性があります。補機バッテリーを確認してくださ
い。(→ P. 393)

シフトレバーと P ポジションスイッチ操作について

シフトレバーと P ポジションスイッチの連続操作をくり返し行わないでくださ
い。システム保護のため一時的に P ポジションから切りかえることができなく
なります。この場合は、約 20 秒待ってから操作してください。

181

5

運転

5-2. 運転のしかた

方向指示レバー

レバー操作により、次のように運転者の意思を表示することができます。

左折

左側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで左側方向指示灯が点
滅します。

右側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで右側方向指示灯が点
滅します。

右折

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

表示灯の点滅が異常に速くなったとき

ドアミラー以外の方向指示灯が切れていないか確認してください。

操作のしかた

知識

182

5-2. 運転のしかた

パーキングブレーキ

パーキングブレーキをかけるには、
右足でブレーキペダルを踏みなが
ら、左足でパーキングブレーキペダ
ルをいっぱいまで踏み込む

(再度踏み込むと解除される)

パーキングブレーキ未解除警告ブザー

パーキングブレーキをかけたまま走行すると、警告ブザーが鳴り、マルチイン
フォメーションディスプレイに「パーキングブレーキを解除してください」が表
示されます。

警告メッセージ・警告ブザーについて

操作に関して注意が必要な場合や、システムに異常が発生したときには、警告
メッセージ・警告ブザーで注意をうながします。マルチインフォメーションディ
スプレイに警告メッセージが表示されたときは、表示された画面の指示に従って
ください。

ブレーキ警告灯が点灯したときは

→ P. 363

冬季のパーキングブレーキの使用について

→ P. 247

操作のしかた

知識

183

5-2. 運転のしかた

5

運転

注意

駐車するとき

車から離れるときは、パーキングブレーキをかけ、シフトポジションを P にし、
車が動かないことを確認してください。

走行前

パーキングブレーキを完全に解除してください。
パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレー
キの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。

184

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ランプスイッチ

レバーの端をまわすと、次のようにランプが点灯します。

消灯

ヘッドランプ・LED デイ
ライト・車幅灯などを自動
点灯・消灯

(パ ワ ース イ ッチ が ON

モードのとき)

車幅灯・尾灯・番号灯・イ
ンストルメントパネルラ
ンプを点灯

上記ランプとヘッドラン
プを点灯

ヘッドランプ点灯時ハイビーム
に切りかえ

レ バーをもとの 位置へもど すとロー
ビームにもどります。

レバーを引いているあいだ、ハイ
ビームを点灯

ランプが消灯していても、ハイビーム
が点灯します。レバーを離すと、ロー
ビームにもどる、または消灯します。

自動または手動でヘッドランプなどを点灯できます。

操作のしかた

ハイビームにする

185

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

LED デイライト

日中走行時にお車が他の車両の運転手から見えやすくするために、ランプスイッ
チが

のときは FC システムを始動しパーキングブレーキを解除すると LED

デイライトが自動で点灯します。(車幅灯より明るく点灯します)
LED デイライトは夜間の使用を意図したものではありません。

ライトセンサー

ランプ消し忘れ防止機能

パワースイッチをアクセサリーモードまたは OFF にして運転席ドアを開けると
すべてのランプが自動的に消灯します。

再びランプを点灯する場合は、パワースイッチを ON モードにするか、一度ラン

プスイッチを OFF にもどし、再度

または

の位置にします。

オートレベリングシステム

通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数・荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。

節電機能

車両のバッテリーあがりを防止するため、パワースイッチを OFF の状態でヘッ
ドランプまたは尾灯が点灯している場合、節電機能が働き約 20 分後すべてのラ
ンプが自動消灯します。
パワースイッチを ON モードにすると節電機能は解除されます。
次のいずれかを行った場合、節電機能は一旦解除され、再度節電機能が働き約 20
分後すべてのランプが自動消灯します。

ランプスイッチを操作したとき

ドアを開閉したとき

カスタマイズ機能

ライトセンサーの感度の設定などを変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 412)

知識

センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをフロントウインドウガ
ラスに貼らないでください。周囲からの光が
さえぎられると、自動点灯・消灯機能が正常
に働かなくなります。

186

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

FC システムを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでください。

187

5

運転

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

オートマチックハイビーム

ラ ン プ スイ ッ チを

ま た は

にし、レバーを前方へ押す

オ ー ト マ チ ッ ク ハ イ ビ ー ム ス
イッチを押す

オートマチックハイビームが作動する
と、オートマチックハイビーム表示灯
が点灯します。

オートマチックハイビームは、フロントウインドウガラス上部に設置さ
れたカメラセンサーにより対向車または先行車のランプや街路灯などの
明るさを判定し、自動的にハイビームとロービームを切りかえます。

オートマチックハイビームの使い方

188

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

次の条件をすべて満たすと、ハイビームを点灯します。

車速が約 30km/h 以上

車両前方が暗い

対向車または先行車が存在しない、またはランプを点灯していない

前方の道路沿いの街路灯の光が少ない

次の条件のいずれかのときはロービームが点灯します。

車速が約 25km/h 以下

車両前方が明るい

対向車または先行車がランプを点灯している

前方の道路沿いの街路灯の光が多い

ロービームへの切りかえ

レバーをもとの位置にもどす

オートマチックハイビーム表示灯が
消灯します。

オートマチックハイビームにもどす
には、再度レバーを前方に押します。

ハイビームへの切りかえ

オ ー ト マ チ ッ ク ハ イ ビ ー ム ス
イッチを押す

オートマチックハイビーム表示灯が
消灯し、ハイビーム表示灯が点灯し
ます。

オートマチックハイビームにもどす
には、再度スイッチを押します。

ハイビームとロービームの自動切りかえ条件

手動切りかえのしかた

189

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

作動条件

パワースイッチが ON のとき

オートマチックハイビームについて

次の状況では、ハイビームが自動でロービームに切りかわらない場合がありま
す。

・ 見通しの悪いカーブで対向車と突然すれ違ったとき
・ 他車が前方を横切ったとき
・ 連続するカーブや中央分離帯、街路樹などで対向車や先行車が見え隠れする

とき

対向車のフォグランプにより、ハイビームがロービームに切りかわる場合があ
ります。

街路灯や信号・広告などの照明、または標識・看板などの反射物によりハイビー
ムがロービームに切りかわる場合や、ロービームが継続する場合があります。

次の原因により、ハイビームとロービームの切りかえのタイミングが変化する
場合があります

・ 対向車または先行車のランプの明るさ
・ 対向車または先行車の動きや向き
・ 対向車または先行車のランプが片側のみ点灯しているとき
・ 対向車または先行車が二輪車のとき
・ 道路の状態(勾配やカーブ、路面状況など)
・ 乗車人数や荷物の量

オートマチックハイビームは車両前方にあるランプの明るさなどで周囲の状況
を認識します。従って、ハイビームとロービームが運転者の感覚に合わず切り
かわる場合があります。

自転車などの軽車両は検知しない場合があります。

知識

190

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

次の状況では、周囲の明るさが正確に検知されず、ハイビームが対向車や先行
車の迷惑になる場合や、ロービームが継続する場合があります。このような場
合は、手動でハイビームとロービームを切りかえてください。

・ 悪天候時(霧・雪・砂嵐・大雨など)
・ フロントウインドウガラスが汚れているときや、曇っているとき
・ フロントウインドウガラスにひび割れや破損があるとき
・ カメラセンサーが変形しているときや、汚れているとき
・ カメラセンサーの温度が非常に高いとき
・ 周囲にヘッドランプや尾灯などに似た光があるとき
・ 対向車または先行車のランプが無灯火のときや、ランプに汚れや変色があっ

たり光軸がずれているとき

・ 急激な明るさの変化が連続するとき
・ 起伏や段差が多い道路を走行しているとき
・ カーブが多い道路を走行しているとき
・ 車両前方に標識やミラーのように光を強く反射するものがあるとき
・ コンテナなど、先行車両の後部が光を強く反射するとき
・ 自車のヘッドランプが破損または汚れているとき
・ パンクやけん引などにより車両が傾いているとき

警告

安全にお使いいただくために

オートマチックハイビームを過信しないでください。運転者は常に自らの責任
で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけ、必要に応じて手動でハイビームと
ロービームを切りかえてください。

 

 

 

 

 

 

 

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