Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 21

 

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Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 21

 

 

319

6-1. お手入れのしかた

6

お手入れのしかた

注意

清掃するとき使用する溶剤について

変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。

・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル

カリ性の溶剤・染色剤・漂白剤

・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール・その他のアルカリ性や酸

性の溶剤

艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因になるおそれがあり
ます。

革の傷みを避けるために

皮革の表面の劣化や損傷を避けるために次のことをお守りください。

革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く

直射日光に長時間さらさないようにする
特に夏場は日陰で車を保管する

ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革
に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない

床に水がかかると

水で洗わないでください。
フロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の原因になった
り、ボデーが錆びるおそれがあります。

フロントウインドウガラスの内側を掃除するときは

カメラセンサーのレンズに、ガラスクリーナーが付着しないようにしてくださ
い。また、レンズにはふれないでください。(→ P. 194)

リヤウインドウガラスの内側を掃除するとき

熱線を損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わず、熱線に
そって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてください。

熱線を引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。

吸入口/フィルターの清掃をするとき

水や液体などで吸入口/フィルターを清掃しない。

320

6-2. 簡単な点検・部品交換

ボンネット

ボンネット解除レバーを引く

ボンネットが少し浮き上がります。

レバーを左方向に押して、ボン
ネットを開ける

ボンネットステーをステー穴に
挿し込む

車内からロックを解除して、ボンネットを開けます。

1

2

3

321

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

走行前の確認

ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

修理・車検・整備点検をする場合は

整備モードに切りかえる必要がありますので、必ずトヨタ販売店にご相談くだ
さい。高電圧システムを使用しているため、取り扱いを誤ると、重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

ボンネットを開けるとき

ボンネットを開ける前にパワースイッチを OFF にしてください。作動中の部品
に巻き込まれて重大な傷害を受けるおそれがあります。特に電動ファンは、パ
ワースイッチを OFF にしたあとも最大 3 分間作動しますので注意してくださ
い。

エンジンルーム点検後の確認

エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。

ボンネットステーをステー穴に挿し込んだあとは

ボンネットが頭や体の上に落ちてこないように、正しく挿し込まれているか確
認してください。

注意

ボンネットへの損傷を防ぐために

ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。

ボンネットを閉めるとき

ボンネットステーをステー穴から取りはずし、クリップに正しくもどしてくだ
さい。ステーを正しくもどさない状態でボンネットを閉めると、ボンネットや
ステーが損傷するおそれがあります。

322

6-2. 簡単な点検・部品交換

ガレージジャッキ

フロント側

リヤ側

ガレージジャッキを使用するときは、ガレージジャッキに付属の取り扱
い説明書に従って、安全に作業してください。

ガレージジャッキを使用して車両を持ち上げるときは、正しい位置にガ
レージジャッキをセットしてください。
正しい位置にセットしないと、車両が損傷したり、けがをしたりするお
それがあります。

323

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

ウォッシャー液の補充

次のような場合、ウォッシャー液を補給してください。

ワイパースイッチを操作しても
ウォッシャー液が出ないとき

マルチインフォメーションに警
告メッセージが表示されたとき

(寒冷地仕様車のみ)

ゲ ー ジ で の 点 検 の 際、液 面 が
LOW の位置に近付いていたとき

(ゲージ装着車)

ゲージの使い方(ゲージ装着車)

補充のしかた

知識

ウォッシャー液の膜が張っているゲージの
穴部の位置を確認して、ウォッシャー液の残
量を判断します。
残量がゲージの先端から 2 つめの穴部より
下まわった(LOW の位置まで低下した)ら、
ウォッシャー液を補給してください。

現在の
液量

324

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

ウォッシャー液を補充するとき

ハイブリッドシステムが熱いときやハイブリッドシステム作動中は、ウォッ
シャー液を補充しないでください。ウォッシャー液にはアルコール成分が含ま
れているため、ハイブリッドシステムなどにかかると出火するおそれがあり危
険です。

注意

ウォッシャー液について

ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでくだ
さい。塗装にしみが付くことや、ポンプが故障してウォッシャー液が出なくな
るおそれがあります。

ウォッシャー液のうすめ方

必要に応じて水でうすめてください。水とウォッシャー液の割合は、ウォッ
シャー液の容器に表示してある凍結温度を参考にしてください。

325

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤについて

タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。

タイヤ空気圧

空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。

タイヤの亀裂・損傷の有無

タイヤの溝の深さ

タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無

図で示すようにタイヤのローテー
ションを行う

タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。

タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000km ごとに行ってください。

タイヤの点検項目

タイヤローテーションのしかた

前側

326

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤ空気圧の数値

タイヤが冷えているときの空気圧

タイヤ関連の部品を交換するとき

タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ
販売店にご相談ください。

知識

タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空
気圧ラベルで確認することができます。

タイヤサイズ

前輪

後輪

17 インチ

230kPa

(2.3 kg/cm

2

)

230kPa

(2.3 kg/cm

2

)

18 インチ

230kPa

(2.3 kg/cm

2

)

230kPa

(2.3 kg/cm

2

)

応急用タイヤ

420kPa (4.2 kg/cm

2

)

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

327

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

点検・交換時の警告

必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用する

メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない

ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使
用しない

サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない

他の車両で使用していたタイヤを使用しない
以前どのように使用されていたか不明のタイヤは使用しない

異常があるタイヤの使用禁止

異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

破裂などの修理できない損傷を与える

車両が横すべりする

車両の本来の性能(燃費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない

328

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

タイヤ交換時の注意

ねじ部にオイルやグリースを塗らないでください。
ナット部を締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディ
スクホイールが損傷するおそれがあります。
またナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれがあり
ます。オイルやグリースがねじ部に付いている場合はふき取ってください。

異常があるホイールの使用禁止

亀裂や変形などがあるホイールは使用しないでください。
走行中にタイヤの空気が抜けて、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

注意

走行中に空気もれが起こったら

走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。

悪路走行に対する注意

段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・
ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。

必ずナットのテーパー部を内側にして取
り付けてください。
テーパー部を外側にして取り付けると、ホ
イールが破損しはずれてしまい、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。

テーパー部

329

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤ空気圧について

タイヤ空気圧が適正でない場合

適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。

燃費の悪化

乗り心地や操縦安定性の低下

摩耗によるタイヤ寿命の低下

安全性の低下

ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。

タイヤ空気圧の点検のしかた

タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。

タイヤが冷えているときに点検する

タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正かどうか判断できません。

走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。

荷物を積んだり、多人数で乗車するときは荷重を不均等にかけないようにする

タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1 回
以上実施してください。(→ P. 418)

知識

330

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

タイヤの性能を発揮するために

適正なタイヤ空気圧を維持してください。
タイヤ空気圧が適正に保たれていないと、次のようなことが起こるおそれがあ
り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

過度の摩耗

偏摩耗

操縦安定性の低下

タイヤの過熱による破裂

タイヤとホイールのあいだからの空気もれ

ホイールの変形、タイヤの損傷

走行時にタイヤが損傷する可能性の増大

(路上障害物、道路のつなぎ目や段差など)

注意

タイヤ空気圧の点検・調整をしたあとは

タイヤのバルブキャップを確実に取り付けてください。

バルブキャップをはずしていると、ほこりや水分がバルブに入り空気がもれ、
タイヤの空気圧が低下するおそれがあります。

331

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

エアコンフィルターの交換

パワースイッチを OFF にする

グローブボックスを開き、ダン
パーステーのピンをはずす

グローブボックス側面を内側に
押して上部のツメを片側ずつは
ずし、グローブボックスを支えな
がらゆっくりと全開させる

グローブボックスがいっぱいま
で開いた状態から、少しだけ持ち
上げた位置で手前に引き、グロー
ブボックス下部の結合部をはず

軽く引いても結合部がはずれない場合
は、無理に引っ張らず、持ち上げる量
を微調整しながら手前に引いてくださ
い。

エアコンを快適にお使いいただくために、エアコンフィルターを定期的
に交換してください。

交換のしかた

1
2

3

4

332

6-2. 簡単な点検・部品交換

フィルターカバーを取りはずす

つまみを押してフィルターカ
バーの固定を解除する

フィルターカバーを矢印の方
向にずらし、ツメからフィル
ターカバーを抜く

フィルターケースを取りはずす

フィルターを取りはずし、新しい
フィルターと交換する

「↑ UP」マークの矢印が上を向くよう

に取り付けます。

取り付けるときは、取りはずしたときと逆の手順で取り付ける

エアコンフィルターの交換について

エアコンフィルターは次の時期を目安に交換してください。
15000km[7500km

※1

]ごと、ただし 12ヶ月をこえないこと

※2

※1

大都市や寒冷地など、交通量や粉じんの多い地区

※2

芳香剤などの使用により脱臭寿命が著しく低下する場合があります。エアコ
ンの臭いが気になりだしたらフィルターを交換してください。

エアコンの風量が減少したとき

フィルターの目づまりが考えられますので、フィルターを交換してください。

5

6

7

知識

8

333

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

注意

エアコンを使用するときの注意

フィルターを装着せずにエアコンを使用すると、故障の原因になることがあり
ます。必ずフィルターを装着してください。

フィルターは、交換するタイプです。
水洗いやエアブローによる清掃はしないでください。

グローブボックスを取りはずすとき

必ず指定の手順(→ P. 331)に従って取りはずしてください。正しい方法で
取りはずさないと、グローブボックス下部の結合部が破損するおそれがありま
す。

フィルターカバーの破損を防ぐために

フィルターカバーの固定を解除するとき
に、フィルターカバーを矢印の方向に動か
す際は、ツメに無理な力が加わらないよう
注意してください。
ツメが破損するおそれがあります。

334

6-2. 簡単な点検・部品交換

電子キーの電池交換

マイナスドライバー

小さいマイナスドライバー

リチウム電池 CR2032

ロ ッ ク を 解 除 し て メ カ ニ カ ル
キーを抜く

カバーをはずす

適切なサイズのマイナスドライバーを
ご使用ください。無理にこじった場合、
カバーが変形するおそれがあります。

傷が付くのを防ぐため、マイナスドラ
イバーの先端に布などを巻いて保護し
てください。

電池が消耗しているときは、新しい電池に交換してください。

用意するもの

電池交換のしかた

1

2

 

 

 

 

 

 

 

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