|
|
127 2-1. 運転のしかた 2 運転するときに 警告 ● オートマチック車では、シフトレバーを前進側のシフトポジションにいれたま ま惰性で後退したり、R にいれたまま惰性で前進することは絶対にやめてくだ さい。 エンジンが止まり、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドルが重くなったり して、思わぬ事故や故障の原因となるおそれがあります。 ● 車内で排気ガス臭に気付いたら、ドアガラスを開け、トランクが閉まっている ことを確認してください。多量の排気ガスが眠気を招き事故の原因になるほ か、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがありま す。すみやかにトヨタ販売店で点検整備を受けてください。 ● マニュアル車では、車両が前進しているあいだは、シフトレバーを R に入れな いでください。 トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな るおそれがあります。 ● 車両が後退しているあいだは、シフトレバーを前進側のシフトポジションに入 れないでください。 トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな るおそれがあります。 ● マニュアル車では、クラッチペダルを一気に離す操作はしないでください。車 両が飛び出して、思わぬ事故につながるおそがあり危険です。 ● 走行中にシフトレバーを N にすると、トランスミッションとエンジンの動力伝 達が解除され、エンジンブレーキが効かなくなります。 ● 通常走行時は、走行中にエンジンを停止しないでください。走行中にエンジン を停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補助がなくな り、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した上で、すみ やかに道路脇に停車してください。なお、通常の方法で車両を停止することが できないような緊急時は、P. 384 を参照してください。 ● 急な下り坂では、エンジンブレーキを使用してスピードを下げてください。 フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキがオーバーヒートして正常 に機能しなくなります。(oP. 148,156) |