Toyota Vitz (2017 year). Manual japanese - part 19

 

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Toyota Vitz (2017 year). Manual japanese - part 19

 

 

287

6-1. お手入れのしかた

6

お手入れのしかた

注意

清掃するとき使用する溶剤について

変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。

・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル

カリ性の溶剤・染色剤・漂白剤

・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール・その他のアルカリ性や酸

性の溶剤

艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因になるおそれがあり
ます。

革の傷みを避けるために

皮革の表面の劣化や損傷を避けるために次のことをお守りください。

革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く

直射日光に長時間さらさないようにする
特に夏場は日陰で車を保管する。

ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革
に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない

床に水がかかると

水で洗わないでください。
オーディオやフロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の
原因になったり、ボデーが錆びるおそれがあります。

リヤウインドウガラスの内側を掃除するとき

熱線を損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わず、熱線に
そって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてください。

熱線を引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。

スーパー UV・IR カット機能付きフロントドアガラスを清掃するとき

ドアガラスを清掃するときは、コンパウンドまたは研磨剤入り用品(ガラスク
リーナー・洗剤・ワックスなど)を使用しないでください。コーティングを損
傷させるおそれがあります。

288

6-2. 簡単な点検・部品交換

ボンネット

ボンネット解除レバーを引く

ボンネットが少し浮き上がります。

レバーを引き上げて、ボンネット
を開ける

ボンネットステーをステー穴に
挿し込む

車内からロックを解除して、ボンネットを開けます。

1

2

3

289

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

補機バッテリーについて

知識

この車両の補機バッテリーはリヤシート
下(右側)のカバー内にあり、エンジン
ルームには搭載されていません。

補機バッテリーがあがってしまったとき
は、エンジンルーム内にある救援用端子を
使用して、処置を行います。(→ P. 393)

リヤシート下(右側)のカバーをはずして
補機バッテリーを点検することができま
す。
補機バッテリーの点検方法は別冊「メンテ
ナンスノート」を参照してください。

290

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

走行前の確認

ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

修理・車検・整備点検をする場合

整備モードに切りかえる必要がありますので、必ずトヨタ販売店にご相談くだ
さい。高電圧システムを使用しているため、取り扱いを誤ると、重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

エンジンルームを点検したあと

エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。

ボンネットを閉めるとき

補機バッテリー端子を脱着するとき

必ず−端子を先にはずしてください。+端子を先にはずすと、+端子が周辺の
金属部分にふれた場合、火花が発生し火災につながるおそれがある他、感電し
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

補機バッテリーの交換について

交換する際はこの車両専用品もしくは同等品を使用してください。専用品また
は同等品以外を使用すると、補機バッテリーから発生するガス(水素)が室内
に侵入したり、引火して爆発するおそれがあり危険です。
補機バッテリーの交換については、トヨタ販売店にご相談ください。

手などを挟まないように注意してくださ
い。
重大な傷害を受けるおそれがあり危険で
す。

291

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

注意

ボンネットへの損傷を防ぐために

ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。

292

6-2. 簡単な点検・部品交換

ガレージジャッキ

フロント側

リヤ側

ガレージジャッキを使用するときは、ガレージジャッキに付属の取扱説
明書に従って、安全に作業してください。

ガレージジャッキを使用して車両を持ちあげるときは、正しい位置にガ
レージジャッキをセットしてください。
正しい位置にセットしないと、車両が損傷したり、けがをしたりするお
それがあります。

293

6

6-2. 簡単な点検・部品交換

お手入れのしかた

ウォッシャー液の補充

ウォッシャー液が不足していると
きは、ウォッシャー液を補給する

補充のしかた

警告

ウォッシャー液を補充するとき

ハイブリッドシステムが熱いときやハイブリッドシステム作動中は、ウォッ
シャー液を補充しないでください。
ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、ハイブリッドシステ
ムなどにかかると出火するおそれがあり危険です。

注意

ウォッシャー液について

ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでく
ださい。塗装にしみが付くおそれがあります。

ウォッシャー液のうすめ方

必要に応じて水でうすめてください。水とウォッシャー液の割合は、ウォッ
シャー液の容器に表示してある凍結温度を参考にしてください。

294

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤについて

タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。

タイヤ空気圧

空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。

タイヤの亀裂・損傷の有無

タイヤの溝の深さ

タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無

図 で 示 す 順 に タ イ ヤ の ロ ー テ ー
ションを行う

タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。

タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000km ごとに行ってください。

タイヤの点検項目

タイヤローテーションのしかた

前側

295

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤ空気圧の数値

X

標準タイヤ

X

応急用タイヤ

タイヤ空気圧の点検

1ヶ月に1回程度は、空気圧ゲージによる点検をおすすめします。

空気圧が適正でない場合は、必ず指定空気圧に調整してください。

195/50R16 84V 装着車:低偏平タイヤは、走行性能を優先したタイヤです。
特に空気圧は定期的に点検してください。2週間に1回(最低でも1ヶ月に1
回)、または、長距離ドライブの前には、必ず空気圧を点検してください。

タイヤ関連の部品を交換するとき

タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ
販売店にご相談ください。

知識

タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空
気圧ラベルで確認することができます。

「タイヤ空気圧」ラベル

タイヤサイズ

タイヤが冷えているときの空気圧 

kPa (kg/cm

2

)

前輪

後輪

175/70R14 84S

250 (2.5)

240 (2.4)

185/60R15 84H

230 (2.3)

230 (2.3)

195/50R16 84V

220 (2.2)

200 (2.0)

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

タイヤサイズ

タイヤが冷えているときの空気圧 

kPa (kg/cm

2

)

T125/70D16 96M

420 (4.2)

296

6-2. 簡単な点検・部品交換

低偏平タイヤについて(195/50R16 84V 装着車)

装着されているタイヤは、一般道でのグリップ性能を重視してつくられていま
す。雪道や凍結路では、普通のタイヤとくらべてグリップ性能がより低下します。
必ず冬用タイヤかタイヤチェーンを使用し、道路状態に応じた速度で注意深く運
転するようにしてください。

警告

点検・交換時の警告

必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用する

メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない

ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使
用しない

サマータイヤ・オールシーズンタイヤ(マット&スノータイヤ)・冬用タイヤ

(スタッドレスタイヤ)を混在使用しない

他の車両で使用していたタイヤを使用しない
以前どのように使用されていたか不明なタイヤは使用しない

異常があるタイヤの使用禁止

異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルを取られたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

破裂などの修理できない損傷を与える

車両が横すべりする

車両の本来の性能(燃費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない

297

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

タイヤ交換時の注意

ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディス
クホイールが損傷するおそれがあります。
またナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれがあり
ます。
オイルやグリースがねじ部についている場合はふき取ってください。

異常があるホイールの使用禁止

亀裂や変形などがあるホイールは使用しないでください。
走行中にタイヤの空気が抜けて、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

必ずナットのテーパー部を内側にして取
り付けてください。
テーパー部を外側にして取り付けると、ホ
イールが破損しはずれてしまい、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。

テーパー部

298

6-2. 簡単な点検・部品交換

注意

低偏平タイヤについて(195/50R16 84V 装着車)

低偏平タイヤのホイールは、路面から衝撃を受けたとき、ホイールに通常より
大きなダメージを与えることがあります。そのため次のことに注意してくださ
い。

適切なタイヤ空気圧で使用する
空気圧が低すぎると簡単に損傷することがあります。

段差や凹凸のある路面、路上に空いた穴、平らでない舗道・縁石や他の障害物
を避ける
タイヤおよびホイールがひどく損傷することがあります。

走行中に空気もれが起こったら

走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。

悪路走行に対する注意

段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・
ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。

299

6

6-2. 簡単な点検・部品交換

お手入れのしかた

タイヤ空気圧について

タイヤ空気圧が適正でない場合

適切に調整されていないタイヤ空気圧で走行すると、次のようなことが起こる場
合があります。

燃費の悪化

乗り心地や操縦安定性の低下

摩耗によるタイヤ寿命の低下

安全性の低下

ひんぱんにタイヤ空気圧が低下する場合は、トヨタ販売店でタイヤの点検を受け
てください。

タイヤ空気圧の点検のしかた

タイヤ空気圧の点検の際は、次のことをお守りください。

タイヤが冷えているときに点検する

タイヤ空気圧ゲージを必ず使用する
タイヤの外観だけでは空気圧が適正かどうか判断できません。

走行後はタイヤの発熱により空気圧が高くなります。異常ではありませんので
減圧しないでください。

タイヤの空気圧を適正に維持するために、タイヤの空気圧点検を月に 1
回以上実施してください。低偏平タイヤの場合、2週間に 1 回、または
長距離ドライブの前には必ず空気圧を点検してください。(→ P. 413)

知識

300

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

タイヤの性能を発揮するために

適正なタイヤ空気圧を維持してください。
タイヤ空気圧が適正に保たれていないと、次のようなことが起こるおそれがあ
り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

過度の摩耗

偏摩耗

操縦安定性の低下

タイヤの過熱による破裂

タイヤとホイールのあいだからの空気漏れ

ホイールの変形、タイヤの損傷

走行時にタイヤが損傷する可能性の増大

(路上障害物、道路のつなぎ目や段差など)

注意

タイヤ空気圧の点検・調整をしたあとは

タイヤのバルブキャップを確実に取り付けてください。

バルブキャップをはずしていると、ほこりや水分がバルブに入り空気が漏れ、
タイヤの空気圧が低下するおそれがあります。

301

6

6-2. 簡単な点検・部品交換

お手入れのしかた

エアコンフィルターの交換

エンジンスイッチを “LOCK”(スマートエントリー& スタートシス
テム非装着車)またはパワースイッチを OFF(スマートエントリー &
スタートシステム装着車)にする

グローブボックスを開き、ダン
パーステーのピンをはずす

グローブボックス側面を内側に
押して上部のツメを片側ずつは
ずし、下部のツメをはずして取り
はずす

フィルターカバーを取りはずす

フィルターカバーの固定を解
除する

フィルターカバーを矢印の方
向にずらし、フィルターカバー
を抜く

エアコンを快適にお使いいただくために、エアコンフィルターを定期的
に交換してください。

交換のしかた

1

2

3

1

2

4

302

6-2. 簡単な点検・部品交換

フィルターを取りはずし、新しい
フィルターと交換する

「nUP」マークの矢印が上を向くよう

に取り付けます。

取り付けるときは、取りはずした
ときと逆の手順で取り付ける

フィルターカバーはA部に入れてから、
取り付けてください。

エアコンフィルターの交換について

エアコンフィルターは次の時期を目安に交換してください。

交換:20,000 km [10,000 km

] ごと

※ 大都市や寒冷地など、交通量や粉じんの多い地区

エアコンの風量が減少したとき

フィルターの目詰まりが考えられますので、フィルターを交換してください。

5

A

6

知識

注意

エアコンを使用するときの注意

フィルターを装着せずにエアコンを使用すると、故障の原因になることがあり
ます。必ずフィルターを装着してください。

フィルターは交換するタイプです。
水洗いやエアブローによる清掃はしないでください。

 

 

 

 

 

 

 

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