Toyota Vitz (2016 year). Manual japanese - part 25

 

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Toyota Vitz (2016 year). Manual japanese - part 25

 

 

383

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

電子キーが正常に働かないときは

(スマートエントリー&スタートシステム装着車)

メカニカルキー(→ P. 101)を使っ
て次の操作ができます。

全ドア施錠

全ドア解錠

X

オートマチック車

シフトレバーが P の状態でブレーキペダルを踏む

電子キーのトヨタエンブレム面
で、エンジンスイッチにふれる

電子キーを認識するとブザーが鳴り、
イグニッション ON モードへ切りかわ
ります。

車両カスタマイズ機能でスマートエン
トリー&スタートシステムの設定が非
作 動 に な っ て い る と き は、ア ク セ サ
リーモードへ切りかわります。

ドライブモニターディスプレイ装着車:ブレーキペダルをしっかりと
踏み込んで、スマートエントリー&スタートシステム表示灯が緑色に
点灯していることを確認する
マルチインフォメーションディスプレイ装着車:ブレーキペダルを
しっかりと踏み込んで、マルチインフォメーションディスプレイに

 が表示されていることを確認する

電子キーと車両間の通信がさまたげられたり(→ P. 115)、電子キーの
電池が切れたときは、スマートエントリー&スタートシステムとワイヤ
レスリモコンが使用できなくなります。このような場合、次の手順でド
アを開けたり、エンジンを始動したりすることができます。

ドアの施錠・解錠

1

2

エンジン始動の方法

384

7-2. 緊急時の対処法

エンジンスイッチを押す

処置をしても作動しないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

X

マニュアル車

シフトレバーが N の状態でクラッチペダルとブレーキペダルを踏む

電子キーのトヨタエンブレム面
でエンジンスイッチにふれる

電子キーを認識するとブザーが鳴り、
イグニッション ON モードへ切りかわ
ります。

車両カスタマイズ機能でスマートエン
トリー&スタートシステムの設定が非
作 動 に な っ て い る と き は、ア ク セ サ
リーモードへ切りかわります。

クラッチペダルとブレーキペダルをしっかりと踏み込んで、スマート
エントリー&スタートシステム表示灯が緑色に点灯していることを確
認する

エンジンスイッチを押す

処置をしても作動しないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

エンジンの停止方法

通常のエンジン停止のしかたと同様、シフトレバーを P(オートマチック車)ま
たは N(マニュアル車)にしてエンジンスイッチを押します。

電池交換について

ここで説明しているエンジンの始動方法は一時的な処置です。電池が切れたとき
は、ただちに電池の交換をおすすめします。(→ P. 294)

エンジンスイッチのモードの切りかえ

エンジン始動方法の手順

で、オートマチック車はブレーキペダル、マニュアル

車はクラッチペダルから足を離してエンジンスイッチを押すと、エンジンが始動
せず、スイッチを押すごとにモードが切りかわります。(→ P. 156)

知識

385

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

バッテリーがあがったときは

ブースターケーブルと 12V のバッテリー付き救援車があれば、次の手順
に従って、エンジンを始動させることができます。

バッテリーの + 端子のカバーをはずし、ブースターケーブルを次の順
につなぐ

赤色のブースターケーブルを自車のバッテリーの+端子につなぐ

赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテリーの
+端子につなぐ

黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につなぐ

黒色のブースターケーブルのもう一方の端をバッテリーから離れ
た、未塗装の金属部(図に示すような固定された部分)につなぐ

X

1KR-FE エンジン搭載車

バッテリーがあがった場合、次の手順でエンジンを始動することができ
ます。

4

3

1

2

386

7-2. 緊急時の対処法

X

1NR-FE/1NR-FKE エンジン搭載車

X

1NZ-FE エンジン搭載車

救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約 5 分間自車の
バッテリーを充電する

スマートエントリー&スタートシステム装着車は、エンジンスイッチ
が OFF の状態でいずれかのドアを開閉する

スマートエントリー&スタートシステム非装着車:
救援車のエンジン回転を維持したまま、エンジンスイッチをいったん

“ON”にしてから自車のエンジンをかける

スマートエントリー&スタートシステム装着車:
救援車のエンジン回転を維持したまま、エンジンスイッチをいったん
イグニッション ON モードにしてから、自車のエンジンをかける

4

3

1

2

3

1

4

2

387

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

自車のエンジンが始動したら、ブースターケーブルをつないだときと
逆の順ではずす

エンジンがかかっても、早めにトヨタ販売店で点検を受けてください。

バッテリーあがり時の始動について(オートマチック車)

この車両は、押しがけによる始動はできません。

バッテリーあがりを防ぐために

エンジンがかかっていないときは、ランプやエアコンの電源を切ってください。

渋滞などで長時間止まっているときは、不必要な電装品の電源を切ってくださ
い。

バッテリーがあがったときは

コンピューターに記憶されている情報が消去されます。バッテリーがあがったと
きはトヨタ販売店で点検を受けてください。

バッテリーの充電について

バッテリーの電力は、車両を使用していないあいだも、一部の電装品による消費
や自然放電のために、少しずつ消費されています。そのため、車両を長期間放置
すると、バッテリーがあがってエンジンを始動できなくなるおそれがあります。

(バッテリーは走行中に自動で充電されます)

バッテリーあがり時や取りはずし時など(スマートエントリー&スタートシステ
ム装着車)

バッテリーがあがった直後はスマートエントリー&スタートシステムによるド
アの解錠ができない場合があります。解錠できなかった場合はワイヤレスリモ
コン、またはメカニカルキーで解錠・施錠を実施してください。

バッテリーがあがったあとの、最初のエンジン始動は失敗することがあります。
2回目以降のエンジン始動は正常に動作しますので、問題ではありません。

車両は常にエンジンスイッチの状態を記憶しています。バッテリーあがり時、
バッテリー脱着後は、バッテリーをはずす前の状態に復帰します。バッテリー
を脱着する際は、エンジンスイッチを OFF にしてから行ってください。
バッテリーがあがる前の状態が不明の場合、バッテリー接続時は特に注意して
ください。

知識

388

7-2. 緊急時の対処法

警告

バッテリーの引火または爆発を防ぐために

救援車のバッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり
危険ですので、火や火花が発生しないよう、次のことをお守りください。

ブースターケーブルは正しい端子または接続箇所以外に誤って接触させない

+端子に接続したブースターケーブルの先を付近のブラケットや未塗装の金
属部に接触させない

ブースターケーブルは+側と−側の端子を絶対に接触させない

バッテリー付近では、喫煙したりマッチやライターなどで火を起こさない

バッテリーの取り扱いについて

バッテリー内には有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っており、また関連部
品には鉛または鉛の混合物を含んでいるので、取り扱いに関し、次のことを必
ずお守りください。

バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、液(酸)が皮膚・衣服・車
体に付着しないようにする

必要以上、顔や頭などをバッテリーに近付けない

誤ってバッテリー液が体に付着したり目に入ったりした場合、ただちに大量の
水で洗い、すぐに医師の診察を受ける
また、医師の診察を受けるまで、水を含ませたスポンジや布を患部にあててお

誤ってバッテリー液を飲み込んだ場合、多量の水を飲んで、すぐに医師の診察
を受ける

バッテリーの支柱・ターミナル・その他の関連部品の取り扱い後は手を洗う

お子さまをバッテリーに近付けない

車の損傷を防ぐために

車両を押したり、引いたりして始動させないでください。
触媒コンバーターが過熱し、火災の原因になるおそれがあります。

注意

ブースターケーブルの取り扱いについて

ブースターケーブルを接続したり、取りはずすときは、冷却ファンやベルトに
巻き込まれないように十分注意してください。

389

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

オーバーヒートしたときは

高水温警告灯が点滅または点灯したとき、または「エンジン冷却水高
温」が表示されたとき

安全な場所に停車し、エアコンを OFF にしてから、エンジンを停
止する

蒸気が出ている場合:

蒸気が出なくなったことを確認してから、注意してボンネットを
開ける

蒸気が出ていない場合:

注意してボンネットを開ける

エンジンが十分に冷えてから、
ラジエーターコア部(放熱部)
やホースなどからの冷却水も
れを点検する

ラジエーター

ファン

多量の冷却水もれがある場合は、た
だちにトヨタ販売店に連絡してくだ
さい。

次のような場合は、オーバーヒートの可能性があります。

ドライブモニターディスプレイ装着車:高水温警告灯(→ P. 338)
が赤色点滅または点灯したり、エンジンの出力が低下する(スピー
ドが出ないなど)

マルチインフォメーションディスプレイ装着車:

「エンジン冷却水高

温」が表示されたり、エンジンの出力が低下する(スピードが出な
いなど)

エンジンルームから蒸気が出る

対処方法

2

1

390

7-2. 緊急時の対処法

冷却水の量がリザーバータンクの“FULL”

(上限)と“LOW”

(下

限)のあいだにあるかを点検する

リザーバータンク

“FULL”(上限)

“LOW”(下限)

ラジエーターキャップ

X

1KR-FE/1NR-FE エンジン搭載

X

1NZ-FE エンジン搭載車

X

1NR-FKE エンジン搭載車

1

4

2

3

4

2

3

1

4

1

2

3

391

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

冷却水が不足している場合は、冷却水を補給する

冷却水がない場合は、応急措置として水を補給してください。

エンジンを始動し、エアコンを作動させてラジエーター冷却用の
ファンが作動しているか、およびラジエーターコアやホースなどか
ら冷却水もれがないことを再度確認する

エンジンが冷えた状態での始動直後は、エアコンを ON にすることでファンが
作動します。ファンの音や風で確認してください。わかりにくいときは、エア
コンの ON・OFF をくり返してください。

(ただし、氷点下となる寒冷時はファンが作動しないことがあります)

ファンが作動していない場合:

すぐにエンジンを停止し、トヨタ販売店に連絡する

ファンが作動している場合:

最寄りのトヨタ販売店で点検を受ける

X

1KR-FE/1NR-FE エンジン搭載

X

1NZ-FE エンジン搭載車

X

1NR-FKE エンジン搭載車

392

7-2. 緊急時の対処法

警告

エンジンルーム点検中の事故やけがを防ぐために

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、やけどなどの重大な傷害を受けるおそれがあります。

エンジンルームから蒸気が出ている場合は、蒸気が出なくなるまでボンネット
を開けないでください。エンジンルーム内が高温になっています。

手や着衣(特にネクタイ・スカーフ・マフラーなど)をファンやベルトから離
してください。手や着衣が巻き込まれ、重大な傷害を受けるおそれがあり危険
です。

エンジンおよびラジエーターが熱い場合はラジエターキャップおよび冷却水
リザーバータンクのキャップを開けないでください。
高温の蒸気や冷却水が圧力によって噴き出すおそれがあります。

注意

冷却水を入れるとき

エンジンが十分に冷えてから入れてください。
冷却水はゆっくり入れてください。
エンジンが熱いときに急に冷たい冷却水を入れると、エンジンが損傷するおそ
れがあります。

冷却系統の故障を防ぐために

次のことをお守りください。

異物(砂やほこりなど)を冷却水に混入させない

冷却水用添加剤を使用しない

393

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

スタックしたときは

X

FF 車(前輪駆動)

パーキングブレーキをかけ、シフトレバーをオートマチック車は P、マ
ニュアル車は N にして、エンジンを停止する

タイヤ前後の土や雪を取り除く

タイヤの下に木や石などをあてがう

エンジンを再始動する

シフトレバーをオートマチック車は D または R、マニュアル車は 1 速
または R に確実に入れ、注意しながらアクセルを踏む

TRC・VSC の作動で脱出しにくいときは、TRC または VSC を停止してくださ
い。(→ P. 226, 227)

X

4WD 車(4 輪駆動)

パーキングブレーキをかけシフトレバーを P にしてエンジンを停止す

タイヤ前後の土や雪を取り除く

タイヤの下に木や石などをあてがう

エンジンを再始動し、4WD  オートモードになっていることを確認す
る(→ P. 223)

シフトレバーを D または R に確実に入れ、注意しながらアクセルを
踏む

ぬかるみや砂地・雪道などでタイヤが空転したり埋まり込んで動けなく
なったときは次の方法を試みてください。

警告

脱出するとき

前進と後退をくり返してスタックから脱出する場合、他の車・ものまたは人と
の衝突を避けるため周囲に何もないことを確認してください。
スタックから脱出するとき、車が前方または後方に飛び出すおそれがあります
ので、特に注意してください。

シフトレバーを操作するとき(オートマチック車)

アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
車が急発進し、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

394

7-2. 緊急時の対処法

注意

トランスミッションやその他の部品への損傷を避けるために

タイヤが空転するのを避け、必要以上にアクセルペダルを踏まないでくださ
い。

上記の方法で脱出できなかった場合、けん引による救援が必要です。

車両情報

395

8

8-1. 仕様一覧

メンテナンスデータ

(指定燃料・

オイル量など)......................396

8-2. カスタマイズ機能

カスタマイズ機能一覧 ...........407

396

8-1. 仕様一覧

メンテナンスデータ(指定燃料・オイル量など)

エタノールの混合率 10% 以下または、ETBE の混合率 22% 以下のガソリン

(酸素含有率 3.7% 以下)を使用することができます。

使用するオイルや液類の品質により、お車の寿命は著しく左右されます。
お車には、最も適した弊社純正オイル・液類(以下、

「指定銘柄」といい

ます)のご使用をおすすめします。

指定銘柄以外を使用される場合は、指定銘柄に相当する品質のものをご
使用ください。

燃料

指定燃料

容量[L](参考値)

・ 無鉛レギュラーガソリン
・ バイオ混合ガソリン(レギュラー)

42

397

8

8-1. 仕様一覧

車両情報

X

1KR-FE/1NR-FE/1NZ-FE エンジン搭載車

※ 1

エンジンオイルの容量は交換する際の目安です。オイル量の確認は、エンジ
ンを暖機後に停止し、5 分以上経過してからレベルゲージで行ってくださ
い。

※ 2

0W-20 は新車時に充填されており、上記表に示す中では最も省燃費性に優
れるオイルです。

エンジンオイル

指定銘柄

エンジン

容量[L](参考値

※ 1

オイルのみ

交換

オイルと

オイル

フィルター

交換

トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 0W-20

※ 2



API SN/RC, ILSAC GF-5, 

SAE 0W-20
トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 5W-20



API SN/RC, ILSAC GF-5, 

SAE 5W-20
トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 5W-30



API SN/RC, ILSAC GF-5, 

SAE 5W-30
トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 10W-30



API SN/RC, ILSAC GF-5, 

SAE 10W-30

1KR-FE

2.6

2.8

1NR-FE

3.2

3.4

1NZ-FE

3.4

3.7

398

8-1. 仕様一覧

X

1NR-FKE エンジン搭載車

※ 1

エンジンオイルの容量は交換する際の目安です。オイル量の確認は、エンジ
ンを暖機後に停止し、5 分以上経過してからレベルゲージで行ってくださ
い。

※ 2

0W-16 は新車時に充填されており、上記表に示す中では最も省燃費性に優
れるオイルです。

指定銘柄

容量[L](参考値

※ 1

オイルのみ

交換

オイルと

オイル

フィルター

交換

トヨタ純正キヤッスルモーターオイル 0W-16

※ 2



SAE 0W-16

トヨタキヤッスルモーターオイル SN 0W-20



API SN/RC, ILSAC GF-5, SAE 0W-20

トヨタキヤッスルモーターオイル SN 5W-20



API SN/RC, ILSAC GF-5, SAE 5W-20

トヨタキヤッスルモーターオイル SN 5W-30



API SN/RC, ILSAC GF-5, SAE 5W-30

トヨタキヤッスルモーターオイル SN 10W-30



API SN/RC, ILSAC GF-5, SAE 10W-30

3.6

3.8

 

 

 

 

 

 

 

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