Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese - part 8

 

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Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese - part 8

 

 

111

2-2. 充電について

2

プラグインハイブリッドシステム

充電コネクターの施錠・解錠

電子キーをポケットなどに携帯した状態で操作を行ってください。

充電コネクターを普通充電イ
ンレットに挿し込む

(→ P. 140)

コネクターロックスイッチを
押す

スイッチを押すたびに、充電コネク
ターが施錠・解錠されます。

コネクターロックシステムの使い方

1

2

112

2-2. 充電について

コネクターロックシステムの設定変更

マルチインフォメーションディスプレイの「車両カスタマイズ」設定
で、充電コネクターの施錠・解錠方法を次のように変更することがで
きます。

設定変更のしかたについては、P. 273 を参照してください。

※1

電子キーの携帯・ドアの解錠は不要です。

※2

マニュアルロックと同様の操作で充電コネクターを施錠・解錠することもでき
ます。

※3

オートロック後に停電などで電源が遮断されると、充電コネクターが解錠され
ます。

設定

作動内容

マニュアルロック

(デフォルト設定)

電子キーを携帯して、またはドアを解錠してからコネ
クターロックスイッチを押すと、充電コネクターが施
錠・解錠される

オートロック

充電コネクターを接続すると自動で施錠される

※1, 2

オートロック&

オートアンロック

充電コネクターを接続すると自動で施錠され、充電終
了後は自動的に解錠される

※1, 2, 3

113

2-2. 充電について

2

プラグインハイブリッドシステム

コネクターロックシステムについて

コネクターロックスイッチを連続で操作すると、システムの保護のためにコネ
クターロックが作動しなくなることがあります。その場合は、しばらく待って
から再度、コネクターロックスイッチを操作してください。

コネクターロックシステムは、充電ケーブルの盗難防止を保証する機能ではあ
りません。また、すべてのいたずら行為に効果を発揮するものではありません。

コネクターロックシステムでヴィークルパワーコネクタ

(→ P. 203)を施錠

することもできます。

充電インレットに充電コネクターを挿し込めないとき

カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき

スマートリッド&コネクターロックシステムも非作動になります。カスタマイ
ズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたときは、次の
手順で充電コネクターを施錠・解錠できます。

ワイヤレスリモコン、またはドアロックスイッチでドアロックを解除する

(→ P. 307、309)

充電コネクターを普通充電インレットに挿し込む(充電コネクターの施錠時の
み)

コネクターロックスイッチを押す

充電コネクターが施錠、または解錠されます。

充電コネクターロックの設定(→ P. 112)を「オートロック」にしたときは、
解錠時のみ、上記の操作が必要です。

「オートロック&オートアンロック」に設

定したときは、スマートエントリー&スタートシステムを非作動にしても、コ
ネクターロック機能は作動します。

知識

コネクターロックピンが下がっていないか
確認してください。
コネクターロックピンが下がっている場合
は、コネクターロックが作動しています。電
子キーを携帯して、またはドアを解錠してか
らコネクターロックスイッチを押し、コネク
ターロックを解除してコネクターロックピ
ンが上がっている状態にしてください。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

コネクターロックピン

1

2

3

114

2-2. 充電について

通常の操作で充電コネクターを解錠できないとき

電子キーを携帯している、またはドアが解錠されているのに、コネクターロック
スイッチの操作で充電コネクターを解錠できないときは、コネクターロック緊急
解除レバーを操作して、充電コネクターを解錠することができます。

約 5cm

約 2cm

バックドアを開ける(→ P. 312)

ノブを引いて、図に示すカバーを取りはず

車両下側からななめ上方向に向けて手を
入れ、コネクターロック緊急解除レバーに
指をかける

コネクターロック緊急解除レバーを矢印
の方向に動かす

充電コネクターが解錠され、充電コネク
ターの取りはずしが可能になります。

必ず矢印の方向に操作してください。矢印
の向き以外に力をかけると、コネクター
ロック緊急解除レバーが損傷するおそれ
があります。

1

2

1

2

3

4

115

2-2. 充電について

2

プラグインハイブリッドシステム

カバーをもとどおりに取り付ける

この方法は、緊急時の一時的な対処です。異常が解消しない場合は、すみやかに
トヨタ販売店で点検を受けてください。

通常の操作で充電コネクターを解錠できるときは、緊急解除レバーを操作しない
でください。

警告

普通充電インレットに充電コネクターを接続するとき

注意

充電コネクターをロックするとき

次のことをお守りください。お守りいただかないと、コネクターロックシステ
ムの故障の原因となります。

充電コネクターがこの車両に適合していることを確認する

異なるタイプの充電コネクターや、挿入部が破損・変形した充電コネクター
などは、施錠できない可能性があります。

充電コネクターを接続する前にコネクターロックスイッチを操作しない

充電コネクターを充電インレットにしっかりと奥まで挿し込んでから、コネク
ターロックスイッチを操作する

充電コネクターを施錠したあとは、充電コネクターに無理な力をかけない

充電コネクターを取りはずすときは、必ずコネクターロックを解除してくだ
さい。

5

コネクターロック部に手を入れないでくだ
さい。
コネクターロックピンに挟まれ、けがをす
るおそれがあり危険です。

コネクターロックピン

116

2-2. 充電について

接続可能な外部電源について(普通充電時)

この車両を充電するための外部電源は、ここで説明する要件を備えてい
ることが必要です。
充電作業を行う前に、あらかじめ次の事項をご確認ください。

警告

電気事故についての警告

車両の充電を行うときは、必ず本書に記載されている注意事項をお守りくださ
い。
必要要件を満たしていない電源を使用したり、記載されている禁止事項を守ら
ずに充電を行ったりすると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最
悪の場合死亡につながるおそれがあります。

117

2-2. 充電について

2

プラグインハイブリッドシステム

200V 電源を使用する場合

200Vの充電用コンセントには、必ず専用回路を設置してください。

AC200V で 16A の電流が流れてもブレーカーが作動しない(電流
が遮断されない)コンセントに接続してください。

分岐回路内に専用の漏電遮断
器が設置されていることを確
認してください。

もし設置されていない場合は、必ず
設置した上で車両の充電を行ってく
ださい。

※1

EV / PHV 専用コンセントに接続してください。

EV  /  PHV  専用コンセン
トの例

推奨コンセント型式:
パナソニック製
WK4322(200V)

200Vコンセント極配置

※2

JIS C 8303
2 極 接地極(アース)付コンセ
ント
20A 250V

※1

建物の電気工事や、電流容量などのご相談については、電気工事業者など
にお問い合わせください。

※2

図は代表的な形状を示したもので、実際のコンセントとは形状が異なる場
合があります。

電源について

ITO12P138a

漏電遮断器の例

接地極(アース)

1

2

118

2-2. 充電について

100V 電源を使用する場合

※1

ブレーカーの容量を確認してください。
この車の充電時には、100V で最大 6A の電流が流れます。余裕を
みて、20A のブレーカーを備えたコンセントに接続することを推奨
します。

※2

ブレーカーの容量に余裕がないと、ほかの電気製品を接続した際にブレーカー
が作動して、電流が遮断される可能性があります。

回路上に漏電遮断器が設置さ
れていることを確認してくだ
さい。(主幹含む)

もし設置されていない場合は、必ず
設置した上で車両の充電を行ってく
ださい。

※2

屋外で充電する場合は、軽負荷電動車両充電用コンセントに接続し
てください。

※3

一般回路用の軽負荷電動車
両充電用コンセントの例

推奨コンセント型式:
パナソニック製
WK4632(100V)

100Vコンセント極配置

※4

JIS C 8303
2 極 接地極(アース)付コンセ
ント
15A 125V

ITO12P138a

漏電遮断器の例

接地極(アース)

1

2

119

2-2. 充電について

2

プラグインハイブリッドシステム

充電ケーブルのコントロールユニットをフックに引っかけることに
より、コンセントや電源プラグに荷重がかからないようにしてくだ
さい。

※1

100V 電源で充電する際は、充電ケーブルの電源プラグを 100V 用のもの
に交換してください。(→ P. 102)

※2

建物の電気工事や、電流容量などのご相談については、電気工事業者など
にお問い合わせください。

※3

日々の充電にあたっては、電源プラグのひんぱんな抜き挿しが必要となる
ため、抜止形の防雨形 100V コンセントでは耐久性が十分でない場合があ
ります。

※4

図は代表的な形状を示したもので、実際のコンセントとは形状が異なる場
合があります。

120

2-2. 充電について

充電環境について (200V 電源の使用時)

より安全に充電を行うために、次のような充電設備を設置することをおすすめし
ます。

分岐専用回路内高速高感度形漏電遮断器

万一、漏電が発生したときに住宅全体が停電する可能性を低減します。また、
漏電発生時における人体への影響を最小限に抑えることができます。

EV / PHV 専用コンセント(→ P. 117)

EV / PHV 専用コンセントは日々の使用に対する耐久性が確保されており、充
電中に電源プラグがコンセントから脱落するのを防ぎます。

手元スイッチを使うと、スイッチ操作でコンセントへの電気が遮断できるた
め、電源プラグの抜き挿しをより安全に行うことができます。

知識

分電盤

電線

1

2

121

2-2. 充電について

2

プラグインハイブリッドシステム

充電環境について(100V 電源の使用時)

より安全に充電を行うために、次のような充電設備を設置することをおすすめし
ます。

高速高感度形漏電遮断器

漏電発生時における人体への影響を最小限に抑えることができます。

軽負荷電動車両充電用コンセント

一般的な抜止形の防雨形 100V コンセントでは、ひんぱんな抜き挿し使用に
よる耐久性が十分ではない場合がありますが、軽負荷電動車両充電用コンセン
トは耐久性が確保されています。
充電中に電源プラグがコンセントから脱落するのを防ぐため、フックを併用し
ていただくことをおすすめします。

フック

充電ケーブルのコントロールユニットをフックに引っかけることにより、コン
セントや電源プラグに荷重がかからないようにしてください。

分電盤

電線

1

2

3

122

2-2. 充電について

200V での充電時に家庭のブレーカーが落ちる場合は

マルチインフォメーションディスプレイの「車両カスタマイズ」設定で、充電電
流の上限値を変更することができます。

※1

画面でメーター操作スイッチの

を押して

(車両カスタマ

イズ)を選択し、

を押す

メーター操作スイッチの

を押して「充電設定」を選択し、

を押す

「充電設定」画面が表示されます。

メーター操作スイッチの

を押して「充電電流」を選択し、

を押す

「充電電流」画面が表示されます。

メーター操作スイッチの

を押して「8A」を選択し、

を押す

充電時の最大電流が 8A に制限されます。

※2

充電電流の上限値を変更しても、充電時に家庭のブレーカーが落ちる場合は、接
続した電源が充電に必要な要件を満たしているか確認してください。

(→ P. 117)

※1

カスタマイズ設定で充電電流の設定を変更しても、100V 充電時の最大電流
は 6A から変更されません。

※2

充電電流を制限すると、充電完了までの時間は長くなります。

1

2

3

4

123

2-2. 充電について

2

プラグインハイブリッドシステム

警告

電源についての警告

充電時に使用する外部電源については、必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、思わぬ事故の原因となり、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。

安全のため、必ず接地極(アース)付きのコンセントに接続してください。

必ずブレーカーおよび漏電遮断器が設置されたコンセントを使用してくださ
い。
ブレーカーがないと、ショートなど異常時の過電流に対して安全を確保できま
せん。

抜止形のコンセントは耐久性が十分では
ない場合があるため、充電用コンセントと
しては常用しないでください。

コンセントと電源プラグは、必ず直接接続
してください。
コンセントとのあいだに分岐アダプター
を接続したり、変換アダプターなどを接続
したりしないでください。

必ず車両に搭載されている充電ケーブル
で届く範囲のコンセントに接続し、延長
コードは使用しないでください。
延長コードを使用すると、異常発熱や漏電
検知機能(→ P. 100)が働かなくなるな
どの原因になります。

ITO12P109a

ITO12P110

124

2-2. 充電について

警告

充電コネクターと充電インレットは、必ず直接接続してください。
充電コネクターと充電インレットとのあいだに、変換アダプターや延長コード
などを接続しないでください。

タコ足接続はしないでください。

125

2

2-2. 充電について

プラグインハイブリッドシステム

充電方法について

普通充電(→ P. 138)

AC コンセント(200V または 100V)と車両に付属している充電
ケーブル、または普通充電器(スタンド)などで行う充電方法です。

充電開始時刻(または出発時刻)

・曜日を設定しておくことで、ご希望の日時に

タイマー充電を行うことも可能です。(→ P. 157)

急速充電

(→ P. 149)

CHAdeMO(チャデモ)

規格に準拠した急速充電器(スタンド)を

使用して行う充電方法です。

普通充電にくらべて短時間で駆動用電池を充電できます。

(ただし、最大充電量

は普通充電での満充電量の約 80% になります)

CHAdeMO はチャデモ協議会が提案する急速充電方法の商標名です。

バッテリーチャージモード(→ P. 70)

プラグインハイブリッドシステムをバッテリーチャージモードに切り
かえることにより、ガソリンエンジンの作動によって発電した電気で、
駆動用電池を充電することができます。

バッテリーチャージモードでの最大充電量は、普通充電での満充電量の約 80%
になります。

ソーラー充電システム

(→ P. 186)

駐車中、車両のルーフに搭載されたソーラーパネルで発電した電力を
駆動用電池に蓄えることができる、充電補助システムです。

ソーラー充電システムでの最大充電量は、普通充電での満充電量の約 90% に
なります。(1 日の充電だけで、最大充電量まで充電できる訳ではありません)

この車は、次の方法で駆動用電池を充電することができます。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

126

2-2. 充電について

駆動用電池の充電が完了するまでの時間は、充電電圧・充電方法ごとに
次のように異なります。

※1

数値は最大値です。なお、200V 電源での充電時は、「車両カスタマイズ」設
定で充電電流の上限値を変更できます。(→ P. 122)

※2

駆動用電池の残量や外気温などの条件により、充電完了までに必要な時間はか
わります。

※3

マイルームモード(→ P. 181)を使用しているときは、充電完了までの時間
が長くなる、または充電が完了しない場合があります。

普通充電の場合、100V 電源よりも 200V 電源の方が短時間で効率よ
く充電できるため、200V 電源での充電をおすすめします。

普通充電は、急速充電にくらべて駆動用電池への負荷が少ないため、
駆動用電池を長持ちさせることができます。

充電時間の目安(普通充電・急速充電時

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

充電の種類

普通充電

急速充電

200V 電源

100V 電源

充電電流

※1

16A

6A

充電時間の目安

※2, 3

約 2 時間 20 分

約 14 時間

約 20 分

 

 

 

 

 

 

 

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