Toyota Prius Alpha (2017 year). Manual japanese - part 17

 

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Toyota Prius Alpha (2017 year). Manual japanese - part 17

 

 

255

4-5. 運転支援装置について

4

運転

駐車車両が駐車スペースの奥にある場合は、距離が遠くなるため検出できない
ことがあります。また、駐車車両の形状や条件によっては検出距離が短くなっ
たり、検出できないことがあります。

知識

車庫入れアシストモード時のセンサー感
知範囲について

目標駐車位置

縦列駐車アシストモード時のセンサー感
知範囲について

目標駐車位置

センサーの感知範囲は、最大で約 1.6m で
す。

駐車車両

最大約 1.6m

1

1

1

2

256

4-5. 運転支援装置について

柱や壁など駐車車両以外は検出できない
ことがあります。また、検出できても目標
駐車位置がずれることがあります。

歩行者などを検出して目標駐車位置がず
れることがあります。

歩行者

1

2

1

257

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

インテリジェントパーキングアシストを過信しないでください。
一般の車と同様、必ず後方や周辺の安全を直接確認しながら慎重に後退してく
ださい。

画面だけを見ながら後退することは絶対にしないでください。
画面に映っている映像と実際の状況は異なることがあり、画面だけを見て後退
すると車をぶつけたり、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。後退する
ときは、必ず目視やミラーなどで後方や周辺の安全を直接確認してください。

後退するときは、ブレーキペダルを踏んで速度調整しながら、ゆっくり後退し
てください。

周辺の車両や障害物、人などに接触しそうなときは、ブレーキペダルを踏んで
停車し、IPA スイッチを押してシステムを解除してください。

駐車区画のある平坦な駐車場で使用してください。

使用中はハンドルが自動的に回転するため、次の点に注意してください。

・ ネクタイ、スカーフ、腕などを巻き込むおそれがあります。上体をハンド

ルに近付けないでください。また、お子様がハンドルに近付かないよう注
意してください。

・ 爪が長いとハンドルが回転する際にけがをするおそれがあります。
・ 万一のときは、ブレーキペダルを踏んで停車し、IPA スイッチを押してシ

ステムを解除してください。

駐車するときは、必ず駐車スペースに車を駐車できるかを確認してから操作を
行ってください。

次のような状況では、使用しないでください。

・ 駐車場以外の場所
・ 砂地、砂利地のような駐車枠のない整備されていない駐車場
・ 傾斜、段差のある平坦でない駐車場
・ 凍結したり、すべりやすい路面、または雪道
・ 真夏の炎天下でアスファルトが溶けているようなとき
・ 目標駐車位置(青枠の中)や自車と目標駐車位置とのあいだに障害物があ

るとき

・ 人や車両などの通行量の多いとき
・ 駐車不可能な場所(車両が入らないほど狭い・崖など)
・ カメラのレンズの汚れ、西日、影、雪などで画面が見にくいとき
・ タイヤチェーン、応急用タイヤを使用しているとき
・ バックドアが完全に閉まっていないとき

258

4-5. 運転支援装置について

警告

メーカー出荷時装着タイヤ以外のタイヤは使用しないでください。システムが
正常に作動しないおそれがあります。
また、タイヤを交換すると、画面に表示される線や枠の表示位置に誤差が生じ
ることがあります。タイヤを交換するときは、トヨタ販売店にご相談ください。

次のような状況では、設定した位置にアシストできない場合があります。

・ タイヤが極端に磨耗していたり、空気圧が低いとき
・ 極端に重いものを積んでいるとき
・ 車両の片側にだけ荷物等を積んで車両が傾いているとき
・ 駐車場にロードヒーター(路面凍結防止用のヒーター)が設置されている

とき

・ タイヤを縁石などに強くあてて、ホイールアライメントが正常でないとき
上記の場合以外で設定位置と車両の位置が大きくずれる場合は、トヨタ販売
店で点検を受けてください。

外気温が低い場合、画面が暗くなったり、映像が薄れることがあります。特に
動いているものの映像が歪む、または画面から見えなくなることがあるため、
必ず周囲の安全を直接目で確認しながら運転してください。

インテリジェントパーキングアシストが正常に作動しなくなり、思わぬ事故に
つながるおそれがありますので、次のことにご注意ください。

・ カメラ部を強くたたいたり、物をぶつけるなど、強い衝撃を与えないでく

ださい。カメラの位置、取り付け角度がずれるおそれがあります。

・ カメラ部は防水構造となっていますので、取りはずし・分解・改造をしな

いでください。

・ カメラレンズを洗うときは、大量の水でカメラの汚れを流した後、水で湿

らせたやわらかい布でカメラレンズをふき取ってください。
カメラレンズを強くこするとカメラレンズが傷ついて、鮮明な画像を見る
ことができなくなるおそれがあります。

・ カメラ部に有機溶剤・ボディワックス・油膜取り剤・ガラスコート剤など

を付着させないでください。付着したときは、すぐにふき取ってください。

・ 寒いときにお湯をかけるなどして急激な温度変化を与えないでください。
・ カメラ部をぶつけたときや、画面に表示されるカメラ方向確認線(→P. 212)

がバンパー端に一致していないときは、カメラの位置、取り付け角度がず
れているおそれがあります。早めにトヨタ販売店で点検を受けてください。

・ 洗車時に高圧洗浄機でカメラやカメラ周辺に直接水をあてないでくださ

い。高水圧のためカメラの故障の原因となることがあります。

259

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

センサーが正常に作動しなくなり、思わぬ事故につながるおそれがありますの
で、次のことにご注意ください。

・ センサー部付近を強くたたいたり、物をぶつけるなど、強い衝撃を与えな

いでください。装置が正常に作動しなくなるおそれがあります。

・ 高圧洗車機を使用して洗車するときは、センサー部に直接水をあてないで

ください。強い水圧により衝撃が加わり、装置が正常に作動しなくなるお
それがあります。バンパーをぶつけたときは、センサーの故障などにより
装置が正常に作動しなくなっているおそれがあります。トヨタ販売店で点
検を受けてください。

・ センサーに氷、雪、泥などが付着したときは、画面に「ソナー汚れ セン

サを拭いて下さい」と表示されることがあります。センサー部に付いた異
物を取り除いてください。

次の場合、装置が正常に作動しないことがあり、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

・ センサー部が凍結したとき(解ければ、正常に復帰します)特に低温時に

は凍結などにより異常表示が出たり、駐車車両があっても感知しないこと
があります。

・ センサーを手でふさいだとき
・ 車両姿勢が大きく傾いたとき
・ 炎天下や寒冷時
・ 凸凹道、坂道、砂利道、草むら走行時など
・ 他車のホーン、オートバイのエンジン音、大型車のエアブレーキ音、他車

のセンサーなどの超音波を発生するものが近付いたとき

・ 雨や水しぶきがかかったとき
・ 市販のフェンダーポール、無線機用アンテナを車に付けたとき
・ センサーに駐車車両が近付きすぎたとき
・ 目標駐車位置の隣に駐車車両があるにもかかわらず、駐車枠が目標駐車位

置から大きくずれた位置に表示されるときは、センサーの角度がずれてい
るおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてください。

・ センサーが感知する範囲には、アクセサリー用品などを取り付けないでく

ださい。

260

4-5. 運転支援装置について

初期化が必要なとき

次の場合には、必ず初期化作業を
行ってください。

バッテリーの脱着中にハンド
ル操作を行ったとき

ステアリングセンサーを脱着
したとき

ステアリングセンサーの信号
に異常が発生したとき

シフトポジションを R にして、システム初期化中画面が表示された
とき(補機バッテリー能力の低下など)

初期化の作業

車を止めた状態で、ハンドルを左
いっぱいにまわしたあと、右いっ
ぱいにまわします。(左右どちら
が先でも可)

通常の画面にもどれば、設定終了
です。システム初期化中画面で、
IPA スイッチを押すと、操作方法
を表示することができます。

画面に表示された操作をして通常の画面にもどれば設定終了です。

システム初期化中画面、またはヘルプ画面が表示されたままのとき
は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

IPA スイッチを押すと、もとの画面にもどります。

システム初期化について

注意

上記操作を行っても、画面が切りかわらないときは、トヨタ販売店で点検を受
けてください。

上記操作を行って、通常の画面にもどったときは、一度アシストモードを使用
して、目標駐車位置に以前と同じようにアシストされることを確認してくださ
い。平坦路で使用しても、以前より斜めになったり、横方向にずれる場合は、
トヨタ販売店で点検を受けてください。

261

4

運転

4-5. 運転支援装置について

ドライブモードセレクトスイッチ

エコドライブモード

通常にくらべてアクセルペダル
の踏み込みに対するトルクの発
生がゆるやかになり、またエアコ
ン(暖房/冷房)の作動を抑え、
燃費を向上させる走行に適して
います。

スイッチを押すと、メーター内の ECO
MODE 表示灯が点灯します。

パワーモード

山岳路などで、アクセルレスポンスのよい、きびきびとした走りを楽
しみたいときに適しています。

スイッチを押すと、メーター内のパワーモード表示灯が点灯します。

エコドライブモード・パワーモード共に解除された状態のときは、通常の走行
に適した通常走行モードになります。

エコドライブモードのエアコン作動について

エコドライブモードは、暖房/冷房の作動や風量を抑制して、燃費向上を図って
います。

(→ P. 288)空調の効きをよりよくしたいときは、風量の調整またはエ

コドライブモードの解除をしてください。

エコドライブモード/パワーモードを解除するときは

再度スイッチを押します。なお、パワースイッチを OFF にするとパワーモード
は自動的に解除されますが、エコドライブモードはスイッチを押して解除する
まで、パワースイッチを OFF にしても自動では解除されません。

エコドライブモードのときにパワーモードスイッチを押す、またはその逆の操
作を行うと、あとから押したスイッチのモードに切りかわります。

EV ドライブモード時の走行モードの切りかえについて

→ P. 156

走行・使用状況に合わせて次のモードを選択できます。

1

2

知識

262

4-5. 運転支援装置について

運転を補助する装置

ECB(電子制御ブレーキシステム)

電子制御により、ブレーキ操作に応じたブレーキ力を発生させます。

ABS(アンチロックブレーキシステム)

急ブレーキ時やすべりやすい路面でのブレーキ時にタイヤのロックを
防ぎ、スリップを抑制します。

ブレーキアシスト

急ブレーキ時などに、より大きなブレーキ力を発生させます。

VSC(ビークルスタビリティコントロール)

急なハンドル操作や、すべりやすい路面で旋回するときに横すべりを
抑え、車両の姿勢維持に寄与します。

TRC(トラクションコントロール)

すべりやすい路面での発進時や加速時にタイヤの空転を抑え、駆動力
を確保します。

EPS(エレクトリックパワーステアリング)

電気式モーターを利用して、ハンドル操作を補助します。

S-VSC(ステアリングアシステッドビークルスタビリティコントロー
ル)

ABS、TRC、VSC と EPS を協調して制御します。
すべりやすい路面などの走行で急なハンドル操作をした際に、ハンド
ル操作力を制御することで、車両の方向安定性確保に貢献します。

ヒルスタートアシストコントロール

上り坂やすべりやすい丘面で発進するときに、ブレーキペダルから足
を離しても一時的に制動力を保持し、発進操作を補助します。

走行の安全性や運転性能を高めるため、走行状況に応じて次の装置が自
動で作動します。ただし、これらの装置は補助的なものなので、過信せ
ずに運転には十分に注意してください。

263

4-5. 運転支援装置について

4

運転

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

→ P. 267

緊急ブレーキシグナル

急ブレーキ時に非常点滅灯を自動的に点滅させることにより、後続車
に注意をうながし、追突される可能性を低減させます。

VSC・TRC・ABS が作動している
ときは、スリップ表示灯が点滅しま
す。

ABS・ブレーキアシスト・VSC・TRC・ヒルスタートアシストコントロールの
作動音と振動

上記のシステムが作動すると、次のような現象が発生することがありますが、異
常ではありません。

車体やハンドルに振動を感じる

車両停止後もモーター音が聞こえる

ABS の作動時に、ブレーキペダルが小刻みに動く

ABS の作動終了後、ブレーキペダルが少し奥に入る

VSC・TRC・ABS が作動しているとき

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

264

4-5. 運転支援装置について

ECB の作動音

次のような場合に ECB の作動音が聞こえることがありますが、異常ではありま
せん。

ブレーキペダルを操作したときに、エンジンルームから聞こえる作動音(“カ
チ”、“シュー”、“ジー”という音)

運転席ドアを開けたときに車両前方から聞こえるブレーキシステムのモーター
音(“ジー”という音)

ハイブリッドシステム停止後1∼2分経過時に、エンジンルームから聞こえる作
動音(“カチ”、“シュー”、“ジー”という音)

EPS モーターの作動音

ハンドル操作を行ったとき、モーターの音(“ウィーン”という音)が聞こえる
ことがありますが、異常ではありません。

EPS の効果が下がるとき

停車中か極低速走行中に長時間ハンドルをまわし続けると、EPS システムのオー
バーヒートを避けるため、EPS の効果が下がりハンドルが重く感じられるよう
になります。その場合は、ハンドル操作を控えるか、停車し、ハイブリッドシス
テムを停止してください。10 分程度でもとの状態にもどります。

パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて

→ P. 379

ヒルスタートアシストコントロールの作動条件

次のときシステムが作動します。

シフトポジションが P または N 以外(前進または後退での上り坂発進時)

車両停止状態

アクセルペダルを踏んでいない

パーキングブレーキがかかっていない

ヒルスタートアシストコントロールの自動解除

次のいずれかのときシステムが解除されます。

シフトポジションを P または N にした

アクセルペダルを踏んだ

パーキングブレーキをかけた

ブレーキペダルから足を離して約 2 秒経過した

265

4-5. 運転支援装置について

4

運転

緊急ブレーキシグナルの作動条件

次のときシステムが作動します。

非常点滅灯が点滅していないこと

車速 55km/h 以上

ブレーキペダルが踏み込まれ、車両の減速度から急ブレーキだと判断された

緊急ブレーキシグナルの自動解除

次のいずれかのときシステムが解除されます。

非常点滅灯を点滅させた

ブレーキペダルを離した

車両の減速度から急ブレーキではないと判断された

警告

ABS の効果を発揮できないとき

タイヤのグリップ性能の限界をこえたとき(雪に覆われた路面を過剰に摩耗し
たタイヤで走行するときなど)

雨でぬれた路面やすべりやすい路面での高速走行時に、ハイドロプレーニング
現象が発生したとき

ABS が作動することで、制動距離が通常よりも長くなる可能性があるとき

ABS は制動距離を短くする装置ではありません。特に次の状況では、常に速度
を控えめにして前車と安全な車間距離をとってください。

泥・砂利の道路や積雪路を走行しているとき

タイヤチェーンを装着しているとき

道路のつなぎ目など、段差をこえたとき

凹凸のある路面や石だたみなどの悪路を走行しているとき

TRC の効果を発揮できないとき

すべりやすい路面では、TRC が作動していても、車両の方向安定性や駆動力が
得られないことがあります。車両の方向安定性や駆動力を失うような状況では、
特に慎重に運転してください。

266

4-5. 運転支援装置について

警告

ヒルスタートアシストコントロールの効果を発揮できないとき

ヒルスタートアシストコントロールを過信しないでください。急勾配の坂や
凍った路面ではヒルスタートアシストコントロールが効かないことがありま
す。

ヒルスタートアシストコントロールはパーキングブレーキのように車を長時
間駐車するための機能でありませんので、同機能を坂道での駐停車のために使
用しないでください。思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

スリップ表示灯が点滅しているとき

VSC・TRC・ABS が作動中であることを知らせています。常に安全運転を心
がけてください。無謀な運転は思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
表示灯が点滅したら特に慎重に運転してください。

タイヤを交換するとき

4 輪とも指定されたサイズで、同じメーカー・ブランド・トレッドパターン(溝
模様)のタイヤを使用し、推奨された空気圧にしてください。(→ P. 449)
異なったタイヤを装着すると、ABS・VSC・TRC が正常に作動しません。
タイヤ、またはホイールを交換するときは、トヨタ販売店に相談してください。

タイヤとサスペンションの取り扱い

問題があるタイヤを使用したり、サスペンションを改造したりすると、運転を
補助するシステムに悪影響をおよぼし、システムの故障につながるおそれがあ
ります。

267

4

運転

4-5. 運転支援装置について

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

衝突警告表示

衝突の可能性が高いと検知した
とき、

「“ピピピ・・・”」とブザー

音が鳴り、マルチインフォメー
ションディスプレイに衝突警告
表示を出し、回避操作をうながし
ます。

プリクラッシュブレーキアシスト

衝突の可能性が高いときには、ブレーキペダルが踏まれる強さに反応
してブレーキ力を増強します。

プリクラッシュブレーキ

前方の車両や障害物との衝突の可能性が高いときに衝突警告表示・ブ
ザー音で警報を行い、さらに衝突が避けられないと判断したときは、
ブレーキが自動でかかり、衝突速度を低減します。

レーダーセンサーにより、前方の車両や障害物と衝突の可能性があると
判断したときに、警報により運転者に対して回避操作をうながし、衝突
の防止に役立ちます。前方の障害物と衝突の可能性が高い、または前方
の障害物と衝突が避けられないと検知したとき、自動的にブレーキを作
動させ、乗員や車両への衝撃の軽減に寄与します。

必要に応じて、スイッチ操作でプリクラッシュセーフティシステムの警
報タイミングの変更や ON / OFF を切りかえることができます。

(→ P. 268)

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

268

4-5. 運転支援装置について

プリクラッシュセーフティシステムの警報タイミングを変更する

PCS スイッチを押すごとに次の
ように距離に応じて変更できま
す。

遠い

中間

近い

初期設定

プリクラッシュセーフティシステムを OFF にする

PCS スイッチを 3 秒以上押す

PCS 警告灯が点灯し、マルチイン
フォメーションディスプレイにメッ
セージが表示されます。

ON にするには、再度 PCS スイッ
チを押します。

パワースイッチが ON モードになる
たびシステムは ON になります。

プリクラッシュセーフティシステムの切りかえ

1
2
3

269

4-5. 運転支援装置について

4

運転

走行中に進路上またはその付近に
車や障害物があるかどうかを検知
し、その位置や速度・進路から衝突
するおそれがあるかどうか判断し
ます。

システムの作動条件

プリクラッシュセーフティシステムが ON(→ P. 268)で次の状態のとき作動
します。

警報の作動条件

・ 自車速度が約 15km/h 以上
・ 自車から見た前方の車両や障害物の接近速度が約 10km/h 以上

プリクラッシュブレーキアシストの作動条件

・ 自車速度が約 30km/h 以上
・ 自車から見た前方の車両や障害物の接近速度が約 30km/h 以上
・ ブレーキペダルが踏まれているとき

プリクラッシュブレーキの作動条件

・ 自車速度が約 15km/h 以上
・ 自車から見た前方の車両や障害物との接近速度が約 10km/h 以上

レーダーセンサー

知識

270

4-5. 運転支援装置について

衝突の可能性がなくてもシステムが作動するとき

センサーの前方がさえぎられる次のような場合、システムが衝突の可能性がある
と判断し、作動することがあります。

カーブまたは右左折時に対向車とすれ違ったとき

車両前方の障害物(前方車両・ETC ゲートなど)に急速に接近したとき

上り坂を走行中など進行方向の道路上方に構造物(看板・低い天井・蛍光灯な
ど)があるとき

幅が狭い、または天井の低い場所(橋・トンネル・高架下など)を通過するとき

凹凸のある路面を走行するとき

路面上の金属物、段差または突起物があるとき

車高が極端に変化しているとき

センサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの向きがずれているとき

カーブの入り口の道路脇に障害物(ガードレールなど)があるとき

自車の車両姿勢が前上がりになる場合(重い荷物を積んだときなど)

水蒸気や煙のかたまりを通過したとき

また、このときブレーキをかけると、通常よりブレーキが強くかかる場合があり
ます。

 

 

 

 

 

 

 

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