Toyota Prius Alpha (2017 year). Manual japanese - part 15

 

  Index      Toyota     Toyota Prius Alpha (2017 year) - manual japanese

 

Search            

 

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  13  14  15  16   ..

 

 

Toyota Prius Alpha (2017 year). Manual japanese - part 15

 

 

223

4-5. 運転支援装置について

4

運転

予想進路線が駐車スペースの
中に入るようにハンドルを操
作して、ゆっくり後退する

車の後部が駐車スペースの中
に入ったら、車幅延長線と駐車
スペース左右の区画線との間
隔が、車の近くの位置で同じく
らいになるようにハンドルを
操作する

駐車場の区画線

車幅延長線

車幅延長線と駐車場の区画線が平行になったら、ハンドルをまっす
ぐ(直進状態)にして、車が駐車スペースに全部入るまで、ゆっく
り後退する

適切な位置で停止し、駐車を終える

3

同じ幅

4

1
2

5

6

224

4-5. 運転支援装置について

駐車するときは、画面の映像と実際の状況は異なることがありますので、必ず
直接確認してください。

距離目安線と駐車スペースの後端が画面では平行に見えても、実際には平行で
はないことがあります。

知識

駐車場の区画線が片側しかないときは、車
幅延長線と駐車スペースの左端(右端)が
画面では平行に見えても、実際には平行で
はないことがあります。

225

4-5. 運転支援装置について

4

運転

画面の見方

アシストモードの ON / OFF に関係なく、使用することができます。

車幅延長線(青色)
車をまっすぐ後退させたとき
の進路の目安を示します。

・ 実際の車幅より広く表示して

います。

距離目安線(青色 約 0.5m)
車の後方(バンパー後端から)
の距離を示します。

・ 約 0.5m 先を示します。

駐車ガイド線(青色)
ハンドルをいっぱいまでまわ
して後退(もっとも小まわり)
したときの進路の目安を示し
ます。

・ 駐車時にハンドルを操作する位置の目安となります。

並列駐車のしかた (駐車ガイド線表示モード)

車の前方

バンパー後端

1

2

3

警告

道路の状況(段差・勾配など)や乗車人数・積載量により、画面のガイド線の
表示位置は変化します。必ず後方および周辺の安全を直接確認しながら運転し
てください。

車幅延長線は、実際の車幅より広く表示されます。後退するときは、必ず後方
や周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

226

4-5. 運転支援装置について

駐車する

操作手順はあくまでも一例であり、駐車時の道路事情・路面状況・自
車の状況などにより、ハンドル操作のタイミング・操作量は異なりま
す。

以下の手順と逆方向の駐車スペースに駐車するときは、ハンドル操作がすべて
左右逆になります。

駐車ガイド線表示モードにする(→ P. 219)

シフトポジションを R にする

駐車ガイド線が駐車スペース
の左端の区画線に合うまで後
退したら止まる

駐車場の区画線

駐車ガイド線

ハンドルを右いっぱいにまわして、ゆっくり後退する

車が駐車スペースと平行になったら、ハンドルをまっすぐ(直進状
態)にする。画面を参考に最適な位置まで後退し、駐車を終える

1
2
3

1
2

4
5

227

4-5. 運転支援装置について

4

運転

イージーセット機能

駐車スペースに駐車枠(白線)がある場合、イージーセット機能を使
用して目標駐車位置の調整をすることなく、駐車を開始できます。

シフトポジションを R にしたときに駐車枠(白線)を検出できた場
合に使用できます。

駐車枠(白線)を検出できな
かった場合、駐車したい方向に
ハンドルを切ることで、その方
向にある駐車枠(白線)を検出
し目標駐車位置を設定するこ
とができます。

イージーセット機能を使用して駐車する

操作手順はコツをつかむまでの一例です。
ハンドルの操作方法と操作タイミングは、駐車場の環境に合わせて変
更してください。

アシストモードを ON にする(→ P. 219)

駐車スペースに垂直で、駐車車
両と 1m 程度離れた位置に車
両を移動させる

車庫入れアシストモード

1

1m

2

228

4-5. 運転支援装置について

駐車スペース手前の白線が真
横に見える位置まで車両を移
動させ停止し、停止した位置で
ハンドルを 180°(半回転)
きる

1m 程度離して駐車スペー
スに寄せ、上記のタイミン
グでハンドルを切ると駐車
位置を特定しやすくなりま
す。

駐車スペースに車両をいれら
れるように車両を移動させ、停
車する(停止位置から 6m 程
度前進し停車する)

シフトポジションを R にする

イージーセット機能により、駐
車位置を特定できなかった場
合は駐車したい方向にハンド
ルをきります。駐車位置を特定
できれば、次の画面に切りかわ
ります。

3

6m

4

5

229

4-5. 運転支援装置について

4

運転

青枠が駐車したい場所に合っ
ていることを確認する

案内できるスペースが他に
あった場合は、次の画面が
表示されます。
このときハンドルセレクト
機能が使用できます。

(→ P. 237)

IPA スイッチを押してアシス
トを開始します。

IPA スイッチを押したあとの
手順は「プレサポート機能を使
用して駐車する」の手順

以降

と同様です。(→ P. 231)

6

7

7

230

4-5. 運転支援装置について

プレサポート機能

駐車スペースの手前側に駐車車両がある場合、プレサポート機能を使
用することができます。この機能は、駐車スペースを検出したらハン
ドルをきるタイミングと後退開始位置に着いたことを音により案内
し、アシスト可能な位置へ車両を誘導します。検出したスペースが狭
い場合は案内されません。

IPA スイッチを 1 回押す

駐車スペースを検出

ハンドルをきるタイミングを音により案内

後退開始位置に着いたことを音により案内

X

駐車車両の奥に駐車する場合

X

駐車車両 2 台のあいだに駐車す
る場合

1
2
3
4

231

4-5. 運転支援装置について

4

運転

プレサポート機能を使用して駐車する

車速が約 15km/h 以下で、駐
車スペースの手前で IPA ス
イッチを 1 回押し、画面が切
りかわったことを確認する

IPA スイッチは、押すごとに
モードが切りかわります。

(→ P. 211)

シフトポジションが P、R、
または車速が約 15km/h 以
上のときは、IPA スイッチ
を押しても画面は切りかわ
らず、「“ピピッ”」という音
が出力されます。

(シフトポ

ジションが R のときは出力
されません)

駐車スペースに垂直で、駐車車
両にできるだけ接近した位置
に車両を移動させ、まっすぐ前
進する

「“ポン”」という音が出力さ

れたらすぐにハンドルをき
れるよう、できるだけゆっ
くり前進してください。

案内機能を中止する場合は、IPA スイッチを 2 回押して、プレサ
ポート機能を OFF にしてください。

1

2

232

4-5. 運転支援装置について

「“ポン”」という音が出力され

たら、ハンドルを半∼ 1 回転
きって前進する
駐車スペースの中央がほぼ真
横に見える位置で「“ポン”」と
いう音が出力されます。

「“ポン”」と音が鳴ってハン

ドルを操作するか、しばら
くすると画面が切りかわり
ます。

「“ポンポン”」という音が出力

されたら停車し、ハンドルを
まっすぐにする。

「“ポンポン”」という音が出力

されたらすぐに停車できるよ
う、ハンドルを切ったあとはで
きるだけゆっくり走行してく
ださい。

ハンドルをきったあと、後
退開始位置に着かなかった
場合、「“ポンポン”」という
音は出力されません。

「“ポンポン”」という音が出力される前に停車しシフトポジショ

ンを R にした場合でも青枠が表示されることがあります。その場
合、次の手順

に従って操作してください。

シフトポジションを R にする

3

4

6

5

233

4-5. 運転支援装置について

4

運転

青枠が駐車したい場所に合っ
ていることを確認する

ブレーキペダルから足を離し
て後退するとアシストを開始
します。

アシストを使用しない場合
は、IPA スイッチを押して
アシストを中止してくださ
い。

案内できるスペースが他に
あった場合は、次の画面が
表示されます。このときハ
ンドルセレクト機能が使用
できます。(→ P. 237)

通常の後退操作の姿勢をとり、ハンドルに力を加えないように軽く
手を添え、後方および周辺の安全を直接確認し、ブレーキペダルを
踏んで速度調整しながら、ゆっくり後退する

アシスト開始時、ブザー「“ピー”」が 1 回鳴ります。

アシストを中止するには IPA スイッチを押します。

後退速度が速すぎると、警告音「“ピィピィ”」が鳴ります。その
まま後退を続けるとシステムが解除されます。警告音が鳴らない
ような速度で後退してください。

車両がほぼ目標駐車位置に入ったら、ブザー「“ピー”」が 1 回鳴り、
車庫入れアシストモードが終了する

ブザーは安全のため、目標駐車位置より若干手前で鳴ります。ま
た、その時点でシステムの作動も終了するため、ハンドルをしっ
かり持ち、ブレーキペダルを踏んで速度調整しながらゆっくり後
退し、希望の位置に駐車します。

距離目安線(→ P. 225)を参考に、必ず目視やミラーで車両の
前後を確認しながら後退してください。

回避ポール

6

7

8

234

4-5. 運転支援装置について

イージーセット機能の作動条件

縦列駐車をしているときは、イージーセット機能は作動しません。

アシストモードを使用して駐車を完了させたときは、イージーセット機能は作
動しません。

IPAスイッチを押してアシストを中止したときは、イージーセット機能は作動し
ません。

次のような状況では、路面の駐車枠を検出することができず、青枠が表示され
ない場合があります。

・ 白線のない駐車場(駐車枠がロープ、ブロック等でつくられている場合)
・ 白線がかすれや汚れ等によってはっきり見えないとき
・ 路面が白っぽく白線とのコントラスト差が小さいとき(コンクリート路面に

黄色線等)

・ 路面の駐車枠線が黄色など白以外の色のとき
・ 夜間や地下、立体駐車場など周囲が暗いとき
・ 降雨時や雨上がりなど、路面がぬれて光っていたり、水たまりがあるとき
・ 朝日や夕日など、太陽の光がカメラに入るとき
・ 積雪や融雪剤があるとき
・ 路面補修痕、路面表示等やポール等の障害物があるとき
・ 路面の色や明るさが一様でないとき
・ カメラにお湯や水をかけたとき等、レンズが曇っているとき
・ カメラのレンズが汚れたり、水滴が付着しているとき

次のような状況では、目標駐車位置を誤認識する場合があります。

・ 路面補修痕、路面表示等やポール等の障害物があるとき
・ 降雨時や雨上がりなど、路面がぬれて光っていたり、水たまりがあるとき
・ 路面の色や明るさが一様でないとき
・ 勾配がついている駐車場
・ 駐車車両の影響を受けてしまった場合(駐車車両の影、駐車車両のグリルや

サイドステップ等)

・ 白線がかすれや汚れ等によってはっきり見えないとき

知識

235

4-5. 運転支援装置について

4

運転

車両向かい側に車両を移動するだけのスペースがないとき(イージーセット機能)

操作方法を次のように変更することで案内できることがあります。

プレサポート機能の作動条件

プレサポート機能を正しく動作させるために、できるだけゆっくり(すぐに停
車できる速度で)走行してください。

シフトポジションが P、R、または車速が約 15km/h 以上のときは、使用するこ
とができません。

フロントバンパー両側にあるセンサーにより駐車車両を検出し、駐車位置を特
定しているため、検出できない場合(→ P. 254)は、案内されません。

車速が約 15km/h 以上になる、またはハンドル右側の IPA スイッチによりプレ
サポート機能を OFF にするまで、駐車スペースの探索と案内が継続されます。

シフトポジションを R にしたときに駐車枠(白線)が検出されないとプレサポー
ト機能がキャンセルされます。

停止位置を手前の白線より奥へ移動する

(白線から中央くらい)

ハンドルを浅めにきる(90°から 180°)

ハンドルを 180°きったとき

ハンドルを浅くきったとき

駐車車両が 1 台しかない場合、その手前の
駐車スペースではプレサポート機能を使
用することができません。

IPA スイッチを 1 回押す

案内音は出力されない

1

2

1

2

1

2

236

4-5. 運転支援装置について

警告

回避ポールは目安です。必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら、慎重に後
退してください。

注意

路面に段差や勾配があると正しい位置に目標駐車位置を設定できないため、駐
車位置がずれたり、車両が傾くことがあります。このような場所では、車庫入
れアシストモードは使用しないでください。

青枠や回避ポールが駐車車両にかかって
いる等、目標駐車位置を誤認識している場
合は、アシストモードを使用しないでくだ
さい。

青枠の中や自車と駐車スペースとのあい
だに障害物がなく、回避ポールが駐車車両
や壁などにかかっていないことを必ず確
認してください。青枠の中や自車と駐車ス
ペースのあいだに障害物がある、または回
避ポールが駐車車両や壁などにかかって
いる場合は、接触するため車庫入れアシス
トモードは使用しないでください。

車両にかかっている

車両にかかっている

237

4-5. 運転支援装置について

4

運転

複数の駐車区画線から目標を選択・変更することができます。

ハンドル操作を浅くきる、またはまっすぐ進むと候補が表示されやすくなります。

イージーセット機能を使用し、シフトポジションを R にしたときに枠
を認識する

目標設定時にその駐車枠の候補
を表示する

支援可能

候補位置

目標位置

目標駐車枠

支援不可能

ハンドルを変更したい枠の方向
に軽く力を加えることで駐車目
標を変更する(この画面のように
変更する場合は右に力を加えま
す)

支援可能

候補位置

目標位置

目標駐車枠

支援不可能

ハンドルセレクト機能(車庫入れのみ)

1

2

1
2
3
4
5

3

1
2
3
4
5

238

4-5. 運転支援装置について

X

イージーセット機能を使用する場合

IPA スイッチを押すことで目標を確定し、アシストを開始します。

X

プレサポート機能を使用する場合

後退することで目標を確定し、アシストを開始します。

駐車枠の候補位置について

ハンドルセレクト機能は、駐車区画線が複数あっても、停車した車の位置とハン
ドルの角度によっては、候補を表示できない場合があります。次の操作を行うこ
とで候補を表示できる場合があります。

ハンドルを左右に操作する

車の位置を変更する

知識

4

4

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  13  14  15  16   ..