Toyota Passo (2016 year). Manual japanese - part 21

 

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Toyota Passo (2016 year). Manual japanese - part 21

 

 

319

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

タイヤパンク応急修理キットの内容/各部の名称

1

2

3

4

5

6

7

KBPA720502

タイヤパンク応急修理剤

注入ホース

タイヤ空気充填用
コンプレッサー

バルブコア回し

予備バルブコア

速度制限シール

取扱説明書

320

7-2. 緊急時の対処法

デッキボードを持ち上げ、手前に
引いて取りはずす

タイヤパンク応急修理キットを
取り出す

パンク修理剤ボトルとコンプレッサーを取り出す

パンク修理剤ボトルをよく振る

パンク修理剤ボトルは注入ホースをねじ込む前に振ってください。

パンク修理剤ボトルのキャップ
をはずし、中ぶたをつけたまま注
入ホースをねじ込む

注入ホースをねじ込むと中ぶたが破れ
ます。

応急修理キットの取り出し方

KBPA540202

KBPA720517

応急修理するとき

KBPA720503

321

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

パンクしたタイヤのバルブキャップ
を取りはずす

タイヤに残った空気を完全に抜

バルブにバルブコア回しを図の向きで
押し付けると空気が抜けます。

バルブコアを取りはずす

バルブコア回しの溝がある部分を使っ
てバルブコアを回します。

タイヤに空気が残っているとバルブコ
アが飛び出すことがあります。慎重に
はずしてください。

バルブコアは再度使用しますので汚れ
ないようにきれいなところに保管して
ください。

注入ホースの栓を取りはずし、タ
イヤのバルブに差し込む

KBPA720504

KBPA720505

KBPA720506

KBPA720507

322

7-2. 緊急時の対処法

パンク修理剤をタイヤ内に全て
注入する

パンク修理剤ボトルを逆さまに持ち、
手で何回も圧迫します。

注入し終わったら、注入ホースをタイヤバルブから引き抜く

バ ル ブ コ ア を タ イ ヤ バ ル ブ に
しっかりとねじ込む

空になったパンク修理剤ボトルは、タ
イヤ交換または恒久修理のときに修理
剤の抜き取りに使いますので、捨てず
にトヨタ販売店までお持ちください。

コンプレッサーからホースと電
源プラグを取り出し、車両に接続
する

ホースはタイヤバルブにしっかりとね
じ込みます。

電 源プラグは車 両のアクセ サリーソ
ケットに差し込みます。

エンジンスイッチを“ACC”にする(キーフリーシステム非装着車)
または、エンジンスイッチをアクセサリーモードにする(キーフリー
システム装着車)

タイヤの指定空気圧を確認する

タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空気圧ラベルで確認することができま
す。(→ P. 255)

KBPA720508

KBPA720509

KBPA720510

323

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

コンプレッサーの電源を ON に
し、タイヤに空気を入れる

空気圧ゲージで確認しながら、指定空
気圧まで昇圧してください。

タイヤを指定の空気圧まで昇圧するに
は、約 5 分程度必要です。

5 分以内に十分昇圧しない場合、タイ
ヤをジャッキで浮かせて手で 2 ∼ 3
回以上回し、修理剤をタイヤ全体にい
き わ た ら せ て か ら、再 度 昇 圧 操 作 を
行ってください。

(ジャッキの使い方→

P. 334

X

タイヤのビードがリムからはずれている場合は

空気がもれないようにリムとタイヤの
隙 間をなくすよ うにしてコ ンプレッ
サーを作動させてください。

(隙間がなくなれば昇圧します)

タイヤが膨らむとビードがリムにはま
り込むので、指などを挟まないように
してください。

X

5 分以内に指定の空気圧まで昇圧できない場合は

タイヤがひどい損傷を受けている可能性があります。この場合は、タイヤパンク応
急修理キットで修理することができません。トヨタ販売店にご連絡ください。

指定の空気圧まで昇圧できれば、コンプレッサーの電源を OFF にし
て、車両から取りはずす

すみやかに走行を開始する

急加速・急ブレーキ・急ハンドルをさけ、80km/h 以下で慎重に運転してください。

10  分間または5㎞程度走行後、交通のさまたげにならない安全な場
所に停車し、エンジンスイッチを“LOCK”

(キーフリーシステム非装

着車)またはエンジンスイッチをイグニッション ON モード(キーフ
リーシステム装着車)にする

KBPA720511

最大 5 分

KBPA720512

324

7-2. 緊急時の対処法

コンプレッサーを車両に接続し、
タイヤの空気圧を空気圧ゲージ
で確認する

エンジンスイッチを“ACC”(キーフ
リーシステム非装着車)またはエンジ
ン ス イ ッ チ を ア ク セ サ リ ー モ ー ド

(キーフリーシステム装着車)にする

コンプレッサーの電源を ON にして作
動させたあと電源を OFF にしてから、
空気圧ゲージで確認する

空気圧が 130kPa 以上であれば、パンク応急修理を完了する

130kPa 以上で指定空気圧に満たない場合は、コンプレッサーの電源を“ON”に
し、昇圧する

X

空気圧が 130kPa 以下に低下していたら

タイヤパンク応急修理セットによる修理はできません。走行を中止し、トヨタ販売
店にご連絡ください。

付属の速度制限シールを運転者
のよく見えるところに貼る

急ブレーキ、急加速、急ハンドルを避け、慎重に 80km/h 以下で運転
してトヨタ販売店へ行きます

タイヤの修理・交換についてはトヨタ販売店にご相談ください。

KBPA720514

KBPA720515

325

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

応急修理後のタイヤのバルブについて

応急修理キットを使用したときは、タイヤのバルブコアを新品に交換してくださ
い。

応急修理キットの点検について

パンク修理剤の有効期限の確認は定期的に行ってください。

有効期限はボトルに表示されています。

有効期限が切れたパンク修理剤は使用しないでください。応急修理キットによる
修理が正常にできない場合があります。

有効期限が切れる前に交換してください。交換については、トヨタ販売店にご相
談ください。

タイヤ空気圧充填用コンプレッサーの電源プラグをアクセサリーソケットに挿
し込み、エンジンスイッチを“ACC”(キーフリーシステム非装着車)または、
アクセサリーモード(キーフリーシステム装着車)にして、作動の確認をしてく
ださい。

応急修理キットについて

応急修理キットは自動車タイヤの空気充填用です。

応急修理キットのパンク修理剤ボトルは、1本のタイヤを一度だけ応急修理でき
ます。使用したパンク修理剤ボトルの交換は、トヨタ販売店にご相談ください。

外気温度が− 30 ℃∼ 60 ℃のときに使用できます。

応急修理キット搭載車両の装着タイヤ専用です。指定タイヤサイズ以外のタイ
ヤや、他の用途には使用しないでください。

パンク修理剤が衣服に付着すると、シミになる場合があります。

パンク修理剤がホイールやボデーに付着した場合、放置すると取れなくなるお
それがあります。ぬれた布などですみやかにふき取ってください。

タイヤ空気圧充填用コンプレッサー作動中は、大きな音がしますが故障ではあ
りません。

タイヤ空気圧充填用コンプレッサーをタイヤ空気圧の点検や調整には使用しな
いでください。

パンク修理剤ボトルの空容器は、修理剤の抜き取りに使用しますので、トヨタ
販売店までお持ちください。

新しい修理剤は、トヨタ販売店でご購入ください。

知識

326

7-2. 緊急時の対処法

空気を入れすぎてしまったとき

ホースの口金をゆるめて空気を抜いてくだ
さい。

警告

応急修理キットについて

応急修理キットは指定の位置に収納してください。
急ブレーキ時などに応急修理キットが飛び出したりして破損したり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

応急修理キットはお客様の車専用です。他の車には使わないでください。他の
車に使うと思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

指定タイヤサイズ以外のタイヤや他の用途には使用しないでください。パンク
修理が完全に行われず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

パンク修理剤について

誤って飲み込むと健康に害があります。その場合はできるだけたくさんの水を
飲み、ただちに医師の診察を受けてください。

もし目に入ったり、皮膚に付着したりした場合には、水でよく洗い流してくだ
さい。それでも異常を感じたときは、医師の診察を受けてください。

パンクしたタイヤを応急修理するとき

車両を安全で平坦な場所に停止させてください。

走行直後、ホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のホイールやブレーキまわりは高温になっている可能性があるため
手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

タイヤ空気圧充填用コンプレッサーは、長時間作動させると過熱する可能性が
あります。10 分以上連続で作動させないでください。

タイヤ空気圧充填用コンプレッサーの作動中に、動作が鈍くなったり、本体が
熱くなったりしたときは、ただちに電源を“OFF”にし、30 分以上放置して
ください。

速度制限シールは指定位置以外に貼らないでください。ハンドルのパッド部分
などの SRS エアバッグ展開部に速度制限シールを貼ると、SRS エアバッグ
が正常に作動しなくなるおそれがあります。

KBPA720513

口金

327

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

パンク修理剤を均等に広げるための運転について

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害を受け
たり、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

低速で慎重に運転してください。特にカーブや旋回時には注意してください。

車がまっすぐ走行しなかったり、ハンドルをとられたりする場合は、停車し、
次のことを確認してください。

・ タイヤを確認してください。タイヤがホイールからはずれている可能性が

あります。

・ 空気圧を確認してください。130 kPa(1.3 kg/cm

2

)未満の場合は、タ

イヤが大きなダメージを受けている可能性があります。

注意

応急修理をするとき

タイヤに刺さった釘やネジを取り除かずに応急修理を行ってください。
取り除いてしまうと、応急修理キットでは応急修理ができなくなる場合があり
ます。

応急修理キットに防水機能はありません。降雨時などは、水がかからないよう
にして使用してください。

砂地などの砂ぼこりの多い場所に直接置いて使用しないでください。砂ぼこり
などを吸い込むと、故障の原因になります。

応急修理キットについて

応急修理キットは DC12V 専用です。他の電源での使用はできません。

応急修理キットにガソリンがかかると、劣化するおそれがあります。ガソリン
がかからないようにしてください。

応急修理キットは砂埃や水を避けて収納してください。

応急修理キットは指定の位置に収納し、お子さまが誤って手をふれないようご
注意ください。

分解・改造などは絶対にしないでください。また、圧力計などに衝撃を与えな
いでください。故障の原因になります。

328

7-2. 緊急時の対処法

パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)

地面が固く平らで安全な場所に移動する

パーキングブレーキをかける

シフトレバーを P に入れる

エンジンを停止する

非常点滅灯を点滅させる

パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。

(タイヤについての詳しい説明は P. 254 を参照してください)

警告

タイヤがパンクしたときは

パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。

ジャッキで車体を持ち上げる前に

329

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

工具とジャッキの位置

3

4

1

2

5

7

6

KBPA720401

ジャッキ

応急用タイヤ

工具袋

ホイールナットレンチ

ジャッキハンドル

けん引フック

ゴムバンド

330

7-2. 緊急時の対処法

警告

ジャッキの使用について

次のことをお守りください。
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。

ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない

備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない

ジャッキはジャッキセット位置に正しくかける

ジャッキで支えられている車の下に体を入れない

車がジャッキで支えられている状態で、エンジンをかけたり車を走らせない

車内に人を乗せたまま車を持ち上げない

車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない

車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない

車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する

車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけ
てから下げる

331

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

デッキボードを持ち上げ、手前に
引いて取りはずす

ジャッキと工具を取り出す

締まる

ゆるむ

ジャッキを収納するには

使用後はもとの位置にもどし、確実に固定してください。

工具を収納するときは

ジャッキと工具の取り出し方

KBPA540202

KBPA720403

1

2

知識

図のようにホイールナットレンチ、ジャッ
キハンドル、けん引フックを工具袋に収納
し、ゴムバンドで固定する

工具をブラケットの中に固定されるまで
押し込む

けん引フックのネジ部がブラケットに通る
まで押し込む

KBPA720417 

KBPA720418

ブラケット

ネジ部

332

7-2. 緊急時の対処法

デッキボードを持ち上げ、手前に
引いて取りはずす

止め具をはずし、タイヤを取り出

応急用タイヤの取り出し方

KBPA540202

KBPA720405

警告

応急用タイヤを収納するとき

ボデーと応急用タイヤとのあいだに、指などを挟まないように注意してくださ
い。

333

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

輪止め

をする

輪止めは、トヨタ販売店で購入する
ことができます。

ホイールキャップをはずす

スチールホイールのみ
傷が付くのを防ぐため、ジャッキハ
ンドルの先端に布などを巻いて保護
してください。

ナットを少し(約 1 回転)ゆる
める

パンクしたタイヤの交換

KBPA720406

パンクしたタイヤ

輪止めの位置

前輪

左側

右側後輪うしろ

右側

左側後輪うしろ

後輪

左側

右側前輪前

右側

左側前輪前

KBPA720407

KBPA720408

334

7-2. 緊急時の対処法

ジャッキの A 部を手でまわして、
ジャッキ溝をジャッキセット位
置にしっかりかける

タイヤが地面から少し離れるま
で、車体をあげる

ジャッキハンドルとホイールナットレ
ンチを図のように組み合わせて使用し
てください。

ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす

タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの意匠面に傷が付かないよう意
匠面を上にします。

A

KBPA720409

KBPA720410

KBPA720411

 

 

 

 

 

 

 

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