Toyota Land Cruiser (2018 year). Manual japanese - part 17

 

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Toyota Land Cruiser (2018 year). Manual japanese - part 17

 

 

255

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告メッセージ

次のメッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示され、LDA 表
示灯が消灯した場合は、対処方法に従って適切に対処してください。

その他の警告メッセージが表示されたときは、表示された画面の指示に従ってく
ださい。

カスタマイズ機能

次の設定を変更できます。

設定変更のしかたは、P. 543 を参照してください。

警告メッセージ

警告内容・対処方法

「LDA 故障

販売店で

点検してください」

システムが正常に作動しなくなっているおそれ
がある
→ トヨタ販売店で点検を受けてください。

「前方カメラシステム

利用不可

フロントガラス汚れを

取ってください」

カメラセンサーの前のフロントウインドウガラ
スの汚れ・雨滴・結露・氷雪などが付着している
→ いったん LDA を OFF にして、汚れ・雨滴・

結露・氷雪などを取り除いてから、再度 LDA

を ON にしてください。

「前方カメラシステム

一時使用不可

少々お待ちください」

カメラセンサーの作動条件(温度など)が満た
されていない
→ カメラセンサーの作動条件(温度など)が満

たされると、LDA は使用可能になります。

いったん LDA を OFF にして、しばらく待っ

てから、再度 LDA を ON にしてください。

「LDA 現在使用できません」

カメラセンサー以外のセンサーの異常によりシ
ステムが一時停止している
→ いったん LDA を OFF にして、警告メッセー

ジの内容に対処したあと、しばらくしてから

再度、LDA を ON にしてください

「LDA

約 50km/h 以下で

使用できません」

車速が約 50km/h 以下のため LDA が使用でき
ません
→ 約 50km/h より速い速度で走行してくださ

い。

機能

設定内容

車線逸脱警報機能

警報感度

ふらつき警報機能

機能の ON / OFF

警報感度

256

4-5. 運転支援装置について

レーダークルーズコントロール

アクセルペダルを踏まなくても、車間制御モードでは、先行車の車速変
化にあわせた追従走行を行い、自動的に加速・減速をします。定速制御
モードでは、一定の車速で走行できます。

高速道路や自動車専用道路で使用してください。

車間制御モード(→ P. 259)

定速制御モード(→ P. 264)

表示灯

マルチインフォメーションディ
スプレイ

設定速度

車間距離切りかえスイッチ

クルーズコントロールスイッチ

機能概要

1
2

3
4
5

257

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

安全にお使いいただくために

安全運転を行う責任は運転者にあります。システムを過信せず、運転者は常に
自らの責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。
レーダークルーズコントロールは運転者の操作の一部を支援し、操作負担を軽
減するためのシステムで、支援の範囲には限りがあります。
設定速度は、制限速度・交通の流れ・路面環境・天候などを考慮して適切に設
定してください。設定速度の確認は運転者が行う必要があります。
システムが正常に機能していても、運転者が認識している先行車の状況とシス
テムが検知している状況が異なる場合があります。従って注意義務・危険性の
判断・安全の確保は運転者が行う必要があります。システムに頼ったり、安全
を委ねる運転をしたりすると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、
最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

システムの支援内容に関する注意点

システムの支援には限界があるため、次の点に注意してください。
システムを過信すると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。

運転者が見る過程での支援内容
レーダークルーズコントロールは、自車と設定された先行車との車間距離を検
知するのみであり、わき見やぼんやり運転を許容するシステムでも、視界不良
を補助するシステムでもありません。
運転者自らが周囲の状況に注意を払う必要があります。

運転者が判断する過程での支援内容
レーダークルーズコントロールは、自車と設定された先行車との車間距離が適
正かどうかを判断しており、それ以外の判断はしません。このため、危険性が
あるかどうかなど運転者は自ら安全の判断をする必要があります。

運転者が操作する過程での支援内容
レーダークルーズコントロールは、先行車への追突を防止する機能はありませ
ん。このため、危険性があれば運転者自らが安全を確保する必要があります。

258

4-5. 運転支援装置について

警告

誤操作を防ぐために

レーダークルーズコントロールを使わないときはON-OFFスイッチでシステム
を OFF にしてください。

レーダークルーズコントロールを使用してはいけない状況

次の状況では、レーダークルーズコントロールを使用しないでください。
適切な制御が行われず、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

歩行者や自転車等が混在している道

交通量の多い道

急カーブのある道

曲がりくねった道

雨天時や、凍結路・積雪路などのすべりやすい路面

急な下り坂や急で勾配の変化が激しい坂
急な下り坂では車速が設定速度以上になることがあります。

高速道路や自動車専用道路の出入り口

センサーが正しく検知できないような悪天候時(霧・雪・砂嵐・激しい雨など)

レーダーセンサー前面または、カメラセンサー前面に雨滴や雪などが付着して
いるとき

ひんぱんに加速・減速を繰り返すような交通状況のとき

トレーラー(ヒッチメンバー付き車)、または車両けん引時

接近警報がひんぱんに鳴るとき

259

4-5. 運転支援装置について

4

運転

車間制御モードでは、レーダーセンサーにより車両前方約 100m 以内の
先行車の有無・先行車との車間距離を判定して、先行車との適切な車間
距離を確保する制御をします。

長い下り坂を走行しているときは、車間距離が短めになります。

定速走行:
先行車がいないとき

運転者が設定した速度で定速走行します。また、車間距離切りかえスイッチを操作
して、希望の車間距離に設定することもできます。

減速走行ー追従走行:
設定した速度より、車速が遅い先行車が現れたとき

先行車を検知すると自動で減速し、より大きな減速が必要な場合はブレーキがかか
ります(このとき制動灯が点灯します)。先行車の車速変化にあわせて、運転者の
設定した車間距離になるように追従走行します。十分に減速できない状態で先行車
に接近した場合は、接近警報を鳴らします。

加速走行:
設定した速度より、車速が遅い先行車がいなくなったとき

設定速度まで加速し、定速走行にもどります。

車間制御モードでの走行

1

2

3

260

4-5. 運転支援装置について

ON-OFF スイッチを押して、シ
ステムを ON にする

レーダークルーズコントロール表示灯
が点灯し、マルチインフォメーション
ディスプレイにメッセージが表示され
ます。

OFF にするには再度スイッチを押しま
す。

ON-OFF スイッチを 1.5 秒以上押し続
けると 定速制御モー ドでシステ ムが
ON します。(→ P. 264)

希望の車速(約 50km/h 以上)
までアクセルペダル操作で加速
/減速し、レバーを下げて速度
を設定する

クルーズコントロールセット表示灯が
点灯します。

レバーを離したときの車速で定速走行
できます。

速度を設定する(車間制御モード)

1

2

261

4-5. 運転支援装置について

4

運転

設定速度をかえるには、希望の速度が表示されるまでレバーを操作しま
す。

速度を上げる

速度を下げる

微調整:レバーを上または下に軽く
操作して手を離す

大幅調整:レバーを上または下に保
持して速度をかえ、希望の速度で手
を離す

車間制御モードでは、設定速度は、次のとおりに増減されます:

微調整:レバー操作をするごとに 1km/h

大幅調整:レバーを保持しているあいだ、5km/h ずつ

定速制御モード(→ P. 264)では、設定速度は、次のとおりに増減さ
れます:

微調整:レバー操作をするごとに 1km/h

大幅調整:レバーを保持しているあいだ連続して変化

スイッチを押すごとに次のように
車間距離を切りかえます。

長い

中間

短い

エンジ ンスイッチを イグニッシ ョン
ON モードにするたびに車間距離は

にもどります。

先行車がいる場合、先行車マークも表示されます。

設定速度をかえる

1
2

車間距離を変更する(車間制御モード)

先行車マーク

1
2
3

1

262

4-5. 運転支援装置について

次の目安を参考に車間距離を選択してください。

(車速 80km/h で走行している場合)

なお、車速に応じて車間距離は増減します。

制御を解除するには、レバーを手
前に引く

ブレーキペダルを踏んだときも解除さ
れます。

制御を復帰させるには、レバーを
上げる

ただし、車速が約 40km/h 以下の時は
復帰しません。

車間距離選択の目安(車間制御モード)

車間距離選択

車間距離

長い

約 50m

中間

約 40m

短い

約 30m

制御を解除する・復帰させる

1

2

263

4-5. 運転支援装置について

4

運転

追従走行中の他車の割り込みなど、
十分な減速ができない状態で先行
車に接近したときは、表示の点滅と
ブザーで運転者に注意をうながし
ます。その場合は、ブレーキペダル
を踏むなど適切な車間距離を確保
してください。

警報されないとき

車間距離が短くても、次のような場合は警報されないことがあります。

先行車と自車の車速が同じか先行車の方が速いとき

先行車が極端な低速走行をしているとき

速度を設定した直後

アクセルペダルを踏んだとき

接近警報(車間制御モード)

264

4-5. 運転支援装置について

定速制御モードでは、先行車の車速変化にあわせた追従走行を行わず、一
定の車速で走行します。レーダーセンサーの汚れなどにより、車間制御
モードで走行できない場合のみご使用ください。

クルーズコントロールが OFF の
状態で、ON-OFF スイッチを 1.5
秒以上押し続ける

ON-OFF スイ ッ チ を 押 し た 直 後 は、
レーダークルーズコントロール表示灯
が点灯します。その後、クルーズコン
トロール表示灯に切りかわります。

システムが OFF の状態から操作したと
きのみ、定速制御モードへの切り替え
が可能です。

希望の車速(約 40km/h 以上)
までアクセルペダル操作で加速
/減速し、レバーを下げて速度
を設定する

クルーズコントロールセット表示灯が
点灯します。

レバーを離したときの車速で定速走行
できます。

設定速度をかえる
→ P. 261

制御を解除する・復帰させる
→ P. 262

定速制御モードでの走行

1

2

265

4-5. 運転支援装置について

4

運転

設定条件について

シフトレバーが D または S の 4 レンジ以上のとき設定できます。

車速は約 50 ∼ 約 100km/h の範囲で設定できます。

速度設定後の加速について

通常走行と同様にアクセルペダル操作で加速できます。加速後、車速が設定速度
にもどります。ただし、車間制御モード時は先行車との距離を保持するため車速
が設定速度以下になることもあります。

車間制御モードの自動解除

次のとき、自動的に車間制御モードが解除されます。

車速が約 40km/h 以下になったとき

VSC が作動したとき

アクティブ TRC が一定時間作動したとき

アクティブ TRC または VSC を OFF にしたとき

走行モードをセカンドスタートモードにセットしたとき

センサーが何かでふさがれて正しく検知できないとき

プリクラッシュブレーキが作動したとき

センターデフロックスイッチ操作後、約 5 秒以上切り替え中が続いたとき

その他の理由で車間制御モードが自動解除されるときは、システムが故障してい
る可能性があります。トヨタ販売店にご相談ください。

定速制御モードの自動解除

次のとき、自動的に定速制御モードが解除されます。

設定速度より車速が約 16km/h 以上低下したとき

車速が約 40km/h 未満になったとき

VSC が作動したとき

アクティブ TRC が一定時間作動したとき

アクティブ TRC または VSC を OFF にしたとき

プリクラッシュブレーキが作動したとき

センターデフロックスイッチ操作後、約 5 秒以上切り替え中が続いたとき

その他の理由で定速制御モードが自動解除されるときは、システムが故障してい
る可能性があります。トヨタ販売店にご相談ください。

知識

266

4-5. 運転支援装置について

レーダークルーズコントロールの警告メッセージ・警告ブザー

走行操作に関して注意が必要な場合や、システムに異常が発生したときには、警
告メッセージ・警告ブザーで注意をうながします。マルチインフォメーション
ディスプレイに警告メッセージが表示されたときは、表示された画面の指示に
従ってください。

センサーが正しく検知しないおそれのある先行車

次のような場合にシステムによる減速が不十分な場合はブレーキペダルを、加速
が必要な場合はアクセルペダルを、状況に応じて操作してください。
センサーが正しく車両を検知できず、接近警報(→ P. 263)も作動しないおそ
れがあります。

先行車が急に割り込んできたとき

先行車が低速で走行中のとき

同じ車線に停車中の車がいるとき

先行車の後部分が小さすぎるとき(荷物を積んでいないトレーラーなど)

同じ車線を二輪車が走行中のとき

周囲の車より水や雪がまき散らされ、レーダーセンサーの検知のさまたげにな
る場合

自車の車両姿勢が上向きになる場合(重い
荷物を積んだときなど)

267

4-5. 運転支援装置について

4

運転

車間制御モードが正しく作動しないおそれのある状況

次の状況では、必要に応じてブレーキペダルで減速(場合によってアクセルペダ
ルを操作)してください。
センサーが正常に車両を検知できず、システムが正常に作動しないおそれがあり
ます。

先行車が急ブレーキをかけた場合

先行車の車高が極端に高いとき

カーブや車線幅が狭い道路などを走行す
る場合

ハンドル操作が不安定な場合や、車線内の
自車の位置が一定でない場合

268

4-5. 運転支援装置について

ドライブモードセレクトスイッチ

ノーマルモード

通常の走行に適しています。

ノーマルモード以外のときに “NORM” スイッチを押すと、ノーマルモードにも
どります。

コンフォートモード

サスペンションを制御することにより、より快適な乗り心地になりま
す。市街地走行に適しています。

コンフォートモード以外のときに “COMF ECO” スイッチを押すとコンフォー
トモードに切りかわり、マルチインフォメーションディスプレイに「COMFORT」
と表示されます。

エコドライブモード

通常にくらべてアクセルペダルの踏み込みに対するトルクの発生がゆ
るやかになり、またエアコン(暖房/冷房)の作動を抑え、燃費を向
上させる走行に適しています。

コンフォートモードのときに “COMF ECO” スイッチを押すとエコドライブ
モードに切りかわり、マルチインフォメーションディスプレイに「ECO」と表示
されます。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

走行・使用状況に合わせて次のモードを選択できます。

1

2

3

269

4-5. 運転支援装置について

4

運転

スポーツモード

・ スポーツ S モード

トランスミッションとエンジンの制御により、アクセルレスポンスを
向上させ、力強い加速をしたいときに適しています。

スポーツ S モード以外のときに “SPORT S/S+” スイッチを押すとスポーツ S
モードに切りかわり、マルチインフォメーションディスプレイに「SPORT S」と
表示されます。

・ スポーツ S +モード

トランスミッションとエンジンに加え、ステアリングやサスペンショ
ンを総合的に制御することにより操縦性・安定性の確保に貢献し、ス
ポーティーな走りを楽しみたいときに適しています。

スポーツ S モードのときに “SPORT S/S+” スイッチを押すとスポーツ S +
モードに切りかわり、マルチインフォメーションディスプレイに「SPORT S +」
と表示されます。

エコドライブモード時のエアコン作動について

エコドライブモードは、暖房/冷房の作動や風量を抑制して、燃費向上を図って
います。空調の効きをよりよくしたいときは、風量の調整またはエコドライブ
モードの解除をしてください。(→ P. 378)

スポーツモードの自動解除

スポーツモードを選択して走行後、エンジンスイッチを OFF にし、再度エンジ
ンスイッチをイグニッション ON モードにした場合は、自動でノーマルモードに
もどります。

サイド画面の割り込み表示

モードを切りかえるごとに、選択したモードがサイド画面に表示されます。

4

知識

270

4-5. 運転支援装置について

クリアランスソナー

フロントコーナーセンサー

リヤコーナーセンサー

バックセンサー

ON / OFF

スイッチを押すとクリアランスソナー
は ON になり、表示灯が点灯し、ブザー
が鳴ります。
OFF にするには再びスイッチを押しま
す。

クリアランスソナーは、車両と障害物とのおおよその距離を超音波セン
サーによって感知して、メーター内のマルチインフォメーションディス
プレイおよびナビゲーション画面

の距離表示とブザー音で運転者にお

知らせします。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

センサーの位置・種類

1
2
3

クリアランスソナースイッチ

 

 

 

 

 

 

 

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