Toyota Land Cruiser (2018 year). Manual japanese - part 15

 

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Toyota Land Cruiser (2018 year). Manual japanese - part 15

 

 

223

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

X

雨滴感知式ワイパー

“AUTO” を選択したときは、雨滴量や車速に応じてワイパーが自動で
作動します。

雨滴感知オート作動(AUTO)

低速作動(LO)

高速作動(HI)

一時作動(MIST)

“AUTO” が選択されているときは、次のようにツマミをまわして雨滴
センサーの感度を調整できます。

雨滴センサーの感度調整(高)

雨滴センサーの感度調整(低)

1
2
3
4

5
6

224

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

(数回

作動したあと、液だれ防止としてさら
に 1 回作動します)

作動条件

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき

雨滴感知センサー(雨滴感知式ワイパー装着車)

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのときにワイパースイッチを
AUTO モードにすると、作動確認のためワイパーが 1 回作動します。

ワイパースイッチが AUTO モードのときに雨滴感知センサーの感度調整を高側
へ調整すると、作動確認のためにワイパーが 1 回作動します。

雨滴感知センサーの温度が 80 ℃以上または− 30 ℃以下のときは、AUTO 作動
しないことがあります。その場合は、AUTO モード以外でワイパーを使用して
ください。

7

知識

雨滴感知センサーが雨滴量を判定します。
光学センサーを使用しているため、フロン
トガラスに朝日や夕日が断続的にあたる
ときや、虫などで汚れたときに正しく作動
しないことがあります。

225

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

警告

AUTO モード時のワイパー作動に関する警告(雨滴感知式ワイパー装着車)

AUTO モードでは、センサーにふれたり、フロントガラスに振動があるなどの
要因で不意にワイパーが働くおそれがあります。ワイパーで指などを挟まない
ように注意してください。

ウォッシャー使用時の警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍りつき、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

注意

フロントガラスが乾いているときは

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったときは

ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

226

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ワイパー&ウォッシャー(リヤ)

間欠作動(LO)

通常作動(HI)

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

次のようにレバーをまわして、ワイパーの作動を選択します。

1
2

3

227

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

作動条件

エンジンスイッチがイグニッションONモードのとき

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

液だれ防止機能(ZX のみ)

ウォッシャー液を出すと、数秒後に液だれ防止としてワイパーがもう 1 度作動し
ます。

リバース連動機能(ZX のみ)

LO または OFF 選択時は、フロントワイパーが作動中またはフロントワイパーの
作動停止から約 17 秒以内のとき、シフトレバーを R にするとリヤワイパーが 1
回作動します。

販売店で設定可能な機能

液だれ防止機能などを変更できます。

(ユーザーカスタマイズ機能一覧:→ P. 543)

知識

注意

リヤウインドウが乾いているときは

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったときは

ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

228

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ヘッドランプクリーナー

スイッチを押してヘッドランプを
洗浄する

作動条件

エンジンスイッチがイグニッション ON モードでヘッドランプが点灯していると

ヘッドランプにウォッシャー液を噴射します。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

注意

ウォッシャー液が出ないとき

ヘッドランプクリーナースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

229

4

運転

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方

ドアとドアガラスを閉め、エンジンスイッチを OFF にしてください。

燃料の種類を確認してください。

燃料の種類

無鉛プレミアムガソリン(無鉛ハイオク)

エタノール混合燃料について

エタノール混合燃料(エタノールの混合率 3%以下、含酸素化合物の含酸素率
1.3%以下)も使用することができます。

給油する前に

知識

警告

給油するときは

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。

給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。

キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、“ シュー ” という音がする場合は、その音が止まるまで
キャップを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。

気化した燃料を吸わないようにしてください。
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。

喫煙しないでください。

給油口にノズルを確実に挿入してください。

継ぎ足し給油をしないでください。

正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。

230

4-4. 給油のしかた

注意

給油するとき

指定のガソリンを使用してください。
指定以外のガソリン(無鉛レギュラーガソリン)や他の燃料(粗悪ガソリン・
軽油・灯油・高濃度アルコール含有燃料)を使用したり、燃料をこぼしたりし
ないでください。
次のような状態になるおそれがあります。

エンジンの始動性が悪くなる

エンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する

エンジン出力が低下する

排気制御システムが正常に機能しない

燃料系部品が損傷する

塗装が損傷する

231

4-4. 給油のしかた

4

運転

オープナーを上げて、給油扉を開
ける

キャップをゆっくりまわして開
け、ハンガーにかける

キャップを “ カチッ ” と音がする
までまわして閉める

手を離すと、キャップが逆方向に少し
もどります。

給油口の開け方

1

2

給油口のキャップを閉めるときは

警告

キャップが正常に閉まらないとき

必ずトヨタ販売店へご連絡ください。
正常に閉まらないキャップをそのまま使用したり、純正品以外のキャップを使
用すると、火災などを引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に
つながるおそれがあります。

232

4-5. 運転支援装置について

Toyota Safety Sense P

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

→ P. 238

LDA(レーンディパーチャーアラート)

→ P. 248

レーダークルーズコントロール

→ P. 256

オートマチックハイビーム

→ P. 213

Toyota Safety Sense P は、次の運転支援装置によって運転者を補助
し、安全で快適なドライブを支援します。

警告

Toyota Safety Sense P について

Toyota Safety Sense P は運転者の安全運転を前提としたシステムであり、
事故被害や運転負荷の軽減に寄与することを目的としています。
本システムは認識性能・制御性能に限界があります。システムを過信せず、運
転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけてください。

233

4-5. 運転支援装置について

4

運転

プリクラッシュセーフティシステムには、車両の制御や操作に関する
データなどを記録するコンピューターが装備されており、主に次のよう
なデータを記録します。

・ アクセルペダルの操作状況
・ ブレーキペダルの操作状況
・ 車速
・ プリクラッシュセーフティシステムの各機能の作動状況
・ 先行車などの障害物との距離、相対速度などの情報
・ カメラセンサーの画像情報(プリクラッシュブレーキ作動時またはプ

リクラッシュブレーキアシストのみ)

なお、会話などの音声や車内の映像は記録しません。

データの取扱いについて

トヨタはコンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・研究
開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。

なお、次の場合を除き、トヨタは取得したデータを第三者へ開示また
は提供することはありません。

・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ トヨタが訴訟で使用する場合
・ 統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加

工したデータを研究機関などに提供する場合

記録した画像情報は特別な装置を使用して消去することが可能です。

また、画像情報を記録する機能を停止することも可能です。ただし、
機能を停止するとプリクラッシュセーフティシステム作動時のデータ
は残りません。

車両データの記録について

234

4-5. 運転支援装置について

フロントグリルとフロントウインドウガラスにある 2 種類のセンサーに
より、各運転支援装置に必要な情報を認識します。

レーダーセンサー

カメラセンサー

前方センサー

1
2

235

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

レーダーセンサーの故障や誤作動を防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、レーダーセンサーが正常に作動せず、思わぬ事故につ
ながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

レーダーセンサーとフロントグリルエンブレムは常にきれいにしておく

レーダーセンサーやフロントグリルエンブレム周辺にアクセサリーを付けた
り、ステッカー(透明なものを含む)などを貼ったりしない

レーダーセンサー周辺への強い衝撃を避ける
レーダーセンサー・フロントグリル・フロントバンパーに強い衝撃を受けた際
は、必ずトヨタ販売店で点検を受けてください。

レーダーセンサーを分解しない

レーダーセンサーやフロントグリルエンブレムを改造したり、塗装したりしな

レーダーセンサー・フロントグリル・フロントバンパーの脱着や交換が必要な
場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

レーダーセンサー

フロントグリルエンブレム

レーダーセンサー前面やフロントグリル
エンブレム前後面に汚れ・水滴・雪など
が付着した場合は、取り除いてください。

お手入れをする際は、レーダーセンサー
やフロントグリルエンブレムを傷付けな
いよう、やわらかい布を使ってください。

1

2

236

4-5. 運転支援装置について

警告

カメラセンサーの故障や誤作動を防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、カメラセンサーが正常に作動せず、思わぬ事故につな
がり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

フロントウインドウガラスは常にきれいにしておく

・ フロントウインドウガラス外側に汚れ・油膜・水滴・雪などが付着した場

合は、取り除いてください。

・ フロントウインドウガラスにガラスコーティング剤を使用していても、カ

メラセンサー前部に水滴などが付着した場合は、ワイパーでふき取ってく
ださい。

・ フロントウインドウガラス内側のカメラセンサー取り付け部が汚れた場合

は、トヨタ販売店にご相談ください。

カメラセンサー前部のフロントウインドウガラスが曇ったり、結露したり、凍
結したりした場合は、フロントデフロスターで取り除く(→ P. 378, 390)

カメラセンサー前部のフロントウインドウガラスの水滴をワイパーが正しく
ふき取れないときは、ワイパーゴムまたはワイパーブレードを交換する
ワイパーゴムまたはワイパーブレードの交換が必要な場合は、トヨタ販売店に
ご相談ください。

フロントウインドウガラスにフィルムを貼らない

フロントウインドウガラスに傷・ひびなどが生じた場合は、そのまま放置せず
に交換する
フロントウインドウガラスの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談くだ
さい。

カメラセンサーに液体をかけない

カメラセンサーに強い光を照射しない

フロントウインドウガラス外側のカメラ
センサー前部(図に示す範囲内)にステッ
カー(透明なものを含む)などを貼り付け
ない
A:フロントウインドウガラス上端からカ
メラセンサー下端より下約 1cm まで
B:約 20cm(カメラセンサー中心から
左右約 10cm)

237

4-5. 運転支援装置について

4

運転

レーダーセンサーの取り扱い

警告

カメラセンサーのレンズを汚したり、傷を付けたりしない
フロントウインドウガラス内側を掃除するときは、ガラスクリーナーがレンズ
に付着しないようにしてください。また、レンズにはふれないでください。
レンズに汚れ・傷がある場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

カメラセンサーに強い衝撃を加えない

カメラセンサーの取り付け位置や向きを変更したり、取りはずしたりしない

カメラセンサーを分解しない

インナーミラーなどのカメラセンサー周辺部品や天井を改造しない

ボンネット・フロントグリル・フロントバンパーに、カメラセンサーの視界を
さえぎる可能性のあるアクセサリーを取り付けない
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

ルーフ上に全長の長い荷物(サーフボードなど)を積むときは、カメラセン
サーの視界をさえぎらないようにする

ヘッドランプなどのランプ類を改造しない

知識

238

4-5. 運転支援装置について

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

衝突警報

衝突の可能性が高いとシステム
が判断したとき、“ ピピピ・・・”
とブザー音が鳴り、マルチイン
フォメーションディスプレイに
メッセージを表示し、回避操作を
うながします。

プリクラッシュブレーキアシスト

衝突の可能性が高いとシステムが判断したとき、ブレーキペダルが踏
まれる強さに応じてブレーキ力を増強します。

プリクラッシュブレーキ

衝突の可能性が高いとシステムが判断したときに衝突警報を行い、さ
らに衝突の可能性が高まったと判断したときは、ブレーキが自動でか
かり、衝突回避を支援、あるいは衝突速度の低減に寄与します。

サスペンションコントロール

衝突の可能性が高いとシステムが判断したとき、AVS(→ P. 365)
によってショックアブソーバーの減衰力を制御することで、安定した
車両姿勢の維持に寄与します。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

進路上の車両や歩行者を前方センサーで検出し、衝突の可能性が高いと
システムが判断したときに、警報やブレーキ力制御により運転者の衝突
回避操作を補助します。また、衝突の可能性がさらに高まったと判断し
たときは、自動的にブレーキを作動させることで、衝突回避を支援、あ
るいは衝突被害の軽減に寄与します。

必要に応じて、プリクラッシュセーフティシステムの ON/OFF や、警
報タイミングを切りかえることができます。(→ P. 241)

 

 

 

 

 

 

 

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