Toyota Land Cruiser (2018 year). Manual japanese - part 9

 

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Toyota Land Cruiser (2018 year). Manual japanese - part 9

 

 

127

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

作動範囲(電子キーの検知エリア)

警告音と警告表示について

誤操作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、車内や車外で警告音が鳴った
り、マルチインフォメーションディスプレイに警告が表示されることがありま
す。マルチインフォメーションディスプレイに警告が表示されたときは、ディス
プレイの表示をもとに適切に対処してください。

警告音のみが鳴る場合の状況と対処方法は次のようになります。

: ドアの施錠・解錠時

ドアハンドルから周囲約 70cm 以内で
電子キーを携帯している場合に作動し
ます。(電子キーを検知しているドアハ
ンドルのみ作動します)

: エンジン始動時またはエンジンスイッ

チ切りかえ時

車内で電子キーを携帯している場合に作動します。

警告音

状況

対処方法

車外から “ ピー ” と 5
秒間鳴る

いずれかのドアが開いて
いるときにスマートエン
トリー&スタートシステ
ムで施錠しようとした

全ドアを閉めたあと、再
度施錠してください。

車内から “ ポーン、ポー
ン ” と鳴り続ける

運転席ドアが開いている
状態でエンジンスイッチ
をアクセサリーモードに
した(アクセサリーモー
ドのとき運転席ドアを開
いた)

エ ン ジ ン ス イ ッ チ を
OFF にしたあと、運転席
ドアを閉めてください。

運転席ドアが開いている
状態でエンジンスイッチ
を OFF にした

運転席ドアを閉めてくだ
さい。

128

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

節電機能

長期駐車時に電子キーの電池と車両のバッテリーあがりを防止するため、節電機
能が働きます。

次の状況では、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠に時間がか
かる場合があります。

・ 車の外約 2m 以内に電子キーを 10 分以上放置した
・ 5 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった

14 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった場合、運
転席以外での解錠ができなくなります。この場合は、運転席のドアハンドルを
握る、もしくは、ワイヤレス機能、メカニカルキーで解錠してください。

電子キーの節電モードについて

節電モードに設定すると、電子キーによる電波の受信待機を停止し、電子キーの
電池の消耗を抑えることができます。

電子キーの

を押しながら、

を 2

回押し、電子キーのインジケータが 4 回光
ることを確認してください。

節電モード中は、スマートエントリー & ス
タートシステムを使用できません。節電モー
ドを解除するには、電子キーのいずれかのス
イッチを押してください。

129

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

機能が正常に働かないおそれのある状況

スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のよ
うな場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタート
システムやワイヤレスリモコン、エンジンイモビライザーシステムが正常に作動
しない場合があります。(対処方法:→ P. 527)

電子キーの電池が消耗しているとき

近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空
港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき

電子キーが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき

・ アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 金属製の財布やかばん
・ 小銭
・ カイロ
・ CD や DVD などのメディア

近くで他の電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき

電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯しているとき

・ 無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器
・ 他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
・ パソコンや携帯情報端末(PDA など)
・ デジタルオーディオプレーヤー
・ ポータブルゲーム機器

リヤウインドウガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき

充電器など電子機器の近くにキーを置いた場合

130

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

ご留意いただきたいこと

電子キーが作動範囲内(検知エリア内)にあっても、次のようなときは正しく
作動しないことがあります。

・ 施錠・解錠時、電子キーがドアガラスやドアハンドルに近付きすぎている、ま

たは地面の近くや高い場所にある

・ エンジン始動時やエンジンスイッチの切りかえ時、電子キーがインストルメン

トパネルやフロア上・トノカバー(装着車のみ)上・ドアポケット、またはグ
ローブボックス内などに置かれている

インストルメントパネル上面やドアポケット付近に電子キーを置いたまま車外
に出ると、電波の状況によっては車外アンテナに検知され車外から施錠でき、電
子キーが車内に閉じ込められるおそれがあります。

電子キーが作動範囲内にあれば、電子キーを携帯している人以外でも施錠・解
錠できます。ただし、電子キーを検知しているドア以外は解錠しません。

車外でも電子キーがドアガラスに近付いていると、エンジンを始動できること
があります。

電子キーが作動範囲内にあるとき、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水
がかかると、ドアが施錠・解錠することがあります。

(ドアの開閉操作がなけれ

ば、解錠されても約 30 秒後に自動で施錠します)

手袋を着用していると施錠・解錠しないことがあります。

ワイヤレスリモコンなどでの施錠時にキーが車両の近くにあると、スマートエ
ントリー&スタートシステムでの解錠ができないことがあります。

(ワイヤレス

リモコンを使用すると解錠できます)

ロック操作は、連続で 2 回まで有効です。3 回目以降はロック動作しません。

電子キーを携帯したまま洗車をすると、水がドアハンドルにかかったときに施
錠・解錠をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をしてくださ
い。

・ キーを車両から約 2m 以上離れた場所に置く(盗難に注意し保管してくださ

い)

・ キーを節電モードに設定してスマートエントリー&スタートシステムの作動

を停止する(→ P. 128)

洗車機での洗車中にキーが車内にあると、水がドアハンドルにかかったときに、
マルチインフォメーションディスプレイに警報が表示され車外のブザーが吹鳴
することがあります。全てのドアを施錠すると警報は止まります。

ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着すると、センサーが反応しないこと
があります。その場合は氷や雪、泥を取り除いて操作するか、ドアハンドル下
部のロックセンサーで操作してください。

作動範囲内に他の電子キーがあると、解錠に時間がかかることがあります。

131

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

急なドアハンドル操作や、車外アンテナの作動範囲内へ急に入ってドアハンド
ルを操作したときは、解錠できない場合があります。解錠されなかった場合は、
ドアハンドルを一度もとの位置にもどし、再度解錠操作をして、解錠されたこ
とを確認してからドアハンドルを引いてください。

長期間運転しないとき

盗難防止のため、電子キーを車両から 2m 以上離しておいてください。

あらかじめスマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることができ
ます。(→ P. 543)

システムを正しく作動させるために

電子キーを必ず携帯した上で作動させてください。また、車外から操作する場合
は電子キーを車両に近付けすぎないようにしてください。
作動時の電子キーの位置や持ち方によっては、電子キーが正しく検知されず、シ
ステムが正しく作動しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ
込み防止機能が働かないこともあります。

スマートエントリー&スタートシステムが正常に作動しないとき

ドア・バックドアガラスの施錠・解錠:→ P. 527

エンジンの始動:→ P. 527

カスタマイズ機能

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にするなどの変更ができます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 543)

カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき

ドアの施錠・解錠:ワイヤレス機能、またはメカニカルキーを使ってドアの施
錠・解錠ができます。(→ P. 106, 527)

エンジンの始動・エンジンスイッチのモード切りかえ:→ P. 527

エンジンの停止:→ P. 196

132

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

警告

電波がおよぼす影響について

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器を装着されている方は、室内アンテナ・車外アンテナ

(→ P. 126)から約 22cm 以内に近付かないようにしてください。電波によ

り植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレー
タおよび植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波によ
る影響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波
が医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。

133

3

各部の操作

3-3. シートの調整

フロントシート

X

マニュアルシート

前後位置調整

リクライニング調整

シート全体の上下調整(運転席)

クッション前端の上下調整(運転席)

腰部硬さ調整(運転席)

調整のしかた

1
2
3
4
5

134

3-3. シートの調整

X

パワーシート

前後位置調整

リクライニング調整

クッション前端の上下調整

シート全体の上下調整

腰部硬さ調整(運転席)

クッションの長さ調整

(運転席)

1
2
3
4
5
6

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

135

3-3. シートの調整

3

各部の操作

背もたれに強い衝撃を受けると、フ
ロント席乗員のむち打ちの症状を
軽減させるためにヘッドレストが
少し前方上側に動きます。

アクティブヘッドレスト

について

背もたれに弱い衝撃を受けてもヘッドレストが動く場合がありますが、故障では
ありません。

アクティブヘッドレスト

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

警告

シートを調整するとき

同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。

シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

リクライニング調整について

背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり、肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

マニュアルシート装着車は、シート調整後はシートがきちんと固定されている
ことを確認してください。

136

3-3. シートの調整

リヤシート

調整のしかた

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

X

セカンドシート A タイプ

X

セカンドシート B タイプ

リクライニング調整

前後位置調整

X

サードシート

リクライニング調整

1
2

1

137

3-3. シートの調整

3

各部の操作

サードシートへの乗り降りの際は、“ セカンドシートの格納のしかた ”

の操作をおこなってください。(

→ P. 138

セカンドシートを格納する前に

バックルを格納し、ヘッドレスト
をいちばん下まで下げる

シートベルトハンガーに外側席
シートベルトを格納し、プレート
をハンガー穴部に挿し込む

シート ベルトが損傷 するのを防 ぎま
す。

使用するときはシートベルトがシート
ベルトハンガーにかかっていないこと
を確認します。

セカンドシートの格納、サードシート

への乗り降り

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1

1

2

138

3-3. シートの調整

リヤシートエンターテイメント
システム(後席 11.6 型ワイド
ディスプレイ)装着車:カバーの
ベルトをディスプレイ下部から
通し、上へスライドさせる。

カ バ ー を 下 へ スラ イ ド さ せ て、
ディスプレイ上部よりかぶせる。

セカンドシートの格納のしかた

レバーを引く

背もたれが前に倒れ、シートがはね上
がります。

LA079IIJa

3

1

139

3-3. シートの調整

3

各部の操作

アシストグリップにフックをか
け、シートが動かなくなるよう固
定する

シートをもとにもどすときは、フック
を格納します。

シートクッション裏からシート
フックカバーを取りはずしシー
トフックの位置に取り付ける

シートをもとにもどすときは、シート
フックカバーを取りはずし、もとの位
置に取り付けます。

2

3

140

3-3. シートの調整

サードシートを格納する前に

バックルを格納する

中央席のヘッドレストを格納する(

P. 158)

シートベルトハンガーに外側席
シートベルトを格納し、プレート
をハンガー穴部に挿し込む

シート ベルトが損傷 するのを防 ぎま
す。

使用するときはシートベルトがシート
ベルトハンガーにかかっていないこと
を確認します。

中央席のシートベルトを格納する(

P. 30)

サードシートの格納

(A タイプ)

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1

2
3

4

141

3-3. シートの調整

3

各部の操作

サードシートの格納のしかた

ヘッドレスト前倒しレバーを引
いて外側席ヘッドレストを倒す

レバーを操作して背もたれを倒

イ ン ナ ー レ ッ グ ロ ッ ク 解 除 レ
バーを引く

シートがはね上がり、ストライカーが
起き上がります。

はね上げる際に、背もたれうしろにあ
る背もたれ引き起こしハンドルが固定
されていることを確認してください。

シートを側面に押し付けて、確実
に固定する

1

2

3

4

142

3-3. シートの調整

シートクッション裏からシート
フックカバーを取りはずし、シー
トフックの位置に取り付ける

サードシートのもどし方

フロアに取り付けたシートフッ
クカバーを取りはずし、もとの位
置に取り付ける

ス ペ ー ス ア ッ プ ロ ッ ク 解 除 レ
バーを引き、シートをおろす

シートを押し付けて、確実に固定
する

5

1

2

3

 

 

 

 

 

 

 

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