Toyota Estima (2017 year). Manual japanese - part 20

 

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Toyota Estima (2017 year). Manual japanese - part 20

 

 

303

6-1. お手入れのしかた

6

お手入れのしかた

注意

大型ムーンルーフの清掃(大型ムーンルーフ装着車)

次のことをお守りください。お守りいただかないと、大型ムーンルーフの表面
を損傷するおそれがあります。

洗車前には、あらかじめ大型ムーンルーフ表面についたほこりや、泥・砂など
の異物を水で取り除いておく

硬いブラシやたわし、先のとがったものなどは使用せず、やわらかい布・スポ
ンジなどを使って清掃する

汚れを落とすときは中性洗剤を使用し、ガラスコート・カーワックスなどの油
脂類・ガラスクリーナーなどのアルコール類・研磨剤の入ったものは使用しない
洗車後は、洗剤が残らないように水を十分にかけて洗い流してください。

鉄粉が付着したときは、乾いた布でこすらず、水を流しながら軽くふきとるよ
うにして取り除く

304

6-1. お手入れのしかた

内装の手入れ

掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布でふ
き取る

汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらかい布
に含ませふき取る
水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る

掃除機などでほこりや砂を取り除く

うすめた洗剤をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取る

ウール用の中性洗剤を水で約 5% に薄めて使用してください。

水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る

乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰で乾
燥させる

掃除機などでほこりを取り除く

中性洗剤を水で約 1%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る

水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る

お手入れは、次の要領で実施してください。

室内の手入れ

本革部分の手入れ

合成皮革部分の手入れ

305

6-1. お手入れのしかた

6

お手入れのしかた

本革部分のお手入れの目安

品質を長く保つため、年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。

カーペットの洗浄

カーペットは常に乾いた状態を保つことをおすすめします。洗浄には、市販の泡
タイプクリーナーがご利用になれます。
スポンジまたはブラシを使用して泡をカーペットに広げ、円を描くように塗り込
んでください。直接水をかけたりせず、ふき取ってから乾燥させてください。

シートの合成皮革部分(白色)

について

水ぶきで取れない汚れが付いた場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

シートベルト

刺激の少ない洗剤とぬるま湯で、布やスポンジを使って洗ってください。
シートベルトのすり切れ・ほつれ・傷などを定期的に点検してください。

スーパー UV カットガラスについて

フロントドアガラス、スライドドアガラス

、バックドアガラス

、クォーター

ガラス

、大型ムーンルーフ

のガラスが汚れているときは、早めに水またはぬ

るま湯を含ませた布で軽くふいて清掃してください。

フロントドアガラス、スライドドアのガラス

汚れがひどいときは、ドアガラ

スの開閉をくり返さないでください。

知識

警告

車両への水の浸入

床・駆動用電池冷却用吸入口(oP. 65)など、車内に水をかけたり液体をこ
ぼしたりしないでください。駆動用電池や電気部品などに水がかかると、故障
や車両火災につながるおそれがあり危険です。

SRS エアバッグの構成部品や電気配線をぬらさないでください。(oP. 32)
電気の不具合により、SRSエアバッグが作動したり、正常に機能しなくなり、
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

内装の手入れをするときは(特にインストルメントパネル)

艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルがフロントウインドウガラスへ映り込み、運転者の視界をさまたげ思
わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

306

6-1. お手入れのしかた

注意

清掃するとき使用する溶剤について

変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。

・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル

カリ性の溶剤・染色剤・漂白剤

・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール、その他の酸性やアルカリ

性の溶剤

艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。
インストルメントパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因にな
るおそれがあります。

革の傷みを避けるために

皮革の表面の劣化や損傷を避けるために、次のことをお守りください。

革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く

直射日光に長時間さらさないようにする
特に夏場は日陰で車を保管する

ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革
に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない

床に水がかかると

水で洗わないでください。
オーディオやフロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の
原因となったり、ボデーが錆びるおそれがあります。

バックドアガラスやクォーターガラスの内側を掃除するときは

熱線やアンテナを損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わ
ず、熱線・アンテナにそって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてくだ
さい。

熱線やアンテナを引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。

スーパー UV カットガラスを清掃するときは

フロントドアガラス、スライドドアガラス

、バックドアガラス

、クォーター

ガラス

、大型ムーンルーフ

を清掃するときは、コンパウンドまたは研磨剤入

り用品(ガラスクリーナー・洗剤・ワックスなど)を使用しないでください。
コーティングを損傷させるおそれがあります。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

307

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

ボンネット

ボンネット解除レバーを引く

ボンネットが少し浮き上がります。

レバーを左方向に押して、ボン
ネットを開ける

手のひらを下にして、ボンネットとグ
リルのあいだに指を入れると下側にレ
バーがあります。

ボンネットステーをステー穴に
挿し込む

閉め方

ボンネットステーをはずす

ボンネットを約 20 ∼ 25cm の位置から静かに落として閉める

ロックされていることを確認する

室内からロックを解除して、ボンネットを開けます。

1

2

3

1
2

3

308

6-2. 簡単な点検・部品交換

半ドア警告表示

P. 101

補機バッテリーについて

知識

この車両の補機バッテリーはラゲージルー
ム(助手席側)のカバー内にあり、エンジン
ルームには搭載されていません。(補機バッ
テリーはバッテリー液の補充が必要ないタ
イプのため、バッテリー液量等の点検は不要
です)

補機バッテリーがあがってしまったときは、
エンジンルーム内にある救援用端子を使用
して、処置を行います。(

P. 388)

警告

走行前の確認

ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

けがを防ぐために

走行後のエンジンルーム内は高温になっています。熱くなった部品にさわると
やけどなどの重大な傷害を受けるおそれがあります。

修理・車検・整備点検をする場合は

整備モードに切りかえる必要がありますので、必ずトヨタ販売店にご相談くだ
さい。高電圧システムを使用しているため、取り扱いを誤ると、重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

エンジンルーム点検後の確認

エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

309

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

ボンネットを閉めるとき

補機バッテリーの交換について

交換する際はエスティマハイブリッド専用品を使用してください。専用品以外
を使用すると、ガス(水素)が室内に侵入したり、引火して爆発するおそれが
あり危険です。
補機バッテリーの交換については、トヨタ販売店にご相談ください。

注意

ボンネットの損傷を防ぐために

ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。

ボンネットを閉めるときは

ボンネットステーをステー穴から取りはずし、クリップに正しくもどしてくだ
さい。
ステーを正しくもどさない状態でボンネットを閉めると、ボンネットやステー
が損傷するおそれがあります。

手などを挟まないように注意してくださ
い。
重大な傷害を受けるおそれがあり危険で
す。

310

6-2. 簡単な点検・部品交換

ガレージジャッキ

ガレージジャッキを使用するときは、ガレージジャッキに付属の取扱説
明書に従って、安全に作業してください。

ガレージジャッキを使用して車両を持ち上げるときは、正しい位置にガ
レージジャッキをセットしてください。
正しい位置にセットしないと、車両が損傷したり、けがをするおそれが
あります。

フロント側

リヤ側

1

2

311

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

ウォッシャー液の補充

液面が LOW の位置に近付いたら
ウォッシャー液を補給してくださ
い。

補充のしかた

知識

ゲージの使い方

ウォッシャー液の膜が張っているゲージの
穴部の位置を確認して、ウォッシャー液の残
量を判断します。
残量がゲージの先端から 2 つめの穴部より
下まわった(LOW の位置まで低下した)ら、
ウォッシャー液を補給してください。

警告

ウォッシャー液を補充するとき

ハイブリッドシステムが熱いときやハイブリッドシステムが作動しているとき
は、ウォッシャー液を補充しないでください。
ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、ハイブリッドシステ
ムなどにかかると出火するおそれがあり危険です。

注意

ウォッシャー液について

ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでく
ださい。塗装にしみが付くおそれがあります。

ウォッシャー液のうすめ方

必要に応じて水でうすめてください。水とウォッシャー液の割合は、ウォッ
シャー液の容器に表示してある凍結温度を参考にしてください。

現在の液量

312

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤについて

タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。

タイヤ空気圧

空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。

タイヤの亀裂・損傷の有無

タイヤの溝の深さ

タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無

図で示すようにタイヤのローテー
ションを行います。

タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。

タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000km ごとに行ってください。

タイヤの点検項目

タイヤローテーションのしかた

前側

313

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤ空気圧の数値

スペアタイヤ(販売店装着オプション):420kPa(4.2kg/cm

2

タイヤ関連の部品を交換するとき

タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ
販売店にご相談ください。

知識

タイヤサイズ

ホイール

サイズ

空気圧

 kPa(kg/cm

2

前輪

後輪

215 / 60R17 96H

17 × 7 J

250(2.5)

タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空
気圧ラベルで確認することができます。

タイヤが冷えているときの空気圧

警告

点検・交換時の警告

必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差の
ないタイヤを使用する

メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない

ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使
用しない

サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない

「タイヤ空気圧」ラベル

314

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

異常があるタイヤの使用禁止

異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

破裂などの修理できない損傷を与える

車両が横すべりする

車両の本来の性能(燃費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない

タイヤ交換時の注意

ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディス
クホイールが損傷するおそれがあります。
またナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれがあり
ます。
オイルやグリースがねじ部についている場合はふき取ってください。

注意

走行中に空気もれが起こったら

走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。

悪路走行に対する注意

段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・
ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。

必ずナットのテーパー部を内側にして
取り付けてください。
テーパー部を外側にして取り付ける
と、ホイールが破損しはずれてしまい、
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。

テーパー部

315

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤの交換

ジャッキで車体を持ち上げる前に

地面が固く平らで安全な場所に移動する

パーキングブレーキをかける

シフトレバーを P にする

ハイブリッドシステムを停止する

非常点滅灯を点滅させる(→ P. 353)

パワースライドドアメインスイッチを OFF にする(→ P. 104)

工具とジャッキの位置

ジャッキを使用してお車を持ち上げるときは、正しい位置にジャッキを
取り付けてください。
正しい位置に取り付けないと、車両が損傷したり、けがをするおそれが
あります。

工具袋

ホイールナットレンチ

ジャッキハンドル

けん引フック(→ P. 359)

停止表示板固定用ストラップ

(→ P. 283)

タイヤパンク応急修理キット

(→ P. 373)

ジャッキ

1

2

3

4

7

6

5

BTO62DW222

1
2
3
4

5

6

7

316

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

ジャッキの使用について

次のことをお守りください。
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。

ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない

備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない

ジャッキはジャッキセット位置に正しくかける

ジャッキで支えられている車の下に体を入れない

車がジャッキで支えられている状態で、ハイブリッドシステムを始動したり車
を走らせない

車内に人を乗せたまま車を持ち上げない

車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない

車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない

車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する

車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけ
てから下げる

317

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

フックをはずして、工具袋を取り出
します。

ラゲージルーム左側のカバーを
はずす

ツマミを押しながら、カバーを手前に
引いてはずします。

タイヤパンク応急修理キットを
取り出す

フックをはずして、タイヤパンク応急
修理キットを取り出します。

ジャッキをゆるめて取りはずす

締まる

ゆるむ

ジャッキを収納するときは、ジャッキ
と固定具がかみ合うよう確実に固定し
てください。

・ A部で指などをけがしないように注

意してください。

工具袋の取り出し方

ジャッキの取り出し方

BTO72DZ017

1

BTO72DZ018

2

BTO72DZ020

1

2

A 部

3

1
2

318

6-2. 簡単な点検・部品交換

輪止め

をする

輪止めは、トヨタ販売店で購入する
ことができます。

ナットを少し(約 1 回転)ゆる
める

ジ ャ ッ キ の

部 を 手 で ま わ し

て、ジャッキ溝をジャッキセット
位置にしっかりかける

タイヤの交換

1

交換するタイヤ

輪止めの位置

前輪

左側

右側後輪うしろ

右側

左側後輪うしろ

後輪

左側

右側前輪前

右側

左側前輪前

2

3

1

 

 

 

 

 

 

 

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