Toyota Esquire (2018 year). Manual japanese - part 25

 

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Toyota Esquire (2018 year). Manual japanese - part 25

 

 

383

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

パンクしたときは(応急用タイヤ装着車)

地面が固く平らで安全な場所に移動する

パーキングブレーキをかける

P ポジションスイッチを押して、シフトポジションを P にする

ハイブリッドシステムを停止する

非常点滅灯を点滅させる(→ P. 345)

パワースライドドアメインスイッチを OFF にする(→ P. 107)

パンクしたタイヤを、備え付けの応急用タイヤと交換してください。

(タイヤについての詳しい説明は P. 317 を参照してください)

警告

タイヤがパンクしたときは

パンクしたまま走行しないでください。
短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。

ジャッキで車体を持ち上げる前に

384

7-2. 緊急時の対処法

応急用タイヤ・ジャッキ・工具の搭載位置

工具袋

ホイールナットレンチ

ジャッキハンドル

輸送用フック(→ P. 352)

ジャッキ

応急用タイヤ

1
2
3

4
5
6

385

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

ジャッキの使用について

次のことをお守りください。
ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。

ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で使
用しない

備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない

ジャッキはジャッキセット位置に正しくかける

ジャッキで支えられている車の下に体を入れない

車がジャッキで支えられている状態で、ハイブリッドシステムを始動したり車
を走らせない

車内に人を乗せたまま車を持ち上げない

車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを置かない

車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない

車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する

車を下げるときは、周囲に人がいないことを確認し、人がいるときは声をかけ
てから下げる

386

7-2. 緊急時の対処法

デッキボードを開く(→ P. 284)

カバーをはずす

固定バンドのフックをはずし、工
具袋を取り出す

ジャッキをゆるめて取りはずす

締まる

ゆるむ

ジャッキ・工具の取り出し方

1
2

3

4

2

1

1
2

387

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

助手席側のサードシートを格納する(→ P. 142)

デッキボードを取りはずす(→ P. 285)

応急用タイヤを取りはずす

タイヤカバーを取りはずす

留め具を取りはずす

応急用タイヤの留め具が固くてまわら
ないときは、車載のレンチを使用して
ください。(タイヤを固定するときは、
留め具を手で取り付けてください。レ
ンチなどの工具は使用しないでくださ
い)

応急用タイヤの取り出し方

1
2

3

1
2

警告

応急用タイヤを収納するとき

ボデーと応急用タイヤとのあいだに、指などを挟まないように注意してくださ
い。

388

7-2. 緊急時の対処法

輪止め

をする

輪止めは、トヨタ販売店で購入する
ことができます。

ナットを少し(約 1 回転)ゆる
める

ジ ャ ッ キ の

部 を 手 で ま わ し

て、ジャッキ溝をジャッキセット
位置にしっかりかける

パンクしたタイヤの交換

1

パンクしたタイヤ

輪止めの位置

前輪

左側

右側後輪うしろ

右側

左側後輪うしろ

後輪

左側

右側前輪前

右側

左側前輪前

2

A

3

389

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ジ ャ ッ キ ハ ン ド ル と ホ イ ー ル
ナットレンチを図のように組み
合わせる

タイヤが地面から少し離れるま
で、車体を上げる

ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす

タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの表面に傷が付かないよう意匠
面を上にします。

4

5

6

390

7-2. 緊急時の対処法

警告

タイヤ交換について

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

・ 走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれないでくださ

い。
走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているため、
タイヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

・ タイ ヤ交 換な どを する 際は、パ ワー スラ イド ド アメ イン スイ ッチ(→

P. 107)を OFF にしてください。OFF にしないと、誤ってパワースライ
ド ド ア ス イ ッ チ を 操 作 し た と き に ス ラ イ ド ド ア が 動 き、指 や 手 な ど
を挟んでけがをするおそれがあります。

次のことをお守りいただかないとナットがゆるみ、ホイールがはずれ落ち、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

・ ホイールの交換後は、すぐに 103N・m(1050kgf・cm)の力でナット

を締める

・ タイヤの取り付けには、使用しているホイール専用のナットを使用する
・ ボルトやナットのねじ部や、ホイールのボルト穴につぶれや亀裂などの異

常がある場合は、トヨタ販売店で点検を受ける

・ ナットを取り付けるときは、必ずテーパー部を内側にして取り付ける

(→ P. 319)

391

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ホイール接触面の汚れをふき取

ホイール接触面が汚れていると、走行
中にナットがゆるみ、タイヤがはずれ
るおそれがあります。

タイヤを取り付け、タイヤががたつかない程度まで手でナットを仮締
めする

アルミホイールから応急用タイ
ヤにかえるときは、ナットのテー
パー部がホイールのシート部に
軽くあたるまでまわします。

ア ル ミ ホ イ ー ル か ら ア ル ミ ホ
イールにかえるときは、ナットの
座金がホイールにあたるまでま
わします。

車体を下げる

タイヤの取り付け

1

2

シート部

テーパー部

ホイール

座金

3

392

7-2. 緊急時の対処法

図の番号順でナットを 2、3 度
しっかり締め付ける

締め付けトルク:
103N・m(1050kgf・cm)

すべての工具・ジャッキ・パンクしたタイヤを収納する

パンクしたタイヤは、応急用タイヤ格納位置に格納できません。ラゲージルームに
収納してください。

応急用タイヤについて

タイヤの側面に TEMPORARY USE ONLY と書かれています。応急用にのみ
使用してください。

空気圧を必ず点検してください。(→ P. 417)

応急用タイヤを装着しているとき

応急用タイヤ装着中は、標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなる場合がありま
す。段差を乗りこえるときはご注意ください。

雪道・凍結路で前輪がパンクしたとき

後輪を応急用タイヤと交換する

パンクした前輪をはずした後輪と交換する

タイヤチェーンを前輪に装着する

3

5

4

2

1

4

知識

5

1

2

3

393

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

応急用タイヤを使用するとき

お客様のお車専用になっているため、他の車には使用しないでください。

同時に 2 つ以上の応急用タイヤを使用しないでください。

できるだけ早く通常のタイヤと交換してください。

急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避けてください。

摩耗限度(トレッドウェアインジケーターまたはスリップサイン)をこえて使
用しないでください。

応急用タイヤを装着しているとき

正確な車両速度が検出できない場合があり、次のシステムが正常に作動しなく
なるおそれがあります。

応急用タイヤ使用時の速度制限

応急用タイヤを装着しているときは、80km/h 以上の速度で走行しないでくだ
さい。
応急用タイヤは、高速走行に適していないため、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

ジャッキや工具を使用したあとは

走行前に正しい位置に格納されているか確認してください。正しく格納されて
いないと、事故や急ブレーキの際、重大な傷害につながるおそれがあり危険で
す。

・ ABS
・ ブレーキアシスト
・ VSC
・ TRC
・ EPS
・ PCS(プリクラッシュセーフティ

システム)

・ LDA(レ ー ン デ ィ パ ー チ ャ ー ア

ラート)

・ オートマチックハイビーム
・ クルーズコントロール

394

7-2. 緊急時の対処法

注意

応急用タイヤ装着中の注意

応急用タイヤ装着中は、標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなる場合があり
ます。段差を乗りこえるときは注意してください。

タイヤチェーンの装着について

応急用タイヤには、タイヤチェーンを装着しないでください。
タイヤチェーンが車体にあたり、車を損傷したり走行に悪影響をおよぼしたり
するおそれがあります。

395

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

ハイブリッドシステムが始動できないときは

次の原因が考えられます。

電子キーが正常に働いていない可能性があります。

(→ P. 397)

燃料が入っていない可能性があります。
給油してください。

イモビライザーシステムに異常がある可能性があります。

(→P. 69)

シフト制御システムに異常がある可能性があります。

(→ P. 175, 367)

電子キーの電池切れやヒューズ切れなど、電気系統異常の可能性があ
ります。異常の種類によっては、ハイブリッドシステムを一時的な処
置でかけることができます。(→ P. 396)

P ポジションから切りかえることができない可能性があります。

次の原因が考えられます。

補機バッテリーあがりの可能性があります。(→ P. 399)

補機バッテリーのターミナルがゆるんでいる可能性があります。

(→ P. 312)

次の原因が考えられます。

補機バッテリーのターミナルがはずれている可能性があります。

(→ P. 312)

補機バッテリーあがりの可能性があります。(→ P. 399)

対処の方法がわからないとき、あるいは対処をしてもハイブリッドシステムが始動
できないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

ハイブリッドシステムが始動できない原因は状況によって異なります。
次のことをご確認いただき、適切に対処してください。

正しいハイブリッドシステムの始動方法(→ P. 172)に従っても始動
できない

室内灯・ヘッドランプが暗い/ホーンの音が小さい、または鳴らない場合

室内灯・ヘッドランプが点灯しない/ホーンが鳴らない場合

396

7-2. 緊急時の対処法

通常のハイブリッドシステム始動操作でハイブリッドシステムが始動し
ないときは、次の手順でハイブリッドシステムが始動する場合がありま
す。
緊急時以外は、この方法で始動させないでください。

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

パワースイッチをアクセサリーモードにする

ブレーキペダルをしっかり踏んでパワースイッチを約 15 秒以上押し
続ける

上記の方法でハイブリッドシステムが始動しても、システムの故障が考
えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

緊急始動機能

1
2
3

397

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

電子キーが正常に働かないときは

メカニカルキー(→ P. 99)を使って次の操作ができます。

全ドア施錠

ドアガラスが閉まる

(まわし続ける)

全ドア解錠

ドアガラスが開く

(まわし続ける)

トヨタ販売店での設定変更が必要で
す。(→ P. 421)

ブレーキペダルを踏む

電子キーのトヨタエンブレム面
で、パワースイッチにふれる

電子キーを認識するとブザーが鳴り、
ON モードへ切りかわります。

カスタ マイズ機能で スマートエ ント
リー&スタートシステムを非作動にし
たときは、アクセサリーモードへ切り
かわります。

ブレーキペダルをしっかり踏み込んで、マルチインフォメーション
ディスプレイにメッセージが表示されていることを確認する

(→ P. 172)

パワースイッチを短く確実に押す

処置をしても作動しないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

電子キーと車両間の通信がさまたげられたり(→ P. 127)、電子キーの
電池が切れたときは、スマートエントリー&スタートシステムとワイヤ
レスリモコンが使用できなくなります。このような場合、次の手順でド
アを開けたり、ハイブリッドシステムを始動したりすることができます。

ドアの施錠・解錠

1

2

3

4

1
2

3
4

ハイブリッドシステム始動の方法

1

2

3

4

398

7-2. 緊急時の対処法

ハイブリッドシステムの停止方法

通常のハイブリッドシステムの停止方法と同様に、パーキングブレーキをかけ、
シフトポジションを P にしてパワースイッチを押します。

電池交換について

ここで説明しているハイブリッドシステムの始動方法は一時的な処置です。電池
が切れたときは、ただちに電池の交換をおすすめします。(

P. 326)

モードの切りかえ

ハイブリッドシステム始動方法の手順 

 で、ブレーキペダルから足を離してパ

ワースイッチを押すと、ハイブリッドシステムが始動せず、スイッチを押すごと
にモードが切りかわります。(

P. 173)

電子キーが正常に働かない場合

電子キーが節電モードに設定されていないことを確認してください。
設定されている場合は解除してください。(

P. 127)

知識

警告

メカニカルキーを使ってドアガラスを操作するとき

ドアガラスに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してくださ
い。またお子さまには、メカニカルキーによる操作をさせないでください。お
子さまや他の人がドアガラスに挟まれたり巻き込まれたりするおそれがありま
す。

3

 

 

 

 

 

 

 

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