Toyota Corolla Axio (2018 year). Manual japanese - part 9

 

  Index      Toyota     Toyota Corolla Axio (2018 year) - manual japanese

 

Search            

 

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  7  8  9  10   ..

 

 

Toyota Corolla Axio (2018 year). Manual japanese - part 9

 

 

127

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

駐車するとき

ウインドウガラスなどには吸盤を取り付けないでください。また、インストル
メントパネルやダッシュボードの上に芳香剤などの容器を置かないでくださ
い。
吸盤や容器がレンズの働きをして、車両火災につながるおそれがあり危険で
す。

シルバー色などの金属蒸着フィルムを曲面ガラスに貼った場合は、ドアやウイ
ンドウを開けたまま放置しないでください。
直射日光が曲面ガラスの内側に反射し、レンズの働きをして火災につながるお
それがあり危険です。

車から離れるときは、必ずパーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P に
入れ、ハイブリッドシステムを停止し、施錠してください。
READY インジケーターが点灯しているあいだは、車から離れないでくださ
い。

READY  インジケーターが点灯しているとき、またはハイブリッドシステム
停止直後は排気管にふれないでください。
やけどをするおそれがあります。

仮眠するとき

必ずハイブリッドシステムを停止してください。
READY インジケーターが点灯した状態のまま仮眠すると、無意識にシフトレ
バーを動かしたり、アクセルペダルを踏み込んだりして、事故やハイブリッド
システムの異常過熱による火災が発生するおそれがあります。さらに、風通し
の悪い場所に停めると、排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害におよぶか、
最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

ブレーキをかけるとき

ブレーキがぬれているときは、普段よりも注意して走行してください。
ブレーキがぬれていると、制動距離が長くなり、ブレーキのかかりに、左右の
違いが出るおそれがあります。また、パーキングブレーキがしっかりとかから
ないおそれもあります。

電子制御ブレーキシステムが機能しないときは、他の車に近付いたりしないで
ください。また、下り坂や急カーブを避けてください。
この場合ブレーキは作動しますが、通常よりも強く踏む必要があります。また
制動距離も長くなります。ただちにブレーキの修理を受けてください。

ブレーキシステムは 2 つ以上の独立したシステムで構成されており、一方の油
圧システムが故障しても、もう一方は作動します。この場合、ブレーキペダル
を通常より強く踏む必要があり、制動距離が長くなります。ただちにブレーキ
の修理を受けてください。

128

4-1. 運転にあたって

注意

運転しているとき

運転中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏まないでください。
アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏むと、駆動力を抑制する場合があ
ります。

坂道で停車するために、アクセルペダルを使ったり、アクセルペダルとブレー
キペダルを同時に踏んだりしないでください。

駐車するとき

必ずシフトレバーを P にしてください。P にしておかないと、車が動き出した
り、誤ってアクセルペダルを踏み込んだときに急発進するおそれがあります。

部品の損傷を防ぐために

パワーステアリングモーターの損傷を防ぐため、ハンドルをいっぱいにまわし
た状態を長く続けないでください。

ディスクホイールなどの損傷を防ぐため、段差などを通過するときは、できる
だけゆっくり走行してください。

129

4-1. 運転にあたって

4

運転

注意

走行中にタイヤがパンクしたら

次のようなときはタイヤのパンクや損傷が考えられます。ハンドルをしっかり
持って徐々にブレーキをかけ、スピードを落としてください。

ハンドルがとられる

異常な音や振動がある

車両が異常に傾く

タイヤがパンクした場合の対処法は P. 297, 308 を参照してください。

冠水路走行に関する注意

大雨などで冠水した道路では、次のような重大な損傷を与えるおそれがあるた
め、走行しないでください。

エンストする

電装品がショートする

水を吸い込んでのエンジン破損

万一、冠水した道路を走行し、水中に浸かってしまったときは必ずトヨタ販売
店で次の点検をしてください。

ブレーキの効き具合

エンジンやハイブリッド用トランスアクスルなどのオイルやフルードの量お
よび質の変化

各ベアリング・各ジョイント部などの潤滑不良

130

4-1. 運転にあたって

荷物を積むときの注意

安全で快適なドライブをするために、荷物を積むときは次のことをお守
りください。

警告

積んではいけないもの

次のようなものを積むと引火するおそれがあり危険です。

燃料が入った容器

スプレー缶

荷物を積むとき

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、ブレーキペダル・アクセルペダルを正しく操作できな
かったり、荷物が視界をさえぎったり、荷物が乗員に衝突したりして、思わぬ
事故につながるおそれがあり危険です。

できるだけ荷物はトランクに積んでください。

次の場所には荷物を積まないでください。

・ 運転席足元
・ 助手席やリヤ席(荷物を積み重ねる場合)
・ インストルメントパネル
・ ダッシュボード

室内に積んだ荷物はすべてしっかりと安定させてください。

荷物の重量・荷重のかけ方について

荷物を積み過ぎないでください。

荷重を不均等にかけないようにしてください。

これはタイヤに負担をかけるだけでなく、ハンドル操作性やブレーキ制御の低
下により思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につ
ながるおそれがあります。

131

4

運転

4-2. 運転のしかた

エンジン(イグニッション)スイッチ

(スマートエントリー&スタートシステム非装着車)

正しい運転姿勢(→ P.  24)がとれるようにシートの位置を調整し、
ペダルの各位置を確認する

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

ブレーキペダルをしっかり踏む

エンジンスイッチを“START”
の位置にまわす

完全にハイブリッドシステムが始動す
るまでブレーキペダルを踏み続けてく
ださい。

READY インジケーターが点灯したことを確認する

READY インジケーターが消灯している状態では走行できません。

車両を停止させる

シフトレバーを P の位置にする

パーキングブレーキをかける(→ P. 147)

エンジンスイッチを“ACC”または、“LOCK”の位置にまわす(→
P. 132)

ハイブリッドシステム始動のしかた

1

2
3
4
5

ハイブリッドシステム停止のしかた

6

1
2
3
4

132

4-2. 運転のしかた

“LOCK”(OFF)

・ キーを抜き挿しできます。
・ ステアリングロックがかかります。

“ACC”

アクセサリーソケットなどの電装品が
使用できます。

“ON”

すべての電装品が使用できます。

“START”

ハイブリッドシステムが始動できま
す。

キーを“ACC”から“LOCK”にまわすには

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

ハイブリッド車特有の音と振動について

→ P. 58

外気温が低いときは

ハイブリッドシステム始動時にREADYインジケーターの点滅時間が長くなるこ
とがあります。READY インジケーターが点灯すれば走行可能になりますので点
灯するまでそのままお待ちください。

エンジンスイッチの位置の切りかえ

1

2

3

4

知識

キーを押し込みながら“LOCK”までまわす

1
2

133

4-2. 運転のしかた

4

運転

万一、READY インジケーターが点灯しないときは

正しい手順で始動操作を行っても READY インジケーターが点灯しない場合は、
ただちにトヨタ販売店へご連絡ください。

ハイブリッドシステムに異常があるときは

→ P. 283

ステアリングロックを解除するには

キー抜き忘れ警告ブザー

キーが挿してあり、エンジンスイッチが“ACC”または“LOCK”のとき、運転
席ドアを開けると警告ブザーが鳴ります。

ハンドルを左右に動かしながら、エンジン
スイッチをまわしてください。

警告

ハイブリッドシステムを始動するとき

必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな
いでください。
思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

走行中の警告

走行中はエンジンスイッチを“LOCK”にしないでください。
緊急時は走行中にハイブリッドシステムを停止し、

“ACC”にしてください。走

行中にハイブリッドシステムが停止すると思わぬ事故につながるおそれがあり
ます。(→ P. 270)

134

4-2. 運転のしかた

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステム停止中は、エンジンスイッチを“ACC”または“ON ”
にしたまま長時間放置しないでください。

ハイブリッドシステムを始動するとき

もしハイブリッドシステムが始動しにくい場合は、ただちにトヨタ販売店で点
検を受けてください。

135

4

運転

4-2. 運転のしかた

パワー(イグニッション)スイッチ

(スマートエントリー&スタートシステム装着車)

正しい運転姿勢(→ P.  24)がとれるようにシートの位置を調整し、
ペダルの各位置を確認する

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

ブレーキペダルをしっかり踏む

マルチインフォメーションディスプレ

イに

 

 が表示されます。

表示されないと、ハイブリッドシステ
ムは始動しません。

パワースイッチを短く確実に押

短く確実に押せば、押し続ける必要は
ありません。

READYインジケーターが点灯すれば、
ハイブリッドシステムは正常に始動し
ています。

READY インジケーターが点灯するま
でブレーキペダルを踏み続けてくださ
い。

パワースイッチのどのモード(→ P. 136)からでもハイブリッドシステムを始動
できます。

READY インジケーターが点灯したことを確認する

READY インジケーターが消灯している状態では走行できません。

電子キーを携帯して次の操作を行うことで、ハイブリッドシステムの始
動またはパワースイッチのモードを切りかえることができます。

ハイブリッドシステムの始動のしかた

1

2
3
4

5

6

136

4-2. 運転のしかた

車両を完全に停止させる

シフトレバーを P の位置にする

パーキングブレーキをかける(→ P. 147)

パワースイッチを押す

ブレーキペダルから足を離して、マルチインフォメーションディスプ
レイの「電源 ON」の表示が消灯していることを確認する

ブレーキペダルを踏まずにパワースイッチを押すと、モードを切りかえ
ることができます。(スイッチを押すごとにモードが切りかわります)

OFF 

非常点滅灯が使用できます。

アクセサリーモード

オーディオなどの電装品が使用できま
す。

ON モード

すべての電装品が使用できます。
マルチインフォメーションディスプレ
イに「電源 ON」が表示されます。

シフトレバーが P 以外のときはアクセ
サリーモードになり、OFF になりませ
ん。

ハイブリッドシステムの停止のしかた

パワースイッチのモード切りかえ

1
2
3
4
5

1

2

3

137

4-2. 運転のしかた

4

運転

シフトレバーが P 以外でハイブリッドシステムを停止させた場合、ハイ
ブリッドシステムは停止しますが、パワースイッチのモードは OFF にな
りません。次の手順で OFF にしてください。

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーを P の位置にする

マルチインフォメーションディスプレイに「電源を OFF してくださ
い」が表示されていることを確認し、パワースイッチを 1 回押す

マルチインフォメーションディスプレイの「電源を OFF してくださ
い」が消灯していることを確認する

自動電源 OFF 機能

シフトレバーが P にあるとき、20 分以上アクセサリーモードか1時間以上 ON
モード(ハイブリッドシステムが作動していない状態)にしたままにしておくと、
パワースイッチが自動で OFF になります。
ただし、自動電源 OFF 機能は、補機バッテリーあがりを完全に防ぐものではあ
りません。ハイブリッドシステムが作動していないときは、パワースイッチをア
クセサリーモード、または ON モードにしたまま長時間放置しないでください。

ハイブリッド車特有の音と振動について

→ P. 58

外気温が低いときは

ハイブリッドシステム始動時にREADYインジケーターの点滅時間が長くなるこ
とがあります。READY インジケーターが点灯すれば走行可能になりますので点
灯するまでそのままお待ちください。

電子キーの電池の消耗について

→ P. 88

スマートエントリー&スタートシステムが正常に働かないおそれのある状況

→ P. 102

ご留意いただきたいこと

→ P. 103

シフトレバーが P 以外でハイブリッドシステムを停止したとき

知識

1
2
3

4

138

4-2. 運転のしかた

ハイブリッドシステムが始動しないとき

イモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。

(→ P. 64)

トヨタ販売店へご連絡ください。

ステアリングロックについて

パワースイッチを OFF にしたあとにドアを開閉すると、ステアリングロック機
能によりハンドルが固定されます。パワースイッチを操作すると、ステアリング
ロックは自動で解除されます。

ステアリングロックが解除できないとき

ステアリングロックモーターのオーバーヒート防止について

短時間にハイブリッドシステムの始動・停止をくり返すと、モーターのオーバー
ヒート防止のために作動制限することがあります。その場合は操作を控えてくだ
さい。
2 秒∼ 10 秒程度でもとの状態にもどります。

マルチインフォメーションディスプレイに「スマートエントリー&スタートシス
テムチェック」が表示されたときは

システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けて
ください。

次の状況では、ステアリングロックが解除
されていない可能性があります。

・ シフトレバーに袋などをかけている
・ パ ワ ー ス イ ッ チ を 押 す 前 に シ フ ト レ

バーを傾けた

ステアリングロックが解除されていないと
きは、マルチインフォメーションディスプレ
イに「ステアリングロック未解除」が表示さ
れます。シフトレバーが P の位置にあるこ
とを確認して、ハンドルを左右にまわしなが
ら再操作してください。

139

4-2. 運転のしかた

4

運転

万一、READY インジケーターが点灯しないときは

正しい手順で始動操作を行っても READY インジケーターが点灯しない場合は、
ただちにトヨタ販売店へご連絡ください。

ハイブリッドシステムに異常があるときは

→ P. 283

電子キーの電池が切れたときは

→ P. 245

パワースイッチの操作について

スイッチを短く確実に押せていない場合は、モードの切りかえやハイブリッド
システムの始動ができない場合があります。

パワースイッチ OFF 後、すぐに再始動した場合は、ハイブリッドシステムが始
動しない場合があります。パワースイッチ OFF 後の再始動は、数秒待ってから
操作してください。

販売店でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたときは

→ P. 324

警告

ハイブリッドシステムを始動するとき

必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな
いでください。
思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

走行中の警告

ハイブリッドシステムの停止などで車両滑走状態になったときは、車両が安全
な状態で停止するまでドアを開けたり、ロック操作をしたりしないでください。
ステアリングロック機能が作動し、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

緊急時のハイブリッドシステム停止方法

走行中にハイブリッドシステムを緊急停止したい場合には、パワースイッチを
2 秒以上押し続けるか、素早く 3 回以上連続で押してください。(→ P. 270)
ただし、緊急時以外は走行中にパワースイッチにふれないでください。走行中
にハイブリッドシステムを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能です
が、ハンドルの操作力補助がなくなり、ハンドル操作が困難になります。安全
を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。

140

4-2. 運転のしかた

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムが作動していないときは、パワースイッチをアクセサ
リーモードまたは ON モードにしたまま長時間放置しないでください。

ハイブリッドシステムが作動していないときに、マルチインフォメーション
ディスプレイの「電源 ON」の表示が消灯していない場合、パワースイッチが
OFF になっていません。パワースイッチを OFF にしてから車両を離れてく
ださい。

シフトレバーが P  以外でハイブリッドシステムを停止させないでください。
シフトレバーが P 以外でハイブリッドシステムを停止させた場合、パワース
イッチがアクセサリーモードとなるため、そのまま放置すると補機バッテリー
あがりの原因となります。

ハイブリッドシステムを始動するとき

もしハイブリッドシステムが始動しにくい場合は、ただちにトヨタ販売店で点
検を受けてください。

パワースイッチの操作について

パワースイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそれ
があります。すみやかにトヨタ販売店にご連絡ください。

141

4

運転

4-2. 運転のしかた

EV ドライブモード

EV ドライブモードの ON / OFF を
切りかえる

EV ドライブモードになると、EV ドラ
イブモード表示灯が点灯します。

もう一度スイッチを押すと通常走行

(ガソリンエンジンと電気モーターに

よる走行)にもどります。

EV ドライブモードは、駆動用電池から電力を供給し、電気モーターの
みを使って走行するモードです。早朝、深夜の住宅街や屋内の駐車場な
どで、騒音や排気ガスを気にすることなく走行することができます。

通常は車両接近通報装置が ON になっているため、静かに走行したい場
合は OFF にしてください。(→ P. 56)

142

4-2. 運転のしかた

EV ドライブモードの切りかえについて

次のときは EV ドライブモードに切りかわらない場合があります。EV ドライブ
モードに切りかわらないときはブザーが鳴り、マルチインフォメーションディス
プレイにメッセージが表示されます。

ハイブリッドシステムが高温のとき
炎天下に駐車したあとや登降坂、高速走行後など

ハイブリッドシステムが低温のとき
約 0 ℃を下まわるような低温下に長時間駐車したあとなど

ガソリンエンジンが暖機運転中のとき

駆動用電池の充電量が低いとき
エネルギーモニターに表示される駆動用電池の残量が少ない状態(→ P. 76)

車速が高いとき

アクセルペダルを大きく踏み込んだときや坂道など

フロントウインドウガラスの曇り取りを使用しているとき

ガソリンエンジンが冷えているときの EV ドライブモードの切りかえについて

ガソリンエンジンが冷えているときにハイブリッドシステムを始動した場合、し
ばらくすると暖機運転のためガソリンエンジンが自動的に始動し、EV ドライブ
モードに切りかえることができなくなります。
ハイブリッドシステム始動操作後、READY インジケーターが点灯したら、ガソ
リンエンジンが始動する前に EV ドライブモードスイッチを押してください。

知識

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  7  8  9  10   ..