Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 17

 

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Toyota C-HR (2017 year). Manual japanese - part 17

 

 

255

4-5. 運転支援装置について

4

運転

TRC と VSC を停止するには

TRC と VSC を停止するには停車時に

を押し 3 秒以上保持する

VSC OFF 表示灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイにメッセー
ジが表示されます。

もう一度

を押すと、システム作動可能状態にもどります。

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)装着車は、プリクラッシュブレー
キアシスト・プリクラッシュブレーキの作動も停止します。PCS 警告灯が点
灯し、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。

(→ P. 364)

を押さなくてもマルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表

示されたとき

TRC が作動できない状態になっています。トヨタ販売店にご相談ください。

ABS・ブレーキアシスト・TRC・VSC・ヒルスタートアシストコントロールの
作動音と振動

ハイブリッドシステム始動時や発進直後、ブレーキペダルをくり返し踏んだと
きなどに、エンジンルームから作動音が聞こえることがありますが、異常では
ありません。

上記のシステムが作動すると、次のような現象が発生することがありますが、異
常ではありません。

・ 車体やハンドルに振動を感じる
・ 車両停止後もモーター音が聞こえる

ECB の作動音

次のような場合に ECB の作動音が聞こえることがありますが、異常ではありま
せん。

ブレーキペダルを操作したときに、エンジンルームから聞こえる作動音(“ カ
チ ”、“ シュー ”、“ ジー ” という音)

運転席ドアを開けたときに車両前方から聞こえるブレーキシステムのモーター
音(“ ジー ” という音)

ハイブリッドシステム停止後1∼2分経過時に、エンジンルームから聞こえる作
動音(“ カチ ”、“ シュー ”、“ ジー ” という音)

知識

256

4-5. 運転支援装置について

EPS モーターの作動音

ハンドル操作を行ったとき、モーターの音(“ ウィーン ” という音)が聞こえ
ることがありますが、異常ではありません。

EPS の効果が下がるとき

停車中か極低速走行中に長時間ハンドルをまわし続けると、EPS システムのオー
バーヒートを避けるため、EPS の効果が下がりハンドル操作が重く感じられる
ようになります。その場合は、ハンドル操作を控えるか、停車し、ハイブリッド
システムを停止してください。10 分程度でもとの状態にもどります。

パワーステアリング警告灯/警告ブザーについて

→ P. 367

TRC や VSC の自動復帰について

TRC や VSC を作動停止にしたあと、以下のときはシステム作動可能状態にもど
ります。

パワースイッチを OFF にしたとき

(TRC のみを作動停止にしている場合)車速が高くなったとき

ただし、TRC と VSC の作動を停止している場合は、車速による自動復帰はあり
ません。

ヒルスタートアシストコントロールの作動条件

次のときシステムが作動します。

シフトレバーの位置が P または N 以外(前進または後退での上り坂発進時)

車両停止状態

アクセルペダルを踏んでいない

パーキングブレーキがかかっていない

ヒルスタートアシストコントロールの自動解除

次のいずれかのときシステムが解除されます。

シフトレバーを P または N の位置にした

アクセルペダルを踏んだ

パーキングブレーキをかけた

ブレーキペダルから足を離して約 2 秒経過した

257

4-5. 運転支援装置について

4

運転

警告

ABS の効果を発揮できないとき

タイヤのグリップ性能の限界をこえたとき(雪に覆われた路面を過剰に摩耗し
たタイヤで走行するときなど)

雨でぬれた路面やすべりやすい路面での高速走行時に、ハイドロプレーニング
現象が発生したとき

ABS が作動することで、制動距離が通常よりも長くなる可能性があるとき

ABS は制動距離を短くする装置ではありません。特に次の状況では、常に速度
を控えめにして前車と安全な車間距離をとってください。

泥・砂利の道路や積雪路を走行しているとき

タイヤチェーンを装着しているとき

道路のつなぎ目など、段差をこえたとき

凹凸のある路面や石だたみなどの悪路を走行しているとき

TRC や VSC の効果を発揮できないとき

すべりやすい路面では、TRC や VSC が作動していても、車両の方向安定性や
駆動力が得られないことがあります。車両の方向安定性や駆動力を失うような
状況では、特に慎重に運転してください。

ヒルスタートアシストコントロールの効果を発揮できないとき

ヒルスタートアシストコントロールを過信しないでください。急勾配の坂や
凍った路面ではヒルスタートアシストコントロールが効かないことがありま
す。

ヒルスタートアシストコントロールはパーキングブレーキのように車を長時
間駐車するための機能ではありませんので、同機能を坂道での駐停車のために
使用しないでください。思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

スリップ表示灯が点滅しているとき

VSC が作動中であることを知らせています。常に安全運転を心がけてくださ
い。無謀な運転は思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。表示灯が点滅
したら特に慎重に運転してください。

TRC や VSC を OFF にするとき

TRC や VSC は駆動力や車両の方向安定性を確保しようとするシステムです。
そのため、必要なとき以外は TRC・VSC を作動停止状態にしないでください。
TRC や VSC を作動停止状態にしたときは、路面状況に応じた速度で、特に慎
重な運転を心がけてください。

258

4-5. 運転支援装置について

警告

タイヤまたはホイールを交換するとき

4 輪とも指定されたサイズで、同じメーカー・ブランド・トレッドパターン(溝
模様)のタイヤを使用し、推奨された空気圧にしてください。(→ P. 418)
異なったタイヤを装着すると、ABS・TRC・VSC など、運転を補助するシス
テムが正常に作動しません。
タイヤ、またはホイールを交換するときは、トヨタ販売店に相談してください。

タイヤとサスペンションの取り扱い

問題があるタイヤを使用したり、サスペンションを改造したりすると、運転を
補助するシステムに悪影響をおよぼし、システムの故障につながるおそれがあ
ります。

259

4

運転

4-6. 運転のアドバイス

ハイブリッド車運転のアドバイス

エコモードの利用

エコモードを使用すると、通常にくらべてアクセルペダルの踏み込み
に対するトルクの発生がゆるやかになります。また、エアコン(暖房/
冷房)の作動を抑え、燃費向上につながります。(→ P. 232)

ハイブリッドシステムインジケーターの利用

メーター内のハイブリッドシステムインジケーターの表示をエコエリ
アの範囲に保つことで、環境に配慮した走行が可能です。(→ P. 85)

シフトレバーの操作

信号待ちや渋滞のときなどは、シフトレバーを D にしましょう。また、
駐車するときは、シフトレバーを P にしましょう。シフトレバーを N
にしても、燃費向上の効果はありません。N では、ガソリンエンジン
が回転していても駆動用電池は充電されないため、エアコンなどを使
用していると駆動用電池の残量が低下します。

アクセルペダル・ブレーキペダルの操作

急加速・急減速を控え、スムーズな運転を心がけましょう。ゆるや
かに加速・減速することで、より効果的に電気モーターを使用でき、
余分なガソリン消費を抑えることができます。

加速のくり返しは、駆動用電池の残量を低下させ、結果、燃費が悪
化するため控えましょう。走行中、アクセルペダルを少しもどすこ
とで駆動用電池の残量を回復させることができます。

減速時のブレーキ操作

減速時は、早めに、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。
減速時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができま
す。

渋滞

加速・減速のくり返しや、長い信号待ちは燃費を悪化させます。お出
かけ前に交通情報を確認するなどして、なるべく渋滞を回避するよう
にしましょう。また渋滞の際は、ブレーキペダルをゆるめて微前進し、
アクセルペダルをあまり踏まないようにしましょう。余分なガソリン
消費を抑えることができます。

環境に配慮した経済的な運転のためには、次のことを心がけてください。

260

4-6. 運転のアドバイス

高速道路での運転

速度を抑え、一定速度で走行しましょう。また、料金所手前では早め
にアクセルをもどし、ゆるやかなブレーキ操作を行いましょう。減速
時に発生する電気エネルギーをより多く回収することができます。

エアコンの ON / OFF

必要時以外は OFF にしましょう。余分なガソリン消費を抑えることが
できます。

夏季:外気温が高いときは、内気循環モードに設定しましょう。エア

コンへの負荷が減り燃費向上につながります。

冬季:ガソリンエンジン・車室内が暖まるまで、ガソリンエンジンが

自動停止しないので、燃料を消費します。また、過剰な暖房を
避けると、燃費向上につながります。

タイヤ空気圧の点検

タイヤ空気圧はこまめに点検しましょう。タイヤ空気圧が適切でない
と、燃費の悪化につながります。
また、冬用タイヤは転がり抵抗が大きいため、乾燥した路面では燃費
の悪化につながります。季節、道路状況に応じて適切なタイミングで
タイヤを交換しましょう。

荷物

重い荷物が積まれていると、燃費が悪化します。不要な荷物は、積ん
だままにせずに降ろしましょう。また、大型ルーフキャリアの装着も
重い荷物と同様に燃費の悪化につながります。

走行前の暖機運転

ガソリンエンジンが冷えているときは、ガソリンエンジンの始動/停
止を自動的に行いますので、暖機運転は必要ありません。
なお短距離走行のくり返しは、暖機運転のためのガソリンエンジン始
動がひんぱんに行われることになりますので、燃費の悪化につながり
ます。

261

4

運転

4-6. 運転のアドバイス

寒冷時の運転

次のものはそれぞれ外気温に適したものをお使いください。

・ エンジンオイル
・ 冷却水
・ ウォッシャー液

補機バッテリーの点検を受けてください。

冬用タイヤ(4 輪)やタイヤチェーン(前 2 輪)

を使用してください。

タイヤは 4 輪とも指定サイズで同一銘柄のものを、タイヤチェーンは
タイヤサイズに合ったものを使用してください。

(タイヤについて:→ P. 325)

18 インチタイヤ装着車を除く

状況に応じて次のことを行ってください。

ドアやワイパーが凍結したときは無理に開けたり動かしたりせず、ぬ
るま湯をかけるなどして氷を溶かし、すぐに水分を十分にふき取って
ください。

フロントウインドウガラス前の外気取り入れ口に雪が積もっていると
きは、エアコンのファンを正常に作動させるために、雪を取り除いて
ください。

外装ランプ・車両の屋根・タイヤの周辺やブレーキ装置に雪や氷が付
いているときは、取り除いてください。

乗車する前に靴底に付いた雪をよく落としてください。

ゆっくりスタートし、車間距離を十分にとって控えめな速度で走行して
ください。

寒冷時に備えて、準備や点検など正しく処置していただいた上で適切に
運転してください。

冬を迎える前の準備

運転する前に

運転するとき

262

4-6. 運転のアドバイス

パーキングブレーキをかけると、ブレーキ装置が凍結して解除できな
くなるおそれがあります。パーキングブレーキはかけずに、シフトレ
バーを P に入れて駐車し、必ず輪止め

※1

 をしてください。

輪止めをしないと、車が動き思わぬ事故につながるおそれがあり危険
です。
パーキングブレーキがオートモードのときは、シフトレバーを P に入
れたあとにパーキングブレーキを解除してください。(→ P. 165)

パーキングブレーキをかけずに駐車するときは、シフトレバーを P に
入れた状態でシフトレバーが動かないこと

※2 

を確認してください。

※1

輪止めは、トヨタ販売店で購入することができます。

※2

ブレーキペダルを踏まないで P からシフトするときにロックがかかります。
シフトできる場合は、シフトロックシステムなどの故障が考えられます。ただ
ちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

タイヤチェーンについて

18 インチタイヤにはタイヤチェーンを装着できません。

18 インチタイヤ以外のタイヤを装着している場合:取り付け・取りはずし・取
り扱い方法については次の指示に従ってください。

・ 安全に作業できる場所で行う
・ 前 2 輪に取り付ける
・ タイヤチェーンに付属の取り扱い説明書に従う
・ 取り付け後 0.5 ∼ 1.0km 走行したら締め直しを行う

寒冷地用ワイパーブレード

について

降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレードは、雪が付着するのを防ぐために
金属部分をゴムで覆ってあります。トヨタ販売店で各車指定のブレードをお求
めください。

高速走行時は、通常のワイパーブレードよりガラスがふき取りにくくなること
があります。その場合には速度を落としてください。

駐車するとき

知識

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

263

4-6. 運転のアドバイス

4

運転

警告

冬用タイヤ装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害におよ
ぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

指定サイズのタイヤを使用する

空気圧を推奨値に調整する

装着する冬用タイヤの最高許容速度や制限速度をこえる速度で走行しない

冬用タイヤを装着する際は、必ず 4 輪とも装着する

タイヤチェーン装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、安全に車を運転することができずに、思わぬ事故につ
ながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

装着したチェーンに定められた制限速度、もしくは 30km/h のどちらか低い
方をこえる速度で走行しない

路面の凹凸や穴を避ける

急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避ける

カーブの入り口手前で十分減速して、車のコントロールを失うのを防ぐ

注意

タイヤチェーンの使用について

トヨタ純正タイヤチェーンのご使用をおすすめします。
トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると車体にあたり、走行
のさまたげとなるおそれがあるものもあります。
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

フロントウインドウガラスに付いた氷を除去するとき

たたいて割らないでください。
フロントウインドウガラスの内側(車内側)が割れるおそれがあります。

264

4-6. 運転のアドバイス

室内装備・機能

265

5

5-1. エアコンの使い方

オートエアコン ...................... 266

シートヒーター ...................... 274

5-2. 室内灯のつけ方

室内灯一覧 .............................. 276

・ インテリアランプ ............. 277

・ パーソナルランプ ............. 277

5-3. 収納装備の使い方

収納装備一覧...........................279

・ グローブボックス..............280

・ コンソールボックス..........280

・ ボトルホルダー..................281

・ カップホルダー..................282

ラゲージルーム内装備 ...........283

5-4. その他の室内装備の使い方

その他の室内装備...................287

・ サンバイザー .....................287

・ バニティミラー..................287

・ 時計.....................................288

・ アクセサリーソケット ......289

・ アシストグリップ..............290

・ ステアリングスイッチ ......290

アクセサリーコンセント .......291

非常時給電システム ...............298

266

5-1. エアコンの使い方

オートエアコン

温度を調整する

温度を上げる

温度を下げる

設定温度に合わせて吹き出し口と風量を自動で調整します。

エアコン操作スイッチについて

267

5-1. エアコンの使い方

5

室内装備・機能

風量を切りかえる

風量を増やす

風量を減らす

ファンを止めるときは 

 を押す

吹き出し口を切りかえる

吹き出し口切りかえノブを上げ
る、または下げる

操作するたびに吹き出し口が切りか
わります。

上半身に送風

上半身と足元に送風

足元に送風

足元に送風・フロントウインド
ウガラスの曇りを取る

268

5-1. エアコンの使い方

を押す

温度を設定する

ファンをとめたいときは、

を押す

オート設定時の作動表示灯について

風量や吹き出し口を切りかえると、AUTO スイッチの作動表示灯が消
灯しますが、操作した機能以外のオート設定は継続します。

運転席と助手席の設定温度を別々に設定する(左右独立モード)

次のいずれかの操作をすると、左右独立モードが ON になります。

を押す

助手席の設定温度を変更する

左右独立モードになりスイッチの作
動表示灯が点灯します。

オート設定で使用する

1

2

3

269

5-1. エアコンの使い方

5

室内装備・機能

内気循環/外気導入を切りかえるには

 

 を押す

 

 を押すごとに外気導入・内気循環が切りかわり、外気導入の場合は表示

灯が消灯し、内気循環の場合は表示灯が点灯します。

フロントウインドウガラスの曇りをとるには

 を押す

除湿機能が作動し、風量が増えます。内気循環にしている場合は、外気導入に
してください。(自動的に外気導入に切りかわることがあります。)

風量を強くし、設定温度を上げると、より早く曇りを取ることができます。曇

りが取れたら再度

 

 を押すと前のモードにもどります。

リヤウインドウデフォッガー & ミラーヒーター

リヤウインドウガラスの曇りを取るときや、ドアミラーから雨滴や霜
を取るときに使用ください。

を押す

リヤウインドウデフォッガーおよびミラーヒーターは、しばらくすると自動的に
OFF になります。

その他の機能

270

5-1. エアコンの使い方

ウインドシールドデアイサー

フロントウインドウガラスとワイパーブレードの凍結を防ぐためにご
使用ください。

 

 を押す

ウインドシールドデアイサーは、しばらくすると自動的に OFF になります。

エコ空調モードを使用する

 

 を押す

燃費性能を優先した作動に切りかわります。(→ P. 271)

再度 

 を押すと、エコ空調モードは解除されます。

吹き出し口の位置

吹き出し口の切りかえ設定によ
り、風が出る位置や風量が変化し
ます。(→ P. 267)

:仕様により設定の有無あり

風向きの調整と吹き出し口の開閉

風向きの調整

吹き出し口の開閉

吹き出し口について

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

 

 

 

 

 

 

 

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