Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 19

 

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Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 19

 

 

287

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

1 回

なし

シフトレバーが P もしくは N 以外
でエンジンスイッチを OFF にしよ
うとした
→ エ ンジン スイッ チのモ ードを

OFF にしたい場合は、シフトレ

バーを P にしてエンジンスイッ

チを押す

なし

なし

自動電源 OFF 機能が作動した
→ 次回エンジン始動時にエンジン

回転数を少し高めにし、約 5 分

間 その回 転数を 保持し バッテ

リーを充電する

1 回

なし

電子キーの電池残量が少ない
→ 新しい電池と交換する

(→ P. 246)

1 回

なし

エンジンスイッチが OFF の状態で
運転席のドアを開閉してからエン
ジンをかけずにエンジンスイッチ
をアクセサリーモードに 2 回以上
した
→ ブ レーキ を踏ん でエン ジンス

イッチを押す

電子キーが正常に働かないときの
エンジン始動の方法で(oP. 305)
エンジンスイッチに電子キーでふ
れた
→ ブザーが鳴ってから 10 秒以内

にエンジンスイッチを押す

1 回

なし

エンジンスイッチを押してから約
3 秒以内にステアリングロックが
解除できなかった
→ ブレーキペダルを踏んでハンド

ルを左右にまわしながらエンジ

ンスイッチを押す

車内
警告

ブザー

車外

警告

ブザー

警告メッセージ

警告内容・対処方法

(点滅)

(点滅)

(点滅)

288

7-2. 緊急時の対処法

警告メッセージについて

文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異な
る場合があります。

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえな
い場合があります。

知識

289

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

パンクしたときは

地面が固く平らな場所に移動する

パーキングブレーキをかける

シフトレバーを P に入れる

エンジンを停止する

非常点滅灯を点滅させる(→ P. 265)

この車両には、応急用タイヤが搭載されています。パンクしたタイヤを、
備え付けの応急用タイヤと交換してください。

(タイヤについての詳しい

説明は、P. 236 を参照してください)

警告

タイヤがパンクしたときは

パンクしたまま走行しないでください。

短い距離でも、タイヤとホイールが修理できないほど損傷したり、思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。

ジャッキで車体を持ち上げる前に

290

7-2. 緊急時の対処法

工具とジャッキ位置

デッキアンダートレイ

ジャッキハンドル

応急用タイヤ

ジャッキ

ホイールナットレンチ

パーキングブレーキ解除ツール

けん引フック

1
2
3
4

5
6
7

291

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

ジャッキの使用について

ジャッキの取り扱いを誤ると、車が落下して重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。
次のことをお守りください。

ジャッキはタイヤ交換・タイヤチェーン取り付け・取りはずし以外の目的で
使用しない

備え付けのジャッキは、お客様の車にしか使うことができないため、他の車に
使ったり他の車のジャッキをお客様の車に使用したりしない

ジャッキセット位置に正しくジャッキがかかっていることを確かめる

ジャッキで支えられている車の下に体を入れない

ジャッキで支えられている状態で、エンジンをかけたり走らせない

車内に人を乗せたまま車を持ち上げない

車を持ち上げるときは、ジャッキの上または下にものを載せない

車を持ち上げるときは、タイヤ交換できる高さ以上に上げない

車の下にもぐり込んで作業する場合は、ジャッキスタンドを使用する

車両を下げる際は特に、ご自身や周囲の人がけがをしないよう注意してくださ
い。

292

7-2. 緊急時の対処法

デッキボードを取りはずす

デッキアンダートレイを取りは
ずす

ジャッキを取り出す

ツールホルダーを、車両から降ろし
て、留め具を取りはずし、タイヤを
取り出す

ジャッキの取り出し方

1

2

3

応急用タイヤの取り出し方

293

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

輪止め

をする

輪止めは、トヨタ販売店で購入す
ることができます。

ナットを少し(約 1 回転)ゆるめ

ジャッキの A 部を手でまわして、
ジャッキ溝をジャッキセット位
置にしっかりかける

パンクしたタイヤの交換

1

パンクしたタイヤ

輪止めの位置

前輪

左側

右側後輪うしろ

右側

左側後輪うしろ

後輪

左側

右側前輪前

右側

左側前輪前

2

3

294

7-2. 緊急時の対処法

タイヤが地面から少し離れるま
で、車体を上げる

ナットすべてを取りはずし、タイ
ヤを取りはずす

タ イ ヤ を 直 接 地 面 に 置 く と き は、ホ
イールの意匠面に傷が付かないよう意
匠面を上にします。

4

5

警告

タイヤ交換について

走行直後、ディスクホイールやブレーキまわりなどにはふれないでください。
走行直後のディスクホイールやブレーキまわりは高温になっているためタイ
ヤ交換などで手や足などがふれると、やけどをするおそれがあります。

次のことをお守りいただかないとナットがゆるみ、ホイールがはずれ落ち、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります

・ ホイールの交換後は、すぐに 103 N・m(1050 kgf・cm)の力でナッ

トを締める

・ タイヤの取り付けには、使用しているホイール専用のナットを使用する
・ ボルトやナットのねじ部や、ホイールのボルト穴につぶれや亀裂などの異

常がある場合は、トヨタ販売店で点検を受ける

・ ナットを取り付けるときは、必ずテーパー部を内側にして取り付ける

(oP. 238)

295

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ホイール接触面の汚れをふき取

ホイール接触面が汚れていると、走行
中にナットがゆるみ、タイヤがはずれ
るおそれがあります。

タイヤを取り付け、タイヤががたつかない程度まで手でナットを仮締
めする

X

応急用タイヤにかえるとき

ナットのテーパー部がホイールの
シート部に軽くあたるまでまわす

X

アルミホイールにかえるとき

ナットの座金がホイールにあたる
まで仮締めする 

タイヤの取り付け

1

2

テーパー部

シート部

座金

ホイール

296

7-2. 緊急時の対処法

車体を下げる

図の番号順でナットを 2、3 度
しっかり締め付ける

締め付けトルク:
103 N・m (1050 kgf・cm)

すべての工具・ジャッキ・パンクしたタイヤを収納する

応急用タイヤについて

タイヤの側面に TEMPORARY USE ONLY と書かれています。
応急用にのみ使用してください。

空気圧を必ず点検してください。(oP. 320)

雪道・凍結路で前輪がパンクしたときは

後輪を応急用タイヤと交換する

パンクした前輪をはずした後輪と交換する

タイヤチェーンを前輪に装着する

3

4

知識

5

1
2
3

297

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

警告

応急用タイヤを使用するときは

お客様のお車専用になっているため、他の車には使用しないでください。

同時に 2 つ以上の応急用タイヤを使用しないでください。

できるだけ早く通常のタイヤと交換してください。

急加速、急ハンドル、急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキ
の使用は避けてください。

応急用タイヤ装着中は

正確な車両速度が検出できない場合があり、次のシステムが正常に作動しなく
なるおそれがあります。

ABS

ブレーキアシスト

PCS

VSC

TRC

AFS(アダプティブフロントライティングシステム)

クルーズコントロール

LDA(レーンディパーチャーアラート) 

EPS

応急用タイヤ使用時の速度制限

応急用タイヤを装着しているときは、80 km/h 以上の速度で走行しないでくだ
さい。
応急用タイヤは、高速走行に適していないため、思わぬ事故につながるおそれ
があり危険です。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

298

7-2. 緊急時の対処法

注意

応急用タイヤ装着中は段差に注意

応急用タイヤ装着中は、標準タイヤ装着時にくらべ車高が低くなっています。
段差を乗りこえるときは注意してください。

応急用タイヤ使用時のタイヤチェーン装着

応急用タイヤには、タイヤチェーンを装着しないでください。
タイヤチェーンが車体側にあたり、走行に悪影響をおよぼすおそれがあります。

299

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

エンジンがかからないときは

次の原因が考えられます。

燃料が入っていない可能性があります。
給油してください。

燃料を吸い込みすぎている可能性があります。
再度、正しい手順(oP. 123)に従って、エンジンをかけてくだ
さい。

エンジンイモビライザーシステムに異常がある可能性があります。

(oP. 61)

次の原因が考えられます。

バッテリーあがりの可能性があります。(oP. 307)

バッテリーのターミナルがゆるんでいる可能性があります。

電装品の断線やヒューズ切れなど、電気系統異常の可能性があります。
異常の種類によっては、エンジンを一時的な処置でかけることができ
ます。(oP. 300)

正しいエンジンのかけ方(oP. 123)や、ステアリングロックの解除

(oP. 126)に従っても、エンジンがかからないときは、次のことを確

認してください。

スターターは正常にまわっているのにエンジンがかからない場合

スターターがゆっくりまわる/室内灯・ヘッドランプが暗い/ホーンの
音が小さい、または鳴らない場合

スターターがまわらない場合

300

7-2. 緊急時の対処法

次の原因が考えられます。

バッテリーのターミナルがはずれている可能性があります。

バッテリーあがりの可能性があります。(oP. 307)

ステアリングロックシステムに異常がある可能性があります。

処置のしかたがわからないとき、あるいは処置をしてもエンジンがかからないとき
は、トヨタ販売店にご連絡ください。

通常のエンジン始動操作でエンジンが始動しないときは、次の手順でエ
ンジンが始動する場合があります。緊急時以外は、この方法で始動させ
ないでください。

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

エンジンスイッチをアクセサリーモードにする

ブレーキペダルをしっかり踏みながら、エンジンスイッチを約 15 秒
以上押し続ける

上記の方法でエンジンが始動しても、システムの故障が考えられます。た
だちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

スターターがまわらない/室内灯・ヘッドランプが点灯しない/ホーン
が鳴らない場合

緊急始動機能

1
2
3
4

301

7

万一の場合には

7-2. 緊急時の対処法

シフトレバーがシフトできないときは

パーキングブレーキをかける

エンジンスイッチをアクセサリーモードにする

ブレーキペダルを踏む

シフトロック解除ボタンを押す

ボ タ ン を 押 し て い る あ い だ はレバー
をシフトできます。

ブレーキペダルを踏んだ状態でシフトレバーがシフトできない場合、シ
フトロックシステム(シフトレバーの誤操作を防ぐ装置)などの故障が
考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
ただし一時的な処置として、次の方法でシフトレバーをシフトすること
ができます。

1
2
3
4

302

7-2. 緊急時の対処法

パーキングブレーキが解除できないときは

シフトレバーを P に入れる

エンジンスイッチを OFF にする

パーキングブレーキ表示灯が消灯していることを確認する

輪止めがある場合は輪止めをする

パーキングブレーキ解除ツールをラゲージルームから取り出す

(oP. 290)

左側のデッキサイドボードとデッキボードを取りはずす

(oP. 210, 211)

キャップを取りはずす

バッテリーがあがったときやパーキングブレーキスイッチを操作しても
解除されないときは、次の手順で手動解除することができます。緊急時
などでパーキングブレーキを解除する必要があるときのみ行ってくださ
い。

バッテリーが正常なときにスイッチ操作で解除できない場合は、パーキ
ングブレーキシステムの故障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で
点検を受けてください。

手動解除する前に

手動解除の方法

1

2

3

 

 

 

 

 

 

 

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