Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 10

 

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Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 10

 

 

143

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ワイパーの使い方

ワイパー & ウォッシャー(フロント)

次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。

雨滴感知オート作動

低速作動

高速作動

一時作動

“ AUTO ”を選択しているとき、雨滴

量と車速に応じてワイパーが作動しま
す。

“ AUTO ”が選択されているときは、次のようにツマミをまわして、雨

滴センサーの感度を調整できます。

雨滴センサーの感度調整(高)

雨滴センサーの感度調整(低)

操作のしかた

1
2
3
4

5
6

144

4-3. ランプのつけ方・ワイパーの使い方

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

作動条件

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき

雨滴感知センサー

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのときにワイパースイッチを

AUTO ”にすると、作動確認のためワイパーが 1 回作動します。

ワイパースイッチを

AUTO ”にしているとき、雨滴感知センサーの感度調

整を高側へ調整すると、作動確認のためワイパーが 1 回作動します。

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

7

知識

雨滴感知センサーが雨滴量を判定します。

145

4-3. ランプのつけ方・ワイパーの使い方

4

運転

警告

AUTO モード時のワイパー作動に関する警告

AUTO モードでは、センサーにふれたり、フロントウインドウガラスに振動が
あるなどの要因で不意にワイパーが動くおそれがあります。ワイパーで指など
を挟まないように注意してください。

ウォッシャー使用時の警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍りつき、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

注意

フロントウインドウガラスが乾いているときは

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったときは

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

146

4-3. ランプのつけ方・ワイパーの使い方

ワイパー & ウォッシャー(リヤ)

次のようにレバーの端をまわして、ワイパーの作動を選択します。

間欠作動

通常作動

ウォッシャー液を出す

ワ イ パ ー が 連 動 し て 作 動 し ま
す。

ウォッシャー液を出す

ワ イ パ ー が 連 動 し て 作 動 し ま
す。

作動条件

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

操作のしかた

1
2
3

4

知識

147

4-3. ランプのつけ方・ワイパーの使い方

4

運転

注意

リヤウインドウガラスが乾いているときは

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

148

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方

ドアとドアガラスを閉め、エンジンスイッチを OFF にしてください。

燃料の種類を確認してください。

燃料の種類

無鉛プレミアムガソリン(無鉛ハイオク)

エタノール混合燃料について

エタノール混合燃料(エタノールの混合率 3%以下、含酸素化合物の含酸素率
1.3%以下)も使用することができます。

給油する前に

知識

149

4-4. 給油のしかた

4

運転

警告

給油について

給油するときは次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

ボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去する
除去しないと放電による火花で燃料に引火するおそれがあります。

キャップをゆるめたときに、

“シュー”という音がする場合は、その音が止まっ

てからゆっくり開ける
キャップを開けるときは、キャップのツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けま
す。ゆっくりと開けないと、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き
返すおそれがあります。

給油口に、静電気を除去していない人を近付けない

気化した燃料を吸わないようにする
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。

喫煙しない
引火して火災を引き起こすおそれがあります。

車内にもどったり、静電気を除去していない人や帯電しているものにふれない
再び帯電する可能性があります。

給油時の注意

ふきこぼれを防ぐため以下の点に注意してください。

・ 給油口にノズルを確実に挿入する
・ 継ぎ足し給油をしない

正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。

150

4-4. 給油のしかた

オープナーを押して、給油扉を開
ける

キャップをゆっくりまわして開
け、ハンガーにかける

注意

給油するときは

指定のガソリンを使用してください。
指定以外のガソリン(無鉛レギュラーガソリン)や他の燃料(粗悪ガソリン・
軽油・灯油・高濃度アルコール含有燃料)を使用したり、燃料をこぼしたりし
ないでください。
次のような状態になるおそれがあります。

エンジンの始動性が悪くなる

エンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する

エンジン出力が低下する

排気制御システムが正常に機能しない

燃料系部品が損傷する

塗装が損傷する

給油口の開け方

1

2

151

4-4. 給油のしかた

4

運転

車内のスイッチで給油扉が開かないときは

キャップを“カチッ”と音がするま
でまわして閉める

手を離すと、キャップが逆方向に少し
もどります。

知識

緊急用レバーを車両後方に引いてください。

(横に引かないでください)

注意

緊急用レバーの損傷を防ぐために

必要以上の力で引かないでください。

緊急時以外は使用しないでください。

給油口のキャップを閉めるときは

警告

キャップが正常に閉まらないとき

必ずトヨタ販売店へご連絡ください。

正常に閉まらないキャップをそのまま使用したり、純正品以外のキャップを使

用すると、火災などを引き起こし、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡に

つながるおそれがあります。

152

4-5.Toyota Safety Sense C

Toyota Safety Sense C

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

→ P. 157

LDA(レーンディパーチャーアラート)

→ P. 165

オートマチックハイビーム

→ P. 172

プリクラッシュセーフティシステムには、車両の制御や操作に関する
データなどを記録するコンピューターが装備されており、主に次のよう
なデータを記録します。

・ アクセルペダルおよびブレーキペダルの操作状況
・ 車速
・ プリクラッシュセーフティシステムの各機能の作動状況
・ 先行車などの障害物との距離、相対速度などの情報

上記に加え、プリクラッシュブレーキが作動した場合、前方センサーの
画像情報も記録します。なお、会話などの音声や車内の映像は記録しま
せん。

データの取り扱いについて

トヨタはコンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・研究
開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。

なお、次の場合を除き、トヨタは取得したデータを第三者へ開示また
は提供することはありません。

・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ トヨタが訴訟で使用する場合
・ 統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加

工したデータを研究機関などに提供する場合

Toyota Safety Sense C は、次の運転支援装置によって運転者を補
助し、安全で快適なドライブを支援します。

車両データの記録について

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

153

4-5.Toyota Safety Sense C

4

運転

記録した画像情報は特別な装置を使用して消去することが可能です。
また、画像情報を記録する機能を停止することも可能です。ただし、
機能を停止するとプリクラッシュセーフティシステム作動時のデータ
は残りません。

フロントウインドウガラス上部に
ある 2 種類のセンサーにより、各運
転支援装置の作動に必要な情報を
認識します。

レーザーレーダー

単眼カメラ

前方センサー

1
2

154

4-5.Toyota Safety Sense C

警告

前方センサーは、前方車両の検出にレーザー光を使用しており、IEC 60825-1
規格におけるレーザー等級 1M に相当します。通常の使用においてレーザー光が
目に障害をおよぼす危険はありませんが、次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと重大な視覚障害におよぶか、最悪の場合失明につながるお
それがあります。

有害なレーザー照射を避けるため、前方センサーは絶対に分解や取りはずしを
しないでください。また、分解した前方センサーは IEC 60825-1 規格にお
けるレーザー等級 3B に相当し、目に有害です。

光学機器(拡大鏡・顕微鏡・虫眼鏡など)を使用して、100mm 以内の距離
からセンサーをのぞきこまないでください。

レーザー等級ラベル

レーザー説明ラベル

レーザー放射仕様

最大出力(平均):45 mW
パルス持続時間: 33 ns
波長:905 nm
発散角(水平×垂直): 28°× 12°

155

4-5.Toyota Safety Sense C

4

運転

注意

前方センサーについて

前方センサーの故障や誤作動を避けるために、次のことをお守りください。

フロントウインドウガラス外側の前方セ
ンサー前部(図に示す範囲内)にステッ
カー(透明なものを含む)などを貼り付け
ない
A:フロントウインドウガラス上端から前
方センサー下端より下約 10cm まで
B:約 20cm(前方センサー中心から左
右約 10cm)

フロントウインドウガラス内側の前方セ
ンサー下部(図に示す範囲内)に何も取り
付けたり、貼り付けたりしない
A:前方センサー下端から下約 10cm まで
B:約 20cm(前方センサー中心から左
右約 10cm)

156

4-5.Toyota Safety Sense C

注意

フロントウインドウガラスにフィルムを貼らない

冬季のように、車室内と外気の温度差が大きいときなどは、フロントウインド
ウガラスが曇りやすくなります。フロントウインドウガラスの前方センサー前
部が曇ったり、結露したり、凍結したりすると、システムが一時的に作動しな
くなることがあり、PCS 警告灯が点滅します。その場合は、フロントデフロ
スターで曇りなどを取り除いてください。(→ P. 195)

フロントウインドウガラスは、いつもきれいにしてください。また、前方セン
サー前部に水滴などが付着した場合は、ワイパーでふき取ってください。
汚れていたり、油膜・水滴・雪などが付着したり、ふき取りが不十分な場合、
性能が低下することがあります。
前方センサー取り付け部のフロントウインドウガラス内側が汚れた場合は、取
り外さずトヨタ販売店にご相談ください。

フロントウインドウガラスの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談くだ
さい。

ワイパーブレードは早めに交換してください。前方センサー前部を適切にふき
取れない場合、性能が低下することがあります。
ワイパーブレードの交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。

前方センサーの前にアンテナを取り付けない

前方センサーに液体をかけない

前方センサーに強い光を照射しない

前方センサーのレンズを汚したり、傷を付けたりしない
フロントウインドウガラス内側を掃除するときは、ガラスクリーナーなどがレ
ンズに付着しないようにしてください。また、レンズにはふれないでください。
前方センサーのレンズのお手入れは、トヨタ販売店にご相談ください。

前方センサーの向きは細密に調整されているため、取り付け位置や向きを変更
したり、取りはずしたりしない

前方センサーに強い衝撃や力を加えない、また分解しない

前方センサー付近に電子機器や、強い電波を発信する機器を取り付けない

ダッシュボードに反射物を置かない

157

4

運転

4-5.Toyota Safety Sense C

PCS(プリクラッシュセーフティシステム)

衝突警報

前方車両と衝突の可能性が高い
と判断したとき、

“ピピピ・・・”

とブザー音が鳴り、マルチイン
フォメーションディスプレイに
警告メッセージを表示し、回避操
作をうながします。

プリクラッシュブレーキアシスト

前方車両と衝突の可能性が高いと判断したとき、ブレーキペダルが踏
まれる強さに反応してブレーキ力を増強します。

プリクラッシュブレーキ

前方車両と衝突の可能性が高いと判断したときに衝突警報を行い、さ
らに衝突の可能性が高まったと判断したときは、ブレーキが自動でか
かり、衝突回避を支援、あるいは衝突速度を低減します。

進路上の車両を前方センサーで検出し、衝突の可能性が高いと判断した
ときに、警報やブレーキ力制御により運転者の衝突回避操作を補助しま
す。また、衝突の可能性がさらに高まったと判断したときは、自動的に
ブレーキを作動させることで、衝突回避を支援、あるいは乗員や車両へ
の衝撃の軽減に寄与します。

必要に応じて、スイッチ操作でプリクラッシュセーフティシステムの警
報タイミングの変更や ON / OFF を切りかえることができます。

(→ P. 158)

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

158

4-5.Toyota Safety Sense C

プリクラッシュセーフティシステムの警報タイミングを変更する

PCS スイッチを押すごとに、次
のように警報タイミングが切り
かわります。

遠い(タイミングが早くなる)

中間(初期設定)

近い(タイミングが遅くなる)

PCS スイッチを押すと、マルチイ
ンフォメーションディスプレイに現
在の警報タイミングが表示されま
す。

プリクラッシュセーフティシステムを OFF にする

PCS スイッチを 3 秒以上押す

PCS 警告灯が点灯し、マルチイン
フォメーションディスプレイにメッ
セージが表示されます。

システムを ON にするには、もう一
度 PCS スイッチを押します。

エンジンスイッチがイグニッション
ON モードになるたびシステムは
ON になります。

プリクラッシュセーフティシステムの切りかえ

1
2
3

 

 

 

 

 

 

 

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