Suzuki Spacia (2017 year). Manual japanese - part 9

 

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Suzuki Spacia (2017 year). Manual japanese - part 9

 

 

運転する前に/SRSエアバッグ

3-55

3

SRSエアバッグシステムとは

SRS と は Supplemental  Restraint
System(サプリメンタル レストレイ
ント システム)の略で、補助拘束装置
の意味です。

■ 運転席・助手席 SRS エアバッ

グシステム

エンジンスイッチが 

  の場合に、車

の前方向から強い衝撃を受け、シートベ
ルトを着用していてもハンドルや助手席
側インパネに顔面が当たるような強い衝
突のときに、運転席・助手席 SRS エア
バッグが瞬時にふくらむ構造になってい
ます。

運転席・助手席 SRS エアバッグシステ
ムは、ふくらんだ SRS エアバッグが
クッションの役割をして、シートベル
トを着用した運転席・助手席乗員の主
に顔面への衝撃を軽減する効果があり
ます。シートベルトは必ず着用してく
ださい。
→ 3-51ページ

(シートベルトの着用のしかた)

80J090

メーターパネル内の SRS エアバッグ警
告灯は、エンジンスイッチが 

  の

ときに、次のような状況になると点灯
します。点灯した場合は、スズキサー
ビス工場で点検を受けてください。
・SRSエアバッグが作動したとき
・SRS エアバッグの電子制御システム

に異常があるとき

→ 3-88ページ

(SRSエアバッグ警告灯)

81M30841

この車は、イベントデータレコーダー

(EDR)システムにより、SRSエアバッ

グが作動したときのデータを記録・蓄
積します。
→ データの記録について

SRSエアバッグ

SRSエアバッグ車を

運転するときは

ON

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-56

3

65J106

表示と収納場所

SRS AIRBAG の表示がある付近に収納

されています。

81M30951

上図のハンドルは、代表例です。お車
のタイプにより異なります。

SRS エアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありません。
シートベルトと併用することで、そ
の効果を発揮するシートベルトの補
助拘束装置です。したがって SRS エ
アバッグシステムが装備されている
車であっても、シートベルトを必ず
着用してください。

シートベルトは正しい姿勢で正しく
着用してください。シートベルトを
正しく着用しないと、SRS エアバッ
グの効果が十分発揮できません。

助手席SRSエアバッグは、助手席に乗
員がいなくても、運転席SRSエアバッ
グと同時にふくらみます。

エアバッグの収納部分に傷がついて
いたり、ひび割れがあったりすると
きは、スズキサービス工場で交換し
てください。エアバッグが正常に作
動しないおそれがあります。

エアバッグの収納場所を強打したり、
衝撃を加えたりしないでください。エ
アバッグが正常に作動しなくなった
り誤ってふくらんだりして、思わぬ
傷害を受けるおそれがあります。

ᤆᢆ࢚ÓÒÓɲɬʚʍɺ

Ӓਖ਼࢚ÓÒÓɲɬʚʍɺ

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-57

3

着座姿勢

運転者および助手席の同乗者は、シート
に奥深くすわり、背もたれに背中を軽く
つけてください。また、シートを前方に
出しすぎないようにシートの位置を調節
してください。
とくに助手席の同乗者は、後席の同乗者
のさまたげにならない位置までシートを
後方に移動し、助手席SRSエアバッグか
らできるだけ離れてすわってください。
→ 2-12ページ(正しい運転姿勢)

お子さま用シートの取り付け

 2-8 ページ(お子さま用シートの使

用について)

 3-63 ページ(お子さま用シートの

選択について)

 3-68 ページ(お子さま用シートの

シートベルトによる固定)

SRSエアバッグシステムを
正常に機能させるために

SRSエアバッグがふくらむ範囲にものが
あると、ものが飛ばされたり SRS エア
バッグが正常にふくらまなくなったりす
るおそれがあります。

SRSエアバッグシステムの

取扱い

サスペンションを改造しないでくだ
さい。車高やサスペンションの硬さ
が変わると、SRS エアバッグの誤作
動の原因になります。

車両前部にグリルガードなどを装着
するときは、スズキ販売店またはス
ズキ代理店にご相談ください。車両
前部を改造すると、SRS エアバッグ
が正常に作動しなくなるおそれがあ
ります。

無線機などを取り付けるときは、ス
ズキ販売店またはスズキ代理店にご
相談ください。無線機の電波などが
SRS エアバッグのコンピューターに
悪影響をあたえるおそれがあります。

SRS エアバッグが作動しない程度の
事故であっても、事故後はスズキサー
ビス工場で点検を受けてください。シ
ステム本来の機能が損なわれている
と、万一のときに SRS エアバッグの
効果が十分に発揮できないおそれが
あります。

SRSエアバッグは、その機能に影響
をあたえる部品に手を加えると、思
いがけないときにふくらんだり、必
要なときに正常に作動しなくなった
りすることがあります。次のような
場合は、システムに悪影響をおよぼ
しますので、事前にスズキ販売店ま
たはスズキ代理店にご相談ください。
・ハンドルの取り外し、ハンドルま

わりの修理など

・インパネまわり、前席下付近の修

理および電気配線の修理

・オーディオ用品などの取り付け
・ダッシュボード周辺の板金塗装お

よび修理

・前席の交換およびシートまわりの

修理

・センターピラーまわりの修理

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-58

3

■ 運転席SRSエアバッグについて

80J094

■ 助手席SRSエアバッグについて

ハンドルにもたれかかるなどして、
SRS エアバッグ収納部に手や顔、胸
などを近づけないでください。SRS
エアバッグが作動したときの強い衝
撃で、重大な傷害を受けるおそれが
あります。

ハ ン ド ル を 交 換 す る、ハ ン ド ル の
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。万一のときに SRS
エアバッグが正常にふくらまなくなる
おそれがあります。

助手席に乗車するときや、お子さま
を乗せるときは、必ず次のことをお
守りください。守らないと SRS エア
バッグが作動したときの強い衝撃で、
重大な傷害を受けるおそれがありま
す。
・インパネの SRS エアバッグ収納部

に手足を置いたり、顔や胸などを
近づけたりしないでください。

・お子さまを SRS エアバッグ収納部

の前に立たせたり、ひざの上に抱い
てすわったりしないでください。お
子さまは後席に乗せて、シートベル
トを着用させてください。

80J095

・シートベルトを正しく着用できな

いお子さまは、お子さま用シート
をご使用のうえ、後席に乗せてく
ださい。
 2-8 ページ(お子さま用シー

トの使用について)

→ 3-63ページ(お子さま用シー

トの選択について)

エアバッグ収納部およびその周辺に
は、ステッカーを貼ったり色をぬっ
たりしないでください。また、アク
セサリーや芳香剤、ETC 車載器や
ポータブルカーナビなどを取り付け
たり置いたり、傘などを立てかけた
りしないでください。

80J096

フロントガラスやルームミラーにア
クセサリー(スズキ純正用品を除く)
などを取り付けないでください。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-59

3

作動したとき

エアバッグは、高温のガスで瞬時にふ
くらみます。事故の発生状況や乗員の
姿勢によっては、擦過傷、打撲、やけ
どなどを負うことがあります。

ふくらんだエアバッグは、すぐにしぼ
む構造になっています。

こんなとき作動します

■ 運転席・助手席SRSエアバッグ

衝突しても変形や移動をしない構造物
(コンクリートの壁など)に、約 25
km/h以上の速度で正面衝突したとき

80J097

車両の前方約30゜以内の方向から、上
図と同等の強い衝撃を受けたとき

80J098

エアバッグが作動したあとは、エア
バッグの構成部品に触れないでくださ
い。作動直後は構成部品が熱くなり、
やけどのおそれがあります。

エアバッグが作動すると大きな音がし
て白い煙のようなガスが出ますが、火
災ではありません。また、人体への影
響もありません。
ただし、残留物が目や皮膚などに付着
したときは、できるだけ早く水で洗い
流してください。皮膚の弱い方などは、
まれに皮膚を刺激する場合があります。

作動したプリテンショナーおよびエア
バッグは再使用できません。スズキ
サービス工場で交換してください。

SRSエアバッグシステムの

作動

約 30

約 30

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-60

3

こんなとき作動することが
あります

■ 運転席・助手席SRSエアバッグ

車体下部に強い衝撃を受けると、多くの
場合作動します。

縁石や中央分離帯などに衝突したとき

80J099

深い穴や溝などに落ちたとき

80J100

ジャンプして地面にぶつかったり、道
路から落下したりしたとき

80J101

こんなとき、衝撃が強いと
作動する場合もあります

■ 運転席・助手席SRSエアバッグ

後方、横方向からの衝突、横転などでは
基本的に作動しませんが、衝撃が強いと
まれに作動する場合があります。

後方からの衝突

80J120

横方向からの衝突

80J119

横転や転覆をしたとき

80J110

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-61

3

こんなとき作動しないことが
あります

■ 運転席・助手席SRSエアバッグ

衝突の相手が移動したり、車体が大きく
変形したりして衝撃が吸収されたとき
や、衝突の角度が前方約 30゜を超える
とき、多くの場合は作動しません。

停車している同程度の重さの車に、
50 km/h程度、もしくはそれ以下の速
度で正面から衝突したとき

80J102

トラックの荷台の下などへもぐり込ん
だとき

80J103

電柱や立木などに衝突したとき

80J104

前方約30゜を超える角度で、コンクリー
トの壁やガードレールなどに衝突した
とき

80J105

衝突時に変形、移動しないコンクリー
トのような固い壁に正面衝突したとき
であっても衝突速度が約25 km/h以下
のとき

80J106

衝突の方向が車両の中心からずれたと
き(オフセット衝突)

80J107

約 30超

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-62

3

作動していないエアバッグを廃棄すると
きは、決められた手順で作動させてから
廃棄する必要があります。

80J112

この車は、SRS エアバッグシステムを制
御するためのコンピューターを搭載して
います。このコンピューターは、SRS エ
アバッグシステムが正常に作動している
かどうかを常に診断するとともに、エア
バッグが作動するような事故のときに、
衝突時点やその前後の車両データを記録
するイベントデータレコーダー(EDR)
システムを備えています。

EDRに記録するデータ

SRS エアバッグシステムの故障診断情

SRSエアバッグ作動に関する情報

EDRデータの開示について

スズキおよびスズキが委託した第三者
は、EDRに記録されたデータを、車両衝
突安全性能の向上などを目的に取得・利
用することがあります。
なお、スズキおよびスズキが委託した第
三者は、次の場合を除き、取得したデー
タを第三者へ開示・提供しません。

お車の使用者の同意がある場合

法令、裁判所命令そのほか法的強制力
のある要請に基づく場合

統計的な処理を行なうなど、使用者や
車両が特定できないように加工した
データを、研究機関などに提供する場

エアバッグを廃棄するときや、装備車
を廃車するときは、スズキ販売店また
はスズキ代理店にご相談ください。正
しく取り扱わないと、エアバッグが思
いがけないときにふくらんで、けがを
することがあります。

廃棄と廃車

イベントデータレコーダー

(EDR)(SRSエアバッグ)

お車のタイプなどにより、記録され
るデータは異なります。

EDRは、一般的なデータレコーダーと
は異なり、会話などの音声や映像は記
録しません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-63

3

お子さま用シートは、この項目をよく読
んだうえで、お子さまの年齢や体格に
あった適切なものを選んでください。

2-6 ページの「お子さまを乗せるとき
は」もよく
お読みください。

この車は、2006 年 10 月 1 日施行の新
保安基準に適合したISOFIX対応チャイ
ルドシート固定専用金具(ISOFIXアン
カーおよびテザーアンカー)を装備し
ています。
→ 3-70ページ(ISOFIX対応お子さ

ま用シートの固定)

UN R44 の基準に適合するお
子さま用シートの認証マーク
について

UN R44(※1)の基準に適合するお子
さま用シートには、次のような認証マー
クが表示されています。

51K1022

上図の認証マークは代表例です。

※1 UN  R44 とは、お子さま用シート

に関する国際法規です。

※2 お子さま用シート本体の認証マー

クにECEとありますが、内容はUN
と同じです。

※3 前図の「Universal」は、汎用カテ

ゴリーの認可であることを表しま
す。

お子さま用シート

お子さま用シートの選択

について

(1) 法規番号(※2)
(2) お子さま用シートのカテゴリー(※3)
(3) 対象となるお子さまの体重範囲
(4) 装置の仕様
(5) お子さま用シートを認可した国番号
(6) お子さま用シートの認可番号

この車のスズキ純正お子さま用シート
は、UN R44の基準に適合しています。

(6)

(5)

(4)

(3)

(2)

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-64

3

UN R44 の基準に適合するお
子さま用シートの、座席位置
別適合性一覧表の見かた

→ 3-66 ページ(UN R44 の基準に適

合するお子さま用シートの、座席位
置別適合性一覧表)

■ 質量グループについて

UN  R44 の基準に適合するお子さま用
シートは、次の5種類に分類されます。

代表的なお子さま用シートには、次の
ようなものがあります。

後ろ向き、または横向き装着のお子さま
用シートで、首がすわっていないお子さ
ま、ひとりすわりのできないお子さまに
使用します。UN R44 基準のグループ
0、0+に相当します。

64L30810

前向き装着のお子さま用シートで、シー
トベルトが首やあごにかかるときや、腰
骨にかからないようなお子さまに使用し
ます。UN R44 基準のグループⅠに相当
します。

64L30820

前向き装着のお子さま用シートで、シー
トベルトが首やあごにかかるときや、腰
骨にかからないようなお子さまに使用し
ます。UN R44 基準のグループⅡ、Ⅲに
相当します。

64L30830

質量グループ

お子さまの体重

グループ0

10kgまで

グループ0+

13kgまで

グループⅠ

9∼18kg

グループⅡ

15∼25kg

グループⅢ

22∼36kg

ベビーシート

チャイルドシート

ジュニアシート

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-65

3

■ ISOFIXタイプのお子さま用シートの、サイズ等級について

サイズ等級は、お子さま用シートに表示される分類記号です。次の一覧表をご覧くださ
い。

※キャリコットとは、お子さまを寝かせた姿勢で横向きに取り付けることができるベ

ビーシートの一つです。
詳しくは、お子さま用シートの製造元または販売店にご相談ください。

サイズ等級

説明

A

ISO/F3

全高前向き幼児用チャイルドシート

B

ISO/F2

低型前向き幼児用チャイルドシート

B1

ISO/F2X

低型前向き幼児用チャイルドシート
(ISO/F2とは別形状)

C

ISO/R3

大型後ろ向き幼児用チャイルドシート

D

ISO/R2

小型後ろ向き幼児用チャイルドシート

E

ISO/R1

後ろ向き乳児用チャイルドシート

F

ISO/L1

左向き位置用チャイルドシート(キャリコット※)

G

ISO/L2

右向き位置用チャイルドシート(キャリコット※)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-66

3

UN R44 の基準に適合するお子さま用シートの、座席位置別適合性
一覧表

■ シートベルトによる固定

<上表に記入する文字の説明>
U

:この質量グループでの使用を許可された汎用(ユニバーサル)カテゴリーのお子

さま用シートに適しています。

UF :この質量グループでの使用を許可された汎用(ユニバーサル)カテゴリーの前向

きお子さま用シートに適しています。

X

:お子さま用シートの取り付けには適していません。

ートベルトを使用してお子さま用シートを取り付けるときは、3-68 ページの「お
子さま用シートのシートベルトによる固定」をお読みください。

ISOFIXタイプのお子さま用シートの種類によっては、上表の質量グループでの使用に
適していても、取り付けができない場合があります。詳しくは、次ページの「ISOFIX
対応チャイルドシート固定専用金具による固定
」をお読みください。

質量グループ

着席位置

助手席

後席

グループ0

(10kgまで)

X

U

グループ0+

(13kgまで)

X

U

グループⅠ

(9∼18kg)

UF

U

グループⅡ

(15∼25kg)

UF

UF

グループⅢ

(22∼36kg)

UF

UF

表に記載されていないお子さま用シートを使用する場合は、お子さま用シートの製
造元または販売店にご相談ください。

取り付けるときは、お子さま用シートに付属の取扱説明書をあわせてお読みくださ
い。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-67

3

■ ISOFIX対応チャイルドシート固定専用金具による固定

<上表に記入する文字の説明>
IUF :この質量グループでの使用を許可された汎用(ユニバーサル)カテゴリーの

ISOFIX対応前向きお子さま用シートに適しています。

IL

:この質量グループでの使用を許可された準汎用(セミユニバーサル)カテゴリー

の「スズキ純正ベビーシート」に適しています。

X

:ISOFIX 対応お子さま用シートの取り付けには適していません。固定専用金具を

使わずにシートベルトを使用して固定してください。次の「お子さま用シートの
シートベルトによる固定
」をお読みください。

N.A.:この位置にはチャイルドシート固定専用金具が装備されていないため、ISOFIX

タイプのお子さま用シートを取り付けることはできません。

チャイルドシート固定専用金具を使用してお子さま用シートを取り付けるときは、
3-70ページの「ISOFIX対応お子さま用シートの固定」をお読みください。

質量グループ

サイズ等級

チャイルドシート固定専用金具の位置

助手席

後席

キャリコット

F

ISO/L1

N.A.

X

G

ISO/L2

N.A.

X

グループ0(10kgまで)

E

ISO/R1

N.A.

IL

グループ0+(13kgまで)

E

ISO/R1

N.A.

IL

D

ISO/R2

N.A.

IL

C

ISO/R3

N.A.

IL

グループⅠ(9∼18kg)

D

ISO/R2

N.A.

IL

C

ISO/R3

N.A.

IL

B

ISO/F2

N.A.

IUF

B1

ISO/F2X

N.A.

IUF 

A

ISO/F3

N.A.

IUF

グループⅡ(15∼25kg)

N.A.

X

グループⅢ(22∼36kg)

N.A.

X

表に記載されていないお子さま用シートを使用する場合は、お子さま用シートの製
造元または販売店にご相談ください。

取り付けるときは、お子さま用シートに付属の取扱説明書をあわせてお読みくださ
い。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-68

3

お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格にあった適切なものを選んでく
ださい。
 3-63 ページ(お子さま用シート

の選択について)

ISOFIXタイプのお子さま用シート(別
売り)を取り付けるときは、3-70ペー
ジの「ISOFIX対応お子さま用シートの
固定」を
お読みください。

固定のしかた

ヘッドレスト(1)は、お子さま用
シートに当たらない高さに調節する
か取り外します。
→ 3-40ページ(ヘッドレストの高

さ調節と取り外し・取り付け)

81M30720

お子さま用シートと背もたれの間に
すきまができないように背もたれの
角度を調節します。

座席が確実に固定されているか確認
します。

助手席には、ベビーシートなどの後
ろ向きお子さま用シートを取り付け
ないでください。助手席 SRS エア
バッグがふくらむと、お子さま用シー
トの背面に強い衝撃が加わり、生命
に関わる重大な傷害を受けるおそれ
があります。

やむをえず助手席にチャイルドシー
トおよびジュニアシートを取り付け
るときは、助手席を一番後ろに下げ、
前向きに取り付けてください。

80J027

お子さま用シートの

シートベルトによる固定

ヘッドレストを調節してもお子さま用
シートに当たる場合は、ヘッドレスト
を取り外してください。ヘッドレスト
に当たった状態ではお子さま用シート
が確実に固定されないため、衝突のと
きなどにお子さまが重大な傷害を受け
るおそれがあります。

1

(1)

2

3

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-69

3

お子さま用シートに付属の取扱説明
書にしたがって、所定の部位にシー
トベルトを通します。

カチッと音がするまで、タングプ
レート(2)をバックル(3)にしっ
かりと差し込みます。

70K40030

上図のお子さま用シートは代表例で
す。

お子さま用シートにシートベルト固
定機構もロッキングクリップも備
わっていない場合は、ロッキングク
リップ(市販品)を使用してしっか
りと固定します。

72M00172

上図のロッキングクリップ(市販品)
は代表例です。

お子さま用シートを前後左右にゆ
すって、確実に固定されているか確
認します。

確実に固定できない場合は、お子
さま用シートに付属の取扱説明書
をご確認いただくか、お子さま用
シートを購入された販売店にご相
談ください。

4

5

(2)

(3)

6

シートベルト固定機構またはロッキン
グクリップでお子さま用シートを確実
に固定しないと、急ブレーキをかけた
ときや衝突時に、お子さまが重大な傷
害を受けるおそれがあります。

お子さま用シートは、確実に固定して
ください。急ブレーキをかけたときや
衝突時に、お子さまが重大な傷害を受
けるおそれがあります。

7

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/お子さま用シート

3-70

3

ISOFIX 対応チャイルドシート
固定専用金具

後席には、UN R44(3-63 ページ参照)
の基準に適合した ISOFIX(※1)タイプ
のお子さま用シート(別売り)を固定す
るための専用金具が装備されています。

座面と背もたれのすきまにある金具
が、ISOFIX対応チャイルドシート固定
用アンカー(以下ISOFIXアンカーと略
す)です。

背もたれ裏側にある金具が、チャイル
ドシート固定用テザーアンカー(以下
テザーアンカーと略す)です。

※1 ISOFIXとは、お子さま用シートの固

定装置の大きさや取り付け方法を統
一した国際標準化機構【ISO(※2)】
の規格です。

※2 ISO とは、International  Organi-

zation for Standardization(イン
ターナショナル  オーガニゼイショ
ン フォー スタンダーディゼイショ
ン)の略です。

<スズキ純正用品の場合>

お子さま用シートは、お子さまの年齢
や体格にあった適切なものを選んでく
ださい。
→ 3-63 ページ(お子さま用シート

の選択について)

ISOFIXタイプのお子さま用シートは、
シートベルトで固定する必要がありま
せん。

シートベルトで固定するお子さま用
シートを取り付けるときは、3-68ペー
の「お子さま用シートのシートベル
トによる固定」をお読みください。

ISOFIX対応お子さま用

シートの固定

ISOFIX

アンカー

テザー

アンカー

ISOFIXタイプの
ベビーシート

(後ろ向きに固定)

(使用)

(使用)

ISOFIXタイプの
チャイルドシート

(前向きに固定)

(使用)

(使用)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

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