Suzuki Spacia (2017 year). Manual japanese - part 8

 

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Suzuki Spacia (2017 year). Manual japanese - part 8

 

 

運転する前に/シートの調節

3-39

3

背もたれの角度調節

■ 前席

後方に倒すときは、リクライニングレ
バー(1)を引き上げたまま、背中で
軽く押します。

前方に起こすときは、背中を少し浮か
せて、リクライニングレバーを引き上
げます。

81M30440

上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。

■ 後席

片方の手を背もたれに添え、もう一
方の手で背もたれ上面のリクライニ
ングレバー(1)をいっぱいに引き
上げます。

シートから降りて操作してくださ
い。シートにすわったままリクラ
イニングレバーを引き上げると、
背もたれが急に最大角度まで倒れ
込むことがあります。

リクライニングレバーは、いっぱ
いに引き上げてください。ロック
が解除されないうちに背もたれを
倒そうとすると、レバーの動きが
重くなります。

シートの下にものを置かないでくださ
い。(助手席のシートアンダーボック
ス内を除く)ものがはさまって、次の
ようなことが起きるおそれがありま
す。

シートが固定されない

S - エネチャージ装備車の助手席下

(シートアンダーボックス下)にあ

るリチウムイオンバッテリーを損
傷する
→ 2-3ページ

(バッテリーについて)

→ 5-16ページ

(シートアンダーボックス)

背もたれを必要以上に倒さないでくだ
さい。シートベルトや SRS エアバッ
グシステムが本来の効果を発揮できま
せん。

背もたれから離れてリクライニングレ
バーを操作すると、背もたれが急に起
きあがって前方に倒れることがありま
す。手などを添えて操作してください。

(1)

1

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-40

3

リクライニングレバーを引き上げた
まま、背もたれを好みの角度の少し
手前まで倒します。

81M30510

リクライニングレバーから手を離
し、固定される位置まで背もたれを
倒します。

運転席シートの高さ調節

運転席シート右横のレバー(1)を繰り
返し操作します。

レバーを引き上げると、シート全体が
高くなるとともに前方に動きます。

レバーを押し下げると、シート全体が
低くなるとともに後方に動きます。

81M30450

上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。

ヘッドレストの高さ調節と
取り外し・取り付け

高くするときは、ヘッドレストを手で
持ち上げます。

低くするときは、ロックボタン(1)
を押したままヘッドレストを押し下げ
ます。

81M30871

■ 前席の高さ調節

走行前に、ヘッドレスト中央の高さが耳
の位置になるように調節し、しっかりと
固定します。背が高い人は、固定できる
範囲で一番高い位置にしてお使いくださ
い。

■ 後席の高さ調節

使用時は、一番高い位置にします。

使用しないときは、後方の視界を確保
するため、一番低い位置にします。

2

(1)

3

タイプ別装備

(1)

(1)

Ұ࢚

ऻ࢚

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-41

3

■ 取り外しかた

ロックボタンを押したまま引き抜きます。

■ 取り付けかた

ヘッドレストの前後の向きを間違えない
ように、固定される位置まで差し込み、
高さの調節をします。

シートヒータースイッチ

シート内にあるヒーターで座面をあたた
めることができます。

エンジンスイッチが 

  のときにス

イッチを押すと、ヒーターが作動して、
スイッチ内の表示灯(1)が点灯しま
す。もう一度押すと、ヒーターが止ま
ります。

シートがお好みの温度になったら、
ヒーターを止めてください。

81M30471

上図のイラストは代表例です。お車の
タイプによりスイッチの数は異なりま
す。

ヘッドレストを外したまま、走行しな
いでください。(お子さま用シートの
固定時を除く)

お子さま用シートの固定などで取り外
したヘッドレストは、客室内に放置し
ないでください。急ブレーキをかけた
ときなどに乗員やものなどに当たっ
て、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。

ヘッドレストは、しっかり固定して
ください。また、ヘッドレストを前
後 逆 に 取 り 付 け な い で く だ さ い。
ヘッドレストが本来の効果を発揮で
きません。
ヘッドレストを前後逆に取り付ける
と、ヘッドレストの高さ調節ができ
ません。

お子さま用シートを取り付けるとき
は、お子さま用シートがヘッドレス
トに当たるのを防ぐため、ヘッドレ
ストを固定できる範囲で一番高い位
置に調節するか取り外してください。
ヘッドレストが当たった状態ではお子
さま用シートが確実に固定されないた
め、衝突のときなどにお子さまが重大
な傷害を受けるおそれがあります。

(2) 運転席シートヒータースイッチ
(3) 助手席シートヒータースイッチ

長時間ヒーターを使用すると、低温
やけど(水ぶくれなど)の原因にな
ります。

毛布や座ぶとんなど、保温性の高い
ものをシートにかけないでください。
過熱の原因となります。

タイプ別装備

ON

(1)

(3)

(1)

(2)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-42

3

荷室を広げるとき(後席の格納)

後席を格納すると、荷室が広く使えます。

■ 格納のしかた

格納前に次のことを確認または調節
し、格納のさまたげにならないよう
にします。

後席の足元にものがないか確認す

シートバックポケット(助手席の
み)が荷物などで大きく膨らんで
いないか確認する

前席の背もたれが後方へ倒れてい
る場合、背もたれを起こす

前席を前方へいっぱいまでスライ
ドさせる

→ 3-38ページ(シート)
→ 5-15ページ

(シートバックポケット)

シートの上に重い荷物を置いたり、
針や釘などをシートに刺したりしな
いでください。

シートをお手入れするときは、ベン
ジン、ガソリンおよびアルコールな
どの溶剤を含む洗浄液を使用しない
でください。シート表面やヒーター
が損傷する原因となります。
→ 6-4ページ(内装のお手入れ)

水やジュースなどをこぼしたときは、
やわらかい布などでふき取り、十分
に乾かしてからご使用ください。

鉛バッテリー保護のため、エンジン
がかかっているときに使用してくだ
さい。

ヒーターは自動停止しません。スイッ
チを切らないと、作動し続けます。

倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレーキや加速、衝
突のときなどに、投げ出されて重大な
傷害を受けるおそれがあります。

シートの便利な使いかた

シートを動かすときは、手足をはさん
だり、身体に当てたりしないように気
をつけてください。また、バックドア
側からシートを動かさないでくださ
い。思わぬけがをするおそれがありま
す。

格納前に、後席の足元にものが落ちて
いないか確認してください。また、格
納時に後席が前席に当たる場合は無理
に格納させないでください。シートが
損傷するおそれがあります。

1

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-43

3

シートベルトのバックル(1)は、
破損防止のため、ホルダー内に収納
します。また、後席左右のシートベ
ル ト は 図 の よ う に ベ ル ト ガ イ ド
(2)にかけます。

81M30541

スライドレバー(3)を引き上げ、
後席を後方へいっぱいまでスライド
させます。また、ヘッドレストは一
番低い位置にします。

81M30550

リクライニングレバー(4)を引き
上げ、そのまま背もたれを前方へ倒
します。

81M30560

ストラップ(5)を上へ引いて、後
席のロックを解除するとともに、そ
のまま後席を持ち上げます。

81M30570

格納後にスライドレバーを操作しない
でください。もとにもどしたときに後
席が固定できなくなる場合がありま
す。

2

(2)

(1)

3

(3)

手順

で後席のロックを解除するに

は、後席を後方へいっぱいまでスライ
ドさせる必要があります。

5

4

(4)

5

(5)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-44

3

持ち上げた後席を前方へ動かしま
す。

81M30580

後席のヘッドレストが前席に当た
る場合は、前席の背もたれを前方
へ起こしてください。

後席の後部を押し下げます。

81M30600

荷物の固定などに、ストラップを使
用しないでください。走行中に突然
後席のロックが外れ、思わぬけがを
するおそれがあります。

ストラップを一度でも引くと、後席
のロックが解除されたままとなりま
す。後席に人を乗せる前にシートを
押すなどして、確実に固定されてい
るか確認してください。

6

(5)

後席を格納するときは、シートクッ
ション下を持ったり、床に足を置いた
りしないでください。シートクッショ
ン下の部品で手にけがをしたり、シー
トと床の間に足をはさんでけがをした
りするおそれがあります。

81M30590

7

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-45

3

■ もとにもどすときは

「格納のしかた」と逆の手順で行ないま
す。

後席をもどすさまたげとならないよう
に前席を前方へいっぱいまでスライド
させます。

後席をもどすときは、ストラップ(5)
で後席の後ろ側を持ち上げ、そのまま
後方へ動かします。

81M30632

後席の背もたれを起こすときは、リク
ライニングレバー(4)をいっぱいに
引き上げ、ロックを解除してから起こ
します。

背もたれだけをもとにもどして、人を
乗せないでください。後席が固定され
ていないため、ブレーキや加速、衝突
のときなどに、けがのおそれがありま
す。

81M30610

荷室床にあるロック部品(6)に指
などを入れないでください。けがの
おそれがあります。

荷物の固定などに、ロック部品や後
席下の後席固定用フック(7)を使
用しないでください。また、ロック
部品やフックに砂などの異物を付着
させないでください。ロック部品が
損 傷 し た り フ ッ ク が 曲 が っ た り し
て、後席が固定できなくなるおそれ
があります。

81M30620

(6)

81M30900

(7)

(5)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-46

3

81M31010

長い荷物を積むとき
(助手席シート)

次の手順で、助手席の背もたれを前方へ
倒すと、より長い荷物が積めます。

後席を格納します。
→ 3-42ページ(格納のしかた)

格納した後席に当たるまで、助手席
シートを後方へスライドさせます。

ヘッドレスト(1)を外します。
→ 3-40ページ(ヘッドレストの高

さ調節と取り外し・取り付け)

クッション(2)の後部についてい
るバンド(3)を引き上げて固定を
外し、クッションを車の前方向へ起
こします。

バンドが引き上げにくいときは、
背もたれを後方へ倒します。

81M30480

後席をもどす前に次のことを確認し
てください。後席が適切に固定でき
なくなり、けがにつながるおそれが
あります。
・後席をもどす場所に、ものが落ち

ていないか確認してください。ま
た、後 席 下 の 後 席 固 定 用 フ ッ ク
(7)に砂などの異物が付着して
いたら取り除いてください。その
まま後席をもどすと、フックや荷
室床にあるロック部品(6)が損
傷するおそれがあります。

後 席 を も ど す と き に、シ ー ト ク ッ
ション下を持ったり、床に手を置い
たりしないでください。シートクッ
シ ョ ン 下 の 部 品 で け が を し た り、
シートと床の間に手をはさんでけが
をしたりするおそれがあります。

後席をもどしたあとは、背もたれを
前後左右にゆすったり、シートクッ
ションを押したりして、後席が確実
に固定されているか確認してくださ
い。固定が不確実な場合、走行中に
突然後席のロックが外れ、思わぬけ
がのおそれがあります。

(4)

後席をもとにもどすときは、必ずスト
ラップ(5)でシート後部を持ち上げ
てください。そうしないと後席の動き
が重くなるばかりでなく、故障の原因
となります。

1

2

3

4

(1)

(2)

(3)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-47

3

リクライニングレバー(4)を引き
上げ、背もたれ(5)を前方へいっ
ぱいまで倒します。

81M30490

もとにもどすときは、逆の手順で行な
います。

フルフラットシート

前席と後席の背もたれを後方へ倒すと、
室内に連続的な空間が作れます。

起こしたクッションに、力を加えない
でください。クッション取り付け部が
損傷するおそれがあります。

クッションを起こしたとき、インパネ
にあるスイッチを押してしまう場合が
あります。

前方へ倒した背もたれの上に、人を
乗せないでください。ブレーキや加
速、衝突のときなどに投げ出されて
けがのおそれがあります。また、シー
トが破損する原因となります。

前方へ倒した背もたれの上に荷物を
積むときは、荷物を確実に固定して
ください。ブレーキや加速、衝突の
ときなどに、荷物が飛び出して身体
に当たるおそれがあります。

5

(4)

(5)

フルフラットにしたシートに、人や荷
物を乗せて走行しないでください。
ブレーキや加速、衝突のときなどに、
投げ出されたり、荷物が身体に当たっ
たりして重大な傷害を受けるおそれが
あります。

フルフラットにしたシートの上を歩
きまわらないでください。シートか
ら足を踏み外すと、けがのおそれが
あります。

シートをもとにもどしたときは、クッ
ションや背もたれをゆすって、しっ
かりと固定されているか確認してく
ださい。シート自体の固定が不確実
な場合、走行中に突然シートが動い
たり背もたれが前方へ倒れたりして、
思わぬけがをするおそれがあります。

シートに強い衝撃をあたえないでくだ
さい。シートが損傷することがありま
す。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートの調節

3-48

3

■ フルフラットにするときは

アームレストを持ち上げ収納しま
す。
→ 5-17ページ

(アームレスト(ひじ掛け))

前席のヘッドレスト(1)を外し、
前席を前方へいっぱいまでスライド
させます。

81M30640

後席を、後方へいっぱいまでスライ
ドさせます。

後席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。後席はフラットにな
りません。

81M30650

前席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。

81M30660

後席に当たるまで、前席を後方へス
ライドさせます。

81M30670

■ もとにもどすとき

「フルフラットにするときは」と逆の手
順で操作します。

1

2

(1)

3

4

5

6

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-49

3

正しい姿勢でシートにすわり、正しく
シートベルトを着用しないと、シートベ
ルトが本来の効果を発揮できません。
シートベルトは、2-13 ページの「シー
トベルトは正しく着用」
を参照のうえ、
正しく着用するとともに、同乗者がいる
場合は、安全のため全員着用しましょ
う。

お子さまもシートベルトを
着用

→ 2-6ページ

(お子さまを乗せるときは)

80J028

シートベルトにねじれやたるみがあ
ると、衝撃を受けたときに局部的に
圧迫されるおそれがあります。

ベルトが腹部にかかっていると、衝
撃を受けたときに強く圧迫されるお
それがあります。

ベルトが肩にしっかりとかかってい
ないと、衝撃を受けたときに前に投
げ出されるおそれがあります。

アームレストにベルトがかかってい
ると、シートベルトが本来の効果を
発揮できません。ベルトは、アーム
レストの下を通してください。

70K40011

シートベルト

シートベルトについて

お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合はハサミでベルトを切
断してください。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-50

3

妊娠中や疾患のある方は

80J075

シートベルト警告ブザー

運転席のシートベルト着用忘れを防止す
るためのブザーです。

エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときに運転者がシートベルトを
着用していないと、メーター内のシー
トベルト警告灯が点灯から点滅に切り
替わるとともに、シートベルト警告ブ
ザーが断続的に鳴ります。
 3-88ページ

(シートベルト警告灯)

シートベルトの長さ調節

シートベルトは、長さ調節が必要ありま
せん。身体の動きにあわせてベルトが伸
縮し、強い衝撃を受けたときは自動的に
ベルトがロックされて身体を固定しま
す。

肩ベルトの高さ調節
(前席のみ)

身体の大きさにあわせて、シートベルト
が正しく着用できるようにショルダーア
ンカー(2)の高さ調節ができます。

上に調節するときは、アンカーをその
まま適切な位置まで持ち上げます。

下に調節するときは、ロックレバー
(1)を引いたままアンカーを下げ、
適切な位置でレバーを離します。

調節後は、アンカーを下に引いて固定
されているか確認します。

妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。

妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。

腹部を避けて
胸部にかける

腹部を避けて
腰部の低い位
置にかける

運転者がベルトを着用すると、警告
灯は消灯します。また、警告ブザー
が鳴っているときは、ブザーも止ま
ります。

警告ブザーは運転者がベルトを着用
しなくても、約95 秒間鳴り続けたあ
とに止まります。ただし、警告灯は
点滅から点灯に切り替わったまま、
エンジンスイッチを 

  または

(OFF)にするまで消灯しま

せん。

ACC

LOCK

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-51

3

81M30680

着用のしかた

タングプレート(1)とシートベル
トをつかみ、ベルトをゆっくりと引
き出します。
ベルトのねじれを取ります。

80J1147

タングプレート(1)をバックル(2)
の差し込み口にまっすぐになるよう
にあわせて、カチッという音がする
までしっかりと差し込みます。

自席用のバックルへ差し込んでい
ることを確認します。

74P30740

腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
置にかけます。

肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
ます。

ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。

ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。

(1)

(2)

シートベルトの着用のしかた

1

(1)

ゆっくり引き出す

ねじれのないこ
とを確認する

2

(1)

(2)

3

4

5

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-52

3

外すときは

バックルのボタン(3)を押します。シー
トベルトが自動的に巻きもどされますの
で、ベルトやタングプレートに手を添え、
ゆっくりともどしてください。

80J1328

取扱い

後席に人を乗せないときは、シートベル
ト(1)およびタングプレート(2)を
次の図のようにベルトガイド(3)にか
けてください。

81M30690

ベルトがねじれていると、ベルトを外
したときに巻き取られないことがあり
ます。ベルトにたるみがなく巻きもど
されていることを確認してください。

(3)

シートベルトの

取扱いとお手入れ

シートベルトにほつれや擦り傷、切
り傷があるときは、ベルトを交換し
てください。

バックルが正常に動かないときは、
スズキサービス工場で点検を受けて
ください。

衝突などでベルトに強い力がかかっ
たときは、外観に異常がなくても、
機能が損なわれていることがありま
す。ベルトを交換してください。

バックルの内部に異物が入ったり、飲
み物をこぼしたりしたときは、シー
トベルトが正常に機能しなくなるお
それがありますので、すみやかにス
ズキサービス工場で点検を受けてく
ださい。

ベルトをドアにはさまないでくださ
い。ドアを閉める前に、ベルトがた
るみなく巻きもどされているか確認
してください。

ベルトを改造したり、取り外したり
しないでください。

(2)

(3)

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-53

3

お手入れ

お手入れの方法は、布地などと同様で
す。
→ 6-5ページ(布地、ビニールレザー、

樹脂部品などの手入れ)

シ ー ト ベ ル ト プ リ テ ン シ ョ
ナーとは

エンジンスイッチが 

  のときに、

次のような状況になると、肩ベルトを
瞬時に巻き取ります。
・車の前方向から強い衝撃を受けたと

き。運転席・助手席SRSエアバッグ
システムと連動しています。
→ 3-59 ページ(SRS エアバッグ

システムの作動)

運転席側はラップアウタープリテン
ショナー機構により、腰ベルトも同時
に巻き取ります。

80J1018

メーターパネル内の SRS エアバッグ警
告灯は、エンジンスイッチが 

  の

ときに、次のような状況になると点灯
します。点灯した場合は、スズキサー
ビス工場で点検を受けてください。
・シートベルトプリテンショナーが作

動したとき

・シートベルトプリテンショナーの電

子制御システムに異常があるとき

→ 3-88ページ

(SRSエアバッグ警告灯)

81M30841

漂白剤、溶剤、染料を使用しないでく
ださい。しみ、変色、強度低下の原因
となり、シートベルトが正常に機能を
発揮しないおそれがあります。

シートベルトプリテンショナー

(前席のみ)

ON

作動したプリテンショナーおよびエア
バッグは再使用できません。スズキ
サービス工場で交換してください。

拘束効果を
高める

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-54

3

正常に機能させるために

シートベルトプリテンショナーの機能に
影響をあたえる部品に手を加えないでく
ださい。シートベルトが思いがけないと
きに巻き取られたり、必要なときに正常
に巻き取られなくなったりすることがあ
ります。
→ 2-33ページ(部品の取り付け、取り

外し、修理をするときは)

廃棄や廃車

作動していないシートベルトプリテン
ショナーは、決められた手順で作動させ
てから廃棄する必要があります。

車の前方向から強い衝撃を受けると、
シートベルト巻き取り装置内のシートベ
ルト可変フォースリミッターが作動し、
乗員に一定以上の荷重がかからないよう
に肩ベルトを 2 段階に繰り出して、衝撃
を緩和します。

80J1039

プリテンショナーを廃棄するときや、
装備車を廃車するときは、スズキ販売
店またはスズキ代理店にご相談くださ
い。

強い衝撃を受けたシートベルトは、
ショルダーアンカー部(1)およびタ
ングプレート部(2)の樹脂が強い摩
擦で溶けてベルトに付着し、ベルトが
滑りにくくなります。このような場合
は、シートベルトが本来の機能を発揮
できません。スズキサービス工場で交
換してください。

82K179

シートベルト可変フォース

リミッター(前席のみ)

胸に
加わる力を
緩和する

(1)

(2)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

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