Suzuki Baleno (2017 year). Manual japanese - part 15

 

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Suzuki Baleno (2017 year). Manual japanese - part 15

 

 

運転するときは/アダプティブクルーズコントロール

4-40

4

メッセージ

マスター

ウォーニング

ブザー音

(室内ブザー)

原因と対処方法

54PJ000111

点滅

ポーン

(1回)

アダプティブクルーズコントロールの
システムに異常が考えられます。スズ
キサービス工場で点検を受けてくださ
い。

→ 4 - 3 8 ページ(アダプティブク

ルーズコントロール警告灯)

68PJ40044

点滅

ポーン

(1回)

レーダーブレーキサポートシステム一
時機能停止中表示が表示された状態が
解消されないときは、やわらかい布で
汚れをふき取ってください。

→ 4-58ページ

(レーダーセンサーの取扱い)

68PJ40045

点滅

ポーン

(1回)

レーダーブレーキサポート II のシステ
ムに異常が考えられます。
スズキサービス工場で点検を受けてく
ださい。

68PJ40040

消灯

ピピピ…

先行車に接近しています。ブレーキペ
ダルを踏んで減速し、適切な車間距離
を確保してください。

→ 4-54ページ(前方衝突警報)

Bタイプメーター装備車

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/ABS

4-41

4

ABS(アンチロックブレーキ
システム)とは

ABSとは Antilock Brake System (アン
チロックブレーキシステム)の略です。
ABSはブレーキをかけたときのタイヤの
ロックを自動的に防止することで、走行
安定性や操舵性を確保しようとする装置
です。

制動距離について

ABSは制動距離を短くするものではあり
ません。

常に周囲の状況を確認して、安全運
転に努めてください。ABS による制
御には限界があります。

ABS は、タイヤのグリップ限界を超
えたり、ハイドロプレーニング現象
(※)が起こったりした場合は効果
を発揮できません。
※雨天の高速走行などで、タイヤと

路面の間に水膜が発生し、接地力
を失ってしまう現象

ABS

ABS装備車の取扱い

急ブレーキをかけたときや、滑りや
すい路面でブレーキをかけたときの
制動距離は、ABS がついていない車
と同等です。

次のようなときは、ABS のついてい
ない車より制動距離が長くなること
があります。スピードを控えめにし
て、車間距離を十分にとってくださ
い。
・凸凹道や石だたみなどの悪路
・じゃり道、新雪路
・道路の継ぎ目などの段差を乗り越

えるとき

・マンホールなど鉄板の上を通過す

るとき

・タイヤチェーンの装着時

急ブレーキ時には、ポンピングブレー
キ(※)をせずに、ブレーキペダルを
思い切り強く踏み込んでください。ポ
ンピングブレーキをすると、制動距
離が長くなります。
※ブレーキペダルを数回に分けて小

刻みに踏むブレーキのかけかた

路面の状況によりますが、約10 km/h
以下ではABSが作動しません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/ABS

4-42

ABS作動時の振動や音

ブレーキペダルを強く踏むと、ブレーキ
ペダル、ハンドル、車体の小刻みな振動
を感じることがあります。これはABSの
作動によるもので、異常ではありません。
ブレーキペダルをそのまま強く踏み続け
てください。

タイヤについて

ABSは、こんな場合にもブレー
キをかけると作動することが
あります

滑りやすい路面を走行しているとき

80J1040

80J1041

80J1361

エンジンをかけて発進した直後に、一
時的にモーター音などが聞こえること
があります。これはシステムをチェッ
クしている音で、異常ではありません。

ABSは、各車輪の回転速度をセンサー
で検出しています。タイヤ交換時は指
定のサイズで、4輪ともサイズ、銘柄、
トレッドパターン(溝模様)が同一の
ものを装着してください。また、著し
く摩耗状態の異なるタイヤを使用しな
いでください。タイヤ回転速度に悪影
響をあたえて、ABSが正常に機能しな
くなり、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

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-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/ABS

4-43

4

道路の継ぎ目などの段差を乗り越える
とき

80J1043

80J1044

悪路を走行しているとき

80J1300

80J1046

ABS警告灯

80J127

メーター内にあります。

ABS の電子制御システムに異常がある
と、エンジンスイッチが 

  のとき

に点灯します。
→ 1-16ページ(警告灯)

ブレーキアシスト

ブレーキ踏力を補助する装置です。急ブ
レーキをかけたときに、ABSの効果が十
分に発揮されるまでの時間を短縮しま
す。

しっかりとブレーキペダルを踏まない
と、ブレーキアシストは作動しません。

ブレーキアシストは、本来のブレーキ
性能を超えた制御をする装置ではあり
ません。

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ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/ABS

4-44

4

エマージェンシーストップシグナル(ESS)

ESS とは Emergency Stop Signal(エマージェンシーストップシグナル)の略です。
ESSは次の条件をすべてみたしているときに、非常点滅表示灯を通常よりも速く点滅さ
せることで、後続車へ注意をうながす機能です。またその際、メーター内の方向指示器
表示灯もあわせて点滅します。

ブレーキペダルを勢いよく踏み込んだときの車速が約55 km/h以上のとき

ABSが作動しているとき、またはABSが作動するような急ブレーキのとき

68PM00346

ESSは次の状態になると機能が停止します。

ブレーキペダルを離したとき

ABSの作動が終了したとき

非常点滅表示灯スイッチの位置を 

 にしたとき

急減速でなくなったとき

ESS は走行中の急ブレーキ時に、後続車に注意をうながすことで追突されるおそれ
を軽減する機能で、すべての追突を防ぐものではありません。減速や停車するとき
は不要な急ブレーキは避け、常に安全運転に努めてください。

ESSの機能を停止させることはできません。

ESSの機能よりも、非常点滅表示灯スイッチの操作が優先されます。

次のような路面を走行中に、一瞬しかABSが作動しなかったときは、ESS は作動し
ないことがあります。
・滑りやすい路面を走行しているとき
・道路の継ぎ目などの段差を乗り越えるとき

作動イメージ

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/ESP

®

4-45

4

ESP

®

(※)は、ABS、ブレーキアシスト、

トラクションコントロール、スタビリ
ティコントロール(横滑り防止機能)な
どを総合的に制御して、車両の走行安定
性を補助しようとするシステムです。

※ESP

®

は、Electronic Stability Program

(エレクトロニック スタビリティ プロ

グラム)の略で、Daimler AGの登録商
標です。

■ ABS(アンチロックブレーキ

システム)

4-41ページをお読みください。

■ ブレーキアシスト

ABSのブレーキアシストと同様です。

■ トラクションコントロール

滑りやすい路面での発進時や加速時に起
こる駆動輪の過度の空転を、ブレーキ制
御およびエンジン出力制御により防ぎ、
適切な駆動力を確保しようとする補助機
能です。

■ スタビリティコントロール

(横滑り防止機能)

急激なハンドル操作をしたり、滑りやす
い路面で旋回したりするときの車の横滑
りなどを抑制することで、車両の走行安
定性を補助しようとする機能です。

ESP

®

ESP

®

装備車の取扱い

常に周囲の状況を確認して、安全運転
に努めてください。ESP

®

による制御

には限界があります。

次のことをお守りください。
守らないと ESP

®

が正常に作動しな

くなったり、誤作動につながったり
するおそれがあります。
・タイヤの空気圧を指定空気圧に調

整する
→ 8-5ページ(タイヤの空気圧)

・タイヤ交換時は指定のサイズで、

4 輪ともサイズ、銘柄、トレッド
パターン(溝模様)が同一のもの
を装着する

・著しく摩耗状態の異なるタイヤを

使用しない

・サスペンションやブレーキを改造

しない(車高やサスペンションの
硬さ変更など)

・サスペンションやブレーキが著し

く劣化した状態で走行しない

・エンジンを改造しない(マフラー

の改造など)

・LSD(リミテッドスリップデフ)

を装着するなどの改造をしない

タイヤチェーンやスペアタイヤ(市販
品)を装着したときなどには、ESP

®

が正常に作動しない場合があります。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/ESP

®

4-46

ESP

®

作動表示灯

79K019

メーター内にあります。
→ 1-19ページ(表示灯)

ESP

®

の電子制御システムに異常があ

ると、エンジンスイッチが 

  のと

きに点灯します。点灯中は次のように
なりますので、スズキサービス工場で
点検を受けてください。
・次の機能が作動しません。

・トラクションコントロール
・スタビリティコントロール

・ヒルホールドコントロールも作動し

ない場合があります。
→ 4-48ページ

(ヒルホールドコントロール)

・ABSは作動します。
・ブ レ ー キ ア シ ス ト は、故 障 状 況 に

よっては作動しない場合があります。

次のような状況になると、0.2秒間隔で
小刻みに点滅します。
・発進時や加速時にトラクションコン

トロールが作動している

・急ハンドル時や旋回時にスタビリ

ティコントロールが作動している

システムが正常な場合はエンジンス
イッチを 

 にしたときに、約2秒間

点灯したあと消灯します。

次のような操作をすると、一時的に
モーター音やカチッという音が聞こ
えることがあります。これはシステム
をチェックしている音で異常ではあ
りません。
・エンジンスイッチを 

 にしたと

・ブレーキペダルを踏んだ状態でエ

ンジンスイッチを 

 にし、最初

にブレーキペダルから足を離した
とき

・エンジンをかけたとき
・エンジンをかけ、最初の発進時

エンジン回転が高いときに ESP

®

が作

動すると、エンジン回転の変動や車体
の振動を感じることがありますが、異
常ではありません。

ON

ON

ON

小刻みに点滅したときは、滑りやすい
路面で、車がスタックまたは横滑りし
やすい状態になっています。とくに慎
重に運転してください。

点灯中はトラクションコントロールお
よびスタビリティコントロールは作動
しませんが、ABSは使用することがで
きます。

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/ESP

®

4-47

4

ESP

®

 OFFスイッチ

次のようなときは、メーター内のESP

®

OFF 表示灯が点灯するまで ESP

®

 OFF

スイッチを押し続けてください。トラ
クションコントロールおよびスタビリ
ティコントロールが作動しなくなりま
す。
・車検を受けるときなどテスターに載

せる場合。トラクションコントロー
ルおよびスタビリティコントロール
を作動停止の状態にする必要があり
ます。

・スタックからの脱出などの場合。ト

ラクションコントロールが脱出に適
さないときがあります。

次のような操作をすると、ESP

®

  OFF

表示灯が消灯し、トラクションコント
ロールおよびスタビリティコントロー
ルが作動可能な状態にもどります。
・もう一度ESP

®

 OFFスイッチを押す

・一度エンジンを止め、再始動する

68PJ40016

スタックからの脱出などのあとに通常
走行するときは、ESP

®

 OFF スイッチ

を再度押して ESP

®

 OFF 表示灯を消灯

させ、もとの状態にもどしてください。
トラクションコントロールおよびスタ
ビリティコントロールは自動復帰しま
せん。

(一度エンジンを止め、再始動し

たときを除く)

ESP

®

 OFF表示灯

57L30045

メーター内にあります。
→ 1-19ページ(表示灯)

エンジンスイッチが 

  のときに、

ESP

®

 OFF スイッチを長押しすると点

灯します。
・トラクションコントロールおよびス

タビリティコントロール

・レ ー ダ ー ブ レ ー キ サ ポ ー ト I I

(RBSII)

システムが正常な場合はエンジンス
イッチを 

 にしたときに、約2秒間

点灯したあと消灯します。

安全のため、ESP

®

 OFFスイッチを操

作しても、ABS は作動停止の状態に
なりません。

ESP

®

  OFF 表示灯の点灯中は、レー

ダーブレーキサポート II(RBSII)も
停止し、RBSII OFF 表示が表示され
ます。

→ 4-49ページ(レーダーブレーキ

サポートII(RBSII))

ON

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/ESP

®

4-48

ヒルホールドコントロールは、急な上り
坂での発進時に、ブレーキペダルからア
クセルペダルへの踏み替えの間に車が後
退することを一時的に(約2秒間)防ぎ、
スムーズな発進を補助するシステムで
す。

ヒルホールドコントロールは、坂道で
車を停止させるシステムではありませ
ん。

本システムに異常があると、メーター
内の ESP

®

作動表示灯が点灯し、ヒル

ホールドコントロールが作動しない場
合があります。

68PJ40017

上図のメーター内表示は、代表例で
す。お車のタイプにより異なります。

■ ヒルホールドコントロールの

作動条件

ヒルホールドコントロールは、次の条件
をすべてみたしているときに、ブレーキ
ペダルから足を離すと約 2 秒間、車が後
退することを防ぎます。

セレクトレバーが前進または後退の位
置に入っている

パーキングブレーキを解除している

進行方向が坂の上りである

常に周囲の状況を確認して、必要に
応じてブレーキペダルを操作して安
全運転に努めてください。ヒルホー
ルドコントロールによる制御には限
界があります。

極端に急な坂道、凍結路、泥道を上る
ときや、積載重量によっては、発進時
に車両が後退する場合があります。

ヒルホールドコントロール

ブレーキペダルから足を離したら、す
みやかに発進操作を行なってくださ
い。ブレーキペダルから足を離した
まま 2 秒以上たつとヒルホールドコ
ントロールが解除されるため、勾配
によっては自重で坂道を下り、思わ
ぬ事故につながるおそれがあります。
また、エンストしてブレーキを踏む
ときに強い力が必要になったり、ハ
ンドルが重くなったりして思わぬ事
故や故障の原因となるおそれがあり
ます。

作動中にエンジンルームから音が聞こ
えることがありますが、異常ではあり
ません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-49

4

RBSIIとはRadar Brake SupportII(レー
ダーブレーキサポートII)の略です。
走行中に、自車が走行する車線の前方車
両との相対速度や距離をレーダーで測定
し、警報によって衝突の回避をうながし
たり、ブレーキ制御によって衝突時の被
害軽減を図ったりします。

次の項目もあわせてお読みください。

→ 2-27ページ

(車検を受けるときの注意)

→ 7-33ページ

(けん引してもらうときは)

RBSII の検知・制御性能には限界が
あり、周囲の状況によっては作動し
ない可能性があります。RBSII にた
よった運転はせず、常に安全運転に
努めてください。

安全のため、お客様自身で RBSII 
作動確認を行なわないでください。

走行中は、すべての乗員がシートベ
ル ト を 正 し く 着 用 し て く だ さ い。
RBSII が作動したときなどに、身体
が投げ出されて重大な傷害を受ける
おそれがあります。

次のような路面を走行しているとき
は、前方衝突被害軽減ブレーキアシ
ストや自動ブレーキが作動しても、
十分に減速できないおそれがありま
す。
・急カーブや、凸凹のはげしい路面
・次のような滑りやすい路面

・凍結路や積雪路
・マンホールや工事用の鉄板の上
・じゃり道

運転支援機能

レーダーブレーキ

サポートII(RBSII

次のような場合は、車高や車両の傾
きが変わり、RBSII が正常に機能せ
ず、思わぬ事故につながるおそれが
あります。

・サスペンションの改造(車高の変

更など)

・指定サイズ以外のタイヤやホイー

ルの装着

・摩耗したタイヤや摩耗差のはげし

いタイヤの装着

・タイヤの空気圧が適正でない

→ 4-57ページ

(レーダーブレーキサポート II
(RBSII)OFFスイッチ)

RBSII作動中に、前方車両がレーダー
の検知範囲外に移動するなど、検知
されなくなったときは、途中で作動
が解除されることがあります。

RBSII作動中にブレーキペダルを踏ん
でいなくてもブレーキの制御音が聞
こえることがありますが、異常では
ありません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-50

4

前方衝突警報

・前方車両に衝突する可能性があるとき、表示と音によって注意をうながします。

→ 4-54ページ(前方衝突警報)

68PJ40018

前方衝突警報ブレーキ

・前方車両に衝突する可能性が高いとき、自動的に弱いブレーキをかけることで運転

者に衝突回避をうながします。

→ 4-56ページ(前方衝突警報ブレーキ)

68PJ40019

前方衝突被害軽減ブレーキアシスト

・前方車両に衝突する可能性が高いときにブレーキペダルを強く踏むと、制動力を増

強します。

→ 4-56ページ(前方衝突被害軽減ブレーキ アシスト)

68PJ40020

作動イメージ

作動イメージ

作動イメージ

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-51

4

自動ブレーキ

・走行中に前方車両との衝突が避けられないと判断したとき、自動で強いブレーキが

かかります。

→ 4-56ページ(自動ブレーキ)

68PJ40021

※自動ブレーキによる車両停止後、ブレーキ制御が解除されるまでの間は前方衝突

警報およびRBSII作動表示の点滅は継続されます。

自動ブレーキによる車両停止後は、すみやかにブレーキぺダルを強く踏み込んでく
ださい。ブレーキペダルの踏み込みが弱いとクリープ現象により車両が動き出し、
思わぬ事故につながるおそれがあります。

作動イメージ

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-52

■ こんな場合は作動しません

次のときは、RBSIIが作動しません。

エンジン停止中

セレクトレバーの位置が 

  または

 のとき

対向車に対して

次のスイッチを操作して RBSII を作動
停止の状態にしている

・RBSII OFFスイッチ → 4-57ページ
・ESP

® 

OFFスイッチ → 4-47ページ

RBSII の一時停止や異常を示す、次の
警告灯・ディスプレイ表示が点灯して
いる

・RBSII OFF表示
・レーダーブレーキサポートシステム

一時機能停止中

・レーダーブレーキサポートシステム

要点検

■ こんな場合は作動しないこと

があります

次のようなときはレーダーが前方車両
を正しく検知できず、RBSII が作動し
ない場合があります。
・レーダーセンサー前方のセンサーカ

バー表面に雪や氷、汚れなどが付着
しているとき

→ 4-58ページ

(レーダーセンサーの取扱い)

・大雨、濃霧、吹雪、砂嵐などの悪天

候時や、前方車両が水、雪、砂ぼこ
りなどを巻き上げているとき

・車線幅が狭い道路を走行しているとき
・他車が急に飛び出してきたとき
・追い越しなどのために急加速して、

前方車両に接近しているとき

・ふらついた走行をしているとき
・事故や故障の影響で、常にハンドル

操作をしないとまっすぐ走行できな
いとき

・ハンドルやアクセルペダル操作によ

る回避行動をしているとき

81M40270

・カーブ路などで、レーダー検知範囲

内に前方車両の一部分しかないとき

54M3242

・他車が急な割込みや車線変更をして

きたとき

72M20411

P

R

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-53

4

次のような前方車両はレーダーが検知
できず、RBSII が作動しない場合があ
ります。

・停車中または極端に速度が遅い車両
・自転車など特殊な形状の積荷を車体

の上部や後方に載せていたり、車体
の周囲に車外用品がはみ出したりし
ている車両

・荷台の低いトラック
・キャリアカーなど、特殊な形状をし

た車両

54M3238

■ こんな場合にも作動すること

があります

次のようなものはレーダーが前方車両
と判断して RBSII が作動する場合があ
ります。
・歩道橋、高架橋、陸橋、道路の案内

54M3232

・進行方向に ETC ゲートや駐車場の

バー、遮断機、高さ制限の看板など
があるとき

54M3240

・排水溝のふたや路上の看板など金属

製 の も の、路 面 上 の 突 起 物、落 下
物、段差など

54M3233

༾ͨʩʝᡫᘍ

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ഥˮ

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-54

次のようなときはレーダーが前方車両
と判断して RBSII が作動する場合があ
ります。あわてず注意して走行してく
ださい。
・狭い鉄橋などを渡るとき
・路面の勾配が急に変化するような坂

道を走行するとき

・隣車線の先行車に急接近したとき
・動物や立木などを検知したとき
・歩行者、自転車、二輪車を検知した

とき

72M20422

・カーブ路で対向車とすれ違うとき

54M3209

・荷室や後席に重い荷物を積むなどし

て、自車が傾いているとき

54M3239

・カーブ入口にガードレールや看板な

どの路側物があるとき

72M20410

前方衝突警報

走行中(約 5 km/h ∼ 100 km/h)に、
前方車両に衝突する可能性があると、警
報が鳴って注意をうながします。

室内ブザーが ピピピピピ と断続的に
鳴り、マルチインフォメーションディ
スプレイに前方衝突警告表示(1)が
表示されます。

68PJ40035

前方衝突警報が鳴ったときは、前方車
両との距離や周囲の状況に応じて、ブ
レーキ、ハンドル操作などの回避行動
をしてください。

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-55

4

■ FAR/NEAR切替スイッチ(2)

RBSII が作動状態にあるとき、前方衝突
警報が鳴るタイミングを変更できます。

前方車両との相対速度や距離が同じ状
況では、スイッチが FAR(遠め)位置
のときの 前方衝突警報は NEAR(近
め)位置にくらべてより早く、手前で
鳴りだします。通常は FAR(遠め)位
置にしておくことをおすすめします。

68PJ40022

警報タイミングを近め(NEAR)にす
るときは、スイッチを押し込みます。

警報タイミングを遠め(FAR)にする
ときは、スイッチを押しもどします。

スイッチを押すたびに室内ブザーが

ピッ と鳴り、マルチインフォメー

ションディスプレイに NEAR または
FARが数秒間表示されます。

68PJ40023

68PJ40024

(3) 警報タイミングNEAR表示
(4) 警報タイミングFAR表示

(2)

NEAR

FAR

Aタイプメーター装備車

(3)

(4)

(3) 警報タイミングNEAR表示
(4) 警報タイミングFAR表示

走行中は、安全のためスイッチ操作を
しないでください。操作に気を取られ
て、思わぬ事故につながるおそれがあ
ります。

警報タイミングを切替えても、前方衝
突被害軽減ブレーキアシストおよび自
動ブレーキの作動タイミングは変わり
ません。

Bタイプメーター装備車

(3)

(4)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

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