Toyota Spade (2017 year). Manual japanese - part 27

 

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Toyota Spade (2017 year). Manual japanese - part 27

 

 

415

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

ブースターケーブルと 12V のバッテリー付き救援車があれば、次の手順
に従って、エンジンを始動させることができます。

ボンネットを開ける
oP. 323

バッテリーの+端子のカバーをはずし、ブースターケーブルを次の順
につなぐ

X

2NR-FKE エンジン搭載車

赤色のブースターケーブルを自車のバッテリーの+端子につなぐ

赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテリーの
+端子につなぐ

黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につなぐ

黒色のブースターケーブルのもう一方の端を、未塗装の金属部(図
に示すような固定された部分)につなぐ

バッテリーがあがったときは

バッテリーがあがった場合、次の手順でエンジンを始動することができ
ます。

1

2

1
2

3
4

416

7-2. 緊急時の対処法

X

1NZ-FE エンジン搭載車

赤色のブースターケーブルを自車のバッテリーの+端子につなぐ

赤色のブースターケーブルのもう一方の端を救援車のバッテリーの
+端子につなぐ

黒色のブースターケーブルを救援車のバッテリーの−端子につなぐ

黒色のブースターケーブルのもう一方の端を、未塗装の金属部(図
に示すような固定された部分)につなぐ

救援車のエンジンをかけ、回転を少し高めにして、約 5 分間自車の
バッテリーを充電する

スマートエントリー&スタートシステム装着車は、エンジン スイッチ
が OFF の状態でいずれかのドアを開閉する

救援車のエンジン回転を維持したまま、エンジン スイッチをいったん

“ON”

、またはイグニッション ON モード

にしてからエンジンを始

動する

エンジンが始動したら、ブースターケーブルをつないだときと逆の順
ではずす

エンジンが始動しても、早めにトヨタ販売店で点検を受けてください。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

2

1

3

4

BTO72CV035

1
2

3
4

3

4

5

6

417

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

バッテリーあがり時の始動について

この車両は、押しがけによる始動はできません。

バッテリーあがりを防ぐために

エンジンが停止しているときは、ランプやエアコンの電源を切ってください。

渋滞などで長時間止まっているときは、不必要な電装品の電源を切ってくださ
い。

バッテリーの充電について

バッテリーの電力は、車両を使用していないあいだも、一部の電装品による消費
や自然放電のために、少しずつ消費されています。そのため、車両を長期間放置
すると、バッテリーがあがってエンジンを始動できなくなるおそれがあります。

(バッテリーは走行中に自動で充電されます)

バッテリーがあがったときの留意事項(スマートエントリー&スタートシステム
装着車)

バッテリーがあがった直後はスマートエントリー&スタートシステムによるド
アの解錠ができない場合があります。解錠できなかった場合は、ワイヤレスリ
モコン、またはメカニカルキーで解錠・施錠をしてください。

バッテリーがあがったあとの、最初のエンジン始動は失敗することがあります。
2 回目以降のエンジン始動は正常に動作しますので、問題ではありません。

車両は常にエンジン  スイッチの状態を記憶しています。バッテリーあがり時、
バッテリー脱着後は、車両はバッテリーがあがる前の状態に復帰します。バッ
テリーを脱着する際は、エンジン スイッチを OFF にしてから行ってください。
バッテリーあがり前のエンジン スイッチの状態が不明の場合、バッテリー接続
時は特に注意してください。

バッテリーがあがってしまった場合は

コンピューターに記憶されている情報が消去されます。バッテリーがあがったと
きはトヨタ販売店で点検を受けてください。

バッテリーあがり時や取りはずし時など(Stop & Start システム装着車)

バッテリーがあがったあと、またはバッテリー端子をはずしたあとは、約 30 ∼
60 分間、Stop & Start システムが作動しないことがあります。

バッテリーの交換について(Stop & Start システム装着車)

装着されているバッテリーは、Stop & Start システム専用品です。S-95 また
はそれ以上の性能を持つバッテリーと交換してください。

適切なバッテリーをご使用いただかない場合、バッテリーの早期劣化や、最悪の
場合にはエンジンが再始動しなくなるおそれがあります。
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

知識

418

7-2. 緊急時の対処法

警告

バッテリーの引火または爆発を防ぐために

バッテリーから発生する可燃性ガスに引火して爆発するおそれがあり危険です
ので、火や火花が発生しないよう、次のことをお守りください。

ブースターケーブルは正しい端子以外に接続しない

+端子に接続したブースターケーブルの先を付近のブラケットや未塗装の金
属部に接触させない

ブースターケーブルは+側と−側の端子を絶対に接触させない

バッテリー付近では、喫煙したりマッチやライターなどで火を起こさない

バッテリーの取り扱いについて

バッテリー内には有毒で腐食性のある酸性の電解液が入っており、また関連部
品には鉛または鉛の混合物を含んでいるので、取り扱いに関し、次のことを必
ずお守りください。

バッテリーを取り扱うときは保護メガネを着用し、液(酸)が皮膚・衣服・車
体に付着しないようにする

必要以上、顔や頭などをバッテリーに近付けない

誤ってバッテリー液が体に付着したり目に入ったりした場合、ただちに大量の
水で洗い、すぐに医師の診察を受ける
また、医師の診察を受けるまで、水を含ませたスポンジや布を患部にあててお

誤ってバッテリー液を飲み込んだ場合、多量の水を飲んで、すぐに医師の診察
を受ける

バッテリーの支柱・ターミナル・その他の関連部品の取り扱い後は手を洗う

お子さまをバッテリーに近付けない

車の損傷を防ぐために

車両を押したり、引いたりして始動させないでください。
触媒コンバーターが加熱し、火災の原因になるおそれがあります。

注意

ブースターケーブルの取り扱いについて

ブースターケーブルを接続したり、取りはずすときは、冷却ファンやベルトに
巻き込まれないように十分注意してください。

419

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

安全な場所に停車し、エアコンをOFFにしてから、エンジンを停止する

蒸気が出ている場合:
蒸気が出なくなったことを確認してから、注意してボンネットを開け

蒸気が出ていない場合:
注意してボンネットを開ける

エンジンが十分に冷えてから、ラ
ジエーターコア部(放熱部)や
ホースなどからの冷却水もれを
点検する

ラジエーター

ファン

多量の冷却水もれがある場合は、ただ
ちにトヨタ販売店に連絡してください

オーバーヒートしたときは

高水温警告灯(oP. 379)が点滅または点灯した、エンジン出力が低
下した(スピードが出ないなど)、またはエンジンルームから蒸気が出て
いるときは、オーバーヒートの可能性があります。

対処方法

1
2

BTO72CV037

2

1

3

1
2

420

7-2. 緊急時の対処法

冷却水の量がリザーバータンクの“FULL”

(上限)と“LOW”

(下限)

の間にあるかを点検する

リザーバータンク

“FULL”(上限)

“LOW”(下限)

冷却水が不足している場合は、冷却水を補給する(oP. 431)

冷却水がない場合は、応急処置として水を補給してください。

4

1
2
3

X

2NR-FKE エンジン搭載車

X

1NZ-FE エンジン搭載車

1

3

2

BTO72CV022

5

X

2NR-FKE エンジン搭載車

X

1NZ-FE エンジン搭載車

BTO72CV024

421

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

エンジンを始動し、エアコンを作動させてラジエーター冷却用のファ
ンが作動しているか、およびラジエーターコアやホースなどから冷却
水もれがないことを再度確認する

エンジンが冷えた状態での始動直後は、エアコンを ON にすることでファンが作動
します。ファンの音や風で確認してください。わかりにくいときは、エアコンの
ON・OFF をくり返してください。

(ただし、氷点下となる寒冷時はファンが作動しないことがあります)

ファンが作動していない場合:
すぐにエンジンを停止し、トヨタ販売店に連絡する

ファンが作動している場合:
最寄りのトヨタ販売店で点検を受ける

警告

エンジンルーム点検中の事故やけがを防ぐために

エンジンルームから蒸気が出ている場合は、蒸気が出なくなるまでボンネット
を開けないでください。ボンネットやエンジンルーム内が高温になっているた
め、やけどなどの重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

手や着衣(特にネクタイ・スカーフ・マフラーなど)をファンやベルトから離
してください。手や着衣が巻き込まれ、重大な傷害を受けるおそれがあり危険
です。

6

7

エンジンおよびラジエーターが熱い場合
は、冷却水リザーバータンクのキャップを
開けないでください。
高温の蒸気や冷却水が圧力によって噴き
出し、やけどなどの重大な傷害を受けるお
それがあり危険です。

X

2NR-FKE エンジン搭載車

X

1NZ-FE エンジン搭載車

BTO72CV026

422

7-2. 緊急時の対処法

注意

冷却水を入れるときの注意

エンジンが十分に冷えてから入れてください。
冷却水はゆっくり入れてください。
エンジンが熱いときに急に冷たい冷却水を入れると、エンジンが損傷するおそ
れがあります。

冷却系統の故障を防ぐために

次のことをお守りください

異物(砂やほこりなど)を冷却水に混入させない

市販の冷却水添加剤を使用しない

423

7-2. 緊急時の対処法

7

万一の場合には

パーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P にしてエンジンを停止す

タイヤ前後の土や雪などを取り除く

タイヤの下に木や石などをあてがう

エンジンを再始動する

シフトレバーを D または R に確実に入れ、パーキングブレーキを解除
して注意しながらアクセルペダルを踏む

脱出しにくいとき

スタックしたときは

ぬかるみや砂地・雪道などでタイヤが空転したり埋まり込んで動けなく
なったときは次の方法で脱出してください。

知識

TRC が作動していると、アクセルペダルを
踏み込んでもエンジンの出力が上がらず、脱
出が困難な場合があります。このようなとき
に TRC を停止することにより、脱出しやす
くなる場合があります。

TRC を停止するには

を押す

警告

脱出するとき

前進と後退をくり返してスタックから脱出する場合、他の車・ものまたは人と
の衝突を避けるため周囲に何もないことを確認してください。
スタックから脱出するとき、車が前方または後方に飛び出すおそれがあります
ので、特に注意してください。

シフトレバーを操作するとき

アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
車が急発進し、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

1

2
3
4
5

424

7-2. 緊急時の対処法

注意

トランスミッションやその他の部品への損傷を避けるために

タイヤが空転するのを避け、必要以上にアクセルペダルを踏まないでくださ
い。

上記の方法で脱出できなかった場合、けん引による救援が必要です。

車両情報

8

425

8-1. 仕様一覧

メンテナンスデータ

(指定燃料・

オイル量など)......................426

8-2. カスタマイズ機能

ユーザーカスタマイズ

機能一覧................................436

8-3. 初期設定

初期設定が必要な項目 ...........440

426

8-1. 仕様一覧

メンテナンスデータ(指定燃料・オイル量など)

使用するオイルや液類の品質により、自動車の寿命は著しく左右されま
す。
トヨタ車には、最も適したトヨタ純正オイル・液類(以下、「指定銘柄」
といいます)のご使用をおすすめします。

指定銘柄以外を使用される場合は、指定銘柄に相当する品質のものをご
使用ください。

燃料

指定燃料

容量[L](参考値)

無鉛レギュラーガソリン

42

427

8

8-1. 仕様一覧

車両情報

X

2NR-FKE エンジン

※ 1

エンジンオイルの容量は交換する際の目安です。オイル量の確認は、エンジ
ンを暖機あとに停止し、5 分以上経過してからレベルゲージで行ってくださ
い。

※ 2

0W-16 は上記表の指定銘柄の中では、最も省燃費性に優れるオイルです。

エンジンオイル

指定銘柄

容量[L](参考値

※ 1

エンジン

オイル

のみ交換

オイルと

オイル

フィルター

交換

トヨタ純正キヤッスルモーターオイル 
0W-16

※ 2

―SAE 0W-16
トヨタキヤッスルモーターオイル  
SN 0W-20
―API SN/RC, ILSAC GF-5, SAE 0W-
20
ト ヨタ キヤ ッス ルモ ータ ーオ イル    SN
5W-20
―API SN/RC, ILSAC GF-5, SAE 5W-
20
トヨタキヤッスルモーターオイル  
SN 5W-30
―API SN/RC, ILSAC GF-5, SAE 5W-
30
トヨタキヤッスルモーターオイル  
SN 10W-30
―API  SN/RC,  ILSAC  GF-5,  SAE
10W-30

2NR-FKE

3.4

3.6

428

8-1. 仕様一覧

指定エンジンオイル

トヨタキヤッスルモーターオイルまたは、API 規格 SN/RC、SM/EC
か、ILSAC 規格に合致したオイルをご使用ください。
なお、ILSAC 規格合格油の缶には ILSAC CERTIFICATION(イル
サックサーティフィケーション)マークが付いています。

API マーク

ILSAC CERTIFICATIONマー

エンジンオイル推奨粘度

下記図に基づき、外気温に適した粘度のものをご使用ください。

0W-16  は新車時に充填されており、上記図に示す中では、最も省燃費性
に優れるオイルです。

オイル粘度について(例として 0W-16 で説明します):

・ 0W-16 の 0W は、低温時のエンジン始動特性を示しています。W

の前の数値が小さいほど冬場や寒冷時のエンジン始動が容易になり
ます。

・ 0W-16 の 16 は、高温時の粘度特性を示しています。

粘度の高い(数値が大きい)オイルは高速または重負荷走行に適し
ています。

1
2

429

8

8-1. 仕様一覧

車両情報

X

1NZ-FE エンジン

※ 1

エンジンオイルの容量は交換する際の目安です。オイル量の確認は、エンジ
ンを暖機あとに停止し、5 分以上経過してからレベルゲージで行ってくださ
い。

※ 2

0W-20 は上記表の指定銘柄の中では、最も省燃費性に優れるオイルです。

指定銘柄

エンジン

容量 [L](参考値

※ 1

オイルのみ

交換

オイルと

オイル

フィルター

交換

トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 0W/20

※ 2



API SN/RC, ILSAC GF-5,

SAE 0W-20
トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 5W-20



API SN/RC, ILSAC GF-5,

SAE 5W-20
トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 5W-30



API SN/RC, ILSAC GF-5,

SAE 5W-30
トヨタキヤッスルモーターオイル 
SN 10W-30



API SN/RC, ILSAC GF-5,

SAE 10W-30

1NZ-FE

3.4

3.7

430

8-1. 仕様一覧

指定エンジンオイル

API 規格 SN/RC、SM/EC か、ILSAC 規格に合致したオイルをご使
用ください。
なお、ILSAC 規格合格油の缶には ILSAC CERTIFICATION(イル
サックサーティフィケーション)マークがついています。

API マーク

ILSAC CERTIFICATIONマー

エンジンオイル推奨粘度

下記図に基づき、外気温に適した粘度のものをご使用ください。

0W-20 は新車時に充填されており、上記図に示す中では、最も省燃費性に
優れるオイルです。

オイル粘度について(例として 0W-20 で説明します):

・ 0W-20 の 0W は、低温時のエンジン始動特性を示しています。W

の前の数値が小さいほど冬場や寒冷時のエンジン始動が容易になり
ます。

・ 0W-20 の 20 は、高温時の粘度特性を示しています。

粘度の高い(数値が大きい)オイルは高速または重負荷走行に適し
ています。

1
2

 

 

 

 

 

 

 

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