Toyota SAI (2017 year). Manual japanese - part 4

 

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Toyota SAI (2017 year). Manual japanese - part 4

 

 

47

1-1. 安全にお使いいただくために

安全・安心のために

1

子供専用シートに表示されているマーク
/ラベルを確認して、基準に適合したシー
トであることを確認する

汎用(ユニバーサル)子供専用シートに
は、次に示すマーク・ラベル類が表示され
ています。

表示されている位置・記号などは、商品に
より異なります。

ISOFIX 対応子供専用シートであること
を示す表示

サイズ等級が示されています。(表示さ
れる文字は、製品により異なります)

手順

で確認したサイズ等級に適合し

ているものを選択してください。

汎用(ユニバーサル)子供専用シートの
認可マーク

UNIVERSAL は汎用品の認可であるこ
とを表し、併せて、対象となるお子さま
の体重の範囲が記載されています。

トップテザー(→ P. 50)を示すマーク

商品の取り付け装置の位置により、意匠
は異なります。

48

1-1. 安全にお使いいただくために

ISOFIX 対応子供専用シートの種類(サイズ等級別)

助手席に子供専用シートを取り付けるとき

やむを得ず助手席に子供専用シートを取り付ける場合には、助手席シートを次の
ように調整し、子供専用シートを前向きに取り付けてください。

キャリコットについて

キャリコットは横向きに取り付けることのできるベビーシートのことです。詳し
くは子供専用シート製造業者または販売業者にお尋ねください。

A-ISO/F3

全高前向き幼児用チャイルドシート

B-ISO/F2

低型前向き幼児用チャイルドシート

B1-ISO/F2X

低型前向き幼児用チャイルドシート

(B-ISO/F2 と別形状のもの)

C-ISO/R3

大型後向き幼児用チャイルドシート

D-ISO/R2

小型後向き幼児用チャイルドシート

E-ISO/R1

後向き乳児用チャイルドシート

F-ISO/L1

左向き位置用チャイルドシート(キャリコット)

G-ISO/L2

右向き位置用チャイルドシート(キャリコット)

背もたれを直立状態にする

シートをいちばんうしろに下げる

シートベルトの高さをいちばん低い位置
まで下げる

シートの高さ調整ができる場合は、いちば
ん高い位置まで上げる

49

1-1. 安全にお使いいただくために

安全・安心のために

1

警告

子供専用シートを使用しない場合

子供専用シートを使用しないときであっても、シートに適切にしっかりと取り
付けた状態にしてください。ゆるめた状態で客室内に置くことは避けてくださ
い。

子供専用シートの取りはずしが必要な場合は、車両からはずして保管するか、
トランク内に容易に動かないように収納してください。

50

1-1. 安全にお使いいただくために

チャイルドシートの取り付け

シートベルトによる取り付け

(→ P. 51)

ISOFIX 対応チャイルドシート固定
専用バー(→ P. 52)

リヤ外側シートに装備されています。

(固定専用バーが装備されていること

を 示すボタンが シートに付 いていま
す)

トップテザーアンカー(→ P. 52)

テザーベルトを固定するときに使いま
す。
トップテザーアンカーはリヤ外側シー
トに装備されています。

シートベルトを正しく着用できない小さなお子さまを乗せるときは、
チャイルドシートをお使いください。お子さまの安全のために、チャイ
ルドシートはリヤシートに取り付けてください。

取り付け方法は、商品に付属の取扱説明書に必ず従ってください。

テザーベルト

トップテザー
アンカー

51

1-1. 安全にお使いいただくために

安全・安心のために

1

チャイルドシートにシートベル
トを取り付け、プレートをバック
ルに“カチッ”と音がするまで挿
し込む。ベルトがねじれていない
ようにする

チャイルドシートに付属の取扱説明書
に 従 い、シ ー ト ベ ル ト を チ ャ イ ル ド
シートにしっかりと固定させてくださ
い。

チャイルドシートにシートベル
トの固定装置が備わっていない
場合は、ロッキングクリップ(別
売)を使用して固定する

ロッキングクリップの購入にあたって
は、トヨタ販売店にご相談ください。

(ロッキングクリップ品番:73119-

22010)

取り付け後はチャイルドシートを前後左右にゆすり、しっかりと固定さ
れていることを確認してください。

シートベルトで固定する

52

1-1. 安全にお使いいただくために

ヘッドレストをはずす(→ P. 120)

ISOFIX 対応チャイルドシート固
定専用バーの位置を確認する

固定専用バーは、シートクッションの
奥にあります。

チャイルドシートをシートに取
り付ける

チ ャイルドシー トの取り付 け金具を
チャイルドシート固定専用バーに取り
付けます。
取り付け方法は、それぞれのチャイル
ドシートに付属の取扱説明書に従って
ください。

フタを開けてトップテザーアン
カーにフックを固定し、テザーベ
ルトを締める

テザーベルトをピンと張り、フックが
しっかり固定されていることを確認し
ます。

ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バー&トップテザーアンカーで
固定する

テザーベルト

フック

53

1-1. 安全にお使いいただくために

安全・安心のために

1

取り付けたチャイルドシートを
前後左右にゆすり、固定されてい
ることを確認する

警告

チャイルドシートについて

事故や急停止の際、効果的にお子さまを保護するために、必ずお子さまの年齢
や体の大きさに合ったシートベルトまたはチャイルドシートを使用してくだ
さい。お子さまを腕の中に抱くのはチャイルドシートのかわりにはなりませ
ん。事故の際、お子さまがフロントガラスや乗員、車内の装備にぶつかり、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

お子さまの年齢や体の大きさに合ったチャイルドシートを使用して、リヤシー
トに取り付けてください。

チャイルドシートに座らせている場合でも、ドア・シート・フロントピラー・
リヤピラー・ルーフサイドレール付近にお子さまの頭や体のどの部分ももたれ
かけないようにしてください。SRS エアバッグがふくらんだ場合、大変危険
であり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

チャイルドシートによっては、取り付けができない、または取り付けが困難な
場合があります。必ずチャイルドシートに付属の取扱説明書をよくお読みの
上、確実に取り付け、使用方法をお守りください。使用方法を誤ったり、確実
に固定されていないと、急ブレーキや衝突時などに、重大な傷害におよぶか、
最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

チャイルドシートを取り付けるとき

お子さまをシートベルトで遊ばせないでください。万一ベルトが首に巻き付い
た場合、窒息など重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれが
あります。
誤ってそのような状態になってしまい、バックルもはずせない場合は、ハサミ
などでシートベルトを切断してください。

シートベルトのプレートとバックルがしっかり固定されて、ベルトがねじれて
いないか確認してください。

チャイルドシートを前後左右にゆすって、しっかり固定されているか確認して
ください。

チャイルドシートを固定したあとは、シートを調整しないでください。

54

1-1. 安全にお使いいただくために

警告

チャイルドシートを取り付けるとき

やむを得ず助手席にチャイルドシートを取り付ける場合には、チャイルドシー
トをうしろ向きに取り付けないでください。
うしろ向きに取り付けていると、事故などで助手席 SRS エアバッグがふくら
んだとき、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがありま
す。
助手席側のサンバイザーに、同内容のラベルが貼られています。併せて参照し
てください。

運転席とチャイルドシートが干渉し、チャ
イルドシートが正しく取り付けられない
場合は、助手席側のリヤ席に取り付けてく
ださい。

助手席シートとチャイルドシートが干渉
しないように、助手席シートを調整してく
ださい。

55

1-1. 安全にお使いいただくために

安全・安心のために

1

警告

チャイルドシートを取り付けるとき

ジュニアシートを使用している場合は、肩部ベルトが常にお子さまの肩の中心
にくるようにしてください。ベルトを首から離すと共に肩から落ちないように
してください。お守りいただかないと、事故や急ブレーキの際に重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

ISOFIX 対応チャイルドシート固定専用バーを使用するときは、周辺に障害物
がないか、シートベルトが挟まっていないかなどを確認してください。

やむを得ず助手席に前向きにチャイルド
シートを取り付ける場合には、助手席シー
トをいちばんうしろにさげて取り付けて
ください。
助手席 SRS エアバッグはかなりの速度と
力でふくらむので、お守りいただかない
と、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。

56

1-1. 安全にお使いいただくために

排気ガスに対する注意

排気ガスには吸引すると人体に有害な物質が含まれています。

警告

排気ガスには無色・無臭で有害な一酸化炭素(CO)が含まれているため、次のこ
とを必ずお守りください。
お守りいただかないと、排気ガスが車内に侵入し、多量の排気ガスが眠気を招き
事故の原因となるほか、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。

走行中の留意事項

トランクを閉じてください。
トランクが閉じているのに車内で排気ガス臭がするときは、ドアガラスを開け
て空気を入れかえ、すみやかにトヨタ販売店で点検整備を受けてください。

駐車するとき

車庫内など換気が悪い場所や囲まれた場所では、ハイブリッドシステムを停止
してください。

長時間ハイブリッドシステムが作動したままにしないでください。
やむを得ないときは、開かれた場所に車を停め、排気ガスが車内に入ってこな
いことを確認してください。

降雪時や雪が積もった場所では、ハイブリッドシステムが作動したままにしな
いでください。まわりに積もった雪で排気ガスが滞留して、車内に侵入するお
それがあります。

排気管について

排気管は定期的に点検する必要があります。排気管等の腐食などによる穴や亀
裂、および継ぎ手部の損傷、また、排気音の異常などに気付いた場合は、必ず
トヨタ販売店で点検を受けてください。

57

1-2. ハイブリッドシステム

1

安全・安心のために

ハイブリッドシステムの特徴

イラストは説明のための例であり、実際とは異なります。

SAI のハイブリッドシステムは、電気モーターとガソリンエンジンとい
う 2 つのパワーのシナジー(相乗)効果により、優れた動力性能と低燃
費化の両立を高い次元で実現したシステムです。さらに、排出ガスを低
減、クリーン化した環境に配慮した技術となっています。

ガソリンエンジン

電気モーター

58

1-2. ハイブリッドシステム

停車時・発進時・低速走行時

停車中はガソリンエンジンを停止

します。

発進時は電気モーターを使って発進します。
低速走行時や下り坂走行時もガソリンエンジンを停止

し、電気モー

ターを使って走行します。
シフトポジションが N にあるときは駆動用電池への充電が行われませ
ん。車両停止時は必ず P にしてください。また、渋滞時などでも、D
または B で運転してください。

駆動用電池の充電が必要なときやエンジン暖機中など、ガソリンエンジン
が自動停止しないことがあります。(→ P. 59)

通常走行時

主にガソリンエンジンを使用して走行します。
必要に応じて電気モーターを発電機として動かし、駆動用電池へ充電
します。

急加速時

ガソリンエンジンに加え、駆動用電池からも電気モーターに電力を供
給し、電気モーターの出力を上げ、力強く加速します。

減速時・制動時(回生ブレーキ)

車輪が電気モーターを発電機として動かし、駆動用電池へ充電します。

ガソリンエンジンが停止した状態での走行時、車両の接近を周囲の人に
知らせるため、車速に応じた音階で音を鳴らします。車速が約 25km/h
をこえると消音します。スイッチ操作で消音することもできます。

消音するには、ハイブリッドシステ
ムが始動しているとき、スイッチを
押す

スイッチ上のインジケーターが点灯し
ます。再度スイッチを押すと ON にな
ります。ハイブリッドシステムを始動
するごとに、車両接近通報装置は ON
になります。

車両接近通報装置

59

1-2. ハイブリッドシステム

安全・安心のために

1

回生ブレーキについて

次の場合、車の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、駆動用電池へ充電す
ると共に減速力を得ることができます。

シフトポジションがDまたはBで走行中に、アクセルペダルから足を離したとき

シフトポジションが D または B で走行中に、ブレーキペダルを踏んだとき

EV 走行インジケーターについて

ガソリンエンジンの自動停止について

車両状態に応じて、ガソリンエンジンは自動的に始動・停止します。
ただし、次の状態では自動停止しないことがあります。

ガソリンエンジン暖機中

駆動用電池の温度が高いとき、または低いとき

駆動用電池充電時

暖房をかけているとき

駆動用電池の充電について

ガソリンエンジンの動力による充電や回生ブレーキにより、駆動用電池が充電さ
れるため、車外からの充電は必要ありません。しかし、車両を長時間放置すると、
少しずつ放電します。そのため少なくとも、2 ∼ 3ヶ月に一度、約 30 分間また
は 16km ほど運転してください。
万一、駆動用電池が完全に放電し、ハイブリッドシステムを始動できないときは
トヨタ販売店にご連絡ください。

補機バッテリーの充電について

→ P. 382

補機バッテリーがあがってしまったり、交換などで取りはずしたとき

ガソリンエンジンの自動停止が行われないことがあります。
自動停止しない状態が 2 ∼ 3 日続く場合は、トヨタ販売店へご連絡ください。

知識

ガソリンエンジン停止中や、電気モーターの
みで走行しているときに、EV 走行インジ
ケーターが点灯します。

インジケータは、カスタマイズ機能により点
灯しないようにすることができます。

60

1-2. ハイブリッドシステム

ハイブリッド車特有の音と振動について

ハイブリッド車は、READY インジケーターが点灯し、走行可能な状態でも、通
常の車のように、エンジン音や振動がないことがあるため、走行可能な状態であ
ることに気が付かない場合があります。安全のため、駐車時はパーキングブレー
キをかけて、確実にシフトポジションを P にしてください。

ハイブリッドシステム始動後は、次のような音や振動が発生する場合があります
が、異常ではありません。

エンジンルームからのモーター音

ハイブリッドシステム始動時や停止時に聞こえる車両後方および駆動用電池か
らの音

トランクを開けたときに聞こえる作動音

ガソリンエンジン始動時や停止時に聞こえるトランスミッション付近からの音

急加速時のエンジン音

ブレーキペダルを踏んだときや、アクセルペダルをゆるめたときに聞こえる回
生ブレーキの音

ブレーキペダルを操作したときに聞こえる、作動音やモーター音

ガソリンエンジンの始動・停止による振動

リヤシート横(左側)にある吸入口から聞こえるファンの音
エコドライブモード時は、通常走行時に比べ、ファンの音が大きくなることが
あります。

車両接近通報装置について

次のような場合は、周囲の人に通報音が聞こえにくくなることがあります。

周囲の騒音が大きい場合

雨または強風の場合

また、車両接近通報装置は車両前側にあるので、車両前方と比較して、車両後方
は聞こえにくくなることがあります。

メンテナンスや修理・廃車について

お車のメンテナンスや修理・廃車の際は必ずトヨタ販売店にご相談ください。特
に廃車する場合は、トヨタ販売店を通じて駆動用電池の回収を行っていますの
で、ご協力ください。

カスタマイズ機能

EV 走行インジケーターを点灯しないように変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 397)

61

1-2. ハイブリッドシステム

1

安全・安心のために

ハイブリッドシステムの注意

イラストは説明のための例であり、実際とは異なります。

ハイブリッドシステムには、駆動用電池・パワーコントロールユニット・
オレンジ色の高圧ケーブル・電気モーターなどの高電圧部位(最高約
650V)や、冷却用ラジエーターなどの高温部位がありますので、ご注
意ください。なお、高電圧部位などには、取り扱い上の注意を記載した
ラベルが貼付してありますので、ラベルの指示に従って正しい取り扱い
をしてください。

エアコンコンプレッサー

パワーコントロールユニット

駆動用電池・DC / DC コンバー
ター

サービスプラグ

高電圧ケーブル(オレンジ色)

電気モーター

コーションラベル

62

1-2. ハイブリッドシステム

リヤシート横(左側)部には、駆動
用電池冷却用の吸入口があります。
吸入口をふさいだりすると、駆動用
電池の過熱や出力低下の原因とな
ります。

事故により衝撃を受けたときなどは、ハイブリッドシステムを停止して
高電圧を遮断します。また、フューエルポンプ制御により燃料供給を停
止し、燃料もれを最小限に抑えます。
この場合、ハイブリッドシステムを再始動させることができなくなるた
めトヨタ販売店へご連絡ください。

ハイブリッドシステムの異常やお知らせしたい事項が発生すると自動で
表示されます。

警告メッセージは、マルチインフォ
メーションディスプレイに表示さ
れます。

表示された画面の指示に従ってくださ
い。(→ P. 335)

駆動用電池冷却用吸入口

緊急停止システム

警告メッセージ

 

 

 

 

 

 

 

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