Toyota Roomy (2017 year). Manual japanese - part 11

 

  Index      Toyota     Toyota Roomy (2017 year) - manual japanese

 

Search            

 

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  9  10  11  12   ..

 

 

Toyota Roomy (2017 year). Manual japanese - part 11

 

 

159

3-4. ハンドル位置・ミラー

各部の操作

3

マニュアル作動での格納・復帰のしかた

スイッチを押す

格納する

復帰する

オート作動

キーフリーシステムによるドア
の施錠に連動して、ドアミラーが
自動的に格納します。

X

格納のしかた

スイッチを“AUTO”

(中立)の

位置にする

ロック/アンロックスイッチ操
作、またはワイヤレスリモコン
操作でドアを施錠する

X

復帰のしかた

エンジンスイッチをアクセサリーモード またはイグニッション ON
モードにする

ドアミラーを格納する

2

1

KBTH340303

KBTH340304

160

3-4. ハンドル位置・ミラー

作動条件

エンジンスイッチがアクセサリーモードまたはイグニッション ON モードのとき

ミラーが曇ったとき(ミラーヒーター装着車)

リヤウインドウデフォッガーを作動させると、ミラーヒーターが同時に作動し、
曇りを取ることができます。(→ P. 301, 307)

寒冷時に「オート作動」で使用するとき

寒冷時に「オート作動」で使用しているとき、ドアミラーが凍結すると自動で格
納・復帰ができないことがあります。この場合、ドアミラーに付着している氷や
雪などを取り除いたあと、「マニュアル作動」で作動させるか、手で動かしてく
ださい。

オート作動での格納(または復帰)をさせたくないとき

スイッチを復帰(または格納)の位置にしてください。

カスタマイズ機能

オート作動の作動内容などを変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 454)

知識

警告

走行中の留意事項

走行中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、運転を誤って重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

ミラーの調整をしない

ドアミラーを格納したまま走行しない

走行前に必ず、運転席側および助手席側のミラーをもとの位置にもどして、正
しく調整する

ミラーが動いているとき

手をふれないでください。
手を挟んでけがや、ミラーの故障などの原因になるおそれがあります。

ミラーヒーターが作動しているとき(ミラーヒーター装着車)

鏡面が熱くなるのでふれないでください。

161

各部の操作

3-4. ハンドル位置・ミラー

3

補助確認装置

ミラーに映るおよその範囲

運転者の身長・シートの位置により、確認できる範囲は異なります。

ミラーの鏡面は固定式のため、鏡面を動かして
確認できる範囲の調整をすることはできませ
ん。

発進時またはごく低速時に、助手席側車両側面を確認するときに役立ち
ます。

KBTH340401

知識

KBTH340402

注意

補助確認装置について

補助確認装置の鏡面部に汚れが付着しているときは、やわらかい布などを使用
して汚れをふき取ってください。そのままにしておくと、視界のさまたげとな
るおそれがあります。

車両直前・直左部や後方の確認は、直接確認するかインナーミラー・ドアミ
ラーなども併用し十分注意して行ってください。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

162

3-5. ドアガラスの開閉

パワーウインドウ

スイッチでドアガラスを開閉できます。

スイッチを操作すると、ドアガラスを次のように動かします。

スイッチを押すと、運転席以外のド
アガラスが作動不可になります。

お子さまが誤ってドアガラスを開閉す
ることを防止できます。

開閉のしかた

X

運転席 / 助手席

X

後席

閉める

自動全閉(運転席のみ)

開ける

自動全開(運転席のみ)

途中で停止するときは、スイッチを反対側へ操作します。

ウインドウロックスイッチ

1

2

4

3

KBTH350102

1

3

KBTH350104

KBTH350103

163

3-5. ドアガラスの開閉

3

各部の操作

作動条件

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき

エンジン停止後の作動(運転席のみ)

エンジンスイッチをアクセサリーモード、または OFF にしたあとでも、約 40
秒間はドアガラスを開閉できます。

挟み込み防止機能(運転席のみ)

ドアガラスを閉めているときに、窓枠とドアガラスのあいだに異物が挟まると、
作動が停止し、少し開きます。

運転席ドアガラスを閉めることができないとき

挟み込み防止機能が異常に作動してしまい、運転席ドアガラスを全閉できないと
きは、運転席ドアウインドウスイッチで、下記の操作を行ってください。

車を停止し、エンジンスイッチをイグニッション ON モードにする

運転席ドアウインドウスイッチを「自動全閉」の位置まで引き続け、ドアガラ
スを全閉にしたあと、さらにスイッチを 6 秒間引き続ける

ドアガラス作動途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。
以上の操作を行っても反転して閉じ切らない場合は、トヨタ販売店で点検を受け
てください。

知識

164

3-5. ドアガラスの開閉

バッテリーを再接続したときは

パワーウインドウを適切に作動させるために、初期設定を次の手順で行ってくだ
さい。

エンジンスイッチをイグニッション ON モードにする

運転席ドアウインドウスイッチを「自動全閉」の位置まで引き続け、ドアガラ
スを全閉したあと、さらにスイッチを 2 秒間引き続ける

ドアガラス作動途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

ドアガラスを開閉するとき

運転者は、乗員の操作を含むすべてのドアガラス開閉操作について責任があり
ます。特にお子さまの誤った操作による事故を防ぐため、お子さまにはドアガ
ラスの操作をさせないでください。お子さまや他の人がドアガラスに挟まれた
り巻き込まれたりするおそれがあります。
また、お子さまが同乗するときはウインドウロックスイッチを使用することを
おすすめします。(→ P. 162)

車から離れるときはエンジンスイッチを OFF にし、電子カードキーを携帯し
てお子さまも一緒に連れて行ってください。いたずらなどによる誤った操作に
より、思わぬ事故につながるおそれがあります。

挟み込み防止機能(運転席のみ)

挟み込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・頭・首などを挟ん
だりしないでください。

挟み込み防止機能は、ドアガラスが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しな
い場合があります。また、挟み込み防止機能は、スイッチを引き続けた状態で
は作動しません。指などを挟まないように注意してください。

ドアガラスを開閉するときは、乗員の手・
腕・頭・首などを挟んだり巻き込んだりし
ないようにしてください。特にお子さまへ
は手などを出さないよう声かけをしてく
ださい。

KBTH350101

運転

165

4

4-1. 運転にあたって

運転にあたって ...................... 166

荷物を積むときの注意........... 177

4-2. 運転のしかた

エンジン(イグニッション)

スイッチ ............................... 179

オートマチック

トランスミッション ............ 184

方向指示レバー ...................... 187

パーキングブレーキ............... 188

4-3. ランプのつけ方・

ワイパーの使い方

ランプスイッチ ...................... 189

フォグランプスイッチ........... 192

ワイパー & ウォッシャー

(フロント)........................... 193

ワイパー & ウォッシャー

(リヤ)................................... 195

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方.......................197

4-5. 運転支援装置について

スマートアシストⅡ ...............201

衝突警報機能(対車両・

対歩行者)、衝突回避支援
ブレーキ機能(対車両).......214

誤発進抑制制御機能・

 後方誤発進抑制制御機能 ...223

車線逸脱警報機能...................233

先行車発進お知らせ機能 .......236

Stop & Start System

(SMART STOP) ................238

クルーズコントロール ...........247

パノラミックビュー

モニター..............................  252

運転を補助する装置 ...............274

4-6. 運転のアドバイス

寒冷時の運転...........................280

166

4-1. 運転にあたって

運転にあたって

→ P. 179

ブレーキペダルを踏んだまま、シフトレバーを D にする(→ P. 184)

パーキングブレーキを解除する(→ P. 188)

ブレーキペダルから徐々に足を離し、アクセルペダルをゆっくり踏み
発進する

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

必要に応じて、パーキングブレーキをかける

長時間停車する場合は、シフトレバーを P または N にします。(→

P. 184

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

パーキングブレーキをかけて(→ P. 188)、シフトレバーを P にする

(→ P. 184)

エンジンスイッチを OFF にしてエンジンを停止する

キーを携帯していることを確認し、ドアを施錠する

坂道の途中で駐車をする場合は、必要に応じて輪止め

を使用してください。

輪止めはトヨタ販売店で購入することができます。

安全運転を心がけて、次の手順で走行してください。

エンジンを始動する

発進する

停車する

駐車する

167

4-1. 運転にあたって

4

運転

パーキングブレーキをしっかりかけ、シフトレバーを D にする

アクセルペダルをゆっくり踏む

車が動き出す感触を確認したら、パーキングブレーキを解除し発進す

雨の日の運転について

雨の日は視界が悪くなり、またガラスが曇ったり、路面がすべりやすくなった
りするので、慎重に走行してください。

雨の降りはじめは路面がよりすべりやすいため、慎重に走行してください。

雨の日の高速走行などでは、タイヤと路面のあいだに水膜が発生し、ハンドル
やブレーキが効かなくなるおそれがあるので、スピードは控えめにしてくださ
い。

走行中のエンジン回転数について

次の場合、走行中にエンジン回転数が高くなることがあります。これは走行状況
にあわせてシフトアップの制限、またはシフトダウンの実施を自動的に行うため
で、急加速を示すものではありません。

車両が上り坂、または下り坂を走行していると判断したとき

アクセルペダルを離したとき

エンジン出力の抑制について(ブレーキオーバーライドシステム)

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたとき、エンジン出力を抑制
する場合があります。

ブレーキオーバーライドシステム作動中は、警告灯が点灯します(→ P. 394)

TFT カラーマルチインフォメーションディスプレイ装着車は、警告灯の点灯と
共に警告メッセージが表示されます。(→ P. 402)

運転標識の取り付け

磁石式の初心運転者標識や高齢運転者標識などを樹脂部品(バンパー、バックド
アなど)に取り付けることはできません。

上り坂の発進のしかた

知識

168

4-1. 運転にあたって

エンジン停止前のアイドリング運転について(ターボ車)

ターボ装置の損傷を防ぐため、高速走行・登坂走行直後は、停車後、1 分程度ア
イドリング運転を行ってからエンジンを停止してください。

Stop & Start システムによってエンジン停止したときは、アイドリング運転は不
要です。

環境に配慮した運転

エコドライブインジケーターランプの表示/非表示を設定できます。

(→ P. 76)

環境に配慮した運転をしているとき、エコド
ライブインジケーターランプが点灯します。
必要以上にアクセルペダルを踏んだときや
停車中は消灯します。

次の場合、エコドライブインジケーターラン
プは作動しません。

シフトレバーが D 以外のとき

車速が約 100km/h 以上のとき

クルーズコントロールによる定速走行中

(→ P. 247)

ターボ車:走行モードが SPORT モードの
とき(→ P. 185)

KBTH410101

169

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

発進するとき

エンジンがかかったまま停車しているときは、常にブレーキペダルを踏んでく
ださい。クリープ現象で車が動き出すのを防ぎます。

運転するとき

踏み間違いを避けるため、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置を十分把握
した上で運転してください。

・ アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏むと、車が急発進して思わ

ぬ事故につながるおそれがあります。

・ 後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくな

ります。ペダル操作が確実にできるよう注意してください。

・ 車を少し移動させるときも正しい運転姿勢をとり、ブレーキペダルとアク

セルペダルが確実に踏めるようにしてください。

・ ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急

時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

170

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

運転するとき

燃えやすいものの上を走行したり、可燃物付近に車を停めたりしないでくださ
い。
排気管や排気ガスは高温になり、可燃物が近くにあると火災になるおそれがあ
り危険です。

通常走行時は、走行中にエンジンを停止しないでください。走行中にエンジン
を停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補助がなくな
り、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した上で、すみ
やかに道路脇に停車してください。
なお、通常の方法で車両を停止することができないような緊急時は、P. 382
を参照してください。

急な下り坂では、エンジンブレーキを使用してスピードを下げてください。
フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキが過熱して正常に機能しな
くなります。(→ P. 184)

走行中はハンドル・シート・ドアミラー・インナーミラーの調整をしないでく
ださい。
運転を誤るおそれがあります。

すべての乗員は頭や手、その他の体の一部を車から出さないようにしてくださ
い。

オフロード走行をしないでください。
やむを得ずオフロードを走行するときは、慎重に運転してください。
また、V フレックスフルタイム 4WD 車はオンロード専用です。オフロード
走行やラリー走行などが目的ではなく、一般道での優れた走行安定性に寄与す
ることを目的とした 4WD ですので、無理な運転はしないでください。

渡河などの水中走行はしないでください。
電装品のショートやエンジンの破損など、重大な車両故障の原因になるおそれ
があります。

シートの上や付近に荷物を置いて走行しないでください。
急ブレーキをかけたときや、旋回しているときなどに荷物が飛び出して乗員に
あたったり、荷物を破損したり、荷物に気をとられたりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあり危険です。

大きな段差がある場所や、輪止めなどがある場所では慎重に走行してくださ
い。バンパーを損傷するおそれがあります。

171

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

すべりやすい路面を運転するとき

急ブレーキ・急加速・急ハンドルはタイヤがスリップし、車両の制御ができな
くなるおそれがあります。

急激なアクセル操作、シフト操作によるエンジンブレーキやエンジン回転数の
変化は、車が横すべりするなどのおそれがあります。

水たまり走行後はブレーキペダルを踏んでブレーキが正常に働くことを確認
してください。ブレーキパッドがぬれるとブレーキの効きが悪くなったり、ぬ
れていない片方だけが効いたりしてハンドルをとられるおそれがあります。

シフトレバーを操作するとき

シフトレバーを前進側のシフトポジションに入れたまま惰性で後退したり、R
に入れたまま惰性で前進することは絶対にやめてください。エンジンが止ま
り、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドル操作が重くなったりして、思わ
ぬ事故や故障の原因となるおそれがあります。

車両が動いているあいだは、シフトレバーを P に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が前進しているあいだは、シフトレバーを R に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が後退しているあいだは、シフトレバーを前進側のシフトポジションに入
れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

走行中にシフトレバーをNにすると、トランスミッションとエンジンの動力伝
達が解除され、エンジンブレーキが効かなくなります。

アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

172

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

継続的にブレーキ付近から警告音(キーキー音)が発生したとき

できるだけ早くトヨタ販売店で点検を受け、ブレーキパッドを交換してくださ
い。
必要なときにパッドの交換が行われないと、ディスクローターの損傷につなが
る場合があります。

パッドやローターなどの部品は、役割を果たすと共に摩耗していきます。摩耗
の限度をこえて走行すると故障を引き起こすばかりでなく、事故につながるお
それがあります。

停車するとき

空ぶかしをしないでください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

車が動き出すことによる事故を防ぐため、エンジン回転中は常にブレーキペダ
ルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてください。

坂道で停車するときは、前後に動き出して事故につながることを防ぐため、常
にブレーキペダルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてくださ
い。

停車中に空ぶかしをしないでください。
排気管が過熱し、可燃物が近くにあると火災につながるおそれがあり危険で
す。

173

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

駐車するとき

炎天下では、メガネ・ライター・スプレー缶や炭酸飲料の缶などを車内に放置
しないでください。
放置したままでいると、次のようなことが起こるおそれがあり危険です。

・ ライターやスプレー缶からガスがもれたり、出火する
・ プラスチックレンズ・プラスチック素材のメガネが、変形またはひび割れ

を起こす

・ 炭酸飲料の缶が破裂して車内を汚したり、電気部品がショートする原因に

なる

ライターを車内に放置したままにしないでください。ライターをグローブボッ
クスなどに入れておいたり、車内に落としたままにしておくと、荷物を押し込
んだりシートを動かしたときにライターの操作部が誤作動し、火災につながる
おそれがあり危険です。

ウインドウガラスなどには吸盤を取り付けないでください。また、インストル
メントパネルやダッシュボードの上に芳香剤などの容器を置かないでくださ
い。
吸盤や容器がレンズの働きをして、車両火災につながるおそれがあり危険で
す。

シルバー色などの金属蒸着フィルムを曲面ガラスに貼った場合は、ドアやウイ
ンドウを開けたまま放置しないでください。
直射日光が曲面ガラスの内側に反射し、レンズの働きをして火災につながるお
それがあり危険です。

車から離れるときは、必ずパーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P にし
てエンジンを停止し、施錠してください。
エンジンがかかっているあいだは、車から離れないでください。
パーキングブレーキをかけずにシフトレバーを P にした状態では、車が動き
思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

エンジン回転中またはエンジン停止直後は排気管にふれないでください。
やけどをするおそれがあります。

174

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

仮眠するとき

必ずエンジンを停止してください。
エンジンをかけたまま仮眠すると、無意識にシフトレバーを動かしたり、アク
セルペダルを踏み込んだりして、事故やエンジンの異常過熱による火災が発生
するおそれがあります。さらに、風通しの悪い場所に停めると、排気ガスが車
内に侵入し、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれが
あります。

ブレーキをかけるとき

ブレーキがぬれているときは、普段よりも注意して走行してください。
ブレーキがぬれていると、制動距離が長くなり、ブレーキのかかりに、左右の
違いが出るおそれがあります。また、パーキングブレーキがしっかりとかから
ないおそれもあります。

ブレーキ倍力装置が機能しないときは、他の車に近付いたりしないでくださ
い。また、下り坂や急カーブを避けてください。
この場合ブレーキは作動しますが、通常よりも強く踏む必要があります。また
制動距離も長くなります。ただちにブレーキの修理を受けてください。

万一エンジンが停止したときは、ブレーキペダルをくり返し踏まないでくださ
い。
ペダルを踏むたびに、ブレーキのアシスト力の蓄えを使い切ってしまいます。

ブレーキシステムは 2 つの独立したシステムで構成されており、一方の油圧シ
ステムが故障しても、もう一方は作動します。この場合、ブレーキペダルを通
常より強く踏む必要があり、制動距離が長くなります。ただちにブレーキの修
理を受けてください。

万一脱輪したとき(4WD 車)

いずれかのタイヤが宙に浮いているときは、むやみに空転させないでください。
前・後輪の回転差が激しい状態が続くと、駆動系部品に無理な力が加わり焼き
付きなどの損傷を受けたり、焼き付きにより、車両が急に飛び出し思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
脱出できないときは、トヨタ販売店または専門業者へご連絡ください。

 

 

 

 

 

 

 

Content   ..  9  10  11  12   ..