Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese - part 24

 

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Toyota Prius PHV (2017 year). Manual japanese - part 24

 

 

367

5-2. 運転のしかた

5

運転

シフト操作に関するメッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示
されたとき

誤操作やシステムの状況等によりシフトポジションが切りかわらない、またはシ
フト操作が無効にされたときには、切りかえができない原因や、正しい操作方法
などに関するメッセージが、マルチインフォメーションディスプレイに表示され
ます。その場合は、画面の指示に従って操作し直してください。

警告

すべりやすい路面を走行するとき

急なアクセル操作や、シフト操作を行わないでください。エンジンブレーキ力
の急激な変化が、横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。

シフトレバー/ P ポジションスイッチについて

シフトレバーのノブを取りはずしたり、純正品以外のノブを取り付けたりしな
いでください。また、ものをぶら下げたりしないでください。シフトレバーが
定位置にもどらなくなって、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

車が動いているときは、P ポジションスイッチにふれないでください。
停車直前など、極低速走行中に P ポジションスイッチを押すと、シフトポジ
ションが P に切りかわることがあるため、車が急停止して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

意図せぬシフトポジションの切りかわりを防止するため、操作時以外はシフト
レバーや P ポジションスイッチにふれないでください。

368

5-2. 運転のしかた

注意

駆動用電池の充電について

シフトポジションが N では、ガソリンエンジンが回転していても駆動用電池は
充電されないため、N で長時間放置すると駆動用電池の残量が低下し、走行不
能になるおそれがあります。

シフト制御システムの異常が考えられるとき

次のような状態になったときは、シフト制御システムの異常が考えられます。
安全で平坦な場所に停車し、パーキングブレーキをかけて、トヨタ販売店にご
連絡ください。

マルチインフォメーションディスプレイにシフト制御システムに関する警告
メッセージが表示されたとき(→ P. 654)

シフトポジションが選択されていない表示状態が、数秒以上続いているとき

シフトポジションの切りかえ操作について

P から P 以外、および P 以外から P への切りかえ操作を短時間にくり返し行
わないでください。そのような操作を行うと、システム保護のため、一定時間
P からの切りかえができなくなることがあります。その場合は、約 20 秒待っ
てから操作し直してください。

369

5

運転

5-2. 運転のしかた

方向指示レバー

左折

左側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで、左側方向指示灯が
点滅します。

右側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで、右側方向指示灯が
点滅します。

右折

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

表示灯の点滅が異常に速くなったとき

方向指示灯の電球が切れていないか確認してください。

操作のしかた

1
2

3

4

知識

370

5-2. 運転のしかた

パーキングブレーキ

パーキングブレーキをかけるには、
右足でブレーキペダルを踏みなが
ら、左足でパーキングペダルをいっ
ぱいまで踏み込む(再度踏み込むと
解除される)

駐車するとき

→ P. 345

パーキングブレーキ未解除警告ブザー

パーキングブレーキを解除しないまま車を発進させ、車速が約 5km/h 以上にな
ると、警告ブザーが鳴ります。

冬季のパーキングブレーキの使用について

→ P. 515

操作のしかた

知識

注意

走行前の注意

パーキングブレーキを完全に解除してください。
パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレー
キの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。

371

5

運転

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ランプスイッチ

レバーの端をまわすと、次のようにランプが点灯します。

ヘッドランプ・薄暮灯

車幅灯などを自動点灯・
消灯(パワースイッチが
ON モードのとき)

薄暮灯

・車幅灯・尾灯・

番号灯・インストルメン
トパネルランプを点灯

上記ランプとヘッドラン
プを点灯

消灯

ヘッドランプ点灯時ハイビーム
に切りかえ

レバー をもとの位置 へもどすと ロー
ビームにもどります。

レバーを引いているあいだ、ハイ
ビームを点灯

ランプが消灯していても、ハイビーム
が点灯します。レバーを離すと、ロー
ビームにもどる、または消灯します。

自動または手動でヘッドランプなどを点灯できます。

操作のしかた

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1

2

3

4

ハイビームにする

1

2

372

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ライトセンサー

ランプ消し忘れ防止機能

パワースイッチをアクセサリーモードまたは OFF にしてランプが点灯した状態
で運転席ドアを開けるとヘッドランプと尾灯が消灯します。

再びランプを点灯する場合は、パワースイッチを ON モードにするか、一度ラン

プスイッチを

または

にもどし、再度

または

の位置にしま

す。

オートレベリングシステム

通行人や対向車がまぶしくないように、乗車人数、荷物の量などによる車の姿勢
の変化に合わせて、ヘッドランプの光軸を自動で調整します。

ランプ消し忘れ警告ブザー

ヘッドランプ・尾灯が点灯している状態で運転席ドアを開けると、ランプ類の消
し忘れを警告するブザーが鳴ります。

節電機能

車両のバッテリーあがりを防止するため、パワースイッチが OFF の状態でヘッ
ドランプまたは尾灯が点灯している場合、節電機能が働き約 20 分後すべてのラ
ンプが自動消灯します。

パワースイッチを ON モードにすると節電機能は解除されます。

次のいずれかを行った場合、節電機能はいったん解除され、再度節電機能が働き
約 20 分後すべてのランプが自動消灯します。

ランプスイッチを操作したとき

ドアを開閉したとき

知識

センサーの上にものを置いたり、センサーを
ふさぐようなものをフロントウインドウガ
ラスに貼らないでください。周囲からの光が
さえぎられると、自動点灯・消灯機能が正常
に働かなくなります。
また、エアコン作動のさまたげとなります。

373

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

マルチインフォメーションディスプレイに「ヘッドランプシステム故障 販売店で
点検してください」が表示されたとき

システムに異常があるおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。

カスタマイズ機能

ライトセンサーの感度の設定などを変更できます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 704)

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでくださ
い。

374

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

アダプティブハイビームシステム

車速に応じて、ハイビームの明るさと照らす範囲を調整します。

前方車両の周辺を遮光したハイ
ビームを点灯します。(遮光ハイ
ビーム)

前方車両へのまぶしさを緩和しつつ、
前方視界の確保を補助します。

カーブを走行しているとき、進行方向側をハイビームでより明るく照
らします。

先行車との距離に応じて、ロービームの照らす範囲を調整します。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

アダプティブハイビームシステムは、フロントウインドウガラス上部に
設置されたカメラセンサーにより前方車両のランプや街路灯などの明る
さを判定し、ヘッドランプの配光を制御します。

ハイビームの照らす範囲

ロービームの照らす範囲

警告

安全にお使いいただくために

アダプティブハイビームシステムを過信しないでください。運転者は常に自ら
の責任で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけ、必要に応じて手動でハイビー
ムとロービームを切りかえてください。

アダプティブハイビームシステムの誤操作を防ぐために

荷物を積み過ぎないでください。

375

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

ランプスイッチを

または

にし、レバーを前方へ押す

アダプティブハイビームシステ
ムスイッチを押す

アダプティブハイビームシステムが作
動すると、アダプティブハイビームシ
ステム表示灯が点灯します。

アダプティブハイビームシステムの使い方

1

2

376

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ロービームへの切りかえ

レバーをもとの位置にもどす

アダプティブハイビームシステム表
示灯が消灯します。

アダプティブハイビームシステムに
もどすには、再度レバーを前方に押
します。

ハイビームへの切りかえ

アダプティブハイビームシステ
ムスイッチを押す

アダプティブハイビームシステム表
示灯が消灯し、ハイビーム表示灯が
点灯します。

アダプティブハイビームシステムに
もどすには、再度スイッチを押しま
す。

手動切りかえのしかた

377

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

ヘッドランプ配光の自動切りかえ条件

次の条件をすべて満たすと、ハイビームが点灯し、システムが作動します。

・ 車速が約 15km/h 以上

・ 前方にランプを点灯した車両がない
・ 車両前方が暗い

車速が約 30km/h 以上になると、カーブ走行時に進行方向側を明るく照ら
します。

次の条件をすべて満たすと、前方車両の位置に応じて遮光ハイビームに切りか
わり、ロービームの照らす範囲を調整します。

・ 車速が約 15km/h 以上
・ 前方にランプを点灯した車両がある
・ 車両前方が暗い

次の条件のいずれかのとき、ロービームに切りかわります。

・ 車速が約 15km/h 以下
・ 車両前方が明るい
・ 前方車両の台数が多い
・ 前方車両の動きが速く、その車両にまぶしさを与える可能性がある

カメラセンサーの検知について

次の状況では、ハイビームが自動で遮光ハイビームに切りかわらない場合があ
ります。

・ 見通しの悪いカーブで対向車と突然すれ違ったとき
・ 他車が前方を横切ったとき
・ 連続するカーブや中央分離帯、街路樹などで前方車両が見え隠れするとき
・ 前方車両が離れた車線から接近してきたとき
・ 前方車両が無灯火のとき

前方車両のフォグランプにより、ハイビームが遮光ハイビームに切りかわる場
合があります。

街路灯や信号・広告などの照明、または標識・看板などの反射物によりハイビー
ムが遮光ハイビームに切りかわる場合や切りかわらない場合、または遮光範囲
が変化する場合があります。

次の原因により、遮光範囲の追従速度やロービームへの切りかえのタイミング
が変化する場合があります。

・ 前方車両のランプの明るさ
・ 前方車両の動きや向き
・ 前方車両のランプが片側のみ点灯しているとき
・ 前方車両が二輪車のとき
・ 道路の状態(勾配やカーブ、路面状況など)
・ 乗車人数や荷物の量

知識

378

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ヘッドランプの配光制御が運転者の感覚に合わない場合があります。

自転車などの軽車両は検知しない場合があります。

次の状況では、周囲の明るさが正確に検知されず、ハイビームが歩行者や前方
車両などの迷惑になる場合や、ロービームが継続する場合があります。このよ
うな場合は、手動でハイビームとロービームを切りかえてください。

・ 悪天候時(霧・雪・砂嵐・大雨など)
・ フロントウインドウガラスが汚れているときや、曇っているとき
・ フロントウインドウガラスにひび割れや破損があるとき
・ カメラセンサーが変形しているときや、汚れているとき
・ カメラセンサーの温度が非常に高いとき
・ 周囲にヘッドランプや尾灯などに似た光があるとき
・ 前方車両のランプが無灯火のときや、ランプに汚れや変色があったり光軸が

ずれているとき

・ 前方車両から水・雪・土埃などの巻き上げがあるとき
・ 急激な明るさの変化が連続するとき
・ 起伏や段差が多い道路を走行しているとき
・ カーブが多い道路を走行しているとき
・ 車両前方に標識やミラーのように光を強く反射するものがあるとき
・ コンテナなど、先行車両の後部が光を強く反射するとき
・ 自車のヘッドランプが破損または汚れているとき
・ パンクやけん引などにより車両が傾いているとき
・ ハイビームとロービームをひんぱんに切りかえているとき
・ ハイビームの使用に問題がある、または他の運転者・付近の歩行者の迷惑に

なると思われるとき

マルチインフォメーションディスプレイに「ヘッドランプシステム故障 販売店で
点検してください」の警告メッセージが表示されたとき

システムに異常があるおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。

カスタマイズ機能

お車に装備されている機能の一部は、設定を変更することができます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 704)

379

5

運転

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

フォグランプスイッチ

X

フロントフォグランプ装着車

消灯する

点灯する

雨や霧などの悪天候下での視界を確保します。

操作のしかた

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1

2

380

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

X

リヤフォグランプ装着車

消灯する

点灯する

手を離すと

の位置までもどりま

す。

再度操作すると、消灯します。

X

フロント&リヤフォグランプ装着車

消灯する

フロントフォグランプを

点灯する

フロント&リヤフォグラ

ンプを点灯する

手を離すと

の位置までもどりま

す。

再度操作すると、リヤフォグランプの
み消灯します。

1

2

1

2

3

381

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

5

運転

点灯条件

X

フロントフォグランプ装着車またはリヤフォグランプ装着車

ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用できます。

X

フロント&リヤフォグランプ装備車

フロントフォグランプ:ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用で
きます。

リヤフォグランプ:フロントフォグランプが点灯しているときに使用できます。

リヤフォグランプについて

リヤフォグランプが点灯しているときは、メーター内の表示灯が橙色に点灯し
ます。

雨や霧などで視界が悪いときに後続車に自分の車の存在を知らせるために使用
します。視界が悪いとき以外に使用すると後続車の迷惑になる場合があります。
必要なとき以外は使用しないでください。

知識

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムを停止した状態でランプ類を長時間点灯しないでくださ
い。

382

5-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ワイパー & ウォッシャー

次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。

X

間欠作動調整式ワイパー装着車

停止

間欠作動

車速が高くなると、作動頻度
が増えます。

低速作動

高速作動

一時作動

間欠作動

を選択しているとき、間欠作動の作動頻度を調整するこ

とができます。間欠作動の時間は、車速に応じてかわります。

間欠ワイパーの作動頻度(増)

間欠ワイパーの作動頻度(減)

操作のしかた

1

2

3

4

5

6
7

 

 

 

 

 

 

 

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