Toyota Prius Alpha (2017 year). Manual japanese - part 8

 

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Toyota Prius Alpha (2017 year). Manual japanese - part 8

 

 

111

3-2. ドアの開閉、 ロックのしかた

3

各部の操作

節電機能

長期駐車時に電子キーの電池と車両の補機バッテリーあがりを防止するため、節
電機能が働きます。

次の状況では、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠に時間がか
かる場合があります。

・ 車の外約 2m 以内に電子キーを 10 分以上放置した
・ 5 日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった

前席&バックドアスマートドアロック装着車では、14 日間以上スマートエント
リー&スタートシステムを使用しなかった場合、運転席以外での解錠ができな
くなります。この場合は、運転席のドアハンドルを握る、もしくは、ワイヤレ
ス機能、メカニカルキーで解錠してください。

電子キーの節電モードについて

節電モードに設定すると、電子キーによる、電波の受信待機を停止し、電子キー
の電池の消耗を抑えることができます。

電子キーの

を押しながら、

を 2

回押し、電子キーのインジケータが 4 回光
ることを確認してください。

節電モード中は、スマートエントリー&ス
タートシステムを使用できません。節電モー
ドを解除するには、電子キーのいずれかのス
イッチを押してください。

112

3-2. ドアの開閉、 ロックのしかた

機能が正常に働かないおそれのある状況

スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のよ
うな場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタート
システムやワイヤレスリモコン、イモビライザーシステムが正常に作動しない場
合があります。(対処方法:→ P. 431)

電子キーの電池が消耗しているとき

近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空
港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき

電子キーが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき

・ アルミ箔などの金属の貼られたカード
・ アルミ箔を使用したタバコの箱
・ 金属製の財布やかばん
・ 小銭
・ カイロ
・ CD や DVD などのメディア

近くで他の電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき

電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯しているとき

・ 無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器
・ 他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
・ パソコンや携帯情報端末(PDA など)
・ デジタルオーディオプレーヤー
・ ポータブルゲーム機器

バックドアガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき

充電器など電子機器の近くにキーを置いた場合

113

3-2. ドアの開閉、 ロックのしかた

3

各部の操作

ご留意いただきたいこと

電子キーが作動範囲内(検知エリア内)にあっても、次のような場合は正しく
作動しないことがあります。

・ ドアの施錠・解錠時に電子キーがドアガラスやドアハンドルに近付きすぎる、

または地面の近くや高い場所にある場合

・ ハイブリッドシステム始動時またはパワースイッチの切りかえ時に電子キー

がインストルメントパネルやフロア上・ラゲージルーム・ドアポケット・ま
たはグローブボックス内などに置かれていた場合

インストルメントパネル上面・ドアポケット付近に電子キーを置いたまま車外
に出ると、電波の状況によっては車外アンテナに検知され車外からのドアロッ
クが可能になる場合があり、電子キーが車内に閉じ込められるおそれがあるた
め注意してください。

電子キーが作動範囲内にあれば、電子キーを携帯している人以外でも解錠・施
錠できます。ただし、電子キーを検知しているドア以外では、解錠できません。

車外でもドアガラスに近い位置に電子キーがあるときは、ハイブリッドシステ
ムの始動が可能になる場合があります。

電子キーが作動範囲内にある場合、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水
がかかると、ドアが解錠・施錠することがあります。

(解錠された場合でも、ド

アの開閉操作がなければ約 30 秒後に自動的に施錠されます)

車両に近い位置に電子キーがあるときにワイヤレスリモコンなどで施錠を行う
と、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠ができなくなることが
あります。(ワイヤレスリモコンで解錠すると復帰します)

手袋を着用していると施錠・解錠しなかったり、遅れたりすることがあります。

ロック操作は、連続で 2 回まで有効です。3 回目以降はロック動作しません。

(この設定を変更できます:→ P. 451)

キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠/解錠動作を
くり返すことがあります。その場合は次のような処置をして、洗車などをして
ください。

・ 電子キーを車両から 2m 以上離れた場所に保管する(電子キーの盗難に注意

してください)

・ 電子キーを節電モードに設定し、スマートエントリー&スタートシステムの

作動を停止する(→ P. 111)

車内にキーがあるときに、洗車機で洗車するなどして水をドアハンドルにかけ
た場合、警報がマルチインフォメーションディスプレイに表示され、車外のブ
ザーが吹鳴することがあります。全てのドアを施錠すると警報は止まります。

ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着した場合、センサーが反応しない場
合があります。反応しない場合は表面に付着した氷や雪、泥を取り除いて再度
操作するか、ドアハンドル下部のロックセンサーを使って操作してください。

114

3-2. ドアの開閉、 ロックのしかた

急なドアハンドル操作や、車外アンテナの作動範囲内へ急に入ってドアハンド
ルを操作したときは、解錠されない場合があります。その場合は、ドアハンド
ルを一度もとの位置にもどし、解錠されたことを確認してからドアハンドルを
引いてください。

作動範囲内に他の電子キーがあると、解錠に時間がかかることがあります。

長期間運転しないとき

盗難防止のため、電子キーを車両から 2m 以上離しておいてください。

あらかじめスマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることができ
ます。(→ P. 451)

システムを正しく作動させるために

電子キーを必ず携帯した上で作動させてください。また、車外から操作する場合
は電子キーを車両に近付けすぎないようにしてください。
作動時の電子キーの位置や持ち方によっては、電子キーが正しく検知されず、シ
ステムが正しく作動しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ
込み防止機能が働かないこともあります)

スマートエントリー&スタートシステムが正常に作動しないとき

ドアの施錠・解錠:→ P. 431

ハイブリッドシステムの始動:→ P. 431

カスタマイズ機能

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にするなどの変更ができます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 451)

カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき

ドアの解錠・施錠:ワイヤレス機能、またはメカニカルキーを使ってドアの解
錠・施錠ができます。

(→ P. 98, 103, 431)

ハイブリッドシステムの始動・パワースイッチのモード切りかえ:→ P. 431

ハイブリッドシステムの停止:→ P. 150

115

3-2. ドアの開閉、 ロックのしかた

3

各部の操作

警告

電波がおよぼす影響について

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器を装着されている方は、室内アンテナ・車外アンテナ

(→ P. 109)から約 22cm 以内に近付かないようにしてください。電波によ

り植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレー
タおよび植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波によ
る影響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波
により医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。詳し
くはトヨタ販売店にお問い合わせください。

116

3-3. シートの調整

フロントシート

X

マニュアルシート

前後位置調整

リクライニング調整

シート全体の上下調整(運転席の
み)

X

パワーシート(運転席のみ)

前後位置調整

クッション前端の上下調整

シート全体の上下調整

リクライニング調整

腰部硬さ調整

調整のしかた

1
2
3

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1
2
3
4
5

117

3-3. シートの調整

3

各部の操作

フラットシートにする前に

車を安全な場所に駐車する

しっかりとパーキングブレーキをかけ、シフトポジションを P にしてください。

(→ P. 158)

セカンドシートをいちばんうしろまで移動させる(→ P. 119)

フラットシートにするには

フロントシートをいちばん前ま
で移動させ(→ P. 116)、ヘッ
ドレストをはずす(→ P. 127)

フロントシートの背もたれが、リ
ヤシートのクッションと同じ高
さになるまで倒す(→ P. 116)

もとにもどすときは、逆の手順で操作する

シートをもとの位置にもどしたあとは、走行する前に必ずヘッドレストを取り付け
てください。

フラットシート

1

2

1

2

警告

シートを調整するとき

同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。

シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

3

118

3-3. シートの調整

警告

リクライニング調整について

背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

マニュアルシート装着車は、シート調整後はきちんと固定されていることを確
認してください。

フラットシートをもとにもどすときは、シートベルトを挟み込まないようにし
てください。

フラットシートについて

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

走行中にフラットシートの操作をしない

平坦な場所で確実にパーキングブレーキをかけ、シフトポジションを P にする

シートに人が乗っている状態でフラットシートの操作をしない

操作中は、可動部や結合部に手足を挟まないように注意する

お子さまに操作させない

倒した背もたれの上やラゲージルームに人を乗せて走行しない

フラットシートにした状態で人や荷物をのせて走行しない

お子さまがラゲージルームに入らないよう注意する

操作後は、シートを軽くゆさぶり確実に固定されていることを確認する

シートのあいだにシートベルトなどが挟み込まれていないか確認する

注意

フラットシートについて

マニュアルシート装着車は、背もたれをもどすときは、背もたれを押さえなが
らリクライニング調整を行ってください。

フラットにした状態でシートの上を走りまわらないでください。またシートの
上を移動するときは、シートの中央を踏んでゆっくり移動してください。

119

3

各部の操作

3-3. シートの調整

セカンドシート

リクライニング調整

前後位置調整

イラストは7人乗り車で代表してい
ます。

レバー(

または

)を引き上げ、

背もたれを前に傾け、シートを前方
に移動させる

乗り降りをしたあとは、シートを後方
に動かし、背もたれを起こします。
軽く前後にゆさぶり、シートが確実に
ロ ックされたこ とを確認し てくださ
い。

調整のしかた

1
2

サードシートへの乗り降り(7 人乗り車)

1

2

120

3-3. シートの調整

車を安全な場所に駐車する

しっかりとパーキングブレーキをかけ、シフトポジションを P にします。

(→ P. 158)

フロントシートの位置・背もたれの角度を調整する(→ P. 116)

フロントシートの位置によっては、背もたれが後方に倒れていると、セカンドシー
トの操作時にあたる場合があります。

セカンドシート中央席用シートベルトを分離・格納する(→ P. 32)

助手席側のシートのみを操作する場合、この手順は不要です。

セカンドシートのヘッドレストを下げる(→ P. 127)

セカンドシートのアームレストを引き出している場合は、格納する

(装着車のみ:→ P. 316)

セカンドシートの前倒しを行う前に

1

2

3

4
5

121

3-3. シートの調整

3

各部の操作

X

5 人乗り車

レバーを引き上げる

もどすときは、背もたれを起こして固
定します。

X

7 人乗り車

レバー(

または

)を引き上

げ、背もたれを前方に傾ける

前倒しボタンを押す

背もたれが前に倒れます。軽く前後に
ゆさぶり、シートが確実にロックされ
たことを確認してください。

セカンドシートの前倒し

1

1

2

2

122

3-3. シートの調整

助手席側シートの前後位置調整について(5 人乗り車)

シートベルトハンガー

知識

助手席側シートは、運転席側シートよりも前
へスライドさせることができるため、ラゲー
ジルームへの荷物の積み降ろしに便利です。

前側いっぱいまでスライドさせたときは、
シートはロックされません。操作後はロック
される位置までもどし、確実に固定してくだ
さい。

左右席のシートベルトを使用しないときは、
シートベルトハンガーに格納することがで
きます。

警告

シートを操作するとき

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

走行中にシートを操作しない

平坦な場所で確実にパーキングブレーキをかけ、シフトポジションを P にする

倒した背もたれの上やラゲージルームに人を乗せて走行しない

お子さまがラゲージルームに入らないよう注意する

シートに人が乗っている状態でシートを操作しない

操作中は、可動部や結合部に手足を挟まないように注意する

お子さまに操作させない

操作後は、シートを軽くゆさぶり確実に固定されていることを確認する

123

3-3. シートの調整

3

各部の操作

警告

リクライニング調整について

背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり、肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害に
およぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

シート調整後は、シートがきちんと固定されていることを確認してください。

シートをもとにもどしたあとは

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

シートを前後に軽くゆさぶり、確実に固定する

シートベルトがねじれたり、挟み込まれていないか確認する

セカンドシート中央席用シートベルトを分離したときは、もとどおりに結合す
る(→ P. 31)

シートベルトハンガー(→ P. 122)にシートベルトを格納していた場合、使
用する前にもとどおりに取りはずしてあるか確認する

注意

サードシートを前倒ししているとき(7 人乗り車)

シートの損傷を防ぐため、セカンドシートはサードシートにあたらないように
調整してください。

124

3-3. シートの調整

サードシート

リクライニング調整

車を安全な場所に駐車する

しっかりとパーキングブレーキをかけ、シフトポジションを P にします。

(→ P. 157)

セカンドシートの位置・背もたれの角度を調整する(→ P. 119)

セカンドシートの位置によっては、背もたれが後方に倒れていると、サードシート
の操作時にあたる場合があります。

ヘッドレストを下げる(→ P. 127)

調整のしかた

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

サードシートの前倒しを行う前に

1

2

3

125

3-3. シートの調整

3

各部の操作

レバーを引き上げ、背もたれを前に
倒す

シートベルトハンガー

シートベルトバックルの格納

シートバックストラップ

サードシートの前倒し

知識

シートベルトを使用しないときは、シートベ
ルトハンガーに格納することができます。

シートベルトを使用しないときは、バックル
を格納することができます。

前倒ししたサードシートをラゲージルーム
側から起こすことができます。

126

3-3. シートの調整

警告

シートを操作するとき

→ P. 122

リクライニング調整について

→ P. 123

シートをもとにもどしたあとは

→ P. 123

注意

サードシートを前倒ししているとき

→ P. 123

 

 

 

 

 

 

 

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