Toyota Pixis Mega (2016 year). Manual japanese - part 3

 

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Toyota Pixis Mega (2016 year). Manual japanese - part 3

 

 

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必読!ドライバーのみなさまへ 

お子さまを乗せるときは

チャイルドシートは正しく取り付けてください

助手席にベビーシートを取り付けたり、チャイルドシートを後ろ向きに取り付けないでください。 
SRS エアバッグが膨らんだときの衝撃で重大な傷害を受けるおそれがあります。

やむを得ず助手席にチャイルドシートを取り付けるときは、SRS エアバッグから体を遠ざけるために

シートを一番後ろの位置にし、必ず前向きに取り付けてください。

なお、取り付け可否については、必ずチャイルドシートの適用条件をご確認ください。

お子さまが窓から手や顔を出さないように注意しましょう

走行中に限らず、お子さまが窓から手や顔を出さないように注意しましょう。思わぬけがをするおそ

れがあります。

絶対に身を乗り出したり、シートの上に立たせたりしないでください。転落などして重大な傷害をう

けるおそれがあります。

必読!ドライバーのみなさまへ 

こんなときは

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警告灯が点灯、点滅したとき

警告灯類が異常を知らせたとき、そのまま走行すると危険な場合があります。安全な場所に停車

し、正しい処置を行ってください。

(警告灯→ 152 ページ)

オーバーヒートしたとき

水温警告灯が赤色に点滅・点灯して、警告ブザーが鳴ったときは、オーバーヒートが考えられます。

そのときボンネットから蒸気が出ている場合は、絶対にボンネットを開けないでください。
また、あわててラジエーターキャップを外さないでください。熱湯が吹き出し、やけどをするおそれが
あります。

(オーバーヒートの処置→ 424 ページ)

エンストしたとき

落ち着いて操作してください。

ブレーキの倍力装置やパワーステアリング装置が作動しなくなり、ブレーキの効きが悪くなったり、

ハンドルが重くなったりします。この場合、通常より強い力でハンドルやブレーキを操作してください。

パンクしたとき

走行中にパンクやバースト(破裂)をしたときは、ハンドルをしっかり持って徐々にブレーキをかけ

てスピードを落としてください。急ブレーキをかけるとハンドルを強く取られ危険です。

(タイヤパンク応急修理セット→ 407 ページ)

(タイヤの交換→ 362 ページ)

床下に強い衝撃を感じたとき

車体の床下に強い衝撃を感じたときは、すぐに安全な場所に車を停車し、下回りを点検してくだ

さい。
ブレーキ液や燃料の漏れ、損傷などが見つかった場合はそのまま運転すると思わぬ事故につなが

るおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてください。

こんなときは

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必読!ドライバーのみなさまへ 

こんなときは

いつもと違うとき

地面に油や液の漏れたあとが残っているときや、異臭、異音、振動などに気付いたときは、車

に異常のおそれがあります。このようなときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。

車両の火災につながるおそれがあるため、下記の点に注意をしてください

 

車内(特にインストルメントパネルの上など)に、ライターなどの発火物や炭酸飲料を置かない

でください。車内が高温になり火災や爆発につながるおそれがあり危険です。

 

ライターを車内(グローブボックス内など)に放置したままにしないでください。荷物を押し込ん
だときや、シートを動かしたときに、ライターの操作部が誤作動し、火災になるおそれがあり危

険です。

 

ウインドガラスには吸盤を付けたり、インストルメントパネルに芳香剤の容器などを置いたりしない
でください。吸盤や容器がレンズのはたらきをして、火災になるおそれがあり危険です。

 

シルバー色などの金属蒸着フィルムを曲面ガラスに貼った場合は、ドアやウインドガラスを開け

たまま放置しないでください。ドアやウインドガラスを開けたまま放置すると、直射日光が曲面ガ
ラスの内側に反射し、レンズのはたらきをして、火災になるおそれがあり危険です。

 

エンジン始動前にエンジンルームに可燃物の置き忘れがないことを確認してください。特に長

期間使用しなかったときは、エンジンルームに小動物や鳥類が持ち込んだ小枝などの可燃物が

ないことを確認してください。車両の火災につながるおそれがあり危険です。

 

また、走行中にエンジンルームからこげた臭いがするときは、ただちに安全な場所に停車し、ト

ヨタ販売店にご連絡ください。

必読!ドライバーのみなさまへ 

こんなときは

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車内に水などをかけないでください

 

インストルメントパネルやドア、フロア下などにあるスイッチや電気部品、配線類の故障の原因

となったり、車両火災につながるおそれがあり危険です。 

 

万一、水、飲み物などがかかった場合は、可能な限り水分を取り除き、すみやかにトヨタ販売
店にご相談ください。

こんな点にも注意をしてください

 

炎天下での駐車は高温になりますので、メガネなどを車内に放置したり、小物入れなどに入れ

たままにしないでください。炎天下では車内が高温になるため、レンズやフレーム、耐熱性の

低い物は、変形・ひび割れを起こすことがあります。

 

インストルメントパネルの上に物を置いたまま走行しないでください。運転者の視界をさまたげた

り、発進時や走行時に動いて思わぬ事故につながるおそれがあります。

 

運転者はハンズフリー以外の携帯電話などを走行中に使用しないでください。電話をかけると

きや電話がかかってきたときに、注意が電話機に向いてしまい、思わぬ事故につながるおそれ

があり危険です。 

 

ハンズフリー以外の携帯電話を運転者が使用するときは、安全な場所に停車してから使用して

ください。

 

運転者は走行中、テレビを見たり、カーナビゲーションを操作しないでください。思わぬ事故に

つながるおそれがあります。

 

リヤシートの調整および収納状態から元に戻したときは必ずロックがかかったことを確認してくだ
さい。ロックがかかっていないと、急ブレーキ時などに背もたれが倒れたり、生命にかかわる重

大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

 

タイヤは 4 輪とも指定サイズで、同一サイズ、同一メーカー、同一銘柄および同一トレッドパター
ン(溝模様)の物を装着してください。

車止めなどに注意をしてください

下記のような場合には、バンパーや床下などを損傷するおそれがありますので、十分に注意してく

ださい。

 

車止めのある場所への駐車、路肩に沿っての駐車

 

路肩など段差のある場所への乗り降り

 

駐車場など急な坂道への出入り

 

凹凸やわだちのある道路の走行

 

くぼみ(穴)のある場所の通過

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必読!ドライバーのみなさまへ 

お車を長持ちさせるには

点検整備を行いましょう

車は日頃の管理が大切です。安全、快適にご使用いただくため、必ず実施してください。

 

日常点検

 

新車時点検

 

定期点検

 

定期交換部品の交換整備

これらの点検整備は法令で定められているものと、トヨタが推奨するものに基づいています。

詳しくは別冊の「メンテナンスノート」をご覧ください。

海岸地帯、凍結防止剤を散布した道路を走行したあとは

海岸地帯や凍結防止剤を散布した道路などを走行したあとは、早めに洗車をしてください。特に
車体の下回り、足回りは念入りに洗車してください。洗車をせずに放置すると腐食の原因となり

ます。

腐食が進行すると、ブレーキや燃料、オイル、エアコンなどの配管類からの液漏れ、ガス漏れに

つながるおそれがありますので、早めの洗車とともに定期的な点検整備を実施してください。

エンジン冷却水温が低い間は、エンジンに負担のかかる運転をさけてください

 

エンジン冷却水温が低い間は、急激な空ぶかし・急加速・高速走行をさけた運転でエンジンを

暖機させてください。暖機不足の状態で、急激な空ぶかし・急加速・高速走行をすると、エン

ジンに悪い影響をあたえたり、触媒装置の損傷の原因になるおそれがあります。

 

暖機は水温表示灯が消灯すれば十分です。

無鉛ガソリンのみ使用してください

必ず、無鉛レギュラーガソリン、または無鉛プレミアムガソリンを使用してください。
給油時に、指定されている燃料であることを確認してください。
指定以外の燃料(粗悪なガソリン、アルコール系燃料、軽油、灯油など)を使用すると、エン

ジンの始動性が悪くなったり、ノッキングや出力の低下などが発生する場合があります。また、そ

のまま使用していると、エンジンや燃料系部品を損傷するおそれがあります。

お車を長持ちさせるには

必読!ドライバーのみなさまへ 

お車を長持ちさせるには

30

車の改造や自己流の調整はしないでください

 

車の性能や機能に適さない部品を装着したり、自己流のエンジン調整や配線などを行わないで

ください。正常な性能を発揮できなかったり、故障や火災など思わぬ事故につながるおそれが

あります。

 

国土交通省に届け出をした部品以外の物を装着すると、違法改造になることがあります。

 

ガラス面に、着色フィルムやステッカーなどを貼り付けないでください。運転のさまたげになり危

険です。特にフロントガラスおよびフロントドア左右のガラスへの貼り付けは法令で禁止されて

います。

 

タイヤを交換するときは、指定以外の物を装着しないでください。また、ホイール、ホイール取

り付けナットを交換するときは、この車専用以外の物を装着しないでください。性能や機能に

支障をきたし、安全な走行ができなくなります。交換するときは、

トヨタ販売店にご相談ください。

 

無線機やトヨタ純正部品以外の電装品などを取り付けると、取り扱い方法が適切でない場合、
電子機器部品に悪影響をおよぼしたり、故障や火災など思わぬ事故につながるおそれがあり
危険です。トヨタ販売店にご相談ください。

 

バッテリー端子にトヨタ純正部品以外の電装品やアース線を直接つなげないでください。バッテ

リーあがりや火災など思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

 

お客様自身でのハンドルの取り外しはしないでください。ハンドルには SRS エアバッグが内蔵さ
れているため、不適切に扱うと誤作動につながり、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

純正部品を使いましょう

部品を交換する場合は「トヨタ純正部品」のご使用をおすすめします。

31

必読!ドライバーのみなさまへ 

知っておいていただきたいこと

知っておいていただきたいこと

故障診断コネクターなどへの電装品取り付けについて

故障診断コネクターなどに、点検整備用の故障診断装置以外の電装品を取り付けないでくださ

い。電子機器に悪影響をおよぼしたり、バッテリーがあがったりするなど、思わぬトラブルを招くお

それがあります。

車両データの記録について

このお車には、車両を制御するためのコンピューターが複数装備されており、車両の制御や操作

に関するデータなどを記録しています。

参考

 

グレードやオプション装備により記録されるデータ項目は異なります。

 

コンピューターは会話などの音声や映像は記録しません。

データの取り扱いについて

トヨタおよびトヨタが委託した第三者は、コンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・

研究開発・品質の向上を目的に取得・利用することがあります。

なお、次の場合を除き、トヨタおよびトヨタが委託した第三者は、取得したデータを第三者へ開

示または提供することはありません。

 

お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合

 

警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合

 

統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加工したデータを研究機関な

どに提供する場合

必読!ドライバーのみなさまへ 

知っておいていただきたいこと

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イベントデータレコーダー

お車には、イベントデータレコーダー(EDR)が装備されています。EDR は一定の衝突や衝突
に近い状態(SRS エアバッグの作動および路上障害物との接触など)が発生したときに車両シ

ステムの作動状況に関するデータを記録します。  

 

 

 

 

EDR は車両の動きや安全システムに関するデータを短時間記録するように作られています。ただ

し、衝突の程度と形態によっては、データが記録されない場合があります。

EDR は次のようなデータを記録します。

 

車両の各システムの作動状況

 

アクセルペダルおよびブレーキペダルの操作状況

 

車速

これらのデータは、衝突や傷害が発生した状況を把握するのに役立ちます。

注意

EDR は衝突が発生したときにデータを記録します。通常走行時にはデータは記録されません。また、
個人情報(例:氏名・性別・年齢・衝突場所)は記録されません。ただし、事故調査の際に法
執行機関などの第三者が、通常の手続きとして収集した個人を特定できる種類のデータと EDR

データを組み合せて使用することがあります。EDR で記録されたデータを読み出すには、特別な装

置を車両または EDR へ接続する必要があります。トヨタにくわえ、法執行機関などの特別な装置

を所有する第三者が車両または EDR に接続した場合でも情報を読み出すことができます。

EDR データの情報開示

次の場合を除き、トヨタは EDR で記録されたデータを第三者へ開示することはありません。

 

お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合

 

警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合

 

トヨタが訴訟で使用する場合

ただし、トヨタは

 

データを車両安全性能の研究に使用することがあります。

 

使用者・車両が特定されないデータを調査目的で第三者に開示することがあります。

磁石式の運転者標識の取り付けについて

磁石式の初心者標識や高齢者標識などを樹脂部分(バンパーやバックドアなど)に取り付けるこ

とはできません。

保証および点検について

保証および点検整備については、別冊「メンテナンスノート」に記載していますので、併せてお
読みください。

日常点検整備や定期点検整備は、お客様の責任において実施してください。(法律で義務付け

られています)

正しい運転姿勢

正しい運転姿勢  ……………… 34

シートベルト

正しいシートベルトの着用  … 35
シートベルトの使いかた  …… 35

お子さま専用シート

チャイルドシート  …………… 40
チャイルドシートの 

選びかた  …………………… 42

チャイルドシートの 

固定のしかた  ……………… 47

SRS エアバッグ

SRS エアバッグ ……………… 53
SRS エアバッグ 

コンピューター  …………… 62

セキュリティ機能

イモビライザー機能  ………… 64
セキュリティアラーム  ……… 65

安全なドライブのために

安全なドライブのために

34

正しい運転姿勢

安全な運転操作を行うため、正しい運転姿勢が取れるように、下記のことに注意して走行

前にシートやミラーなどを調整してください。

 

ペダル類が十分に踏み込めること

 

背もたれから背中を離すことなく、ハンド

ル操作ができること

(フロントシート→ 128 ページ)

 

シートベルトが正しく着用できること

(シートベルト→ 35 ページ)

 

ヘッドレスト中央の高さが耳の後方になる

こと

(ヘッドレスト→ 133 ページ)

 

走行中は運転席シートの調整を絶対にしないでください。シートが突然動き、運転を誤り思

わぬ事故につながるおそれがあります。

 

シートを必要以上に倒して走行しないでください。シートベルトの性能が発揮されません。正

しい運転姿勢を取りましょう。

 

背もたれと背中の間にクッションなどを入れないでください。正しい姿勢が取れないばかりか、
衝突したときシートベルトなどの拘束保護装置の効果が十分に発揮されず重大な傷害を受け

るおそれがあり危険です。

(シートベルト→ 35 ページ)

正しい運転姿勢

安全なドライブのために

35

安全なドライブのために

正しいシートベルトの着用

運転者は車を運転する前に、下記のことに注意してシートベルトを着用し、必ず同乗者に

も着用させてください。シートベルトは正しく着用しないと効果が半減したり、危険な場合

があります。

シートベルトの使用方法を十分に理解し、正しい取り扱いかたを身に付けてください。

 

正しい着用のしかた

 

シートを調整し、上体を起こし深く腰かけ

て座ること

 

シートベルトにねじれがないこと

 

シートベルトが肩に十分かかっているこ

と、また必ず腰骨のできるだけ低い位置

に密着させること

 

シートベルトの着用は腹部をさけ、必ず腰骨の位置にしてください。衝突したときなどに腹部

に強い圧迫を受け、シートベルトによりけがをするおそれがあります。

 

シートベルトの肩にかかる部分を脇の下に通して着用しないでください。シートベルトが肩に

十分かかっていないと衝突したときなどに体が前方に投げ出されるおそれがあります。

シートベルトの使いかた

長さ調整の必要はありません。通常は体の動きに合わせて伸縮しますが、緊急時にはロッ

クし、体を固定します。

 

着けるとき

プレート

バックル

プレートをつかんでゆっくり引き出し、

ベルトがねじれていないことを確認した

のち、

バックルの中にプレートを「カチッ」

と音がするまで差し込む

シートベルト

安全なドライブのために

シートベルト

36

腰部ベルトは必ず腰骨のできるだけ低

い位置にかかるようにし、肩部ベルトを

引いて腰部に密着させる

 

外すとき

ボタン

バックルのボタンを押します。ベルトは自動

的に収納されますので、ねじれや引っかかり

などがないかを確認しながら、プレートに手

を添えてゆっくり戻します。

プレートを差し込むときは

 

プレートでバックルを無理にこじらないでください。

ベルトがロックし引き出せないときは

 

ベルトをゆるめてからゆっくり引き出してください。それでも引き出せない場合は、一度ベルト

を強く引いてからベルトをゆるめ、もう一度ゆっくり引き出してください。

シートベルトブザーについて

 

フロントシートベルトを着用していない状態(運転席・助手席警告灯が点滅状態)で、約

20km/h 以上で走行すると、ブザーが約 2 分間鳴ります。

(シートベルト締め忘れ警告灯(運転席・助手席)→ 157 ページ)

 

約 5km/h 以上で走行中に、後席の乗員がシートベルトを外すと、ブザーが約 30 秒間鳴

ります。

(シートベルト締め忘れ警告灯(後席)→ 158 ページ)

安全なドライブのために

X シートベルト

XX

シートベルトの使いかた

37

安全なドライブのために

プリテンショナー & フォースリミッター機構

プリテンショナー機構

前方からの強い衝撃を受けると、シートベルトを瞬時に引き込み、上体をシートにしっかり

と固定してシートベルトや SRS エアバッグの効果をいっそう高めます。

フォースリミッター機構

前方からの強い衝撃を受けた場合、シートベルトにある一定以上の荷重がかかったときに、

それ以上荷重がかからないようにする機構で、乗員の胸部への衝撃を緩和します。

 

プリテンショナー & フォースリミッター機構付シートベルトは絶対に取り外したり、分解、改造

をしないでください。

 

下記のような場合は必ずトヨタ販売店にご相談ください。お客様自身で行うと、プリテンショ

ナー機構が思いがけなく作動するおそれがあるほか、正常に作動しなくなったり、誤って巻

き取り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

 

車両前部を修理するとき

 

廃車にするとき

 

プリテンショナー & フォースリミッター機構付シートベルトは一度作動すると再使用できませ
ん。最寄りのトヨタ販売店で交換してください。

 

プリテンショナー機構はシートベルトを着用していなくても前方からの強い衝撃を受けると作動

します。

シートベルトの取扱いとお手入れ

 

シートベルトの経路をさまたげる荷物の積みかたはしないでください。衝突したときなどに効果

が十分発揮されません。

異常

正常な経路

安全なドライブのために

シートベルト

38

 

お子さまをひざの上に抱いて走行しないでください。 

 

ひざの上でお子さまを抱いていると、衝突時などにお子さまを支えることができず、お子さま
への重大な傷害につながるおそれがあります。

 

シートベルトは、それを着用するのに十分な大人の体格を持った人用に設計されています。

 

1 人で座ることのできない乳幼児の場合はベビーシート(別売)を使用してください。

 

シートベルトが首やあごに当たったり、腰骨にかからないような体の小さなお子さまの場合は、

チャイルドシートやジュニアシート(別売)を使用してください。

(チャイルドシート→ 40 ページ)

(チャイルドシートの固定のしかた→ 47 ページ)

 

シートベルトは 1 人用です。2 人以上で 1 本のシートベルトを使用しないでください。衝突

時にシートベルトが正常に動かず、けがをするおそれがあります。

 

妊娠中の方もシートベルトを着用してください。ただし、万一のとき腹部などに強い圧迫を受

けるおそれがありますので、シートベルトの着用については、医師に相談のうえ、注意事項

を確認してください。

 

腰部ベルトは、必ず腰骨のできるだけ低い位置、お腹の膨らみの下に密着させます。

 

肩部ベルトは、お腹の膨らみをさけ必ず胸部に着用します。

安全なドライブのために

X シートベルト

XX

シートベルトの使いかた

39

安全なドライブのために

 

シートの背もたれを必要以上に倒して走行しないでください。衝突時に体がシートベルトの下

にもぐり、ベルトが腰骨にかからず腹部にかかることになり、シートベルトによりけがをするお

それがあります。

 

ハンドルやメーターに必要以上に近付いて運転しないでください。衝突したときなどシートベル

トの効果が発揮されません。

 

シートベルト使用時、洗濯ばさみやクリップなどでたるみをつけないでください。衝突時など

効果を発揮しなくなります。

 

シートベルトが汚れた場合は中性洗剤を使用してください。ベンジンなどの有機溶剤を使用

すると、シートベルトの性能が落ち、十分な効果を発揮できません。同様にシートベルトの

脱色や染色もやめてください。

 

シートベルトを着用した状態で万一事故にあった場合は、トヨタ販売店でシートベルト一式を

交換してください。シートベルト自体が損傷している場合があり、性能を十分発揮できないお

それがあります。

 

常にシートベルトにほつれや、擦り切れなどの異常がないかを点検してください。異常がある
状態で使用をすると衝突時に正常にはたらかず、性能を十分発揮できないおそれがあります
ので、トヨタ販売店で交換してください。

 

バックルや巻き取り装置の内部に異物などを入れないようにしてください。また、シートベルト
の改造や取り付け、取り外しをしないでください。衝突時に十分な効果を発揮できないおそ

れがあります。

異物等を
入れない

硬貨 ヘアピン

安全なドライブのために

40

* International Organization for Standardization(国際標準化機構)の略

チャイルドシート

シートベルトを正しく着用できない小さなお子さまを乗せるときは、チャイルドシートをご

使用ください。

 

お子さまの安全のため、チャイルドシートはリヤシートに取り付けてください。

 

車両に固定するチャイルドシートには、シートベルトで固定するタイプと ISO*  FIX 対応

チャイルドシート固定バー&トップテザーアンカーで固定するタイプがあります。

(チャイルドシートの固定のしかた→ 47 ページ)

チャイルドシートの固定方法、および取り扱い方法は、各チャイルドシートに付属の取扱説

明書をお読みください。

 

満 6 歳未満のお子さまは、チャイルドシートの着用が法律で義務付けられています。

 

車の仕様やお子さまの年齢、体格に合わせて適切なチャイルドシートを選んでください。

 

体が十分大きく、チャイルドシートが不必要なお子さまは、シートベルトを着用させてください。

チャイルドシートについて

 

ここでは、ベビーシート、チャイルドシート、ジュニアシートの総称として、「チャイルドシート」

と呼んでいます。

(チャイルドシートの種類→ 41 ページ)

お子さま専用シート

 

 

 

 

 

 

 

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