Toyota Passo (2016 year). Manual japanese - part 8

 

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Toyota Passo (2016 year). Manual japanese - part 8

 

 

111

3-5. ドアガラスの開閉

3

各部の操作

作動条件

X

キーフリーシステム非装着車

エンジンスイッチが“ON”のとき

X

キーフリーシステム装着車

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき

エンジン停止後の作動(運転席のみ)

X

キーフリーシステム非装着車

エンジンスイッチを“ACC”または“LOCK”にしたあとでも、約 40 秒間はド
アガラスを開閉できます。

X

キーフリーシステム装着車

エンジンスイッチをアクセサリーモード、または OFF にしたあとでも、約 40
秒間はドアガラスを開閉できます。

挟み込み防止機能(運転席のみ)

ドアガラスを閉めているときに、窓枠とドアガラスのあいだに異物が挟まると、
作動が停止し、少し開きます。

運転席ドアガラスを閉めることができないとき

挟み込み防止機能が異常に作動してしまい、運転席ドアガラスを全閉できないと
きは、運転席ドアウインドウスイッチで、下記の操作を行ってください。

車を停止し、エンジンスイッチを“ON”

(キーフリーシステム非装着車)また

はイグニッション ON モード(キーフリーシステム装着車)にする

運転席ドアウインドウスイッチを「自動全閉」の位置まで引き続け、ドアガラ
スを全閉にしたあと、さらにスイッチを 6 秒間引き続ける

ドアガラス作動途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。
以上の操作を行っても反転して閉じ切らない場合は、トヨタ販売店で点検を受け
てください。

知識

112

3-5. ドアガラスの開閉

バッテリーを再接続したときは

パワーウインドウを適切に作動させるために、初期設定を次の手順で行ってくだ
さい。

エンジンスイッチを“ON”(キーフリーシステム非装着車)またはイグニッ
ション ON モード(キーフリーシステム装着車)にする

運転席ドアウインドウスイッチを下に押し続け、全開にする

運転席ドアウインドウスイッチを「自動全閉」の位置まで引き続け、ドアガラ
スを全閉したあと、さらにスイッチを 2 秒間引き続ける

ドアガラス作動途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

ドアガラスを開閉するとき

運転者は、乗員の操作を含むすべてのドアガラス開閉操作について責任があり
ます。特にお子さまの誤った操作による事故を防ぐため、お子さまにはドアガ
ラスの操作をさせないでください。お子さまや他の人がドアガラスに挟まれた
り巻き込まれたりするおそれがあります。
また、お子さまが同乗するときはウインドウロックスイッチを使用することを
おすすめします。(→ P. 110)

車から離れるときはエンジンスイッチを“LOCK”(キーフリーシステム非装
着車)またはエンジンスイッチを OFF(キーフリーシステム装着車)にし、
キーを携帯してお子さまも一緒に連れて行ってください。いたずらなどによる
誤った操作により、思わぬ事故につながるおそれがあります。

挟み込み防止機能(運転席のみ)

挟み込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・頭・首などを挟ん
だりしないでください。

挟み込み防止機能は、ドアガラスが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しな
い場合があります。また、挟み込み防止機能は、スイッチを引き続けた状態で
は作動しません。指などを挟まないように注意してください。

ドアガラスを開閉するときは、乗員の手・
腕・頭・首などを挟んだり巻き込んだりし
ないようにしてください。特にお子さまへ
は手などを出さないよう声かけをしてく
ださい。

KBPA350103

運転

113

4

4-1. 運転にあたって

運転にあたって ...................... 114

荷物を積むときの注意........... 124

4-2. 運転のしかた

エンジン(イグニッション)

スイッチ(キーフリー
システム非装着車).............. 126

エンジン(イグニッション)

スイッチ(キーフリー
システム装着車).................. 129

オートマチック

トランスミッション ............ 134

方向指示レバー ...................... 137

パーキングブレーキ............... 138

4-3. ランプのつけ方・

ワイパーの使い方

ランプスイッチ ...................... 139

フォグランプスイッチ........... 143

ワイパー & ウォッシャー

(フロント)........................... 144

ワイパー & ウォッシャー

(リヤ)................................... 146

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方.......................148

4-5. 運転支援装置について

スマートアシストⅡ ...............152

衝突警報機能(対車両・

対歩行者)、衝突回避支援
ブレーキ機能(対車両).......165

誤発進抑制制御機能・ 

後方誤発進抑制制御機能.....174

車線逸脱警報機能...................184

先行車発進お知らせ機能 .......187

Stop & Start

System 
(SMART STOP)  ...............189

運転を補助する装置 ...............199

4-6. 運転のアドバイス

寒冷時の運転...........................205

114

4-1. 運転にあたって

運転にあたって

→ P. 126, 129

ブレーキペダルを踏んだまま、シフトレバーを D にする(→ P. 134)

パーキングブレーキを解除する(→ P. 138)

ブレーキペダルから徐々に足を離し、アクセルペダルをゆっくり踏み
発進する

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

必要に応じて、パーキングブレーキをかける

長時間停車する場合は、シフトレバーを P または N にします。(→

P. 134

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

パーキングブレーキをかけて(→ P. 138)、シフトレバーを P にする

(→ P. 134)

キーフリーシステム非装着車:

エンジンスイッチを“LOCK”にしてエンジンを停止する

キーフリーシステム装着車:

エンジンスイッチを OFF にしてエンジンを停止する

キーを携帯していることを確認し、ドアを施錠する

坂道の途中で駐車をする場合は、必要に応じて輪止め

を使用してください。

輪止めはトヨタ販売店で購入することができます。

安全運転を心がけて、次の手順で走行してください。

エンジンを始動する

発進する

停車する

駐車する

115

4-1. 運転にあたって

4

運転

パーキングブレーキをしっかりかけ、シフトレバーを D にする

アクセルペダルをゆっくり踏む

車が動き出す感触を確認したら、パーキングブレーキを解除し発進す

雨の日の運転について

雨の日は視界が悪くなり、またガラスが曇ったり、路面がすべりやすくなった
りするので、慎重に走行してください。

雨の降りはじめは路面がよりすべりやすいため、慎重に走行してください。

雨の日の高速走行などでは、タイヤと路面のあいだに水膜が発生し、ハンドル
やブレーキが効かなくなるおそれがあるので、スピードは控えめにしてくださ
い。

走行中のエンジン回転数について

次の場合、走行中にエンジン回転数が高くなることがあります。これは走行状況
にあわせてシフトアップの制限、またはシフトダウンの実施を自動的に行うため
で、急加速を示すものではありません。

車両が上り坂、または下り坂を走行していると判断したとき

アクセルペダルを離したとき

エンジン出力の抑制について(ブレーキオーバーライドシステム)

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたとき、エンジン出力を抑制
する場合があります。

ブレーキオーバーライドシステム作動中は、警告灯が点灯します(→ P. 310)

運転標識の取り付け

磁石式の初心運転者標識や高齢運転者標識などを樹脂部品(バンパー、バックド
アなど)に取り付けることはできません。

上り坂の発進のしかた

知識

116

4-1. 運転にあたって

環境に配慮した運転

エコドライブインジケーターランプの表示/非表示を設定できます。

(→ P. 72)

環境に配慮した運転をしているとき、エコド
ライブインジケーターランプが点灯します。
必要以上にアクセルペダルを踏んだときや
停車中は消灯します。

次の場合、エコドライブインジケーターラン
プは作動しません。

シフトレバーが D 以外のとき

車速が約 100km/h 以上のとき

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

発進するとき

エンジンがかかったまま停車しているときは、常にブレーキペダルを踏んでく
ださい。クリープ現象で車が動き出すのを防ぎます。

運転するとき

踏み間違いを避けるため、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置を十分把握
した上で運転してください。

・ アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏むと、車が急発進して思わ

ぬ事故につながるおそれがあります。

・ 後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくな

ります。ペダル操作が確実にできるよう注意してください。

・ 車を少し移動させるときも正しい運転姿勢をとり、ブレーキペダルとアク

セルペダルが確実に踏めるようにしてください。

・ ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急

時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

KBPA410101

117

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

運転するとき

燃えやすいものの上を走行したり、可燃物付近に車を停めたりしないでくださ
い。
排気管や排気ガスは高温になり、可燃物が近くにあると火災になるおそれがあ
り危険です。

通常走行時は、走行中にエンジンを停止しないでください。走行中にエンジン
を停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補助がなくな
り、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した上で、すみ
やかに道路脇に停車してください。
なお、通常の方法で車両を停止することができないような緊急時は、P. 296
を参照してください。

急な下り坂では、エンジンブレーキを使用してスピードを下げてください。
フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキが過熱して正常に機能しな
くなります。(→ P. 134)

走行中はハンドル・シート・ドアミラー・インナーミラーの調整をしないでく
ださい。
運転を誤るおそれがあります。

すべての乗員は頭や手、その他の体の一部を車から出さないようにしてくださ
い。

オフロード走行をしないでください。
やむを得ずオフロードを走行するときは、慎重に運転してください。
また、V フレックスフルタイム 4WD 車はオンロード専用です。オフロード
走行やラリー走行などが目的ではなく、一般道での優れた走行安定性に寄与す
ることを目的とした 4WD ですので、無理な運転はしないでください。

渡河などの水中走行はしないでください。
電装品のショートやエンジンの破損など、重大な車両故障の原因になるおそれ
があります。

シートの上や付近に荷物を置いて走行しないでください。
急ブレーキをかけたときや、旋回しているときなどに荷物が飛び出して乗員に
あたったり、荷物を破損したり、荷物に気をとられたりして、思わぬ事故につ
ながるおそれがあり危険です。

大きな段差がある場所や、輪止めなどがある場所では慎重に走行してくださ
い。バンパーを損傷するおそれがあります。

118

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

すべりやすい路面を運転するとき

急ブレーキ・急加速・急ハンドルはタイヤがスリップし、車両の制御ができな
くなるおそれがあります。

急激なアクセル操作、シフト操作によるエンジンブレーキやエンジン回転数の
変化は、車が横すべりするなどのおそれがあります。

水たまり走行後はブレーキペダルを踏んでブレーキが正常に働くことを確認
してください。ブレーキパッドがぬれるとブレーキの効きが悪くなったり、ぬ
れていない片方だけが効いたりしてハンドルをとられるおそれがあります。

シフトレバーを操作するとき

シフトレバーを前進側のシフトポジションに入れたまま惰性で後退したり、R
に入れたまま惰性で前進することは絶対にやめてください。エンジンが止ま
り、ブレーキの効きが悪くなったり、ハンドル操作が重くなったりして、思わ
ぬ事故や故障の原因となるおそれがあります。

車両が動いているあいだは、シフトレバーを P に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が前進しているあいだは、シフトレバーを R に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が後退しているあいだは、シフトレバーを前進側のシフトポジションに入
れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

走行中にシフトレバーをNにすると、トランスミッションとエンジンの動力伝
達が解除され、エンジンブレーキが効かなくなります。

アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

119

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

継続的にブレーキ付近から警告音(キーキー音)が発生したとき

できるだけ早くトヨタ販売店で点検を受け、ブレーキパッドを交換してくださ
い。
必要なときにパッドの交換が行われないと、ディスクローターの損傷につなが
る場合があります。

パッドやローターなどの部品は、役割を果たすと共に摩耗していきます。摩耗
の限度をこえて走行すると故障を引き起こすばかりでなく、事故につながるお
それがあります。

停車するとき

空ぶかしをしないでください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

車が動き出すことによる事故を防ぐため、エンジン回転中は常にブレーキペダ
ルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてください。

坂道で停車するときは、前後に動き出して事故につながることを防ぐため、常
にブレーキペダルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてくださ
い。

停車中に空ぶかしをしないでください。
排気管が過熱し、可燃物が近くにあると火災につながるおそれがあり危険で
す。

120

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

駐車するとき

炎天下では、メガネ・ライター・スプレー缶や炭酸飲料の缶などを車内に放置
しないでください。
放置したままでいると、次のようなことが起こるおそれがあり危険です。

・ ライターやスプレー缶からガスがもれたり、出火する
・ プラスチックレンズ・プラスチック素材のメガネが、変形またはひび割れ

を起こす

・ 炭酸飲料の缶が破裂して車内を汚したり、電気部品がショートする原因に

なる

ライターを車内に放置したままにしないでください。ライターをグローブボッ
クスなどに入れておいたり、車内に落としたままにしておくと、荷物を押し込
んだりシートを動かしたときにライターの操作部が誤作動し、火災につながる
おそれがあり危険です。

ウインドウガラスなどには吸盤を取り付けないでください。また、インストル
メントパネルやダッシュボードの上に芳香剤などの容器を置かないでくださ
い。
吸盤や容器がレンズの働きをして、車両火災につながるおそれがあり危険で
す。

シルバー色などの金属蒸着フィルムを曲面ガラスに貼った場合は、ドアやウイ
ンドウを開けたまま放置しないでください。
直射日光が曲面ガラスの内側に反射し、レンズの働きをして火災につながるお
それがあり危険です。

車から離れるときは、必ずパーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P にし
てエンジンを停止し、施錠してください。
エンジンがかかっているあいだは、車から離れないでください。
パーキングブレーキをかけずにシフトレバーを P にした状態では、車が動き
思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

エンジン回転中またはエンジン停止直後は排気管にふれないでください。
やけどをするおそれがあります。

121

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

仮眠するとき

必ずエンジンを停止してください。
エンジンをかけたまま仮眠すると、無意識にシフトレバーを動かしたり、アク
セルペダルを踏み込んだりして、事故やエンジンの異常過熱による火災が発生
するおそれがあります。さらに、風通しの悪い場所に停めると、排気ガスが車
内に侵入し、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれが
あります。

ブレーキをかけるとき

ブレーキがぬれているときは、普段よりも注意して走行してください。
ブレーキがぬれていると、制動距離が長くなり、ブレーキのかかりに、左右の
違いが出るおそれがあります。また、パーキングブレーキがしっかりとかから
ないおそれもあります。

ブレーキ倍力装置が機能しないときは、他の車に近付いたりしないでくださ
い。また、下り坂や急カーブを避けてください。
この場合ブレーキは作動しますが、通常よりも強く踏む必要があります。また
制動距離も長くなります。ただちにブレーキの修理を受けてください。

万一エンジンが停止したときは、ブレーキペダルをくり返し踏まないでくださ
い。
ペダルを踏むたびに、ブレーキのアシスト力の蓄えを使い切ってしまいます。

ブレーキシステムは 2 つの独立したシステムで構成されており、一方の油圧シ
ステムが故障しても、もう一方は作動します。この場合、ブレーキペダルを通
常より強く踏む必要があり、制動距離が長くなります。ただちにブレーキの修
理を受けてください。

万一脱輪したとき(4WD 車)

いずれかのタイヤが宙に浮いているときは、むやみに空転させないでください。
前・後輪の回転差が激しい状態が続くと、駆動系部品に無理な力が加わり焼き
付きなどの損傷を受けたり、焼き付きにより、車両が急に飛び出し思わぬ事故
につながるおそれがあり危険です。
脱出できないときは、トヨタ販売店または専門業者へご連絡ください。

122

4-1. 運転にあたって

注意

運転しているとき

運転中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏まないでください。
アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏むと、駆動力を抑制する場合があ
ります。

坂道で停車するために、アクセルペダルを使ったり、アクセルペダルとブレー
キペダルを同時に踏んだりしないでください。

駐車するとき

必ずパーキングブレーキをかけシフトレバーを P にしてください。パーキング
ブレーキをかけシフトレバーを P にしておかないと、車が動き出したり、誤っ
てアクセルペダルを踏み込んだときに急発進するおそれがあります。

部品の損傷を防ぐために

パワーステアリングモーターの損傷を防ぐため、ハンドルをいっぱいにまわし
た状態を長く続けないでください。

ディスクホイールなどの損傷を防ぐため、段差などを通過するときは、できる
だけゆっくり走行してください。

走行中にタイヤがパンクしたら

次のようなときはタイヤのパンクや損傷が考えられます。ハンドルをしっかり
持って徐々にブレーキをかけ、スピードを落としてください。

ハンドルがとられる

異常な音や振動がある

車両が異常に傾く

123

4-1. 運転にあたって

4

運転

注意

タイヤがパンクしたときは

X

応急用タイヤ装着車

応急用タイヤに交換してください。(→ P. 328)

X

タイヤパンク応急修理キット装着車

タイヤの損傷の程度を確認してください。

修理可能な場合は、応急修理してください。(→ P. 316)

修理不可能な場合は、トヨタ販売店にご連絡ください。

冠水路走行に関する注意

大雨などで冠水した道路では、次のような重大な損傷を与えるおそれがあるた
め、走行しないでください。

エンストする

電装品がショートする

水を吸い込んでのエンジン破損

万一、冠水した道路を走行し、水中に浸かってしまったときは必ずトヨタ販売
店で次の点検をしてください。

ブレーキの効き具合

エンジン・トランスミッション・トランスファー(4WD 車)・ディファレン
シャルなどのオイルやフルードの量および質の変化

プロペラシャフト(4WD 車)各ベアリング・各ジョイント部などの潤滑不良

124

4-1. 運転にあたって

荷物を積むときの注意

安全で快適なドライブをするために、荷物を積むときは次のことをお守
りください。

警告

積んではいけないもの

次のようなものを積むと引火するおそれがあり危険です。

燃料が入った容器

スプレー缶

荷物を積むとき

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、ブレーキペダル・アクセルペダルを正しく操作できな
かったり、荷物が視界をさえぎったり、荷物が乗員に衝突したりして、思わぬ
事故につながるおそれがあり危険です。

できるだけ荷物はラゲージルームに積んでください。

次の場所には荷物を積まないでください。

・ 運転席足元
・ 助手席やリヤ席(荷物を積み重ねる場合)
・ インストルメントパネル
・ ダッシュボード
・ フタのない小物入れ/トレイ

室内に積んだ荷物はすべてしっかりと安定させてください。

シート背もたれより高いものをラゲージルームに積まないでください。
急ブレーキや事故の際に、投げ出され、乗員を傷付けるおそれがあります。

後席のシート背もたれを折りたたんで、寸法が長い荷物を積むときは、できる
だけ前席シート背もたれの真うしろには積まないでください。

ラゲージルームに人を乗せないでください。乗員用には設計されていません。
乗員は、適切にシートベルトを着用させ、座席に座らせてください。
お守りいただかないと、急ブレーキや衝突の際に、重大な傷害におよぶか、最
悪の場合死亡につながるおそれがあります。

125

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

荷物の重量・荷重のかけ方について

荷物を積み過ぎないでください。

荷重を不均等にかけないようにしてください。

これはタイヤに負担をかけるだけでなく、ハンドル操作性やブレーキ制御の低
下により思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につ
ながるおそれがあります。

126

4-2. 運転のしかた

エンジン(イグニッション)スイッチ(キーフリーシステ
ム非装着車)

正しい運転姿勢(→ P.  24)がとれるようにシートの位置を調整し、
ペダルの各位置を確認する

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

ブレーキペダルをしっかり踏む

エンジンスイッチを“START”の位置にまわす

“LOCK” (OFF)

・ ステアリングロックがかかります。
・ キーを抜き挿しすることができます。

(シフトレバーの位置が P のとき、キー

を抜き挿しできます)

“ACC”

アクセサリーソケットなどの電装品が
使用できます。

“ON”

すべての電装品が使用できます。

“START”

エンジンが始動できます。

エンジンのかけ方

エンジンスイッチの位置の切りかえ

1

2

3

4

KBPA420101

 

 

 

 

 

 

 

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