Toyota Land Cruiser Prado (2018 year). Manual japanese - part 12

 

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Toyota Land Cruiser Prado (2018 year). Manual japanese - part 12

 

 

175

4

運転

4-2. 運転のしかた

エンジン(イグニッション)スイッチ

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

ブレーキペダルをしっかり踏む

マルチインフォメーションディスプレイに

とメッセージが表示されます。

表示されないと、エンジンは始動しません。

エンジンスイッチを短く確実に
押す

短く確実に押せば、押し続ける必要は
ありません。

エンジンが始動するまで最大 30 秒間
スターターが回転します。

完 全 に エ ン ジ ン が 始 動 す る ま で ブ
レーキペダルを踏み続けてください。

ディーゼル車:

(予熱表示灯)が

点灯後消灯したらエンジンが始動しま
す。

エンジンスイッチのどのモードからで
もエンジンを始動できます。

電子キーを携帯して次の操作を行うことで、エンジンの始動またはエン
ジンスイッチのモードを切りかえることができます。

エンジンのかけ方

1
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4

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4-2. 運転のしかた

車両を完全に停止させる

パーキングブレーキをかけて(→ P. 188)、シフトレバーを P の位置
にする

エンジンスイッチを押す

ブレーキペダルから足を離した状態にしてメーターの表示が消灯して
いることを確認する

ブレーキペダルを踏まずにエンジンスイッチを押すと、モードを切りか
えることができます。(スイッチを押すごとにモードが切りかわります)

OFF

非常点滅灯が使用できます。

アクセサリーモード

オーディオなどの電装品が使用できま
す。

マルチインフォメーションディスプレ
イに「アクセサリ−」が表示されます。

イグニッション ON モード

すべての電装品が使用できます。

マルチインフォメーションディスプレ
イに「イグニッション ON」が表示さ
れます。

シフトレバーが P 以外のときは
アクセサリーモードになり、OFF に
なりません。

エンジン停止のしかた

エンジンスイッチのモード切りかえ

1
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3
4

1

2

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4-2. 運転のしかた

4

運転

シフトレバーが P 以外でエンジンを停止させた場合、エンジンは停止し
ますが、エンジンスイッチのモードは OFF になりません。次の手順で
OFF にしてください。

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーを P の位置にする

マルチインフォメーションディスプレイに「電源を Off してください」
が表示されていることを確認し、エンジンスイッチを 1 回押す

マルチインフォメーションディスプレイの「電源を Off してください」
の表示が消灯していることを確認する

自動電源 OFF 機能

シフトレバーが P にあるとき、20 分以上アクセサリーモードか 1 時間以上イグ
ニッション ON モード(エンジンがかかっていない状態)にしたままにしておく
と、エンジンスイッチが自動で OFF になります。
ただし、自動電源 OFF 機能は、バッテリーあがりを完全に防ぐものではありま
せん。エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをアクセサリーモー
ドまたはイグニッション ON モードにしたまま長時間放置しないでください。

エンジンスイッチの操作について

スイッチを短く確実に押せていない場合は、モードの切りかえやエンジン始動
ができない場合があります。

エンジンスイッチ OFF 後、すぐに再始動した場合は、エンジンが始動しない場
合があります。エンジンスイッチ OFF 後の再始動は、数秒待ってから操作して
ください。

電子キーの電池の消耗について

→ P. 94

スマートエントリー&スタートシステムが正常に働かないおそれのある状況

→ P. 118

ご留意いただきたいこと

→ P. 119

シフトレバーが P 以外でエンジンを停止したとき

知識

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2
3

4

178

4-2. 運転のしかた

エンジンが始動しないとき

エンジンイモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。

(→ P. 61)

トヨタ販売店へご連絡ください。

シフトレバーが P の位置にあるか確認してください。エンジンを始動するとき
に、シフトレバーが傾いたり、P 以外の位置にするとエンジンを始動すること
ができない場合があります。

ステアリングロックについて

エンジンスイッチを OFF にしたあとにドアを開閉すると、ステアリングロック
機能によりハンドルが固定されます。エンジンスイッチを操作すると、ステアリ
ングロックは自動で解除されます。

ステアリングロックが解除できないとき

ステアリングロックモーターのオーバーヒート防止について

短時間にエンジン始動・停止をくり返すと、モーターのオーバーヒート防止のた
めに作動制限することがあります。その場合は操作を控えてください。2 ∼ 10
秒程度でもとの状態にもどります。

マルチインフォメーションディスプレイに「スマートエントリー&スタートシス
テム故障 取扱書を確認」が表示されたときは

システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けて
ください。

電子キーの電池が切れたときは

→ P. 351

カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき

→ P. 410

マルチインフォメーションディスプレイに
メッセージが表示されます。シフトレバーが
P の位置にあることを確認してハンドルを
左右にまわしながら再操作してください。

179

4-2. 運転のしかた

4

運転

警告

エンジンを始動するとき

必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな
いでください。思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。

走行中の警告

エンジンの停止などで車両滑走状態になったときは、車両が安全な状態で停止
するまでドアを開けたり、ロック操作をしたりしないでください。ステアリン
グロック機能が作動し、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

緊急時のエンジン停止方法

走行中にエンジンを緊急停止したい場合には、エンジンスイッチを 2 秒以上押
し続けるか、素早く 3 回以上連続で押してください。(→ P. 372)
ただし、緊急時以外は走行中にエンジンスイッチにふれないでください。走行
中にエンジンを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補
助がなくなり、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した
上で、すみやかに道路脇に停車してください。

走行中にエンジンスイッチを操作すると、マルチインフォメーションディスプ
レイに警告メッセージが表示され、警告ブザーが鳴ります。

走行中にエンジンを緊急停止したあと、エンジンを再始動させる場合は、シフ
トレバーを N にし、エンジンスイッチを押してください。

180

4-2. 運転のしかた

注意

バッテリーあがりを防止するために

エンジンスイッチのインジケーターが消灯していない場合、エンジンスイッチ
が OFF になっていません。
エンジンスイッチを OFF にしてから車両を離れてください。

エンジンがかかっていないときに、マルチインフォメーションディスプレイの

「アクセサリー」または「イグニッション ON」の表示が消灯していない場合、

エンジンスイッチが OFF になっていません。エンジンスイッチを OFF にし
てから車両を離れてください。

シフトレバーが P 以外でエンジンを停止させないでください。シフトレバー
が P 以外でエンジンを停止させた場合、エンジンスイッチがアクセサリー
モードとなるため、そのまま放置するとバッテリーあがりの原因になります。

エンジンを始動するとき

エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。

もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただ
ちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

エンジンスイッチの操作について

エンジンスイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそ
れがあります。すみやかにトヨタ販売店にご連絡ください。

181

4

運転

4-2. 運転のしかた

オートマチックトランスミッション

エンジンスイッチがイグニッション ON モードの状態で、ブレーキ

ペダルを踏んだまま操作します。

P と D のあいだの操作は、ブレーキペダルを踏み、車を完全に止めてから行っ
てください。

※1

燃費向上や騒音の低減のために、通常は D ポジションを使用してください。

※2

S モードではエンジンブレーキ力の選択が可能です。また、D ポジションに
くらべエンジン回転数を高く制御するため、加速応答性が向上します。

シフトレバーの動かし方

シフトポジションの使用目的

シフト

ポジション

目的

P

駐車またはエンジンの始動・停止

R

後退

N

動力が伝わらない状態

D

通常走行

※1

S

S モード走行

※2

(→ P. 183)

182

4-2. 運転のしかた

スポーツモード/エコドライブモード

→ P. 252

セカンドスタートモード

雪道など、すべりやすい路面での発進・走行時に、走行モードをセカ
ンドスタートモードに切りかえます。

セカンドスタートモードにするにはスイッチを押す

解除するには再度スイッチを押します。

走行モードの選択

X

リヤハイトコントロールエアサ
スペンション非装着車

X

リヤハイトコントロールエアサ
スペンション装着車

183

4-2. 運転のしかた

4

運転

シフトレバーが S の位置にあるとき、シフトレバーを次のように操作で
きます。

シフトアップ

シフトダウン

1 ∼ 6 レンジのあいだで選択されてい
るレンジがメーターに表示されます。

S ポジションへ操作したときの初期シ
フトレンジは、車速に応じて 5 または
4 レンジに設定されます。ただし、D
ポジションにて AI-SHIFT 制御中はそ
れに従い、初期のシフトレンジが 3 レ
ンジになる場合があります。

(→ P. 185)

シフトレンジ機能

エンジンブレーキ力は、6 段階から選択が可能です。

シフトレンジの数字の小さい方がエンジンブレーキ力は大きくな
り、エンジン回転数も高くなります。

S モードでのシフトレンジ切りかえ

1
2

184

4-2. 運転のしかた

リバース警告ブザー

シフトレバーを R に入れるとブザーが鳴り、R にあることを運転者に知らせます。

シフトロックシステム

シフトロックシステムは、発進時のシフトレバーの誤動作を防ぐシステムです。

イグニッション ON モードでブレーキペダルを踏んだ状態でなければ、シフトレ
バーを P からシフトできません。

S モード

4 レンジ以下のとき、シフトレバーを+側へ保持すると、6 レンジに設定されま
す。

シフトダウン制限警告ブザー(S モード走行時)

安全や走行性能を確保するため、シフトダウン操作には制限があり、シフトレ
バーを操作してもシフトダウンできない場合があります。(このときブザーが 2
回鳴ります)

レーダークルーズコントロールを使って走行しているとき

S モード走行時に 4 または 5 へシフトダウンしても、エンジンブレーキは効き
ません。(→ P. 240)

セカンドスタートモードの自動解除

セカンドスタートモードを選択して走行後、エンジンを停止すると、自動的に通
常走行モードに切りかわります。

知識

185

4-2. 運転のしかた

4

運転

シフトレバーを P からシフトできないときは

ブレーキペダルを踏んでいることを確認してください。

ブレーキペダルを踏んだ状態でシフトレバーがシフトできない場合、シフトロッ
クシステムなどの故障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてく
ださい。
ただし一時的な処置として、次の方法でシフトレバーをシフトすることができま
す。

シフトロック解除のしかた:

パーキングブレーキをかける

エンジンスイッチを OFF にする

ブレーキペダルを踏む

シフトレバーを S にしても “ S ” が点灯しないときは

システム異常のおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてくださ
い。

AI-SHIFT について

AI-SHIFT は、運転者の運転操作と走行状況により、自動的に適切なギヤ段に切
りかえます。

AI-SHIFT は、シフトレバーを D にしているときに自動的に作動します。

(シフトレバーを S にすると、機能が解除されます)

マイナスドライバーなどを使ってカバー
を取りはずす

傷が付くのを防ぐため、マイナスドライ
バーの先端に布などを巻いて保護してく
ださい。

シフトロック解除ボタンを押す

ボタンを押しているあいだは、レバーをシ
フトできます。

1

2

3

4

5

186

4-2. 運転のしかた

オートマチックトランスミッション保護機能

ぬかるみや砂地・雪道などでスタックしてタイヤが空転する状態が続くときや、
走行時にアクセルペダルをくり返し踏んだり離したりする状況が続くと、トラ
ンスミッションが高温になり損傷するおそれがあります。
このとき、トランスミッションが損傷しないように、ギヤ段が一時的に固定さ
れる場合があります。
トランスミッションの温度が下がるとギヤ段の固定は解除され、通常作動にも
どります。

トランスミッションフルードの温度が高くなると、マルチインフォメーション
ディスプレイに「AT オイル油温異常」が表示されます。
ただちに安全な場所に停車し、シフトレバーを P にして、エンジンをかけたま
ま温度が下がるまで待ちます。しばらくして表示が消えたら、走行可能になり
ます。表示が消えないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

警告

すべりやすい路面では

急なアクセル操作や、シフト操作を行わないでください。エンジンブレーキ力
の急激な変化が横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。

シフトロック解除時の事故を防ぐために

シフトロック解除ボタンを押すときは、必ずパーキングブレーキをかけブレー
キペダルを踏んでください。

誤ってアクセルペダルを踏んでいると、シフトロック解除ボタンを押してシフ
トレバーを操作したときに、車が急発進して思わぬ事故につながり、重大な傷
害におよぶか最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

187

4

運転

4-2. 運転のしかた

方向指示レバー

レバー操作により、次のように運転者の意思を表示することができます。

左折

左側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで左側方向指示灯が点
滅します。

右側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで右側方向指示灯が点
滅します。

右折

作動条件

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき

表示灯の点滅が異常に速くなったときは

方向指示灯の電球が切れていないか確認してください。

操作のしかた

1
2

3

4

知識

188

4-2. 運転のしかた

パーキングブレーキ

パーキングブレーキをかけるに
は、ブレーキペダルを踏みなが
ら、パーキングブレーキレバーを
いっぱいまで引く

パーキングブレーキを解除する
には、レバーを少し引き上げ、ボ
タンを押しながら完全に下まで
もどす

駐車するとき

→ P. 162

パーキングブレーキ未解除走行時警告ブザー

→ P. 383

冬季のパーキングブレーキの使用について

→ P. 277

1

2

知識

注意

走行前の注意

パーキングブレーキを完全に解除してください。
パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレー
キの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。

189

4

運転

4-2. 運転のしかた

排出ガス浄化装置(ディーゼル車)

燃焼(再生)処理について

一般走行では数百 km

走行するごとに、自動で捕集したススの燃焼

処理が行われます。

ススが規定量以上になったとき、スイッチ操作で燃焼処理を行うこ
とができます。

気候や走行状況等により異なります。

排出ガス浄化装置について

排出ガス浄化装置には、次のような特徴があります。

燃焼処理中はアイドリング回転数が上がる

排気ガスの臭いが従来のディーゼル車とは異なる

始動時や燃焼処理中に、排気管から白い煙(水蒸気)が出る場合が
ある

燃焼処理中は作動音(シューという音)が出る場合がある

燃焼処理中は加速が悪くなる場合がある

排出ガス浄化装置内のフィルターに捕集したススが一定量堆積すると、
自動的にススを燃焼(再生)処理します。

万一、マルチインフォメーションディスプレイ上に「DPF 再生不十分 

販売店で点検を受けてください」が表示され、

(エンジン警告灯)

が点灯したときは、ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

(→ P. 192)

190

4-2. 運転のしかた

ススが規定量以上になると、マルチインフォメーションディスプレイ上
に「DPF 再生不十分 取扱書を確認し手動再生を実施ください」と表示さ
れます。メッセージが表示されたときは、次の手順で燃焼処理を行って
ください。

車を安全な場所に停車する

パーキングブレーキを確実にかけ、シフトレバーを P にする

エンジンは停止しないでください。
また、排気管の周辺に可燃物等がないことを確認してください。(

P. 191)

排出ガス浄化スイッチを押す

マルチインフォメーションディスプレ
イ上にメッセージが表示され、アイド
リング回転数が上がります。

燃焼(再生)処理が終了するまでに、約
15 ∼ 40 分

程度の時間が必要です。

マルチインフォメーションディスプレ
イ上の「DPF 再生中」の表示が消え、
アイドリング回転数がもとにもどれば
終了です。

外気温により異なります。

排出ガス浄化警告が表示されたときは

1
2

3

 

 

 

 

 

 

 

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