Toyota FJ Cruiser (2017 year). Manual japanese - part 8

 

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Toyota FJ Cruiser (2017 year). Manual japanese - part 8

 

 

111

2-1. 運転のしかた

2

運転するときに

警告

ブレーキシステムは 2 つの独立したシステムで構成されており、一方の油圧シ

ステムが故障しても、もう一方は作動します。この場合、ブレーキペダルを通

常より強く踏む必要があり、制動距離が長くなります。一方のブレーキシステ

ムしか作動していない状態で走行しないでください。ただちにブレーキの修理

を受けてください。

万一脱輪したときは

いずれかのタイヤが宙に浮いているときは、むやみに空転させないでください。

駆動系部品の損傷や、車両の飛び出しによる思わぬ事故につながるおそれがあ

り危険です。

注意

運転中は

運転中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏まないでください。アク
セルペダルとブレーキペダルを同時に踏むと、駆動力を抑制する場合がありま
す。

坂道で停車するために、アクセルペダルを使ったり、アクセルペダルとブレー
キペダルを同時に踏んだりしないでください。

駐車するときは

必ずパーキングブレーキをかけシフトレバーを P にしてください。パーキング

ブレーキをかけシフトレバーを P にしておかないと、車が動き出したり、誤っ

てアクセルペダルを踏み込んだときに急発進するおそれがあります。

部品の損傷を防ぐために

パワーステアリングポンプの損傷を防ぐため、ハンドルをいっぱいにまわした
状態を長く続けないでください。

ディスクホイールなどの損傷を防ぐため、段差などを通過するときは、できる
だけゆっくり走行してください。

112

2-1. 運転のしかた

注意

走行中にタイヤがパンクしたら

次のようなときはタイヤのパンクや損傷が考えられます。ハンドルをしっかり

持って徐々にブレーキをかけ、スピードを落としてください。

ハンドルがとられる

異常な音や振動がある

車両が異常に傾く

タイヤがパンクした場合の対処法は、P. 264 を参照してください。

冠水路走行に関する注意

大雨などで冠水した道路では、次のような重大な損傷を受けるおそれがあるた

め、走行しないでください。

エンストする

電装品がショートする

水を吸い込んでのエンジン破損

万一、冠水した道路を走行し、水中に浸かってしまったときは、必ずトヨタ販

売店で次の点検をしてください。

ブレーキの効き具合

エンジン・オートマチックトランスミッション・トランスファー・ディファレ
ンシャルなどのオイルやフルードの量および質の変化

プロペラシャフト・各ベアリング・各ジョイント部などの潤滑不良

113

2-1. 運転のしかた

運転するときに

2

エンジン(イグニッション)スイッチ

■ エンジンのかけ方

パーキングブレーキがかかっていることを確認する

シフトレバーが P の位置にあることを確認する

運転席に座ってブレーキペダルをしっかり踏む

エンジンスイッチを “ START " の位置にまわす

■ エンジンスイッチの位置

“ LOCK "(OFF)

・ ステアリングロックがかかりま

す。

・ シフトレバーの位置が P のと

き、キーを抜き挿しすることが
できます。

“ ACC ”

アクセサリーソケットなどの電装

品が使用できます。

“ ON ”

すべての電装品が使用できます。

“ START ”

エンジンが始動できます。

114

2-1. 運転のしかた

知識

キーを “ ACC ” から “ LOCK ” にまわすには

ステアリングロックを解除するには

エンジンが始動しないときは

エンジンイモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。

(oP. 74)

キー抜き忘れ警告ブザー

キーが挿してあり、エンジンスイッチが “ ACC ” または “ LOCK ” のと

き、運転席ドアを開けると警告音が鳴ります。

シフトレバーが P の位置にあるこ
とを確認する

キ ー を 押 し 込 み な が ら
“ LOCK ” までまわす

ステアリングを左右に動かしながら、キー
をまわしてください。

115

2-1. 運転のしかた

2

運転するときに

警告

エンジンを始動するときは

必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まな

いでください。思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死

亡につながるおそれがあります。

走行中の警告

走行中はエンジンスイッチを “ LOCK ” にしないでください。

緊急時は走行中にエンジンを切り、“ ACC ” にしてください。走行中にエン

ジンが停止すると思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

注意

バッテリーあがりを防止するために

エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチを “ ACC ” または

“ ON ” にしたまま長時間放置しないでください。

エンジンを始動するとき

一度に 30 秒以上スターターをまわさないでください。

エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。

もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただ
ちにエンジンの点検を受けてください。 

116

2-1. 運転のしかた

オートマチックトランスミッション

状況に応じてシフトポジションを選択してください。

■ シフトレバーの動かし方

エンジンスイッチが “ ON ” の状態で、ブレーキペダルを踏
んだまま操作します。

P と D のあいだの操作は、ブレーキペダルを踏み、車を完全に止め

てから行ってください。

117

2-1. 運転のしかた

2

運転するときに

知識

リバース警告ブザー

シフトレバーをRに入れるとブザーが鳴り、Rにあることを運転者に知らせます。

シフトロックシステム

シフトロックシステムは、発進時のシフトレバーの誤作動を防ぐシステムです。

エンジンスイッチが “ON” でブレーキペダルを踏んだ状態でなければ、シフ

トレバーを P からシフトできません。

クルーズコントロールを使って走行しているとき(装着車のみ)

シフトレバーを D から 4 へシフトダウンしても、エンジンブレーキは効きませ

ん。(oP. 140)

■ シフトポジションの使用目的

燃費向上や騒音の低減のために、通常は D ポジションを使用してください。

シフト

ポジション

目的

P

駐車またはエンジンの始動

R

後退

N

動力が伝わらない状態

D

通常走行

4

通常走行

3

坂道走行

2

下り坂走行

急な下り坂走行

118

2-1. 運転のしかた

シフトレバーを P からシフトできないときは

ブレーキペダルを踏んでいることを確認してください。

ブレーキペダルを踏んだ状態でシフトレバーがシフトできない場合、シフト

ロックシステムなどの故障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受

けてください。

ただし一時的な処置として、次の方法でシフトレバーをシフトすることができ

ます。

シフトロック解除のしかた:

パーキングブレーキをかける

エンジンスイッチを “LOOK” にする

ブレーキペダルを踏む

AI-SHIFT について

AI-SHIFT は、運転者の運転操作と走行状況により、自動的に最適なシフトレン

ジに切りかえます。

AI-SHIFT は、シフトレバーを D にしているときに自動的に作動します。

シフトロック解除ボタンを押す

ボタンを押しているあいだは、レバーを

シフトできます。

119

2-1. 運転のしかた

2

運転するときに

警告

すべりやすい路面では

急なアクセル操作や、シフト操作を行わないでください。エンジンブレーキ力

の急激な変化が横すべりやスピンの原因になりますので注意してください。

シフトロック解除時の事故を防ぐために

シフトロック解除ボタンを押すときは、必ずパーキングブレーキをかけブレー

キペダルを踏んでください。

誤ってアクセルペダルを踏んでいると、シフトロック解除ボタンを押してシフ

トレバーを操作したときに、車が急発進して思わぬ事故につながり、重大な傷

害におよぶか最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

120

2-1. 運転のしかた

方向指示レバー

知識

作動条件

エンジンスイッチが “ ON ” のとき

表示灯の点滅が異常に速くなったときは

方向指示灯の電球が切れていないか確認してください。

レバー操作により、次のように運転者の意思を表示することができます。

左折

右折

左側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで左側方向指示灯

が点滅します。

右側へ車線変更

(レバーを途中で保持)

レバーを離すまで右側方向指示灯

が点滅します。

121

2-1. 運転のしかた

運転するときに

2

パーキングブレーキ

■ パーキングブレーキをかける

ブレーキペダルを踏みながら、
パー キン グブ レー キレ バー を
いっぱいまで引き上げる。

ブレーキ警告灯が点灯します。

■ パーキングブレーキを解除する

レバーを少し引き上げる

ボタンを押す

完全にレバーを降ろす

122

2-1. 運転のしかた

知識

駐車するとき

oP. 104

冬季のパーキングブレーキの使用について

「寒冷時の運転」(oP. 169)の記載を参照してください。

注意

走行前の注意

パーキングブレーキを完全に解除してください。

パーキングブレーキをかけたまま走行すると、ブレーキ部品が過熱し、ブレー

キの効きが悪くなったり、早く摩耗したりするおそれがあります。

123

2-1. 運転のしかた

運転するときに

2

ホーン(警音器)

知識

ハンドル位置を調整したあとは

ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。固定が不十分だと

ホーンが鳴らない場合があります。(oP. 62)

ハンドルの 

  周辺部を押

すとホーンが鳴ります。

124

2-2. メーターの見方

計器類

タコメーター

毎分のエンジン回転数を示します。

スピードメーター

車両の走行速度を示します。

電圧計

バッテリーの充電状態を示します。

水温計

エンジン冷却水の温度を示します。

燃料計

燃料残量を示します。

オドメーター/トリップメーター切りかえボタン

oP. 125

オドメーター・トリップメーター
● オドメーター

走行した総距離を表示します。

● トリップメーター

リセットしてからの走行距離を表示します。
区間距離は、トリップ A・トリップ B の 2 種類で使い分けることができます。

125

2-2. メーターの見方

2

運転するときに

表示の切りかえ

ボタンを押すごとに次のように切りかわります。

オドメーター

トリップメーター A

トリップメーター B

:押し続けると0にもどります。

メーター照度調整

ダイヤルをまわしてメーター照明の明るさを調整できます。

明るくなる

暗くなる

知識

バッテリー端子の脱着をしたときは

バッテリー端子の脱着を行うと、次のデータはリセットされます。

トリップメーター A

トリップメーター B

バッテリーを脱着後は、オドメーターが表示されます。

126

2-2. メーターの見方

注意

エンジンや構成部品への損傷を防ぐために

タコメーターの針がレッドゾーン(エンジンの許容回転数をこえている範囲)
に入らないようにしてください。

水温計の針がH のレッドゾーンに入ったときは、オーバーヒートのおそれがあ
るので、ただちに安全な場所に停車してください。完全に冷えたあと、エンジ
ンを確認してください。(oP. 282)

 

 

 

 

 

 

 

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