Toyota Estima (2017 year). Manual japanese - part 7

 

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Toyota Estima (2017 year). Manual japanese - part 7

 

 

95

3-1. キー

3

各部の操作

キーを紛失したとき

キーナンバープレートに打刻されたキーナンバーと残りの電子キーから、トヨタ
販売店でトヨタ純正品の新しい電子キーを作ることができます。
キーナンバープレートは車の中以外の安全な場所(財布の中など)に保管してく
ださい。

航空機に乗るとき

航空機に電子キーを持ち込む場合は、航空機内で電子キーのスイッチを押さない
でください。また、かばんなどに保管する場合でも、簡単にスイッチが押されな
いように保管してください。スイッチが押されると電波が発信され、航空機の運
行に支障をおよぼすおそれがあります。

電池の消耗について

電池の標準的な寿命は 1 ∼ 2 年です。

電池残量が少なくなると、ハイブリッドシステムを停止した際に車内から警告
音が鳴ります。(

P. 125)

電子キーは常に電波を受信しているため、使用していないあいだでも電池が消
耗します。次のような状態になったときは、電池が消耗している可能性があり
ます。新しい電池に交換してください。

・ スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレスリモコンが作動しない
・ 作動範囲が狭くなった
・ 電子キーの LED が点灯しない

電池の著しい消耗を防ぐため、次のような磁気を発生する電化製品の1m以内に
電子キーを保管しないでください。

・ TV
・ パソコン
・ 携帯電話やコードレス電話機、および充電器
・ 電気スタンド
・ 電磁調理器

電子キーの状態や、パワースイッチのモードに関するメッセージが表示されたと
きは

車内への電子キーの閉じ込みや、同乗者による電子キーの持ち出し、電源の切り
忘れなどを防止するため、電子キーやパワースイッチなどの状態の確認を促す
メッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示されたときは、表示
内容に従ってすみやかに対処してください。

マルチインフォメーションディスプレイに「キーバッテリー残りわずか」が表示
されたときは

電子キーの電池残量が少なくなっています。新しい電池と交換してください。

P. 329)

知識

96

3-1. キー

電池の交換方法

P. 329

不正キーの使用ついて(オートアラーム装着車)

指定のメカニカルキー以外のキーを使用すると、キーシリンダーが空まわりして
解錠できません。

注意

キーの故障を防ぐために

落としたり、強い衝撃を与えたり、曲げたりしない

温度の高いところに長時間放置しない

ぬらしたり超音波洗浄器などで洗ったりしない

電子キーに金属製または磁気を帯びた製品を取り付けたり、近付けたりしない

分解しない

電子キー表面にシールなどを貼らない

テレビやオーディオ・電磁調理器などの磁気を帯びた製品や、低周波治療器な
どの電気医療機器の近くに置かない

電子キー取り扱いの注意

電子キーは電波法の認証に適合しています。必ず次のことをお守りください。

電池交換時以外は、不用意に分解しないでください。分解・改造したものを使
用することは法律で禁止されています。

必ず日本国内でご使用ください。

キーを携帯するとき

電源を入れた状態の電化製品とは約 10cm 以上離して携帯してください。
約10cm以内にあると電化製品の電波と干渉し正常に機能しない場合がありま
す。

スマートエントリー&スタートシステムの故障などで販売店に車両を持ってい
くとき

車両に付属しているすべての電子キーをお持ちください。

電子キーを紛失したとき

電子キーを紛失した状態で放置すると、盗難の危険性が極めて高くなります。
車両に付属している残りの電子キーをすべてお持ちの上、ただちにトヨタ販売
店にご相談ください。

97

3

各部の操作

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

フロントドア

スマートエントリー&スタートシステム

電子キーを携帯して操作します。

ハンドルを握って解錠する

ハンドル裏面のセンサー部に確実にふ
れてください。

施錠操作後 3 秒間は解錠できません。

ロックスイッチを押して施錠す

必ず施錠されたことを確認してくださ
い。

押し続けるとドアガラスが閉まります。

カスタマイズ機能での設定変更が必要です。(→ P. 407)

ワイヤレスリモコン

全ドアを施錠する

必ず施錠されたことを確認してくださ
い。

押し続けるとドアガラスが閉まりま
す。

全ドアを解錠する

押し続けるとドアガラスが開きます。

カスタマイズ機能での設定変更が必要です。(→ P. 407)

キー

P. 386

車外からの施錠/解錠

BTO32DZ001

1

2

1

2

BTO32DZ002

1

2

1

2

98

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

作動の合図

ドアの施錠・解錠を、ブザーと非常点滅灯の点滅で知らせます。

(施錠は 1 回、解錠は 2 回)

解錠操作のセキュリティ機能

解錠操作後、約 30 秒以内にドアを開けなかったときは、盗難防止のため自動的に
施錠されます。

半ドア警告ブザー

ドアが完全に閉まっていない状態でドアを施錠しようとすると、ブザーが鳴りま
す。
ドアを完全に閉めてから、もう一度施錠してください。

オートアラーム

の設定

施錠するとオートアラームが設定されます。(

P. 70)

スマートエントリー & スタートシステムやワイヤレスリモコンが正常に作動しな
いとき

メカニカルキーを使ってドアの施錠・解錠ができます。(

P. 386) 

電池が消耗しているときは、電池を交換してください。(

P. 329)

知識

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

99

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

ドアロックスイッチ

全ドアを施錠する

全ドアを解錠する

ロックレバー

ドアを施錠する

ドアを解錠する

運転席ドアは、ロックレバーが施錠側
になっていても、車内のドアレバーを
引くと開きます。

ロックレバーを施錠側にする

ドアハンドルを引いたままドアを閉める

パワースイッチがアクセサリーモードまたは ON モードのときや、車内に電子キー
が放置されているときは施錠されません。ただし、キーが正しく検知されずに施錠
される場合があります。

次の機能を設定・解除することができます。

車内からの施錠/解錠

1
2

1
2

キーを使わずに外側からフロント席を施錠

オートドアロック・アンロック機能

1
2

機能

作動内容

車速感応オートドアロック

速度が約 20 km/h 以上になると全ドアが施錠さ
れます。

シフト操作連動ドアロック

ハイブリッドシステムが作動中で、すべてのドア
が閉まっているとき、シフトレバーを P から P
以外に動かすと全ドアが施錠されます。

シフト操作連動アンロック

パワースイッチがONモードのとき、シフトレバー
をP以外からPに入れると全ドアが解錠されます。

100

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

設定・解除のしかた

次の手順で、各機能の設定と解除が交互に切りかわります。

すべてのドアを閉め、パワースイッチを ON モードにする(その後 10
秒以内に

を行う)

シフトレバーを P または N に入
れ、運転席ドアロックスイッチの

または

を約 5 秒間

押して離す

設定を行う機能によってシフトレバー
とスイッチの位置を次の表から選択し
ます。

機能を解除するには、同じ手順を行い
ます。

シフト操作連動ドアロックは、初期設定(工場出荷時)では無効に設定されて
います。

設定または解除の切りかえ操作が完了すると、すべてのドアが施錠され
たあと、解錠されます。

衝撃感知ドアロック解除システム

車両が前後左右から強い衝撃を受けると、すべてのドアが解錠されます。
衝撃の度合いや事故の状況によっては作動しないことがあります。

メカニカルキーでの施錠・解錠

メカニカルキーを使ってドアの施錠・解錠ができます。(

P. 386)

1

2

2

機能

シフトレバーの

位置

運転席ドアロッ

クスイッチ

シフト操作連動ドアロック

P

シフト操作連動アンロック

車速感応オートドアロック

P 以外

知識

101

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

半ドア警告表示

いずれかのドア、またはボンネット

が確実に閉まっていないとき、開いている

ドア、またはボンネット

がマルチインフォメーションディスプレイに表示され

ます。

半ドア走行時警告ブザー

いずれかのドア、またはボンネット

が確実に閉まっていない状態のまま、車速

が約 5km/h をこえるとマスターウォーニングが点滅し、警告ブザーが鳴ります。

スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレスリモコンが正常に働かない
おそれのある状況

P. 126

カスタマイズ機能

スマートエントリー & スタートシステムを非作動にするなどの変更ができます。

(カスタマイズ一覧:

P. 406)

警告

事故を防ぐために

運転中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、不意にドアが開き、重大な傷害におよぶか、最悪の場
合死亡につながるおそれがあります。

すべてのドアを確実に閉め、施錠する

走行中はドア内側のドアレバーを引かない
特に、運転席はロックレバーが施錠側になっていてもドアが開くため、注意し
てください。

ドアを開閉するときは

傾斜した場所・ドアと壁などのあいだが狭い場所・強風など、周囲の状況を確
認し、予期せぬ動きにも対処できるよう、ドアハンドルを確実に保持してドア
を開閉してください。

スマートエントリー&スタートシステムや、ワイヤレスリモコンを使ってドア
ガラスを操作するとき

ドアガラスに人が挟まれるおそれがないことを確認してから操作してください。
またお子さまには、スマートエントリー&スタートシステムや、ワイヤレスリモ
コンによる操作をさせないでください。お子さまや他の人がドアガラスに挟まれ
たり巻き込まれたりするおそれがあります。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

102

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

スライドドア

スマートエントリー&スタートシステム

→ P. 97

ワイヤレスリモコン

→ P. 97

ドアロックスイッチ

→ P. 99

ロックレバー

施錠

解錠

車外からの解錠/施錠

車内からの解錠・施錠

BTO32DZ005

1

2

1
2

103

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

ワイヤレスリモコン

運転席側パワースライドドア
を開閉する(長押し)

助手席側パワースライドドア
を開閉する(長押し)

カスタマイズ機能により、操作方法を
変更できます。(

P. 407)

スライドドアハンドル

開く

閉じる

ロックが解除するまで確実にドアハ
ンドルを引きます。

インサイドドアハンドル

開く

閉じる

車外からスライドドアを開閉する

1

2

BTO32DZ006

1

2

1

2

1
2

車内からスライドドアを開閉する

1

2

BTO32DZ008

1
2

104

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

パワースライドドアスイッチ

助手席側(約 1 秒長押し)

運転席側(約 1 秒長押し)

開閉作動中に再度スイッチを押すと、
反転作動します。
ただし、作動開始から約 1 秒間は反転
作動に切りかわりません。

パワースライドドアメインスイッチを ON にする

OFF にするとパワーバックドア

も使用できなくなります。

ON

OFF

ON にすると、スイッチ上部にオレン
ジ色のマークが表れます。

施錠側にすると、スライドドアが車
内から開かなくなります。

解錠

施錠

お子さまが車内からスライドドアを開
けられないようにできます。
両側のスライドドアを施錠側にしてく
ださい。

1
2

パワースライドドアを使用するときは

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1
2

チャイルドプロテクター

1

2

1
2

105

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

作動の合図(パワースライドドア使用時)

ブザーで知らせます。(作動開始時に 1 回、閉作動中は継続)

チャイルドプロテクター使用時のドアの開け方

ドアを解錠して車外のドアハンドルを引くと開きます。万一、車内から開ける場
合は、ドアガラスを下げて手を出し、車外のドアハンドルを引いてください。

中間ストッパー(パワースライドドアメインスイッチ OFF 時)

スライドドアのドアガラスが大きく開いていたり、給油扉が開いていると、ス
ライドドアは途中までしか開きません。(中間ストッパー位置で停止します)

中間ストッパー位置で停止したスライドドアを全開にするときは、いったんス
ライドドアを全閉にしてから、ドアガラスおよび給油扉を閉じ再度スライドド
アを開けてください。

イージークローザー

スライドドアが半ドア状態になったとき、イージークローザーが作動し、スライ
ドドアが自動で完全に閉まります。

パワースイッチが OFF になっていても、イージークローザーは作動します。

車内や車外のドアハンドルを引いたままドアを閉めたときは、イージークロー
ザーが作動しないことがあります。

イージークローザーが作動中でも、車内のドアハンドルや車外のドアハンドル
を引いてドアを開けることができます。(ロックレバーやチャイルドプロテク
ターが施錠側のときを除く)

パワースライドドアの作動可能条件

パワースライドドアメインスイッチが ON で、次の作動条件をすべて満たしてい
るときに、自動で開閉できます。

スライドドアのドアロックが解錠されている

給油扉が閉じている(助手席側パワースライドドアのみ)

パワースイッチが ON モードのときは上記に加え、車速が 3km/h 以下かつ次の
いずれかの条件を満たしていることが必要です。ただし、ワイヤレスリモコン
による開閉はできません。

・ シフトレバーが P のとき
・ パーキングブレーキがかかっているとき
・ ブレーキペダルを踏んでいるとき

作動可能条件を満たしていないとき(給油扉が開いているときを除く)に、手動
でスライドドアを閉める(開ける)と約 8 秒間スライドドアにブレーキをかけド
アの速度を抑制します。

知識

106

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

パワースライドドアの作動について

パワースライドドアメインスイッチが ON のとき、ハンドルを操作してブザー
が鳴る位置まで操作すると自動で作動します。
閉作動中は、ブザーが断続的に鳴ります。

パワースライドドアメインスイッチが OFF のときは、パワースライドドアは作
動しませんが、手動で開閉できます。

給油扉が開いているときに、自動で助手席側パワースライドドアを開けようと
すると作動を中止します。

助手席側パワースライドドア開閉中に給油扉を開けるとブザーが鳴り、手動操
作に切りかわります。

パワースライドドアの自動開閉中に、人や異物などにより異常を感知すると、ブ
ザーが鳴り、その位置から自動的にドアは反対方向に動きます。ただし、自動
で開けているときに全開位置から約 20cm 手前の範囲で異常を感知すると、そ
の位置で作動を停止する場合があります。

連続して 2 回以上異常を感知すると、ブザーが鳴り、手動操作に切りかわります。
このとき約 8 秒間スライドドアにブレーキをかけ、ドアの速度を抑制します。
もう一度ドアを自動で作動させるときは、メインスイッチを OFF にしたあと、
ドアをいったん手動で全閉または全開にしてから行ってください。

バッテリーの電圧が低下しているときは、パワースライドドアが作動しない場合
があります。

パワースライドドアが作動中に次の操作が3回行われると、ブザーが鳴り、作動
を停止(約 8 秒間スライドドアにブレーキをかけドアの速度を抑制)し、手動
操作に切り替わります。

・ 車内のパワースライドドアスイッチを押した
・ ワイヤレスリモコンのパワースライドドアスイッチを押した
・ 車外のスライドドアハンドル、または車内のインサイドドアハンドルを操作

した

中間ストッパー(パワースライドドアメインスイッチ ON 時)

パワースライドドアのドアガラスが大きく開いているときに、パワースライド
ドアを自動で開作動させるとパワースライドドアは中間ストッパー位置で停止
し、その位置で保持されます。

中間ストッパー位置でパワースライドドアが停止しているときに、パワースラ
イドドアスイッチ、スライドドアハンドル、ワイヤレスリモコンのいずれかを
操作するとスライドドアは閉作動します。

中間ストッパー位置でのパワースライドドア停止後は、約 30 分間スライドドア
を保持します。その後、約 8 秒間で徐々にその保持を解除し、下り坂などでド
アが急に動き出すのを防ぎます。

107

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

補機バッテリーを再接続したときは

パワースライドドアを適切に作動させるために、下記の初期設定を行ってくださ
い。

車外のスライドドアハンドルを操作して、手動で一度全閉にします。

挟み込み防止機構

サイドリフトアップシート装着車について

サイドリフトアップシートが完全に上昇しきっていない状態で、パワースライド
ドアを閉めようとしても、ブザーが鳴りドアは閉まりません。

半ドア走行時警告ブザー

P. 98

カスタマイズ機能

パワースライドドアスイッチの操作方法などの変更ができます。

(カスタマイズ一覧:

P. 408)

パワースライドドアの前端部には、センサー

( 

 )が付いています。スライドドアを自

動で閉めているときに、挟み込みなどにより
センサーが押されると挟み込み防止機構が
作動し、その位置からスライドドアは自動的
に反対方向に動き、全開位置で停止します。

1

1

108

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

警告

走行中の警告

走行中は次のことをお守りください。
お守りいただかないと思いもよらずドアが開き、外に投げ出されるなどして、
重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

すべてのドアを確実に閉める

すべてのドアを施錠する

お子様を乗せるときは、チャイルドプロテクターを使用してドアが開かないよ
うにする

シートベルトを必ず着用する

走行中はドア内側のドアハンドルを操作しない

お子さまを乗せているときは

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

お子さまを車内に残さないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病などを引き起こすおそれがあります。

お子さまにはスライドドアの開閉操作をさせないでください。
不意にスライドドアが動いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりする
おそれがあります。(パワースライドドア:パワースライドドアメインスイッ
チを OFF にする。もしくは、スライドドアのドアロックを施錠することでパ
ワースライドドアは作動しません)

スライドドアの操作にあたって

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害におよぶか、最悪の場合
死亡につながるおそれがあります。

乗り降りするときは、スライドドアが全開位置であることを確認してくださ
い。

スライドドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。

ドアガラスを開けた状態でスライドドアを開閉するときは、窓から手・足・顔
などを出さないでください。

人がいるときは安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてくださ
い。

半開状態ではスライドドアが静止しないため、必ず全開にしてください。傾斜
した場所ではドアが突然動き出すおそれがあります。

109

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

警告

スライドドアの操作にあたって

車内からスライドドアにもたれかからないでください。スライドドアを開いた
とき、車外へ落ちるなど思わぬ事故につながるおそれがあります

スライドドアが給油扉ストッパーの位置で停止した場合、スライドドアは固定
されません。坂道などではドアが不意に動き出すおそれがありますので、十分
注意してください。

傾斜した場所ではスライドドアの開閉
スピードが速くなります。ドアにあたっ
たり挟んだりしないように注意してく
ださい。

下り坂で乗り降りするときは、スライド
ドアを全開にしておいてください。ま
た、途中でドアハンドルを操作しないで
ください。ドアが突然動き出すおそれが
あります。

スライドドアを閉めるときは、指などを
挟まないよう十分注意してください。

スライドドアのアーム、レール、ピラー
部および配線部には、手足をかけないで
ください。

110

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

警告

イージークローザーについて

イージークローザーは、パワースライドドアメインスイッチが OFF であって
も作動するため、指などの挟み込みには十分注意してください。

ロックレバーやチャイルドプロテクターが施錠側のとき、イージークローザー
作動中にインサイドドアハンドルを引いても作動は停止しません。指などを挟
まれないように注意してください。骨折など重大な傷害を受けるおそれがあり
ます。

パワースライドドアについて

パワースライドドアの操作時は、次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるお
それがあります。

ドアハンドルを使ってパワースライドドアを開閉するときは、操作後すぐにド
アハンドルから手を離してください。ドアハンドルを握ったままスライドドア
が作動すると、手・指・腕などに無理な力がかかるおそれがあるので十分注意
してください。

周辺の安全を確かめ、障害物がないか、身のまわりの品が挟み込まれる危険が
ないか確認してください。

スライドドアが半ドア状態になったと
き、イージークローザーが作動し自動
で完全に閉まります。また、作動し始
めるまでに数秒かかります。指などを
挟まないように注意してください。骨
折など重大な傷害を受けるおそれがあ
ります。(

o

P. 105)

パワースライドドア作動中に乗り降り
しないでください。

 

 

 

 

 

 

 

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