Toyota Crown Athlete (2017 year). Manual japanese - part 13

 

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Toyota Crown Athlete (2017 year). Manual japanese - part 13

 

 

191

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

次の状況では、周囲の明るさが正確に検知されず、ハイビームが対向車や先行
車の迷惑になる場合や、ロービームが継続する場合があります。このような場
合は、手動でハイビームとロービームを切りかえてください。

・ 悪天候時(霧・雪・砂嵐・大雨など)
・ フロントウインドウガラスが汚れているときや、曇っているとき
・ フロントウインドウガラスにひび割れや破損があるとき
・ インナーミラーやカメラセンサーが変形しているときや、汚れているとき
・ カメラセンサーの温度が非常に高いとき
・ 周囲にヘッドランプや尾灯などに似た光があるとき
・ 対向車または先行車のランプが無灯火のときや、ランプに汚れや変色があっ

たり光軸がずれているとき

・ 急激な明るさの変化が連続するとき
・ 起伏や段差が多い道路を走行しているとき
・ カーブが多い道路を走行しているとき
・ 車両前方に標識やミラーのように光を強く反射するものがあるとき
・ コンテナなど、先行車両の後部が光を強く反射するとき
・ 自車のヘッドランプが破損または汚れているとき
・ パンクやけん引などにより車両が傾いているとき

ランプスイッチが OFF または

の位置のとき、およびロービーム点灯中にア

ダプティブハイビームシステムスイッチを押すと、マルチインフォメーション
ディスプレイに「AHS はハイビーム点灯が必要です」が表示されます。

カスタマイズ機能

遮光ハイビームを非作動にするなどの変更ができます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 460)

192

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

注意

アダプティブハイビームシステムを正しく作動させるために

カメラセンサーのレンズにふれない

インナーミラーやカメラセンサーに強い衝撃を与えない

カメラセンサーを分解しない

インナーミラーやカメラセンサーに液体をかけない

カメラセンサーの近くのフロントウインドウガラスにステッカーを貼らない

ダッシュボードの上にものを置かない

インナーミラーやカメラセンサー周囲にアクセサリーを取り付けない

荷物を積み過ぎない

車両を改造しない

トヨタ純正品以外のフロントウインドウガラスに交換しない

アダプティブハイビームシステムを正しく
作動させるために次のことをお守りくださ
い。

193

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

オートマチックハイビーム

ラ ン プ ス イ ッ チ を

ま た は

にし、レバーを前方へ押す

オ ー ト マ チ ッ ク ハ イ ビ ー ム ス
イッチを押す

ヘ ッ ド ラ ン プ が 点 灯 し て い る と き、
オートマチックハイビーム表示灯が点
灯します。

オートマチックハイビームは、フロントウインドウガラス上部に設置さ
れたカメラセンサーにより前方車両のランプや街路灯などの明るさを判
定し、自動的にハイビームとロービームを切りかえます。

警告

安全にお使いいただくために

オートマチックハイビームを過信しないでください。運転者は常に自らの責任
で周囲の状況を把握し、安全運転を心がけ、必要に応じて手動でハイビームと
ロービームを切りかえてください。

オートマチックハイビームの誤作動を防ぐために

荷物を積み過ぎないでください。

オートマチックハイビームの使い方

1

2

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

194

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ランプスイッチを操作すると、マル
チインフォメーションディスプレ
イに約 3 秒間表示されます。
ヘッドランプが点灯しており、ラン
プスイッチがハイビーム位置のと
き、オートマチックハイビーム表示
が明るくなります。

ロービームへの切りかえ

レバーをもとの位置にもどす

オートマチックハイビーム表示灯が
消灯します。

オートマチックハイビームにもどす
には、再度レバーを前方に押します。

ハイビームへの切りかえ

オ ー ト マ チ ッ ク ハ イ ビ ー ム ス
イッチを押す

オートマチックハイビーム表示灯が
消灯し、ハイビーム表示灯が点灯し
ます。

オートマチックハイビームにもどす
には、再度スイッチを押します。

マルチインフォメーションディスプレイ

手動切りかえのしかた

195

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

ハイビームとロービームの自動切りかえ条件

次の条件をすべて満たすと、ハイビームを点灯します。

・ 車速が約 30km/h 以上
・ 車両前方が暗い
・ 前方にランプを点灯した車両がいない
・ 前方の道路沿いの街路灯の光が少ない

次の条件のいずれかのときはロービームが点灯します。

・ 車速が約 25km/h 以下
・ 車両前方が明るい
・ 前方車両がランプを点灯している
・ 前方の道路沿いの街路灯の光が多い

カメラセンサーの検知について

次の状況では、ハイビームが自動でロービームに切りかわらない場合がありま
す。

・ 見通しの悪いカーブで対向車と突然すれ違ったとき
・ 他車が前方を横切ったとき
・ 連続するカーブや中央分離帯、街路樹などで前方車両が見え隠れするとき
・ 前方車両が離れた車線から接近してきたとき
・ 前方車両が無灯火のとき

前方車両のフォグランプにより、ハイビームからロービームに切りかわる場合
があります。

街路灯や信号・広告などの照明、または標識・看板などの反射物によりハイビー
ムがロービームに切りかわる場合や、ロービームが継続する場合があります。

次の原因により、ハイビームとロービームの切りかえのタイミングが変化する
場合があります。

・ 前方車両のランプの明るさ
・ 前方車両の動きや向き
・ 前方車両のランプが片側のみ点灯しているとき
・ 前方車両が二輪車のとき
・ 道路の状態(勾配やカーブ、路面状況など)
・ 乗車人数や荷物の量

ハイビームとロービームが運転者の感覚に合わず切りかわる場合があります。

自転車などの軽車両は検知しない場合があります。

知識

196

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

次の状況では、周囲の明るさが正確に検知されず、ハイビームが歩行者や前方
車両などの迷惑になる場合や、ロービームが継続する場合があります。このよ
うな場合は、手動でハイビームとロービームを切りかえてください。

・ 悪天候時(霧・雪・砂嵐・大雨など)
・ フロントウインドウガラスが汚れているときや、曇っているとき
・ フロントウインドウガラスにひび割れや破損があるとき
・ カメラセンサーが変形しているときや、汚れているとき
・ カメラセンサーが極端に高温になっているとき
・ 周囲にヘッドランプや尾灯などに似た光があるとき
・ 前方車両のランプが無灯火のときや、ランプに汚れや変色があったり光軸が

ずれているとき

・ 先行車から水・雪・土埃などの巻き上げがあるとき
・ 急激な明るさの変化が連続するとき
・ 起伏や段差が多い道路を走行しているとき
・ カーブが多い道路を走行しているとき
・ 車両前方に標識やミラーのように光を強く反射するものがあるとき
・ コンテナなど、先行車両の後部が光を強く反射するとき
・ 自車のヘッドランプが破損または汚れているとき
・ パンクやけん引などにより車両が傾いているとき
・ ハイビームとロービームをひんぱんに切りかえているとき
・ ハイビームの使用に問題がある、または他の運転者・付近の歩行者の迷惑に

なると思われるとき

ランプスイッチが OFF または

の位置のとき、およびロービーム点灯中に

オートマチックハイビームスイッチを押すと、マルチインフォメーションディ
スプレイに「AHB はハイビーム点灯が必要です」が表示されます。

197

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

フォグランプスイッチ

X

フロントフォグランプスイッチ

消灯する

点灯する

雨や霧などの悪天候下での視界を確保します。

1
2

198

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

X

フロント&リヤフォグランプスイッチ

消灯する

フロントフォグランプを点
灯する

フロント&リヤフォグラン
プを点灯する

手 を 離 す と

の 位 置 ま で も ど り ま

す。

再度操作すると、リヤフォグランプの
み消灯します。

点灯条件

フロントフォグランプ:
ヘッドランプまたは車幅灯が点灯しているときに使用できます。
リヤフォグランプ:
リヤフォグランプは、フロントフォグランプが点灯しているときのみ使用できま
す。

リヤフォグランプについて

リヤフォグランプが点灯しているときは、メーター内の表示灯が橙色に点灯し
ます。

雨や霧、雪などで視界が悪いときに後続車に自分の車の存在を知らせるために
使用します。
視界が悪いとき以外に使用すると後続車の迷惑になる場合があります。
必要なとき以外は使用しないでください。

1
2

3

知識

199

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ワイパー & ウォッシャー

X

間欠時間調整式ワイパー

」を選択しているとき、間欠作動の時間を調整することができます。

間欠作動の時間は、車速に応じてかわります。
次のようにレバーを操作して、ワイパーの作動を選択します。ワイパー
の間欠時間も調整できます。

間欠作動

車速が高くなると、作動頻度が増えま
す。

低速作動

高速作動

一時作動

間欠ワイパーの作動頻度(増)

間欠ワイパーの作動頻度(減)

操作のしかた

1

2

3

4

5
6

200

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

X

雨滴感知式ワイパー

」を選択しているとき、雨滴量と車速に応じてワイパーが作動します

」が選択されているときは、次のようにツマミをまわして、雨滴セ

ンサーの感度も調整できます。

オート作動(AUTO モード)

低速作動

高速作動

一時作動

雨滴センサーの感度調整(高)

雨滴センサーの感度調整(低)

7

1

2

3

4

5
6

201

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

4

運転

ウォッシャー液を出す

ワイパーが連動して作動します。

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

車速による作動への影響

車速によってワイパー作動への影響があります。

間欠時間

ウォッシャー連動時のワイパー作動(液だれ防止作動が働くまでの時間)

雨滴感知センサー

パワースイッチがONモードのときにAUTOモードにすると、動作確認のためワ
イパーが 1 回作動します。

雨滴感知センサーの温度が 90 ℃以上または− 15 ℃以下のときは、AUTO 作動
しないことがあります。その場合は、AUTO モード以外でワイパーを使用して
ください。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズル
のつまりを点検してください。

7

知識

雨滴感知センサーが雨滴量を判定します。

光学センサーを使用しているため、フロン
トウインドウガラスに朝日や夕日が断続
的にあたるときや、虫などで汚れたとき
に、正しく作動しないことがあります。

202

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

警告

AUTO モード時のワイパー作動について

AUTO モードでは、センサーにふれたり、フロントウインドウガラスに振動が
あるなどの要因で不意にワイパーが動くおそれがあります。ワイパーで指など
を挟まないように注意してください。

ウォッシャー使用時の警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しない
でください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍りつき、視界不
良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡
につながるおそれがあります。

注意

フロントウィンドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったとき

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

ワイパーアームを立てるとき(寒冷地仕様車)

ワイパーを積雪時の停止位置に切りかえてから立ててください。(→ P. 272)
停止位置を切りかえずに立てると、ワイパーアームとボンネットが干渉し、傷
が付くおそれがあります。

雨滴感知センサー

フロントウインドウガラスに撥水コーティングを行うと雨滴感知センサーが雨
滴量を正確に感知できず、オート作動が正常に作動しないことがあります。

203

4

運転

4-3. ランプのつけ方・ ワイパーの使い方

ヘッドランプクリーナー

スイッチを押してヘッドランプを
洗浄する

作動条件

パワースイッチが ON モードでヘッドランプが点灯しているとき

ヘッドランプにウォッシャー液を噴射します。

知識

注意

ウォッシャー液が出ないとき

ヘッドランプクリーナースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

204

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方

ドアとドアガラスを閉め、パワースイッチを OFF にしてください。

燃料の種類を確認してください。

燃料の種類

無鉛レギュラーガソリン

バイオ混合ガソリン(レギュラー)

バイオ混合ガソリンについて

エタノールの混合率 10%以下、または ETBE の混合率 22%以下のガソリン(酸
素含有率 3.7%以下)を使用することができます。

給油する前に

知識

205

4-4. 給油のしかた

4

運転

警告

給油するときは

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと火災を引き起こすなど、重大な傷害におよぶか、最悪の
場合死亡につながるおそれがあります。

給油前にボデーなどの金属部分にふれて体の静電気を除去してください。除去
したあとは給油が完了するまで、車内にもどったり、他の人やものにふれない
でください。また、給油口に静電気を除去していない人を近付けないでくださ
い。
静電気を帯電した人が給油口に近付くと、放電による火花で燃料に引火するお
それがあります。

キャップはツマミ部分を持ち、ゆっくりと開けてください。また、キャップを
ゆるめたときに、“ シュー ” という音がする場合は、その音が止まるまで
キャップを保持してください。
すぐに開けると、気温が高いときなどに、給油口から燃料が噴き出るおそれが
あります。

気化した燃料を吸わないようにしてください。
燃料の成分には、有害物質を含んでいるものもあります。

喫煙しないでください。

給油口にノズルを確実に挿入してください。

継ぎ足し給油をしないでください。

正常に給油できない場合は、スタンドの係員を呼んで指示に従ってください。

206

4-4. 給油のしかた

給油口オープナーを押して、給油
口を開ける

キャップをゆっくりまわして開
け、ホルダーにはめ込む

注意

給油するとき

指定のガソリンを使用してください。
指定以外のガソリンや他の燃料(粗悪ガソリン・軽油・灯油・高濃度バイオ混
合ガソリン

)を使用したり、燃料をこぼしたりしないでください。

次のような状態になるおそれがあります。

ガソリンエンジンの始動性が悪くなる

ガソリンエンジンからの異音や振動など(ノッキング)が発生する

ガソリンエンジンの出力が低下する

排気制御システムが正常に機能しない

燃料系部品が損傷する

塗装が損傷する

エタノール混合率10%をこえるもの、またはETBE混合率22%をこえるもの

給油口の開け方

1

2

 

 

 

 

 

 

 

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