Toyota Coaster (2015 year). Manual japanese - part 13

 

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Toyota Coaster (2015 year). Manual japanese - part 13

 

 

5.車との上手な付き合いかた

191

運転する前に

■屋根に積もった雪

走行時にガラス面に落ちた雪が視界のさ
またげになります。走行する前に取り除
いてください。

■ガラスについた雪や霜

ガラス内外の雪や霜を落として視界を確
保してください。
デフロスターを使うと、ガラスを傷つけ
ずに落とすことができます。

■車に乗るときは

靴についた雪をよく落としてから、乗車
してください。
ペダル類を操作するときにすべったり、
室内の湿気が多くなりガラスが曇った
り、凍結することがあります。

■外気取り入れ口に積もった雪

フロントガラス前部の外気取り入れ口に
積もった雪を取り除いてから、エアコン
のファンを作動させてください。
雪が積もったままで作動させると、ファ
ンが故障したり、ガラスが曇ったりする
おそれがあります。

フロントガラスについた氷を除去するため
に、たたいて割らないでください。フロン
トガラスの内側(車内側)が割れるおそれ
があります。

アドバイス

■足まわりの着氷

足まわりなどに付着した氷塊を車体など
に傷をつけないように取り除いてくださ
い。

■ドアの凍結

ドアが凍結したときは無理に開けようと
すると、ドアまわりのゴムがはがれたり、
損傷するおそれがあります。そんなとき
はお湯をかけて氷を溶かしてください。
なお、すぐに水分を十分ふき取ってくだ
さい。

■ワイパーなどの凍結

ワイパー、ドアミラーなどが凍って動
かない場合は無理に動かそうとしてス
イッチを押し続けたりすると、装置を
いためたり、バッテリーあがりをおこ
すおそれがあります。

5.車との上手な付き合いかた

192

駐車するときは

●寒冷時はパーキングブレーキをかける

と、ブレーキ装置が凍結してパーキン
グブレーキが解除できなくなるおそれ
があります。

駐車する場合は、平らな場所に駐車し、
パーキングブレーキをかけないで、シ
フトレバーをマニュアル車は緘、オー
トマチック車は綟の位置にして輪止め
をします。
また、マニュアル車でやむを得ず、坂
道に駐車する場合は、シフトレバーを
下り坂では緘、上り坂では笊の位置に
してください。
輪止めをするときは、下り坂では前
輪の前側、上り坂では後輪のうしろ
側にしてください。

●風の当たる部分は、予想以上に低温と

なります。バッテリーあがりを防ぐた
めにもエンジンルーム側を風下に向け
て駐車してください。

●降雪時は寒さでワイパーがガラスに凍

りついたりします。
ワイパーアームは立てて駐車してくだ
さい。

■すべりやすい路面の走行

●ゆっくりスタートし、ひかえめな速度

で走行してください。また、“急”の
つく動作は避けてください。橋の上や
日陰など凍結しやすい場所では減速し
てください。

●積雪時、凍結路では早めにタイヤチェー

ンまたは冬用タイヤを装着してくださ
い。

■走行中の着氷

走行中にはね上げた雪や水は、車に付着
して氷になります。フェンダー裏側に付
着するとハンドル操作に影響しますので
ときどき確認し、大きくなる前に取り除
いてください。
ブレーキ装置に付着するとブレーキの効
きが悪くなる場合がありますので、とき
どき軽くブレーキペダルを踏んでブレー
キの効き具合を確認してください。

走行するときは

パ−キングブレーキをかけずに駐車する
ときは、必ず輪止めをしてください。
輪止めをしないと、車両が動き思わぬ事
故につながるおそれがあります。

警 告

5.車との上手な付き合いかた

193

タイヤチェーン

●タイヤチェーンは後輪(4つのタイヤ)

に取りつけ、トリプルチェーンを使用
してください。

●タイヤチェーンの取りつけ、取り扱い

方法はタイヤチェーンに付属の取扱書
にしたがってください。

●タイヤチェーンはタイヤサイズに合っ

たものを使用してください。

●トヨタ純正タイヤチェーン(トリプル

チェーン)のご使用をおすすめします。
トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの
中には、使用すると、車体に当たり、
走行のさまたげとなるおそれがあるも
のもあります。詳しくはトヨタ販売店
にご相談ください。

タイヤチェーンを装着して走行するとき
は、突起や穴を乗り越えたり、急ハンドル
や車輪がロックするようなブレーキ操作な
どをしないでください。車両が思わぬ動き
をして事故につながるおそれがあります。

注 意

寒冷地用ワイパー

ブレードについて

降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブ
レードは、雪が付着するのを防ぐため
に金属部分をゴムでおおってあります。
トヨタ販売店で各車指定のブレードを
お求めください。

●高速走行時は、通常のワイパーブレード

よりガラスがふき取りにくくなることが
あります。その場合には速度を落として
ください。

●寒冷地用ワイパーブレードを必要としな

い降雪期以外は、通常のワイパーブレー
ドを使用してください。

知 識

ワイパー

●アルミホイールにタイヤチェーンを取り

つけると、ホイールに傷がつくことがあ
ります。

●タイヤチェーン(金属チェーン)を装着

しているときは、30km/h以上で走行
しないでください。
タイヤチェーンにかかる負荷が大きくな
り、チェーンが切れやすくなります。

アドバイス

印はグレード等により装着の有無が異なります。

5.車との上手な付き合いかた

194

LPG車の燃料

LPG車は外気温が低温になると燃料が
十分に気化できず、エンスト・再始動不
良の原因になりますので、冷寒(5襄以
下)時の始動後は、水温計が動き始める
程度の暖機運転をしたあと走行するよう
にしてください。

とくに寒冷地への移動の際は燃料タンク内
の燃料を極力少なくして寒冷地用燃料を補
給するように心がけてください。

アドバイス

使用燃料

JIS2号 軽油

JIS3号 軽油

JIS特3号 軽油

使用限界温度

−5.0℃

−12℃

−19℃

ディーゼル車の燃料

軽油は外気温が低温になると凍結し、燃
料配管のつまりなどの故障の原因となり
ます。
寒冷地へ行くときは、現地へ着くまでに
残量を半分(燃料計目盛りの1/2以下)
にしておき、現地に着いたら下表にした
がってできるだけ早く寒冷地用燃料を補
給してください。

※環境や使用状況によって異なります。

フェリーを利用する場合は、寒冷地に着い
てすぐ寒冷地用燃料を補給できるよう、あ
らかじめ燃料を半分以下にしておいてくだ
さい。

アドバイス

●下記の燃料を使用してください。

N04C−VK

エンジン

N04C−VJ

軽油

超低硫黄軽油

(S10ppm以下)

指定燃料

5.車との上手な付き合いかた

195

こんなときは

雨の日の運転

■ガラスの曇りを取りたいとき

ガラスが曇って外が見にくいときは、エ
アコンを作動させ、吹き出し口切り替え

、または

にし、内外気切り替え

(外気導入)にしてください。

■フロントガラスの油膜を取るとき

油膜があると、雨の夜は対向車のライト
などが乱反射します。
ガラスクリーナーを使ってガラスの表面
をきれいにしてください。

夏期の取り扱い・

エアコンガスの処理

■シーズン前のエアコンチェック

冷媒(ガス)が不足していると、冷房性
能が低下します。
夏になる前に点検、補充をしてください。

■エアコンの上手な使い方

駐車のあと室内温度が高いときは、窓を
開けて熱気を逃がしてからエアコンをか
けてください。

■炎天下に駐車するときは

ボディに覆いをかけたり、ハンドルや
シートにタオルなどをかけて、室内温
度の上昇を抑えてください。

■エアコンガスの処理

エ ア コ ン ガ ス は 新 冷 媒 H F C 1 3 4 a

(R134a)を使用しています。

地球環境を守るため、大気放出しない
よう、修理・廃車時の処理はトヨタ販
売店にご相談ください。

5.車との上手な付き合いかた

196

5.車との上手な付き合いかた

197

5.車との上手な付き合いかた

198

6

手入れ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 200

日頃の手入れ ………………………………………………………………… 200
外装の手入れ ………………………………………………………………… 200
内装の手入れ ………………………………………………………………… 201
エアコンの手入れ …………………………………………………………… 202
簡単な点検、部品交換 ……………………………………………………… 204

メンテナンスデータ ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 227

手入れ、メンテナンスデータ

6

199

6.手入れ、メンテナンスデータ

200

外装の手入れ

下まわり、足まわりを洗うときは、手にけ
がをしないように注意してください。

注 意

洗車

十分水をかけながら車体、足まわり、
下まわりの順番に上から下へとよご
れを洗い落とします。

●車体は、スポンジやセーム皮のような

柔らかいもので洗います。

よごれのひどいときはカーシャンプー
を使用し、水で十分洗い流してくだ
さい。

はん点が残らないように水をふき取
ります。

●エンジンルーム内の電気部品に水などを

かけないでください。エンジンの始動不
良や電気部品の故障などの原因になるお
それがあります。

●洗車するときは、硬いブラシやたわしな

どを使用しないでください。塗装などに
傷がつきます。

アドバイス

排気管は排気ガスにより高温になります。
洗車などで触れる場合は、十分に排気管
が冷めてからにしてください。やけどを
するおそれがあります。

警 告

手入れ

日頃の手入れ

車をいつまでも美しく保つためには日頃
の手入れが必要です。
●洗車やワックスがけなどを行うとき

は、それぞれの用品に記載されている
説明をよく読み、用途や注意事項など
を必ずお守りください。

●月に1度、または水のはじきが悪くな

ったらワックスがけを行ってくださ
い。

●塗装のとび石傷やかき傷は腐食の原因

となります。
見つけたら早めにトヨタ純正タッチア
ップペイントなどで補修してくださ
い。

●保管・駐車は風通しの良い車庫や屋根

のある場所をおすすめします。

●塗装にベンジンやガソリンなどの有機

溶剤を付着させないでください。塗装
を損傷します。万一、付着した場合は
ただちにふき取る、洗車するなどして
ください。

●次のような場合は塗装の劣化や車体・

部品の腐食などを早める原因となりま
す。
ただちに洗車してください。
蘆海岸地帯の走行をしたとき
蘆凍結防止剤を散布した道路の走行を

したとき

蘆コールタール、花粉、樹液、鳥のふ

ん、虫の死がいなどが付着したとき

蘆ばい煙、油煙、粉じん、鉄粉、化学

物質などの降下の多い場所を走行し
たとき

蘆ほこり、泥などで著しくよごれたと

6.手入れ、メンテナンスデータ

201

ワックス

ワックスがけは洗車後、車体の温度が冷
えているとき(およそ体温以下を目安と
してください。)に行ってください。

目地のある素地部

に塗装用ワックスを使

用しないでください。塗装用ワックスが付
着すると、目地にはいってとれなくなり、
白くなることがあります。

※素地部=塗装されていないアウターミラー・

ドアハンドルなどの樹脂部分

アドバイス

■ランプについて

ランプのレンズ表面をワックス、ベンジ
ンやガソリンなどの有機溶剤でふいた
り、硬いブラシなどでこすったりしない
でください。
破損したり、劣化を早めることがありま
す。

■高圧洗車機を使用するときは

●ノズルの先端を窓ガラスなどに近づけ

すぎないでください。近づけすぎると
水圧が高いため、室内に水がはいるお
それがあります。

●駆動系部品(ディファレンシャルギア

など)のベアリングやオイルシール部
品に近づけすぎないでください。近づ
けすぎると、水圧が高いため、内部へ
の水入りやグリス流出により、性能が
劣化するおそれがあります。

内装の手入れ

カークリーナーや電気掃除機などでほこ
りを取り除き、水またはぬるま湯を含ま
せた布で軽くふき取ります。

●シートベルトの清掃にベンジンやガソ

リンなどの有機溶剤を使用しないでく
ださい。また、ベルトを漂白したり、
染めたりしないでください。シートベ
ルトの性能が落ち、衝突したときなど
にシートベルトが十分な効果を発揮せ
ず、生命にかかわる重大な傷害を受け
るおそれがあります。清掃するときは
中性洗剤かぬるま湯を使用し、乾くま
でシートベルトを使用しないでくださ
い。

●内装(特にインストルメントパネル)

の手入れをするときは、艶出しワック
スや艶出しクリーナーを使用しないで
ください。インストルメントパネルが
フロントウィンドゥガラスへ映り込み、
運転者の視界をさまたげ思わぬ事故に
つながり、重大な傷害もしくは死亡に
およぶおそれがあります。

警 告

室内の清掃などで車内に水をかけないでく
ださい。オーディオ類やフロアカーペット
下の電気部品などに水がかかると火災や故
障の原因になるおそれがあります。

注 意

6.手入れ、メンテナンスデータ

202

エアコンの手入れ

■オ ー ト エ ア コ ン ( ヒ ー タ ー 用 )、

フロントヒーター

クリーンエアフィルターがはいっていま
す。
快適にお使いいただくため定期的な清
掃、交換をおすすめします。
エアフィルターの清掃、交換については
トヨタ販売店にご相談ください。
清掃、交換の目安
●清掃

10,000km【5,000km】ごと

●交換

……………………

30,000kmごと

】は、多じん地区(大都市・寒冷地

など、交通量・粉じんの多い地区)の場
合。

寒冷地仕様車

●内装の手入れをするときは、ベンジン、

ガソリンなどの有機溶剤や酸またはアル
カリ性の溶剤は使用しないでください。
変色やしみの原因になります。また、各
種クリーナー類には、これらの成分が含
まれているおそれがありますのでよく確
認のうえ使用してください。

●内装の手入れをするときは、艶出しワッ

クスや艶出しクリーナーを使用しないで
ください。インストルメントパネルやそ
の他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の
原因になるおそれがあります。

●芳香剤(液体・固体・ゲル状・プレート

タイプなど)を、内装品(エアコン・オ
ーディオなど)に直接触れさせたり、こ
ぼしたりしないよう注意してください。
含まれる成分によっては変色やしみ、塗
装はがれの原因となるおそれがありま
す。

●リヤガラスの内側を清掃するときは、熱

線を損傷するおそれがあるため、ガラス
クリーナーなどを使わず、熱線にそって
水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふ
いてください。

●リヤウインドゥデフォッガー付き車で

は、リヤガラスの内側を掃除するときは、
熱線を引っかいたり、損傷させないよう
に気をつけてください。

アドバイス

6.手入れ、メンテナンスデータ

203

エンジン スイッチを“ LOCK ”
の位置にします。

ドライバーでカバーのネジをまわし
てはずし、カバーを取りはずします。

フィルターの端を持って、取り出し
ます。

ネジ

エアフィルター装着車では、必ずフィルター
を装着した状態でクーラーを使用してくださ
い。フィルターを装着せずにクーラーを使用
すると、故障の原因となることがあります。

アドバイス

水をかけてフィルターのよごれを洗
い落とし、しっかり乾かします。

取りはずすまえと同じ向きにフィル
ターを取りつけます。

カバーを取りつけ、ドライバーでネ
ジをまわして取りつけます。

●エアコンの風量が著しく低下したとき

はフィルターの目詰まりが考えられま
す。清掃または交換してください。

●フィルターの清掃・交換は、エンジン

スイッチを“ LOCK ”の位置にして
から行ってください。

●クーラーの効きが悪くなったら、フィル

ターの清掃をしてください。

●清掃してもクーラーの効きが悪いときは

トヨタ販売店で点検を受けてください。

●フィルターには方向性があります。取り

つけ方向をまちがえないように取りつけ
てください。

アドバイス

■オ ー ト エ ア コ ン ( ク ー ラ ー 用 )、

クーラー(リヤ)

クリーンエアフィルターがはいっていま
す。
快適にお使いいただくため、定期的な清
掃・交換をおすすめします。
夏季などクーラーをひんぱんに使用する
ときは、月に一度程度はフィルターの清
掃を行うようにしてください。
エアフィルターの清掃、交換については
トヨタ販売店にご相談ください。

清掃、交換の目安
●清掃

10,000km【5,000km】ごと

●交換

……………………

30,000kmごと

】は、多じん地区(大都市・寒冷地

など、交通量・粉じんの多い地区)の場
合。

6.手入れ、メンテナンスデータ

204

簡単な点検、部品交換

エンジンオイルについて

エンジンオイルの量をときどき点検して
ください。なお、高速走行(約80km/
h以上での連続走行)を行う前には、必
ず点検してください。
●LPG車の点検方法については「メン

テナンスノート」を参照してください。

エンジンオイルを点検・交換するときは、
次のことをお守りください。お守りいた
だかないと重大な傷害ややけどにつなが
るおそれがあります。
●エンジンを止めてください。

エンジン回転中にベルトやファンなど
の回転部分に触れたり付近にいたりす
ると、手や衣服・工具などが巻き込ま
れたりして、思わぬ事故につながるお
それがあり危険です。

●エンジンオイルの温度が低いときに点

検・交換してください。

●エンジンが止まっていても冷却水温が

高いときは、エンジンオイルも高温に
なっており、やけどをするおそれがあ
り危険です。

警 告

点検や交換したあとは、工具や布などを
エンジンルームに置き忘れていないこと
を確認してください。万一、置き忘れて
いると、故障の原因となったり、また、
エンジンルーム内は高温になるため火災
につながるおそれがあり危険です。

オイルがLOW LEVELを下ま
わっているときは、FULL LE
VELまで補給します。

●オイルが点検用レベルをこえていると

きは、必ずオイルを交換してください。

再びいっぱいに挿し込んでから静か
に抜き取ります。

●オイルがエンジンオイルレベルゲージ

の点検用レベルとLOW LEVEL
の間にあれば良好です。

点検後は、エンジンオイルレベルゲ
ージを確実に挿し込みます。

ディ−ゼル車

LOW LEVEL

FULL LEVEL

エンジンオイルレベルゲージ

エンジンオイルレベルゲージを抜き
取り、付着しているオイルを布で拭
き取ります。

点検用レベル

エンジンオイル注入口

警 告

■点検のしかた

エンジンを暖機後に停止し、5分以上経
過してから点検します。

6.手入れ、メンテナンスデータ

205

排出ガス浄化装置の特性上、気候や運転
状況によっては、エンジンオイル中に燃
料が徐々に混ざる場合があります。この
ため、エンジンオイルが注入時より増え
ることがありますが故障ではありません。

注 意

■エンジンオイルの補給

オイルが不足しているときは、エン
ジンオイル注入口のキャップをはず
し、エンジンオイルを補給します。

補給後、10分ほどしてからエンジン
オイルレベルゲージでオイル量を点
検します。

■エンジンオイルの交換

交換時期については、エンジンの種類に
よって異なりますので、新車およびオー
バーホール後、1,000km走行時に交換
した後は、下記の表にしたがって定期的
に交換してください。

エンジンを高回転・高負荷で多用してい
る場合は、走行km数にかかわらず早めに
交換してください。また、オイルレベル
点検時、オイルが著しくよごれていると
きも走行km数にかかわらず早めに交換し
てください。

注 意

オイル容量[L](参考値)

オイルのみ
交換時充てん量

オイルと
オイルフィルター
交換時充てん量

6.3

7.7

交換時期

15,000kmごと

エンジンオイルはエンジン内部の潤滑、冷
却などをする働きがあります。通常の運転
をしていてもピストンおよび吸・排気バル
ブを潤滑しているオイルの一部が燃焼室な
どで燃えるため、オイル量は走行とともに
減少します。また、減少する量は走行条件
などにより異なります。

知 識

エンジン冷却水について

必ずトヨタ純正ロングライフクーラント
を50%の濃度にしていれてください。

寒冷地仕様車・LPG車

エンジンオイルは、レベルゲージの「

FUL

L LEVEL

」の位置以上いれないでくだ

さい。エンジンの故障の原因になります。

アドバイス

6.手入れ、メンテナンスデータ

206

燃料・水分離器の排水

■燃料・水分離器の位置

燃料・水分離器は助手席側車両中央部に
あります。

ディーゼル車

燃料・水分離器

ウォッシャー液の補給

ウォッシャー液が不足しているときは、
ウォッシャータンクのキャップをはず
し、ウォッシャー液容器に表示してある
凍結温度を参考に希釈して補給します。

■ウォッシャータンクの位置

助手席前部にあります。
補給するときはレールに合わせて手前に
引き出します。

フロント

キャップ

ウォッシャー液のかわりに石けん水などを
いれないでください。塗装のしみになるお
それがあります。

アドバイス

印はグレード等により装着の有無が異なります。

キャップ

トランク左側にあります。

リヤ

 

 

 

 

 

 

 

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