Toyota Camry (2018 year). Manual japanese - part 11

 

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Toyota Camry (2018 year). Manual japanese - part 11

 

 

159

3-5. ドアガラス・ムーンルーフの 開閉

3

各部の操作

開ける

 スイッチを 

 側に長押し

すると、自動で全開します。

閉める

 スイッチを 

 側に長押し

すると、自動で全閉します。

途中で停止するときは、

 スイッチをもう一度押します。

チルトアップ(単押し)

パノラマムーンルーフをチルトアップ
すると、電動サンシェードがルーフの
半分の位置まで開きます。

途中で停止するときは、

 ス

イッチをもう一度押します。

チルトダウン(長押し)

パノラマムーンルーフがチルトアップしている状態のときに、チルトダウンできま
す。

パノラマムーンルーフ

頭上のスイッチでパノラマムーンルーフと電動サンシェードの操作がで
きます。

電動サンシェードを開閉する

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

1

2

パノラマムーンルーフをチルトアップ/ダウンする

160

3-5. ドアガラス・ムーンルーフの 開閉

開ける

  スイ ッ チ を 

  側 に 押 す

と、パノラマムーンルーフと電動サン
シェードが開きます。

チルトアップした状態からでも開くこ
とができます。

途中で停止するときは、 

 

イッチをもう一度押します。

閉める

  スイ ッ チ を 

  側 に 押 す

と、パノラマムーンルーフが全閉にで
きます。

作動条件

パワースイッチが ON モードのとき

ハイブリッドシステム停止後の作動

パワースイッチをアクセサリーモードまたは OFF にしたあとでも、約 45 秒間
はパノラマムーンルーフ・電動サンシェードの操作ができます。ただし、そのあ
いだに運転席ドアを開閉すると作動しなくなります。

挟み込み防止機能

次の状況で異物の挟み込みを感知すると、作動が停止し少し開きます。

パノラマムーンルーフを閉めるとき、またはチルトダウンするとき

電動サンシェードを閉めるとき

パノラマムーンルーフを開閉する

知識

161

3-5. ドアガラス・ムーンルーフの 開閉

3

各部の操作

ドアロック連動パノラマムーンルーフ開閉機能

メカニカルキーでパノラマムーンルーフを開閉できます。

(→ P. 456)

ワイヤレスリモコンでパノラマムーンルーフを開閉できます。

(→ P. 124)

トヨタ販売店での設定変更が必要です。

パノラマムーンルーフと電動サンシェードの両方を閉じるには

 スイッチを

 

 

側に押す

電動サンシェードがルーフの半分の位置まで閉まった後、いったん停止し、パノ
ラマムーンルーフが閉じます。その後、電動サンシェードが全閉します。

パノラマムーンルーフまたは電動サンシェードが正常に閉まらないとき

次の操作を行ってください。

車を停止する

パワースイッチを ON モードにする

スイッチまたは

スイッチを

 

 

側に押し続け、反転後も約 10 秒

間スイッチを押し続けると閉じ切り作動を開始します。

パノラマムーンルーフと電動サンシェードが完全に閉まったことを確認し、ス
イッチから手を離す

途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。

以上の操作を行っても反転して閉じ切らない場合は、トヨタ販売店で点検を受け
てください。

オートアラーム

オートアラームがセットされているときに、ドアロック連動パノラマムーンルー
フ開閉機能でパノラマムーンルーフを閉めると、オートアラームが作動すること
があります。(→ P. 74)

パノラマムーンルーフ開警告ブザー

パワースイッチが OFF でパノラマムーンルーフが開いていると、運転席ドアを
開けたときにブザーが鳴り、メーター内のマルチインフォメーションディスプレ
イにメッセージが表示されます。

カスタマイズ機能

お車に装備されている機能の一部は、設定を変更することができます。

(→ P. 480)

1

2

3

4

162

3-5. ドアガラス・ムーンルーフの 開閉

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

電動サンシェードを開閉するときは

パノラマムーンルーフを開閉するときは

運転者は、パノラマムーンルーフの開閉操作について責任があります。特にお
子さまの誤った操作による事故を防ぐため、お子さまにはパノラマムーンルー
フの操作をさせないでください。お子さまや他の人がパノラマムーンルーフに
挟まれたり巻き込まれたりするおそれがあります。

車から離れる時はパワースイッチを OFF にし、キーを携帯してお子さまも一
緒に車から離れてください。いたずらなどによる誤った操作により、思わぬ事
故につながるおそれがあります。

電動サンシェードを開閉するときは、乗員
の手・腕・頭・首を挟んだり巻き込んだり
しないように注意してください。

お子さまには、電動サンシェードの操作を
させないでください。
電動サンシェードに挟まれたり巻き込ま
れたりするおそれがあります。

パノラマムーンルーフを開閉や、チルトダ
ウンするときは、乗員の手・腕・頭・首を
挟んだり巻き込んだりしないように注意
してください。

ワイヤレスリモコンやメカニカルキーを
使ってパノラマムーンルーフを操作する
ときは、パノラマムーンルーフに人が挟ま
れるおそれがないことを確認してから操
作してください。
またお子さまには、ワイヤレスリモコンや
メカニカルキーによる操作をさせないで
ください。お子さまや他の人がパノラマ
ムーンルーフに挟まれたり巻き込まれた
りするおそれがあります。

163

3-5. ドアガラス・ムーンルーフの 開閉

3

各部の操作

警告

挟み込み防止機能

挟み込み防止機能を故意に作動させようとして、乗員の手・腕・頭・首などを
挟んだりしないでください。

挟み込み防止機能は、パノラマムーンルーフ・電動サンシェードが完全に閉ま
る直前に異物を挟むと作動しない場合があります。また、挟み込み防止機能
は、スイッチを押し続けた状態では作動しません。指などを挟まないように注
意してください。

やけどやけがを防ぐために

ルーフの下側と電動サンシェードの隙間にはふれないでください。
手を挟んでけがをするおそれがあります。また、車を直射日光のあたる場所に
長時間駐車するとルーフの下側が熱くなるため、やけどをするおそれもありま
す。

注意

パノラマムーンルーフの損傷を防ぐために

開く前は、開口部付近に石や氷などの異物がないことを確認してください。

パノラマムーンルーフの表面・端面には、固いものをぶつけないでください。

パノラマムーンルーフが全開・全閉したあとに 

 スイッチを押し続けな

いでください。

洗車後や雨が降ったあとなどは

パノラマムーンルーフを開く前にルーフに付いた水をふき取ってください。そ
のまま開くと、車内に水が入るおそれがあります。

164

3-5. ドアガラス・ムーンルーフの 開閉

運転

4

165

4-1. 運転にあたって

運転にあたって ...................... 166

荷物を積むときの注意........... 176

4-2. 運転のしかた

パワー(イグニッション)

スイッチ ............................... 177

EV ドライブモード ............... 183

トランスミッション............... 185

方向指示レバー ...................... 190

電動パーキングブレーキ....... 191

ブレーキホールド .................. 195

4-3. ランプのつけ方・ 

ワイパーの使い方

ランプスイッチ ...................... 198

オートマチック

ハイビーム ........................... 201

フォグランプスイッチ........... 205

ワイパー & ウォッシャー...... 207

4-4. 給油のしかた

給油口の開け方 ...................... 212

4-5. 運転支援装置について

Toyota Safety Sense........216

PCS(プリクラッシュ

セーフティシステム)..............221

LDA( レーン

ディパーチャーアラート

[ステアリング

制御機能付き])...................231

レーダークルーズ

コントロール

(全車速追従機能付き)........240

運転を補助する装置 ...............252

BSM(ブラインド

スポットモニター)..............259

・ BSM 機能 ..........................262

・ RCTA 機能 ........................265

クリアランスソナー ...............269

インテリジェント

クリアランスソナー ............276

ドライブモード

セレクトスイッチ ................295

4-6. 運転のアドバイス

ハイブリッド車運転の

アドバイス............................297

寒冷時の運転...........................299

166

4-1. 運転にあたって

→ P. 177

ブレーキペダルを踏んだまま、シフトレバーを D にする

(→ P. 185)

パーキングブレーキを解除する(→ P. 191)

ブレーキペダルから徐々に足を離し、アクセルペダルをゆっくり踏み
発進する

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

必要に応じて、パーキングブレーキをかける

長時間停車する場合は、シフトレバーを P にします。(→

P. 185

シフトレバーは D のまま、ブレーキペダルを踏む

パーキングブレーキをかけて(→ P. 191)、シフトレバーを P にす
る(→ P. 185)

坂道の途中で駐車をする場合は、必要に応じて輪止め

を使用してください。

輪止めはトヨタ販売店で購入することができます。

パワースイッチを押してハイブリッドシステムを停止する

電子キーを携帯していることを確認し、ドアを施錠する

パーキングブレーキをしっかりかけ、シフトレバーを D にする

アクセルペダルをゆっくり踏む

車が動き出す感触を確認したら、パーキングブレーキを解除し発進す

運転にあたって

安全運転を心がけて、次の手順で走行してください。

ハイブリッドシステムを始動する

発進する

停車する

駐車する

上り坂の発進のしかた

1

2
3

1
2

1
2

3
4

1
2
3

167

4-1. 運転にあたって

4

運転

上り坂発進について

ヒルスタートアシストコントロールが作動します。(→ P. 252)

燃費を良くする走り方

ハイブリッド車も急加速を控えるなど、通常のガソリン車と同様の心がけが必要
です。(→ P. 297)

燃費向上について ( オートグライドコントロール )

エコドライブモードを選択しているとき、オートグライドコントロールが作動す
ることがあります。 ( → P. 296)

雨の日の運転について

雨の日は視界が悪くなり、またガラスが曇ったり、路面がすべりやすくなった
りするので、慎重に走行してください。

雨の降りはじめは路面がよりすべりやすいため、慎重に走行してください。

雨の日の高速走行などでは、タイヤと路面のあいだに水膜が発生し、ハンドル
やブレーキが効かなくなるおそれがあるので、スピードは控えめにしてくださ
い。

エコアクセルガイド(→ P. 92)

エコアクセルガイドの表示を参考に走行することで、環境に配慮した走行がより
容易に行えます。また、エコアクセルガイドを活用することで、エコジャッジの
評価も高くなりやすくなります。

発進時は:
エコアクセルガイドの範囲をこえないように、アクセルペダルをやさしく踏み
込み、目的の速度まで加速します。必要以上の急加速を控えることで、エコ発
進の評価が高くなります。

走行中は:
目的の速度まで加速したらアクセルペダルをもどし、エコアクセルガイドの範
囲を目安にして、安定した速度で走行します。エコアクセルガイドの範囲内に
収まるように走行し続けると、安定走行の評価が高くなります。

停車時は:
停車時は、早めにアクセルペダルをもどすことで、エコ停車の評価が高くなり
ます。

ハイブリッドシステム出力の抑制について(ブレーキオーバーライドシステム)

アクセルペダルとブレーキペダルが同時に踏まれたとき、ハイブリッドシステ
ム出力を抑制する場合があります。

ブレーキオーバーライドシステム作動中は、マルチインフォメーションディス
プレイにメッセージが表示されます。

知識

168

4-1. 運転にあたって

急発進の抑制について(ドライブスタートコントロール)

次のような通常と異なる操作が行われた場合、ハイブリッドシステム出力を抑
制する場合があります。

・ アクセルペダルを踏み込んだまま、シフトレバーを操作した(R から D、D

から R、N から R、P から D、P から R)とき (D は S ポジションを含む )
この場合、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示され
ます。表示された画面の指示に従ってください。

・ 後退時にアクセルペダルを踏みすぎたとき

ドライブスタートコントロールが作動していると、ぬかるみや新雪などからの脱
出が困難な場合があります。そのようなときは、TRC の作動を停止(→ P. 253)
することにより、ドライブスタートコントロールが停止し、脱出しやすくなりま
す。

運転標識の取り付け

磁石式の初心運転者標識や高齢運転者標識などを樹脂バンパーやアルミ部分に
取り付けることはできません。

169

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

発進するとき

車が動き出すことによる事故を防ぐため、READY インジケーターが点灯して
いる状態で停車しているときは、常にブレーキペダルを踏んでください。クリー
プ現象で車が動き出すのを防ぎます。

運転するとき

踏み間違いを避けるため、ブレーキペダルとアクセルペダルの位置を十分把握
した上で運転してください。

・ アクセルペダルをブレーキペダルと間違えて踏むと、車が急発進して思わ

ぬ事故につながるおそれがあります。

・ 後退するときは体をひねった姿勢となるため、ペダルの操作がしにくくな

ります。ペダル操作が確実にできるよう注意してください。

・ 車を少し移動させるときも正しい運転姿勢をとり、ブレーキペダルとアク

セルペダルが確実に踏めるようにしてください。

・ ブレーキペダルは右足で操作してください。左足でのブレーキ操作は緊急

時の反応が遅れるなど、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

ハイブリッド車は電気モーターでの走行時にエンジン音がしないため、周囲の
人が車両の接近に気が付かない場合があります。車両接近通報装置が ON で
も、周囲の騒音などが大きい場合は、車両の接近に気が付かないことがありま
すので、十分注意して運転してください。特に車両接近通報装置を OFF にし
ているときは、注意が必要です。

燃えやすいものの上を走行したり、可燃物付近に車を停めたりしないでくださ
い。
排気管や排気ガスは高温になり、可燃物が近くにあると火災になるおそれがあ
り危険です。

通常走行時は、走行中にハイブリッドシステムを停止しないでください。走行
中にハイブリッドシステムを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能で
すが、ハンドルの操作力補助がなくなり、ハンドル操作が困難になります。安
全を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。
なお、通常の方法で車両を停止することができないような緊急時は、P. 408
を参照してください。

急な下り坂では、エンジンブレーキを使用してスピードを下げてください。
フットブレーキを連続して使いすぎると、ブレーキが過熱して正常に機能しな
くなります。(→ P. 185)

170

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

運転するとき

走行中はハンドル・シート・ドアミラー・インナーミラーの調整をしないでく
ださい。
運転を誤るおそれがあります。

すべての乗員は頭や手、その他の体の一部を車から出さないようにしてくださ
い。

すべりやすい路面を運転するとき

急ブレーキ・急加速・急ハンドルはタイヤがスリップし、車両の制御ができな
くなるおそれがあります。

急激なアクセル操作、シフト操作によるエンジンブレーキやエンジン回転数の
変化は、車が横すべりするなどのおそれがあります。

水たまり走行後はブレーキペダルを踏んでブレーキが正常に働くことを確認
してください。ブレーキパッドがぬれるとブレーキの効きが悪くなったり、ぬ
れていない片方だけが効いたりしてハンドルをとられるおそれがあります。

シフトレバーを操作するとき

シフトレバーを前進側のシフトポジションに入れたまま惰性で後退したり、R
に入れたまま惰性で前進することは絶対にやめてください。
思わぬ事故や故障の原因となるおそれがあります。

車両が動いているあいだは、シフトレバーを P に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が前進しているあいだは、シフトレバーを R に入れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

車両が後退しているあいだは、シフトレバーを前進側のシフトポジションに入
れないでください。
トランスミッションにダメージを与えたり、車両のコントロールができなくな
るおそれがあります。

走行中にシフトレバーを Nに入れると、ハイブリッドシステムの動力伝達が解
除され、エンジンブレーキが効かなくなります。

アクセルペダルを踏み込んだまま操作しないように気を付けてください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

171

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

継続的にブレーキ付近から警告音(キーキー音)が発生したとき

できるだけ早くトヨタ販売店で点検を受け、ブレーキパッドを交換してくださ
い。
必要なときにパッドの交換が行われないと、ディスクローターの損傷につなが
る場合があります。

パッドやローターなどの部品は、役割を果たすと共に摩耗していきます。摩耗
の限度をこえて走行すると故障を引き起こすばかりでなく、事故につながるお
それがあります。

停車するとき

不必要にアクセルペダルを踏み込まないでください。
シフトレバーが P または N 以外にあると、車が急発進して思わぬ事故につな
がるおそれがあり危険です。

車が動き出すことによる事故を防ぐため、READY インジケーターが点灯して
いるときは常にブレーキペダルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをか
けてください。

坂道で停車するときは、前後に動き出して事故につながることを防ぐため、常
にブレーキペダルを踏み、必要に応じてパーキングブレーキをかけてくださ
い。

停車中に空ぶかしをしないでください。
排気管が過熱し、可燃物が近くにあると火災につながるおそれがあり危険で
す。

172

4-1. 運転にあたって

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

駐車するとき

炎天下では、メガネ・ライター・スプレー缶や炭酸飲料の缶などを車内に放置
しないでください。
放置したままでいると、次のようなことが起こるおそれがあり危険です。

・ ライターやスプレー缶からガスがもれたり、出火する
・ プラスチックレンズ・プラスチック素材のメガネが、変形またはひび割れ

を起こす

・ 炭酸飲料の缶が破裂して車内を汚したり、電気部品がショートする原因に

なる

ライターを車内に放置したままにしないでください。ライターをグローブボッ
クスなどに入れておいたり、車内に落としたままにしておくと、荷物を押し込
んだりシートを動かしたときにライターの操作部が誤作動し、火災につながる
おそれがあり危険です。

ウインドウガラスなどには吸盤を取り付けないでください。また、インストル
メントパネルやダッシュボードの上に芳香剤などの容器を置かないでくださ
い。
吸盤や容器がレンズの働きをして、車両火災につながるおそれがあり危険で
す。

シルバー色などの金属蒸着フィルムを曲面ガラスに貼った場合は、ドアやウイ
ンドウを開けたまま放置しないでください。
直射日光が曲面ガラスの内側に反射し、レンズの働きをして火災につながるお
それがあり危険です。

車から離れるときは、必ずパーキングブレーキをかけ、シフトレバーを P に入
れ、ハイブリッドシステムを停止し、施錠してください。
READY インジケーターが点灯しているあいだは、車から離れないでくださ
い。
パーキングブレーキをかけずにシフトレバーを P にした状態では、車が動き
思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

READY インジケーターが点灯しているとき、またはハイブリッドシステム停
止直後は排気管にふれないでください。
やけどをするおそれがあります。

173

4-1. 運転にあたって

4

運転

警告

次の警告をお守りください。お守りいただかないと重大な傷害におよぶか、最悪
の場合死亡につながるおそれがあります。

仮眠するとき

必ずハイブリッドシステムを停止してください。
READY インジケーターが点灯した状態のまま仮眠すると、無意識にシフトレ
バーを動かしたり、アクセルペダルを踏み込んだりして、事故やハイブリッド
システムの異常過熱による火災が発生するおそれがあります。さらに、風通し
の悪い場所に停めると、排気ガスが車内に侵入し、重大な健康障害におよぶか、
最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

ブレーキをかけるとき

ブレーキがぬれているときは、普段よりも注意して走行してください。
ブレーキがぬれていると、制動距離が長くなり、ブレーキのかかりに、左右の
違いが出るおそれがあります。また、パーキングブレーキがしっかりとかから
ないおそれもあります。

電子制御ブレーキシステムが機能しないときは、他の車に近付いたりしないで
ください。また、下り坂や急カーブを避けてください。
この場合ブレーキは作動しますが、通常よりも強く踏む必要があります。また
制動距離も長くなります。ただちにブレーキの修理を受けてください。

ブレーキシステムは 2 つ以上の独立したシステムで構成されており、1 つの油
圧システムが故障しても、残りは作動します。この場合、ブレーキペダルを通
常より強く踏む必要があり、制動距離が長くなります。ただちにブレーキの修
理を受けてください。

174

4-1. 運転にあたって

注意

運転しているとき

運転中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏まないでください。
アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏むと、駆動力を抑制する場合があ
ります。

坂道で停車するために、アクセルペダルを使ったり、アクセルペダルとブレー
キペダルを同時に踏んだりしないでください。

駐車するとき

必ずパーキングブレーキをかけシフトレバーを P にしてください。パーキング
ブレーキをかけシフトレバーを P にしておかないと、車が動き出したり、誤っ
てアクセルペダルを踏み込んだときに急発進するおそれがあります。

部品の損傷を防ぐために

パワーステアリングモーターの損傷を防ぐため、ハンドルをいっぱいにまわし
た状態を長く続けないでください。

ディスクホイールなどの損傷を防ぐため、段差などを通過するときは、できる
だけゆっくり走行してください。

走行中にタイヤがパンクしたら

次のようなときはタイヤのパンクや損傷が考えられます。ハンドルをしっかり
持って徐々にブレーキをかけ、スピードを落としてください。

ハンドルがとられる

異常な音や振動がある

車両が異常に傾く

タイヤがパンクした場合の対処法は P. 427, 442 を参照してください。

 

 

 

 

 

 

 

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