Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 15

 

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Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 15

 

 

223

6-1. お手入れのしかた

6

お手入れのしかた

自動洗車機を使うときは

ドアミラーを格納し、車両前側から洗車してください。また、走行前は必ずド
アミラーを復帰状態にもどしてください。

ブラシで車体に傷が付き、塗装を損なうことがあります。

ワイパースイッチを AUTO モードにしているときは、洗車する前に OFF にして
ください。

高圧洗車機を使うときは

車内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアガラスやドア枠付近に
近づけすぎないでください。

洗車の前に給油口が確実に閉まっていることを確認してください。

アルミホイール

中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。研磨剤の入った洗剤や
硬いブラシは塗装を傷めますので使用しないでください。

夏場の長距離走行後などでホイールが熱いときは、洗剤は使用しないでくださ
い。

洗剤を使用したあとは早めに十分洗い流してください。

バンパーについて

研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。

知識

224

6-1. お手入れのしかた

警告

洗車をするときは

エンジンルーム内に水をかけないでください。
電気部品などに水がかかると、車両火災につながるおそれがあり危険です。

フロントウインドウガラスを清掃するときは

雨滴センサー上部のフロントウインドウガラスに手でふれたとき

水分を含んだ布などを雨滴センサーに近付けたとき

フロントウインドウガラスに衝撃を与えたとき

車内から雨滴センサー本体にふれるなどして衝撃を与えたとき

排気管について

排気管は排気ガスにより高温になります。洗車などでふれる場合は、十分に排
気管が冷めてからにしてください。やけどをするおそれがあります。

注意

塗装の劣化や車体・部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために

次のような場合は、ただちに洗車してください。

・ 海岸地帯を走行したあと
・ 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと
・ コールタール・花粉・樹液・鳥のふん・虫の死がいなどが付着したとき
・ ばい煙・油煙・粉じん・鉄粉・化学物質などの降下が多い場所を走行したあと
・ ほこり・泥などで激しく汚れたとき
・ 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき

塗装に傷が付いた場合は、早めに補修してください。

ホイール保管時は、腐食を防ぐために汚れを落とし、湿気の少ない場所へ保管
してください。

ワイパースイッチを OFF にしてください。
AUTO モードになっていると、次のような
ときにワイパーが不意に作動し、指などを
挟み重大な傷害を受けたり、ワイパーブ
レードなどを損傷するおそれがあります。

OFF

225

6-1. お手入れのしかた

6

お手入れのしかた

注意

ランプの清掃

注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。
ランプを損傷させるおそれがあります。

ランプにワックスがけを行わないでください。
レンズを損傷するおそれがあります。

ワイパーアームの損傷を防ぐために

ワイパーアームを立てるときは、必ず運転席側を先に立ててから助手席側を立
ててください。また、もとにもどすときは、必ず助手席側から先にもどしてく
ださい。

自動洗車機を使用するときは

ワイパースイッチを OFF にしてください。
AUTO モードになっていると、不意にワイパーが作動してワイパーブレードな
どを損傷するおそれがあります。

高圧洗浄機を使用するときは

ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類(ゴムまたは樹脂製のカバー)、
コネクタ類に近付けすぎないでください。

高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。

駆動系部品

ステアリング部品

サスペンション部品

ブレーキ部品

226

6-1. お手入れのしかた

内装の手入れ

掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布で
ふき取る

汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で約1%に薄めてやわらかい
布に含ませふき取る

水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る

掃除機などでほこりや砂を取り除く

うすめた洗剤をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取る

ウール用の中性洗剤を水で約 5% に薄めて使用してください。

水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る

乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰で
乾燥させる

掃除機などでほこりを取り除く

中性洗剤を水で約1%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る

水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る

お手入れは、次の要領で実施してください。

車内の手入れ

本革部分の手入れ

合成皮革部分の手入れ

227

6-1. お手入れのしかた

6

お手入れのしかた

本革部分のお手入れの目安

品質を長く保つため、年に 2 回程度の定期的なお手入れをおすすめします。

カーペットの洗浄

カーペットは常に乾いた状態を保つことをおすすめします。
洗浄には、市販の泡タイプクリーナーがご利用になれます。
スポンジまたはブラシを使用して泡をカーペットに広げ、円を描くように塗り込
んでください。直接水をかけたりせず、ふき取ってから乾燥させてください。

シートベルト

刺激の少ない洗剤とぬるま湯で、布やスポンジを使って洗ってください。
シートベルトのすり切れ・ほつれ・傷などを定期的に点検してください。

知識

警告

車両への水の浸入

車内に水をかけたり液体をこぼしたりしないでください。
電気部品などに水がかかると、故障や車両火災につながるおそれがあり危険で
す。

SRS エアバッグの構成部品や配線などをぬらさないでください。(oP. 30)
電気の不具合により、エアバッグが作動したり、正常に機能しなくなり、重大
な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

内装の手入れをするときは(特にインストルメントパネル)

艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルがフロントウインドウガラスへ映り込み、運転者の視界をさまたげ思
わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

228

6-1. お手入れのしかた

注意

清掃するとき使用する溶剤について

変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。

・ シート以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアル

カリ性の溶剤・染色剤・漂白剤

・ シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール・その他のアルカリ性や酸

性の溶剤

艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメン
トパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因になるおそれがあり
ます。

革の傷みを避けるために

皮革の表面の劣化や損傷を避けるために次の警告をお守りください。

革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く

直射日光に長時間さらさないようにする
特に夏場は日陰で車を保管する

ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると
革に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない

床に水がかかると

水で洗わないでください。
オーディオやフロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の
原因になったり、ボデーが錆びるおそれがあります。

フロントウインドウガラスの内側を掃除するときは(PCS[プリクラッシュセー
フティシステム]・LDA[レーンディパーチャーアラート]・オートマチックハ
イビーム装着車)

前方センサー(→ P. 153)にさわらないように注意してください。

誤って傷を付けたり衝撃を与えたりすると、PCS・LDA・オートマチックハイ
ビームの誤作動や故障につながるおそれがあります。

リヤウインドウガラスの内側を掃除するときは

熱線を損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わず、熱線に
そって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてください。

熱線を引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。

229

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

ボンネット

ボンネット解除レバーを引く

ボンネットが少し浮き上がります。

レバーを引き上げて、ボンネット
を開ける

ボンネットステーをステー穴に
挿し込む

車内からロックを解除して、ボンネットを開けます。

1

2

3

230

6-2. 簡単な点検・部品交換

バッテリー端子をはずすときは

バッテリー端子をはずすと、コンピューターに記憶されている情報が消去されま
す。バッテリー端子をはずすときは、トヨタ販売店にご相談ください。

バッテリーを交換するときは

この車は欧州車用バッテリーを搭載しています。
欧州車用以外のバッテリーを使用すると、バッテリークランプが正しく取り付け
られず、使用できません。バッテリー交換を行うときは、純正品と同等の欧州車
用バッテリーを使用してください。

知識

警告

走行前の確認

ボンネットがしっかりロックされていることを確認してください。
ロックせずに走行すると、走行中にボンネットが突然開いて、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

ボンネットステーを使用するときは

ボンネットステーが確実にステー穴に挿し込まれているか確認してください。
確実に挿し込まれていないと、ボンネットが落下し重大な傷害を受けるおそれ
があり危険です。

231

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

警告

エンジンルームを点検したあとは

エンジンルーム内に工具や布を置き忘れていないことを確認してください。
点検や清掃に使用した工具や布などをエンジンルーム内に置き忘れていると、
故障の原因になったり、また、エンジンルーム内は高温になるため車両火災に
つながるおそれがあり危険です。

ボンネットを閉めるときは

注意

ボンネットステーの損傷を防ぐために

ボンネットを閉めるときは、ボンネットステーが確実にもとの位置に固定され
ているか確認してください。固定されずにボンネットを閉めると、ステーが曲
がるおそれがあります。

ボンネットへの損傷を防ぐために

ボンネットを閉めるときは、体重をかけるなどして強く押さないでください。
ボンネットがへこむおそれがあります。

ボンネットを閉めるときは、手などを挟ま
ないように注意してください。
重大な傷害を受けるおそれがあり危険で
す。

232

6-2. 簡単な点検・部品交換

ガレージジャッキ

フロント側

リヤ側

ガレージジャッキを使用するときは、ガレージジャッキに付属の取り扱
い説明書に従って、安全に作業してください。

ガレージジャッキを使用して車両を持ち上げるときは、正しい位置にガ
レージジャッキをセットしてください。正しい位置にセットしないと、
車両が損傷したり、けがをするおそれがあります。

233

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

エンジンルームカバー

中央部をまわす

中央部を押し上げる

クリップを挿し込む

中央部を押す

ヒューズや電球(バルブ)の点検・交換などを行うときに取りはずします。

エンジンルームカバーの取りはずし方

中央部分を押す

引き抜く

クリップの取り付け方

1

2

中央部

1
2
3
4

234

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

けがを防ぐために

エンジンルームカバーを取りはずす前に、エンジンスイッチを OFF にしてくだ
さい。熱くなった部品でやけどをしたり、作動中の部品に巻き込まれて重大な
傷害を受けるおそれがあり危険です。

注意

エンジンルームカバーを取り付けたあとは

もとの場所に確実に取り付けられていることを確認してください。

235

6

お手入れのしかた

6-2. 簡単な点検・部品交換

ウォッシャー液の補給

液面が低下したら、ウォッシャー液を
補給する

キャップの中央部を指で押さえ、まっ
すぐに引き上げて、チューブの液面を
確認します。

警告

ウォッシャー液を補給するときは

エンジンが熱いときやエンジンがかかっているときは、ウォッシャー液を補給
しないでください。ウォッシャー液にはアルコール成分が含まれているため、
エンジンなどにかかると出火するおそれがあり危険です。

注意

ウォッシャー液について

ウォッシャー液のかわりに、せっけん水やエンジン不凍液などを入れないでく
ださい。
塗装にしみが付くおそれがあります。

ウォッシャー液のうすめ方

必要に応じて水で薄めてください。水とウォッシャー液の割合は、ウォッシャー
液の容器に表示してある凍結温度を参考にしてください。

236

6-2. 簡単な点検・部品交換

タイヤについて

タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。

タイヤ空気圧

空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。

タイヤの亀裂・損傷の有無

タイヤの溝の深さ

タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗
程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無

図で示すようにタイヤのローテー
ションを行う

タイヤの摩耗状態を均一にし、寿命を
のばすために、トヨタは定期点検ごと
のタイヤローテーションをおすすめし
ます。

タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタ
イヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タ
イヤ位置交換)を 5,000 km ごとに行ってください。

タイヤの点検項目

タイヤローテーションのしかた

前側

237

6-2. 簡単な点検・部品交換

6

お手入れのしかた

タイヤ空気圧の数値

応急用タイヤ:420 kPa (4.2 kg/cm

2

タイヤが冷えているときの空気圧

タイヤ関連の部品を交換するとき

タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けナットを交換するときは、トヨタ販
売店にご相談ください。

知識

タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空
気圧ラベルで確認することができます。

標準タイヤ:

タイヤサイズ

空気圧

[kPa(kg/cm

2

)]

前輪

後輪

205/60R16

 92V

240(2.4) 220(2.2)

215/55R17

 94W

240(2.4) 230(2.3)

「タイヤ空気圧」ラベル

238

6-2. 簡単な点検・部品交換

警告

点検・交換時の警告

必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な
傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差
のないタイヤを使用する

メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない

ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使
用しない

サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない

異常があるタイヤの使用禁止

異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、
異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事
故につながるおそれがあり危険です。

破裂などの修理できない損傷を与える

車両が横すべりする

車両の本来の性能(燃費・車両の方向安定性・制動距離など)が発揮されない

タイヤ交換時の注意

ねじ部にオイルやグリースをぬらないでください。
ナットを締めるときに必要以上に締め付けられ、ボルトが破損したり、ディス
クホイールが損傷するおそれがあります。
また、ナットがゆるみホイールが落下して、重大な事故につながるおそれがあ
ります。オイルやグリースがねじ部に付いている場合はふき取ってください。

必ずナットのテーパー部を内側にして取
り付けてください。
テーパー部を外側にして取り付けると、ホ
イールが破損しはずれてしまい、重大な傷
害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。

テーパー部

 

 

 

 

 

 

 

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