Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 7

 

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Toyota Avensis (2016 year). Manual japanese - part 7

 

 

95

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

3

各部の操作

ご留意いただきたいこと

電子キーが作動範囲内(検知エリア内)にあっても、次のような場合は正しく
作動しないことがあります。

・ ドアの施錠・解錠時に電子キーがドアガラスやドアハンドルに近付きすぎる、

または地面の近くや高い場所にある場合

・ バックドアの施錠・解錠時に電子キーが地面の近くや高い場所にある、ま

たはリヤバンパー中央に近付きすぎた場合

・ エンジン始動時またはモード切りかえ時に電子キーがインストルメントパネ

ルやフロア上・トノカバーなどの上、またはグローブボックス内などに置か
れていた場合

インストルメントパネル上面・ドアポケット付近に電子キーを置いたまま車外
に出ると、電波の状況によっては車外アンテナに検知されて車外からのドア
ロックが可能になる場合があり、電子キーが車内に閉じ込められるおそれがあ
るため注意してください。

電子キーが作動範囲内にあれば、電子キーを携帯している人以外でも施錠・解
錠できます。

車外でもドアガラスに近い位置に電子キーがあるときは、エンジン始動が可能
になる場合があります。

電子キーが作動範囲内にある場合、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水
がかかると、ドアが解錠することがあります。(ドアの開閉操作がなければ約
30 秒後に自動的に施錠されます)

電子キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠/解錠動
作をくり返すことがあります。その場合は電子キーを車両から 2 m 以上離れた
場所に保管して、洗車等をしてください。(キーの盗難に注意してください)

車内に電子キーがあるときに、洗車機で洗車するなどして水をドアハンドルに
かけた場合、警報がマルチインフォメーションディスプレイに表示され、車外
のブザーが吹鳴することがあります。その場合は全ドアを施錠すれば警報は表
示されなくなります。

ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着した場合、センサーが反応しない場
合があります。反応しない場合は表面に付着した氷や雪、泥を取り除いて再度
操作するか、ドアハンドル下部のロックセンサーを使って操作してください。

手袋を着用していると、ドアハンドルを握っても解錠されない場合があります。

車両に近い位置に電子キーがあるときにワイヤレス機能などで施錠を行うと、
スマートエントリー&スタートシステムによる解錠ができなくなることがあり
ます。(ワイヤレス機能を使って解錠すると復帰します)

車外アンテナの作動範囲内への急な接近やドアハンドル操作では、解錠されな
い場合があります。その場合は、ドアハンドルを一度もとにもどし、解錠され
たことを確認してからドアハンドルを引いてください。

96

3-2. ドアの開閉、ロックのしかた

長期間運転しないときは

盗難防止のため、電子キーを車両から 2 m 以上離しておいてください。

システムを正しく作動させるために

電子キーを必ず携帯した上で作動させてください。また、車外から操作する場合
は電子キーを車両に近付けすぎないようにしてください。
作動時の電子キーの位置や持ち方によっては、電子キーが正しく検知されず、シ
ステムが正しく作動しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ
込み防止機能が働かないこともあります)

スマートエントリー&スタートシステムが正常に作動しないときは

ドアの施錠・解錠:→ P. 305

エンジンの始動:→ P. 305

カスタマイズ機能

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にするなどの変更ができます。

(カスタマイズ一覧:→ P. 322)

カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき

ドアの施錠・解錠:ワイヤレス機能、またはメカニカルキーを使ってドアの施
錠・解錠ができます。(→ P. 76, 305)

エンジンの始動・エンジンスイッチのモード切りかえ:→ P. 305

エンジンの停止:→ P. 123

警告

電波がおよぼす影響についての警告

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器を装着されている方は、車内アンテナ・車外アンテナ

(→ P. 91)から約 22 cm 以内に近付かないようにしてください。電波によ

り植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレー
タおよび植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ
および植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波によ
る影響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波
により医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。
詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。

97

3

各部の操作

3-3. シートの調整

フロントシート

前後位置調整

リクライニング調整

シート全体の上下調整

(運転席のみ)

腰部硬さ調整

(運転席のみ)

調整のしかた

1
2
3

4

:グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

警告

シートを調整するとき

同乗者がシートにあたってけがをしないように注意してください。

シートの下や動いている部分に手を近付けないでください。
指や手を挟み、重大な傷害を受けるおそれがあり危険です。

リクライニング調整について

背もたれは必要以上に倒さないでください。
必要以上に倒しすぎると、事故のときに体がシートベルトの下にもぐり、腹部
などに強い圧迫を受けたり肩部ベルトが首にかかるなどして、重大な傷害にお
よぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

シート調整後はシートが確実に固定されていることを確認してください。

98

3-3. シートの調整

リヤシート

前倒しする前に

シートベルトのバックルを格
納する

解除ボタンを押しながらヘッ
ドレストを下げる

前倒しするときは

レバーを引いてロックを解除し、
背もたれを倒す

リヤシートは前倒しすることができます。

前倒しのしかた

1

2

99

3-3. シートの調整

3

各部の操作

警告

次のことをお守りください。お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最
悪の場合死亡につながるおそれがあります。

背もたれを前倒しするときは

走行中に前倒しをしない

平坦な場所でパーキングブレーキを確実にかけ、シフトレバーを P の位置にす

倒した背もたれの上やラゲージルームに人を乗せて走行しない

お子さまがラゲージルームに入らないよう注意する

背もたれをもとの位置にもどしたあとは

シートベルトを挟み込まないようにする

注意

背もたれを前倒しするときは

背もたれを倒す前に必ずリヤ席のシートベルトのバックルとアームレストを格
納してください。(→ P. 98, 216)

シートを前後に軽くゆさぶり、確実に固定
する

シートが確実に固定されていないとき
は、レバー部に赤色が見えます。赤色が
見えていないことを確認してください。

100

3-3. シートの調整

ヘッドレスト

上げる

下げる

下げるときは、解除ボタンを押しなが
ら操作します。

ヘッドレストを取りはずすときは

X

フロント席

マイナスドライバーを挿し込んだ状態で、解除ボタンを押しながらヘッドレスト
を引き抜く

X

リヤ席

解除ボタン

1
2

知識

解除ボタンを押しながら取りはずす

スロットにマイナスドライバーを挿し込

スロットはヘッドレスト右側にあります

1

2

101

3-3. シートの調整

3

各部の操作

ヘッドレストを取り付けるときは

ヘッドレストの高さについて(フロント席)

リヤ席について

挿入穴にヘッドレストを挿入し、ヘッドレス
トがロックする位置まで押し込む

必ずヘッドレストの中心が両耳のいちばん
上の辺りになるよう調整してください。

使用するときは、常に格納位置から一段上げ
た位置にしてください。

警告

ヘッドレストについて

次のことをお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながる
おそれがあります。

ヘッドレストは、それぞれのシート専用のものを使用する

ヘッドレストを正しい位置に調整する

ヘッドレストを調整したあとは、ヘッドレストを押し下げて固定されているこ
とを確認する

ヘッドレストをはずしたまま走行しない

102

3-4. ハンドル位置・ミラー

ハンドル

ハンドルを持ち、レバーを下げる

ハンドルを上下・前後に動かし、
適切な位置にする

位置が決定したら、レバーを上げて
ハンドルを固定してください。

ハンドルの

周辺部を押すと

ホーンが鳴ります。

ハンドル位置を調整したあとは

ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だとホーンが鳴らない場合があります。

調整のしかた

1

2

ホーン(警音器)

知識

103

3-4. ハンドル位置・ミラー

3

各部の操作

警告

走行中の警告

走行中はハンドル位置の調整をしないでください。
運転を誤り、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあり
ます。

ハンドル位置を調整したあとは

ハンドルが確実に固定されていることを確認してください。
固定が不十分だと、ハンドルの位置が突然かわり、思わぬ事故につながり、重
大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

104

3-4. ハンドル位置・ミラー

インナーミラー

運転姿勢に合わせてインナーミラーの高さを調整することができます。

インナーミラー本体を持って、上下
方向に調整する

後方を十分に確認できるようにミラーの位置を調整することができま
す。

上下調整のしかた

105

3-4. ハンドル位置・ミラー

3

各部の操作

後続車のヘッドランプのまぶしさに応じて反射光を自動的に減少させま
す。

自動防眩機能の切りかえ
ON / OFF

ON のときはインジケーターが点灯し
ます。
エ ンジンスイッ チをイグニ ッション
ON モードにしたときは、ミラーは常
に自動防眩機能が ON になっています。
ボタンを押すと OFF になりインジケー
ターが消灯します。

センサーの誤作動防止

自動防眩機能

インジケーター

知識

センサーの誤作動を防ぐため、センサーにふ
れたりセンサーを覆ったりしないでくださ
い。

警告

運転中はミラーの調整をしないでください。
運転を誤って、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあり
ます。

106

3-4. ハンドル位置・ミラー

ドアミラー

調整するミラーを選ぶには、ス
イッチを押す

ミラーの鏡面を調整するには、ス
イッチを押す

ボタンを押してドアミラーを格納
する

もう一度押すと、もとの位置にもどり
ます。

調整のしかた

1

1
2

2

1
2
3
4

ドアミラーを格納するときは

107

3-4. ハンドル位置・ミラー

3

各部の操作

作動条件

エンジンスイッチがアクセサリーモード、またはイグニッション ON モードのと

ミラーが曇ったとき

リヤウインドウデフォッガーを作動させると、ミラーヒーターが同時に作動し、
曇りを取ることができます。(→ P. 195)

知識

警告

走行しているとき

走行中は次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、運転を誤って重大な傷害におよぶか、最悪の場合死
亡につながるおそれがあります。

ミラーの調整をしない

ドアミラーを格納したまま走らない

走行前に必ず、運転席側および助手席側のミラーをもとの位置にもどして、正
しく調整する

ミラーが動いているとき

手をふれないでください。
手を挟んでけがや、ミラーの故障などの原因になるおそれがあります。

ミラーヒーターが作動しているとき

鏡面が熱くなるのでふれないでください。

108

3-5. ドアガラスの開閉

パワーウインドウ

スイッチでドアガラスを開閉できます。
スイッチを操作すると、ドアガラスを次のように動かします。

閉める

自動全閉

開ける

自動全開

途中で停止するときは、スイッチを反
対側へ操作します。

スイッチを押すと、運転席以外のド
アガラスが作動不可になります。

お子さまが誤ってドアガラスを開閉す
ることを防止できます。

開閉のしかた

1
2
3
4

ウインドウロックスイッチ

109

3-5. ドアガラスの開閉

3

各部の操作

作動条件

エンジンスイッチがイグニッション ON モードのとき

エンジンスイッチ OFF 後の作動

エンジンスイッチをアクセサリーモード、または OFF にしたあとでも、約 45
秒間はドアガラスを開閉できます。ただし、そのあいだにフロントドアを開くと
作動しなくなります。

挟み込み防止機能

ドアガラスを閉めているときに、窓枠とドアガラスのあいだに異物が挟まると、作
動が停止し、少し開きます。

ドアガラスを閉めることができないときは

挟み込み防止機能が異常に作動してしまい、ドアガラスを閉めることができない
ときは、閉めることができないドアのパワーウインドウスイッチで、下記の操作
を行ってください。

車を停止し、エンジンスイッチをイグニッション ON モードの状態で、パワー
ウインドウスイッチを「自動全閉」の位置で引き続けることでドアガラスを閉
めることができます。

上記の操作を行ってもドアガラスが閉まらない場合、挟み込み防止機能の初期
化を次の手順で実施してください。

パワーウインドウスイッチを「自動全閉」の位置で引き続け、ドアガラスを閉
めたあと、さらにスイッチを 6 秒間引き続ける

パワーウインドウスイッチを「自動全開」の位置で押し続け、ドアガラスを全
開にしたあと、さらにスイッチを 2 秒間押し続ける

再度、パワーウインドウスイッチを「自動全閉」の位置で引き続け、ドアガラ
スを閉めたあと、さらにスイッチを 2 秒間引き続ける

ドアガラス作動途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。
以上の操作を行っても反転して閉じ切らない場合は、トヨタ販売店で点検を受け
てください。

知識

1

2

3

110

3-5. ドアガラスの開閉

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそ
れがあります。

ドアガラスを開閉するとき

挟み込み防止機能

挟み込み防止機能を故意に作動させるため、乗員の手・腕・頭・首などを挟ん
だりしないでください。

挟み込み防止機能は、ドアガラスが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しな
い場合があります。また、挟み込み防止機能は、スイッチを引き続けた状態で
は作動しません。指などを挟まないように注意してください。

ドアガラスを開閉するときは、乗員の手・
腕・頭・首などを挟んだり巻き込んだりし
ないようにしてください。特にお子さまへ
は手などを出さないように声かけをして
ください。

お子さまには、ドアガラスの操作をさせな
いでください。
ドアガラスに挟まれたり巻き込まれたり
するおそれがあります。

 

 

 

 

 

 

 

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