Toyota 86 (2017 year). Manual japanese - part 2

 

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Toyota 86 (2017 year). Manual japanese - part 2

 

 

15

C

トランクオープナー 

P. 46

インストルメントパネル照度調整ダイヤル

P. 164

★:仕様により異なる装備やオプション装備

16

知っておいていただきたいこと

本書の内容について

本書はオプションを含むすべての装備の説明をしています。
そのため、お客様のお車にはない装備の説明が記載されている場合があります。
また、車の仕様変更により、内容がお車と一致しない場合がありますのでご了承
ください。
トヨタ販売店で取り付けられた装備(販売店オプション)の取り扱いについて
は、その商品に付属の取扱書をお読みください。

イラストは、記載している仕様などの違いにより、お客様のお車の装備や色と一
致しない場合があります。

不正改造について

● トヨタが国土交通省に届け出をした部品以外のものを装着すると、不正改造

になることがあります。

● 車高を下げたり、ワイドタイヤを装着するなど、車の性能や機能に適さない

部品を装着すると、故障の原因となったり、事故をおこし、重大な傷害を受
けるおそれがあり危険です。

● ハンドルの改造は絶対にしないでください。ハンドルには SRS エアバッグ

が内蔵されているため、不適切に扱うと、正常に作動しなくなったり、誤っ
てふくらみ、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあ
ります。

● 次の場合はトヨタ販売店にご相談ください。

・ タイヤ・ディスクホイール・ホイール取りつけナットの交換。

異なった種類や指定以外のものを使用すると、走行に悪影響をおよぼした
り、不正改造になることがあります。

・ 電装品・無線機などの取り付け、取りはずし。

電子機器部品に悪影響をおよぼしたり、故障や車両火災など事故につなが
るおそれがあり危険です。
RF 送信機の取り付けについては、P. 20 も参照してください。

● フロントウインドウガラス、および運転席・助手席のドアガラスに着色フィ

ルム(含む透明フィルム)などを貼りつけないでください。視界を妨げるば
かりでなく、不正改造につながるおそれがあります。

● インストルメントパネルに純正部品以外のオーナメントを取り付けると、衝

突した際に思わぬ事故につながるおそれがあります。オーナメントの装着を
する場合は純正部品を装着ください。

17

運転についてのご注意

他の車や歩行者など、周囲の状況に常に注意を払い、安全運転を心がけてくださ
い。

酒気帯び運転は絶対しないでください。お酒を飲むと注意力と判断力がにぶり、
思いがけない事故を引き起こすおそれがあります。また、眠気をもよおす薬を飲
んだときも運転を控えてください。

運転中に携帯電話を使用したり、装置の調節などをしないでください。周囲の状
況などへの注意が不十分になり、大変危険です。ハンズフリー以外の自動車電話
や携帯電話を運転中に使用することは法律で禁止されています。

故障診断コネクターなどへの電装品取り付けについて

故障診断コネクターなどに、点検
整備用の故障診断装置以外の電装
品を取り付けないでください。
電 子 機器 に 悪 影響 を お よぼ し た
り、バッテリーがあがったりする
など、思わぬトラブルを招くおそ
れがあります。

故障診断
コネクター

18

車両データの記録について

お車には、車両の制御や操作に関するデータなどを記録するコンピューターが複
数装備されており、主に次のようなデータを記録します。

・ アクセルの操作状況
・ ブレーキの操作状況
・ 車速

グレード・オプション装備により記録されるデータ項目は異なります。なお、コ
ンピューターは会話などの音声や映像は記録しません。

● データの取り扱いについて

トヨタはコンピューターに記録されたデータを車両の故障診断・研究開発・品質
の向上を目的に取得・利用することがあります。

なお、次の場合を除き、トヨタは取得したデータを第三者へ開示または提供する
ことはありません。

・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ 統計的な処理を行う目的で、使用者や車両が特定されないように加工した

データを研究機関などに提供する場合

19

イベントデータレコーダー

お車には、イベントデータレコーダー(EDR) が装備されています。EDR は、
一定の衝突や衝突に近い状態(SRS エアバッグの作動および路上障害物との接
触など)が発生した時に車両システムの作動状況に関するデータを記録します。
EDR は車両の動きや安全システムに関するデータを短時間記録するように作ら
れています。ただし、衝突の程度と形態によっては、データが記録されない場合
があります。

EDR は次のようなデータを記録します。

・ 車両の各システムの作動状況
・ アクセルペダルおよびブレーキペダルの操作状況
・ 車速
これらのデータは、衝突や傷害が発生した状況を把握するのに役立ちます。

注意:EDR は衝突が発生したときにデータを記録します。通常走行時にはデー
タは記録されません。また、個人情報(例:氏名・性別・年齢・衝突場所)は記
録されません。ただし、事故調査の際に法執行機関などの第三者が、通常の手続
きとして収集した個人を特定できる種類のデータとEDR データを組み合わせて
使用することがあります。EDR で記録されたデータを読み出すには、特別な装
置を車両または EDR へ接続する必要があります。トヨタにくわえ、法執行機関
などの特別な装置を所有する第三者が車両またはEDR に接続した場合でも情報
を読み出すことができます。

● EDR データの情報開示

次の場合を除き、トヨタは EDR で記録されたデータを第三者へ開示することは
ありません。

・ お車の使用者の同意(リース車は借主の同意)がある場合
・ 警察・裁判所・政府機関などの法的強制力のある要請に基づく場合
・ トヨタが訴訟で使用する場合
ただし、トヨタは

・ データを車両安全性能の研究に使用することがあります。
・ 使用者・車両が特定されないデータを調査目的で第三者に開示することがあ

ります。

20

RF 送信機の取り付けについて

お車へ RF 送信機を取り付けると、次のようなシステムに影響をおよぼす可能性
があります。

● EFI コンピュータ
● クルーズコントロール
● ABS(アンチロックブレーキシステム)
● SRS エアバッグ
● シートベルトプリテンショナー

悪影響を防ぐための措置や取り付け方法については、必ずトヨタ販売店にお問い
合わせください。

ご希望により、RF 送信機の取り付けに関する詳しい情報(周波数帯域・電力レ
ベル・アンテナ位置・取り付け条件)をトヨタ販売店にてご提供します。

保証および点検について

保証および点検整備については、別冊「メンテナンスノート」に記載しています
ので、併せてお読みください。

日常点検整備や定期点検整備は、お客様の責任において実施してください。( 法
律で義務づけられています。)

警告

お子さまを乗せるときは

お子さまを車の中に残したままにしないでください。車内が高温になって熱射

病や脱水症状になり、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながる

おそれがあります。

また、お子さまが車内の装置を操作し、ドアガラスなどに挟まれたり、ライター・

発炎筒などでやけどしたり、運転装置を動かして、思わぬ事故につながるおそ

れがあり危険です。

お車にお子さまを乗せる場合は、お子さまの安全を確保するための注意事項や

チャイルドシートの取り付け方などをまとめた「チャイルドシートの取り付け」

(oP. 114)をお読みください。

21

本書の中の表示について

警告、注意、知識について

イラスト内の表示について

警告

ここに記載されていることをお守りいただかないと、生命の危険または、重大な
傷害につながるおそれがあります。お客様自身と周囲の人々への危険を避けたり
減少させたりするため必ずお読みください。

注意

ここに記載されていることをお守りいただかないと、お車や装備品の故障や破損
につながるおそれや、正しい性能を確保できない場合があります。

知識

機能の説明や操作方法の説明以外で知っておいていただきたいこと、知っておく
と便利なことを説明しています。

セーフティシンボル

“してはいけません”“このようにしないでください”“このようなこと

を起こさないでください”という意味を表しています。

操作を示す矢印

スイッチなどの操作(押す、回すなど)を
示しています。

操作後の作動(ふたが開くなど)を示して
います。

22

1

運転する前に

23

1-1. キーの取扱い

キー............................................ 24

1-2. ドア・トランクの

開閉のしかた、
ロックのしかた

スマートエントリー&

スタートシステム .................. 27

ワイヤレスリモコン................. 39

ドア............................................ 43

トランク.................................... 46

1-3. シート、ハンドル、

ミラーの調整のしかた

フロントシート ........................ 52

リヤシート ................................ 56

ヘッドレスト ............................ 58

シートベルト ............................ 60

ハンドル.................................... 67

インナーミラー ........................ 68

ドアミラー ................................ 69

1-4. ドアガラスの開け方、

閉め方

パワーウインドウ....................  72

1-5. 給油のしかた

給油口の開け方........................  76

1-6. 盗難防止システム

エンジンイモビライザー

システム.................................  80

オートアラーム........................  82

1-7. 安全に

お使いいただくために

正しい運転姿勢........................  86

SRS エアバッグ......................  88

子供専用シート.....................  105

チャイルドシートの

取り付け..............................  114

24

1-1. キーの取扱い

キー

お客様へ次のキーをお渡しします。

スマートエントリー&スタートシステム非装着車

キー(ワイヤレス機能装着)

ワイヤレス機能の作動(oP. 39)

キー(ワイヤレス機能非装着)

キーナンバープレート

スマートエントリー&スタートシステム装着車

電子キー

・ スマートエントリー&スター

トシステムの作動(oP. 27)

・ ワイヤレス機能の作動

(oP. 39)

メカニカルキー

キーナンバープレート

25

1-1. キーの取扱い

運転する前に

1

メカニカルキーを使うには(スマートエントリー&スタートシステム装着車)

メカニカルキーを取り出すには、
解除ボタンを押してキーを取り出

使用後はもとにもどし、電子キーと一

緒に携帯してください。電子キーの電

池 が 切 れ た と き や ス マ ー ト エ ン ト

リー&スタートシステムが正常に作

動しないとき、メカニカルキーが必要

になります。(oP. 371)

知識

キーナンバープレート

車の中以外の安全な場所に保管してください。万一、キー(スマートエントリー

&スタートシステム非装着車)またはメカニカルキー(スマートエントリー&

スタートシステム装着車)を紛失した場合、トヨタ販売店でキーナンバーから

新しいキーが作製できます。(oP. 370)

航空機に乗るときは

航空機にキーを持ち込む場合は、航空機内でキーのスイッチを押さないでくだ

さい。また、かばんなどに保管する場合でも、簡単にスイッチが押されないよ

うに保管してください。スイッチが押されると電波が発信され、航空機の運行

に支障をおよぼすおそれがあります。

26

1-1. キーの取扱い

注意

キーの故障を防ぐために

次のことをお守りください。

落としたり、強い衝撃を与えたり、曲げたりしない

温度の高いところに長時間放置しない

ぬらしたり超音波洗浄器などで洗ったりしない

キーに金属製または磁気を帯びた製品を取り付けたり、近付けたりしない

分解しない

キー表面にシールなどを貼らない

スマートエントリー & スタートシステム装着車:テレビやオーディオ、電磁
調理器などの磁気を帯びた製品や、低周波治療器などの電気医療機器の近くに
置かない

電子キーについて(スマートエントリー & スタートシステム装着車)

電子キーは電波法の認証に適合しています。必ず次のことをお守り下さい。

電池交換時以外は、不用意に分解しないでください。分解、改造したものを使
用することは法律で禁止されています。

必ず日本国内でご使用ください。

キーを携帯するときは(スマートエントリー & スタートシステム装着車)

電源を入れた状態の電化製品とは 10cm 以上離して携帯してください。10cm

以内にあると電化製品の電波と干渉し正常に機能しない場合があります。

スマートエントリー&スタートシステムの故障等で販売店に車両を持っていく
ときは(スマートエントリー & スタートシステム装着車)

車両に付属しているすべての電子キーをお持ちください。

キーを紛失したときは

キーを紛失した状態で放置すると、盗難の危険性が極めて高くなります。車両

に付属している残りのキーをすべてお持ちのうえ、ただちにトヨタ販売店にご

相談ください。

27

運転する前に

1

1-2. ドア・トランクの開閉のしかた、ロックのしかた

スマートエントリー&スタートシステム

: 仕様により異なる装備やオプション装備

電子キーをポケットなどに携帯していると、次の操作が行えます。

(必ず運転者が携帯してください)

ドアを解錠・施錠する (oP. 28)
トランクを解錠する (oP. 28)
エンジンを始動する (oP. 135)

電子キー

電子キー

電子キー

28

1-2. ドア・トランクの開閉のしかた、ロックのしかた

ドアの解錠・施錠

ドアハンドルを握って解錠する

ドアハンドル裏面のセンサー部に確

実にふれてください。

施錠操作後約 3 秒間は解錠できませ

ん。

ド ア ハ ンド ル 表面 の ロ ック セ ン
サー部(ドアハンドルのくぼみ部)
にふれ施錠する

必ず施錠されたことを確認してくだ

さい。

トランクの解錠

トランクオープンスイッチを押し
て解錠する

29

1-2. ドア・トランクの開閉のしかた、ロックのしかた

運転する前に

1

アンテナの位置と作動範囲

■ アンテナの位置

車外アンテナ

車内アンテナ

トランク外アンテナ

トランク内アンテナ

30

1-2. ドア・トランクの開閉のしかた、ロックのしかた

■ 作動範囲(電子キーの検知エリア)

:ドアの施錠・解錠時

ドアハンドルから周囲約 40-
80cm 以内で電子キーを携帯
している場合に作動します。

(電

子キーを検知しているドアハン
ドルのみ作動します。)

:トランクの解錠時

トランクオープナースイッチか
ら周囲約40-80cm以内で電子
キーを携帯している場合に作動
します。

:エンジン始動時または“エ

ン ジン  スタ ー ト  ス ト ッ
プ”スイッチのモード切り
かえ時

車内で電子キーを携帯している
場合に作動します。

 

 

 

 

 

 

 

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