Suzuki Swift (2017 year). Manual japanese - part 8

 

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Suzuki Swift (2017 year). Manual japanese - part 8

 

 

運転する前に/シートベルト

3-38

3

■ 着用のしかた

運転席シートベルトを着用するとき
は、アームレストを収納します。
→ 5-14ページ(アームレスト)

タングプレート(1)とシートベル
トをつかみ、ベルトをゆっくりと引
き出します。
ベルトのねじれを取ります。

80J1147

タングプレート(1)をバックル(2)
の差し込み口にまっすぐになるよう
にあわせて、カチッという音がする
までしっかりと差し込みます。

74P30740

腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
置にかけます。

肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
ます。

ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。

ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。

シートベルトの着用のしかた

1

2

(1)

əȶȢɝऀȠҋȬ

ɀȫɟɁȽȗȦȻ
ɥᆬᝓȬɞ

3

(1)

(2)

4

5

6

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-39

3

■ 外すときは

バックルのボタン(3)を押します。シー
トベルトが自動的に巻きもどされますの
で、ベルトやタングプレートに手を添え、
ゆっくりともどしてください。

80J1328

シートベルトを正しく着用する

82K379

ベルトがねじれていると、ベルトを外
したときに巻き取られないことがあり
ます。ベルトにたるみがなく巻きもど
されていることを確認してください。

(3)

シートベルトにねじれやたるみがあ
ると、衝撃を受けたときに局部的に
圧迫されるおそれがあります。

ベルトが腹部にかかっていると、衝
撃を受けたときに強く圧迫されるお
それがあります。

ベルトが肩にしっかりとかかってい
ないと、衝撃を受けたときに前に投
げ出されるおそれがあります。

アームレストにベルトがかかってい
ると、シートベルトが本来の効果を
発揮できません。ベルトは、アーム
レストの下を通してください。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-40

3

取扱い

後席に人を乗せないときは、シートベル
ト(1)を次の図のように背もたれにか
けてください。

52R30330

お手入れ

お手入れの方法は、布地などと同様で
す。
 6-5 ページ(布地、ビニールレザー、

樹脂部品などの手入れ)

シートベルトの

取扱いとお手入れ

(1)

シートベルトにほつれや擦り傷、切
り傷があるときは、ベルトを交換し
てください。

バックルが正常に動かないときは、
スズキサービス工場で点検を受けて
ください。

衝突などでベルトに強い力がかかっ
たときは、外観に異常がなくても、
機能が損なわれていることがありま
す。ベルトを交換してください。

バックルの内部に異物が入ったり、飲
み物をこぼしたりしたときは、シー
トベルトが正常に機能を発揮しない
おそれがありますので、スズキサー
ビス工場で点検を受けてください。

ベルトをドアにはさまないでくださ
い。ドアを閉める前に、ベルトがた
るみなく巻きもどされているか確認
してください。

ベルトを改造したり、取り外したり
しないでください。

漂白剤、溶剤、染料を使用しないでく
ださい。しみ、変色、強度低下の原因
となり、シートベルトが正常に機能を
発揮しないおそれがあります。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-41

3

運転席と助手席に装備されています。お
車のタイプによって後席の左右に装備さ
れている場合もあります。なお、後席の
中央には装備されていません。

シ ー ト ベ ル ト プ リ テ ン シ ョ
ナーとは

エンジンスイッチが 

  のときに、次

のような状況になると、肩ベルトを瞬時
に巻き取ります。

車の前方向から強い衝撃を受けたと
き。運転席・助手席SRSエアバッグシ
ステムと連動しています。

車の側面(前席乗員付近)に横方向か
ら強い衝撃を受けたとき。SRS サイド
/カーテンエアバッグシステム(タイ
プ別装備)と連動しています。
→ 3-51ページ

(SRSエアバッグシステムの作動)

80J1018

52R30520

シートベルトプリテンショナー

(前席および後席(タイプ別装備))

ON

作動したプリテンショナーおよびエア
バッグは再使用できません。スズキ
サービス工場で交換してください。

前席

拘束効果を
高める

後席(左席・右席)(タイプ別装備)

拘束効果を
高める

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-42

3

正常に機能させるために

シートベルトプリテンショナーの機能に
影響をあたえる部品に手を加えないでく
ださい。シートベルトが思いがけないと
きに巻き取られたり、必要なときに正常
に巻き取られなくなったりすることがあ
ります。
 2-35ページ(部品の取り付け、取り

外し、修理をするときは)

SRSエアバッグ警告灯

52R30340

メーターパネル内にあります。

シートベルトプリテンショナー、SRS
エアバッグが作動したとき、または電
子制御システムに異常があると、 エン
ジンスイッチが 

 のときに点灯し

ます。
 1-16ページ(警告灯)

廃棄や廃車

作動していないシートベルトプリテン
ショナーは、決められた手順で作動させ
てから廃棄する必要があります。

ON

プリテンショナーを廃棄するときや、
装備車を廃車するときは、スズキ販売
店またはスズキ代理店にご相談くださ
い。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/シートベルト

3-43

3

車 の 前 方 向 か ら 強 い 衝 撃 を 受 け る と、
シートベルト巻き取り装置内のシートベ
ルト可変フォースリミッターが作動し、
乗員に一定以上の荷重がかからないよう
に肩ベルトを 2 段階に繰り出して、衝撃
を緩和します。
シートベルト可変フォースリミッターは前
席の運転席・助手席に装備されています。

80J1039

82K179

車の前方向から強い衝撃を受けると、シー
トベルト巻き取り装置内のシートベルト
フォースリミッターが作動し、乗員に一定
以上の荷重がかからないように肩ベルトを
繰り出して、衝撃を暖和します。
後席のシートベルトフォースリミッター
は左席・右席に装備されており、後席の
中央には装備されていません。

52R30530

52R30540

強い衝撃を受けたシートベルトは、
ショルダーアンカー部(1)およびタ
ングプレート部(2)の樹脂が強い摩
擦で溶けてベルトに付着し、ベルトが
滑りにくくなります。このような場合
は、シートベルトが本来の機能を発揮
できません。スズキサービス工場で交
換してください。

シートベルト可変フォース

リミッター(前席のみ)

胸に
加わる力を
緩和する

(1)

(2)

強い衝撃を受けたシートベルトは、
ショルダーアンカー部(1)およびタ
ングプレート部(2)の樹脂が強い摩
擦で溶けてベルトに付着し、ベルトが
滑りにくくなります。このような場合
は、シートベルトが本来の機能を発揮
できません。スズキサービス工場で交
換してください。

シートベルトフォースリミッター

(後席(タイプ別装備))

胸に
加わる力を
緩和する

(1)

(2)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-44

3

SRSエアバッグシステムとは

SRS と は Supplemental  Restraint
System(サプリメンタル レストレイ
ント システム)の略で、補助拘束装置
の意味です。

■ 運転席・助手席 SRS エアバッ

グシステム

エンジンスイッチが 

  の場合に、車

の前方向から強い衝撃を受け、シートベ
ルトを着用していてもハンドルや助手席
側インパネに顔面が当たるような強い衝
突のときに、運転席・助手席 SRS エア
バッグが瞬時にふくらむ構造になってい
ます。

運転席・助手席 SRS エアバッグシステ
ムは、ふくらんだ SRS エアバッグが
クッションの役割をして、シートベル
トを着用した運転席・助手席乗員の主
に顔面への衝撃を軽減する効果があり
ます。シートベルトは必ず着用してく
ださい。
→ 3-38ページ

(シートベルトの着用のしかた)

80J090

この車は、イベントデータレコーダー
(EDR)システムにより、SRS エア
バッグが作動したときのデータを記
録・蓄積します。
→ データの記録について

SRSエアバッグ

SRSエアバッグ車を

運転するときは

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-45

3

■ SRSサイドエアバッグシステム

エンジンスイッチが 

  の場合に、車

の側面(前席乗員付近)に横方向から強
い衝撃を受けて、ドアと前席乗員の胸部
などが衝突するようなときに、衝撃を受
け た 側(運 転 席 側ま た は 助 手 席 側)の
SRSサイドエアバッグがSRSカーテンエ
アバッグと連動して瞬時にふくらむ構造
となっています。

SRS サイドエアバッグシステムは、ふ
くらんだSRSサイドエアバッグがクッ
ションの役割をして、シートベルトを
着用した前席乗員の主に胸部にかかる
衝撃を軽減する効果があります。シー
トベルトは必ず着用してください。
→ 3-38ページ

(シートベルトの着用のしかた)

54M2021

上図は、運転席側が作動したときを代
表しています。

■ SRSカーテンエアバッグシス

テム

エンジンスイッチが 

  の場合に、車

の側面(前席乗員付近)に横方向から強
い衝撃を受けて、ドアと前席および後席
外側乗員の頭部などが衝突するようなと
きに、衝撃を受けた側(運転席側または
助手席側)のSRSカーテンエアバッグが
SRSサイドエアバッグと連動して瞬時に
ふくらむ構造となっています。

SRS カーテンエアバッグシステムは、
ふくらんだ SRS カーテンエアバッグが
クッションの役割をして、シートベル
トを着用した前席および後席外側乗員
の主に頭部にかかる衝撃を軽減する効
果があります。シートベルトは必ず着
用してください。
→ 3-38ページ

(シートベルトの着用のしかた)

62R0228

上図は、運転席側が作動したときを代
表しています。

(1)SRSサイドエアバッグ

タイプ別装備

ON

(1)

(2)SRSカーテンエアバッグ

タイプ別装備

ON

(2)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-46

3

65J106

表示と収納場所

SRS AIRBAG の表示がある付近に収納

されています。

■ 運転席SRSエアバッグ

52R30350

■ 助手席SRSエアバッグ

52R30360

SRS エアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありません。
シートベルトと併用することで、そ
の効果を発揮するシートベルトの補
助拘束装置です。したがって SRS エ
アバッグシステムが装備されている
車であっても、シートベルトを必ず
着用してください。

シートベルトは正しい姿勢で正しく
着用してください。シートベルトを
正しく着用しないと、SRS エアバッ
グの効果が十分発揮できません。

助手席 SRS エアバッグは、助手席に
乗員がいなくても、運転席 SRS エア
バッグと同時にふくらみます。

SRS サイド/カーテンエアバッグ装
備 車 の 場 合、乗 員 の 有 無 に 関 係 な
く、衝撃を受けた側の SRS サイド/
カ ー テ ン エ ア バ ッ グ が ふ く ら み ま
す。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-47

3

■ SRSサイドエアバッグ

前席背もたれのドア側に収納されていま
す。前席シートには、図のようなタグが
ついています。

52R30370

■ SRSカーテンエアバッグ

運転席側および助手席側のルーフサイド
に収納されています。また、ピラーには
図のような表示がついています。

52R30380

着座姿勢

運転者および助手席の同乗者は、シート
に奥深くすわり、背もたれに背中を軽く
つけてください。また、シートを前方に
出しすぎないようにシートの位置を調節
してください。
とくに助手席の同乗者は、後席の同乗者
のさまたげにならない位置までシートを
後方に移動し、助手席SRSエアバッグか
らできるだけ離れてすわってください。
 2-13ページ(正しい運転姿勢)

(1)SRSサイドエアバッグ

(2)SRSカーテンエアバッグ

タイプ別装備

(1)

タイプ別装備

(2)

エアバッグの収納部分に傷がついて
いたり、ひび割れがあったりすると
きは、スズキサービス工場で交換し
てください。エアバッグが正常に作
動しないおそれがあります。

エアバッグの収納場所を強打したり、
衝撃を加えたりしないでください。ま
た、前席ドアを窓ガラスが割れるほ
ど強く閉めないでください。エアバッ
グが正常に作動しなくなったり誤っ
てふくらんだりして、思わぬ傷害を
受けるおそれがあります。

SRS サイド/カーテンエアバッグ
(タイプ別装備)が作動したときに
強い衝撃を受け、重大な傷害につな
がるおそれがあります。窓から手を
出したり、ドアにもたれかかったり
しないでください。また、後席に乗
るときは、前席の背もたれを抱えな
いでください。とくにお子さまには
注意してください。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-48

3

80J061

80J062

お子さま用シートの取り付け

 2-8 ページ(お子さま用シートの使

用について)

 3-57ページ(お子さま用シートの選

択について)

 3-63 ページ(お子さま用シートの

シートベルトによる固定)

SRSエアバッグシステムを
正常に機能させるために

SRSエアバッグがふくらむ範囲にものが
あると、ものが飛ばされたり SRS エア
バッグが正常にふくらまなくなったりす
るおそれがあります。

サスペンションを改造しないでくだ
さい。車高やサスペンションの硬さ
が変わると、SRS エアバッグの誤作
動の原因になります。

車両前部にグリルガードなどを装着
するときは、スズキ販売店またはス
ズキ代理店にご相談ください。車両
前部を改造すると、SRS エアバッグ
が正常に作動しなくなるおそれがあ
ります。

無線機などを取り付けるときは、ス
ズキ販売店またはスズキ代理店にご
相談ください。無線機の電波などが
SRS エアバッグのコンピューターに
悪影響をあたえるおそれがあります。

SRS エアバッグが作動しない程度の
事故であっても、事故後はスズキサー
ビス工場で点検を受けてください。シ
ステム本来の機能が損なわれている
と、万一のときに SRS エアバッグの
効果が十分に発揮できないおそれが
あります。

SRSエアバッグシステムの

取扱い

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-49

3

■ 運転席SRSエアバッグについて

80J094

■ 助手席SRSエアバッグについて

SRSエアバッグは、その機能に影響
をあたえる部品に手を加えると、思
いがけないときにふくらんだり、必
要なときに正常に作動しなくなった
りすることがあります。次のような
場合は、システムに悪影響をおよぼ
しますので、事前にスズキ販売店ま
たはスズキ代理店にご相談ください。
・ハンドルの取り外し、ハンドルま

わりの修理など

・イ ン パ ネ ま わ り、セ ン タ ー コ ン

ソール付近の修理および電気配線
の修理

・オーディオ用品などの取り付け
・ダッシュボード周辺の板金塗装お

よび修理

・前席シートの交換およびシートま

わりの修理

・フロントピラー、バックピラーお

よびルーフサイドまわりの修理

・センターピラーまわりの修理

ハンドルにもたれかかるなどして、
SRS エアバッグ収納部に手や顔、胸
などを近づけないでください。SRS
エアバッグが作動したときの強い衝
撃で、重大な傷害を受けるおそれが
あります。

ハ ン ド ル を 交 換 す る、ハ ン ド ル の
パッド部にステッカーを貼る、色を
ぬる、カバーで覆うなどの改造をし
ないでください。万一のときに SRS
エアバッグが正常にふくらまなくなる
おそれがあります。

助手席に乗車するときや、お子さま
を乗せるときは、必ず次のことをお
守りください。守らないと SRS エア
バ ッ グ が 作 動 し た と き の 強 い 衝 撃
で、重大な傷害を受けるおそれがあ
ります。
・インパネの SRS エアバッグ収納部

に手足を置いたり、顔や胸などを近
づけたりしないでください。

・お子さまを SRS エアバッグ収納部

の前に立たせたり、ひざの上に抱い
てすわったりしないでください。お
子さまは後席に乗せて、シートベル
トを着用させてください。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-50

3

■ SRS サイド/カーテンエアバッ

グ(タイプ別装備)について

80J063

80J095

・シートベルトを正しく着用できな

いお子さまは、お子さま用シート
をご使用のうえ、後席に乗せてく
ださい。
→ 2-8 ページ(お子さま用シー

トの使用について)

→ 3-57ページ(お子さま用シー

トの選択について)

エアバッグ収納部およびその周辺に
は、ステッカーを貼ったり色をぬっ
たりしないでください。また、アク
セサリーや芳香剤、ETC 車載器や
ポータブルカーナビなどを取り付け
たり置いたり、傘などを立てかけた
りしないでください。

80J096

フロントガラスやルームミラーにアク
セサリー(スズキ純正用品を除く)な
どを取り付けないでください。

前席にシートカバーを取り付けると
きは、SRS サイドエアバッグ装備車
専用のスズキ純正用品シートカバー
を使用し、付属の取扱説明書をよく
お読みください。正しい向きと位置
に取り付けないと、SRS サイドエア
バッグが正常に作動しなくなり、重
大な傷害につながるおそれがありま
す。また、純正の専用品以外のもの
を使用すると、SRS サイドエアバッ
グが正常に作動しなくなる原因とな
ります。

ド ア 付 近 に カ ッ プ ホ ル ダ ー や ハ ン
ガーなどのアクセサリー用品を取り
付けたり、傘などを立てかけたりし
ないでください。SRS サイド/カー
テンエアバッグが作動したときに、
これらのものが飛散したり正常にふ
くらまなくなったりして、重大な傷
害につながるおそれがあります。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-51

3

作動したとき

エアバッグは、高温のガスで瞬時にふ
くらみます。事故の発生状況や乗員の
姿勢によっては、擦過傷、打撲、やけ
どなどを負うことがあります。

ふくらんだエアバッグは、すぐにしぼ
む構造になっています。

運転席・助手席SRSエアバッグ

■ こんなとき作動します

衝突しても変形や移動をしない構造物
(コンクリートの壁など)に、約 25
km/h以上の速度で正面衝突したとき

80J097

車両前方左右約30 以内の方向から、上
図の正面衝突と同等の強い衝撃を受け
たとき

80J098

エアバッグが作動したあとは、エア
バッグの構成部品に触れないでくださ
い。作動直後は構成部品が熱くなり、
やけどのおそれがあります。

エアバッグが作動すると大きな音がし
て白い煙のようなガスが出ますが、火
災ではありません。また、人体への影
響もありません。
ただし、残留物が目や皮膚などに付着
したときは、できるだけ早く水で洗い
流してください。皮膚の弱い方などは、
まれに皮膚を刺激する場合があります。

作動したプリテンショナーおよびエア
バッグは再使用できません。スズキ
サービス工場で交換してください。

SRSエアバッグシステムの

作動

約 30

約 30

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-52

3

■ こんなとき作動することが

あります

車体下部に強い衝撃を受けると、作動す
ることがあります。

縁石や中央分離帯などに衝突したとき

80J099

深い穴や溝などに落ちたとき

80J100

ジャンプして地面にぶつかったり、道
路から落下したりしたとき

80J101

■ こんなとき作動しないことが

あります

衝突の相手が変形または移動しやすかっ
たり、自車の衝突部位が変形しやすかっ
たりして強い衝撃が発生しない場合は作
動しません。
また、衝突の角度が車両前方左右約 30
を超えるとき、多くの場合は作動しませ
ん。

停車している同程度の重さの車に、
50km/h 程度、もしくはそれ以下の速
度で前面衝突したとき。

80J102

トラックの荷台の下などへもぐり込ん
だとき

80J103

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転する前に/SRSエアバッグ

3-53

3

電柱や立木などに衝突したとき

80J104

車両前方左右約30 を超える角度で、コ
ンクリートの壁やガードレールなどに
衝突したとき

80J105

衝突時に変形、移動しないコンクリー
トのような固い壁に正面衝突したとき
であっても衝突速度が約 25km/h より
も低いとき

80J106

■ こんなときは作動しません

後方、横方向からの衝突、横転などでは
作動しません。衝撃が強いとまれに作動
する場合があります。

後方からの衝突

80J120

横方向からの衝突

80J119

横転や転覆をしたとき

80J110

約 30 超

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

 

 

 

 

 

 

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