Suzuki Every Wagon (2017 year). Manual japanese - part 9

 

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Suzuki Every Wagon (2017 year). Manual japanese - part 9

 

 

運転する前に/シートの調節

3-52

3

■ もとにもどすときは

3-50 ページの「格納のしかた」と逆の
手順で行ないます。

背もたれだけをもとにもどして、人を
乗せないでください。後席が固定され
ていないため、ブレーキや加速、衝突
のときなどに、けがのおそれがありま
す。

64P0212

シート裏のロック部品に指などを入
れないでください。けがのおそれが
あります。

荷物の固定などに、シート固定用フッ
ク(9)を使用しないでください。ま
た、フックやシート裏のロック部品
に砂などの異物を付着させないでく
ださい。ロック部品が損傷したりフッ
クが曲がったりして、シートが固定
できなくなるおそれがあります。

64P0068

※スライド機構なし後席の場合、外側

にあるシート固定用フックはあり
ません。(中央のみ)

(9)

シートをもどす前に次のことを確認
してください。シートが適切に固定
できなくなり、けがにつながるおそ
れがあります。
・シートをもどす場所に、ものが落

ちていないか確認してください。
また、荷室床のシート固定用フッ
クに砂などの異物が付着していた
ら取り除いてください。そのまま
シートをもどすと、フックやシー
ト裏のロック部品が損傷するおそ
れがあります。

シートをもどすときに、シートクッ
ション下を持ったり、床に手を置いた
りしないでください。シートクッショ
ン下の部品でけがをしたり、シートと
床の間に手をはさんでけがをしたり
するおそれがあります。

シートをもどしたあとは、背もたれを
ゆすったり座面を押したりして、シー
トが確実に固定されているか確認し
てください。固定が不確実な場合、走
行中に突然シートのロックが外れ、思
わぬけがのおそれがあります。

000-取扱説明書.book  52 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートの調節

3-53

3

一体式シートの格納のしかた

後席シートを格納すると、荷室が広く使
えます。

■ 格納のしかた

格納のさまたげにならないよう、前
席を前方へ動かします。
→ 3-45ページ(前席シート)

※ ラバー仕様などの厚手のフロアマット

を後席足元に敷いていると、シート格
納のさまたげになる場合があります。
格納前にフロアマットを荷室に収納す
るか、次の 

 から 

 までの手順を

行なってください。

後席の右側床下にあるふた(1)を
外します。

レバー(2)を車の後ろ方向へ押し

ながら、ふたを手前に引きます。

64P0069

外したふたを取り付けるときは、

つめ(3)を車体の凹部(4)にあ
わせてから、ふたを押し付けます。

64P0070

倒した背もたれの上や荷室に人を乗せ
ないでください。ブレーキや加速、衝
突のときなどに、投げ出されてけがの
おそれがあります。

シートを動かすときは、手足をはさん
だり、身体に当てたりしないように気
をつけてください。

格納前に、シートの下にものが落ちて
いないか確認してください。

タイプ別装備

1

2

3

2

(2)

(1)

(3)

(4)

000-取扱説明書.book  53 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートの調節

3-54

3

フロアマット(5)を後席の右側床
下に収納します。

64P30680

シートベルトのバックル(6)を次
の図のようにします。

64P30690

シート左側にあるストラップ(7)
を引き上げ、そのまま背もたれを前
方へ倒します。

64P30700

シート裏側にあるロック解除レバー
(8)を引き上げ、シートのロック
を解除します。

64P30710

シート全体を両手でささえて、前方
へ約180度回転させます。

64P1004

お車のタイプやフロアマットの形状に
より、この場所には入らない場合があ
ります。

バックルは上図のようにしてくださ
い。
シートを動かすときに破損するおそれ
があります。

3

(5)

4

(6)

5

(7)

6

(8)

7

000-取扱説明書.book  54 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートの調節

3-55

3

ロック解除レバー (9)  を押し下げ
て、リヤシートロック (10)  を前方
へ倒します。

64P1019

シート裏のロック部品(11)に指な
どを入れないでください。けがのお
それがあります。

荷物の固定などに、シート裏のロッ
ク部品やシート固定用フック(12)
を 使 用 し な い で く だ さ い。ま た、
ロック部品やフックに砂などの異物
を付着させないでください。ロック
部品が損傷したりフックが曲がった
りして、シートが固定できなくなる
おそれがあります。

リヤシートロックの上に荷物を載せた
り、足で踏んだりしないでください。
リヤシートロックが損傷するおそれが
あります。

8

(9)

(12)

(10)

(11)

シートを格納するときは、下図のよう
に手を添え、背もたれ(13)を開か
ないようにすると、床との当たりなく
格納しやすくなります。

64P1006

(13)

000-取扱説明書.book  55 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートの調節

3-56

3

■ もとにもどすときは

3-53 ページの「格納のしかた」と逆の
手順で行ないます。

シートをもとにもどしたとき、リヤ
シートロック (1) のインジケーター
(2)が赤色のときはシートが固定され
ていません。
シートをもどす手順をはじめからや
り直してください。

64P1020

シートをもどす前に次のことを確認
してください。シートが適切に固定
できなくなり、けがにつながるおそ
れがあります。
・シートをもどす場所に、ものが落

ちていないか確認してください。
また、荷室床のシート固定用フッ
クに砂などの異物が付着していた
ら取り除いてください。そのまま
シートをもどすと、フックやシー
ト裏のロック部品が損傷するおそ
れがあります。

(2)

(1)

シートをもどしたあとは、背もたれを
ゆすったり、座面を押したりして、
シートが確実に固定されているか確
認してください。固定が不確実な場
合、走行中に突然シートのロックが外
れ、思わぬけがのおそれがあります。

シートをもとにもどすときは、シート
固定用フック周辺に荷物を置かないで
ください。

000-取扱説明書.book  56 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートの調節

3-57

3

長い荷物を積むとき
(助手席シート)

後席シートの格納のあとに、助手席の背
もたれを前方へ倒すと、より長い荷物が
積めます。
→ 3-49ページ

(分離式シートの格納のしかた)

→ 3-53ページ

(一体式シートの格納のしかた)

■ 背もたれの前方への倒しかた

スライドレバー(1)を引き上げ、
助手席シートを後方へいっぱいまで
スライドさせます。また、ヘッドレ
ストを一番低い位置に調節します。
→ 3-46ページ(ヘッドレストの高

さ調節と取り外し・取り付け)

64P30200

前図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。

リクライニングレバー(2)を引き
上げ、背もたれを前方へいっぱいま
で倒します。

64P30210

■ もとにもどすときは

「背もたれの前方への倒しかた」と逆の
手順で行ないます。

背もたれを前後にゆすって、確実に固
定されているか確認してください。

前方へ倒した背もたれの上に、人を
乗せないでください。ブレーキや加
速、衝突のときなどに投げ出されて
けがのおそれがあります。また、シー
トが破損する原因となります。

背もたれを前方へ倒したときは、荷
物 を 確 実 に 固 定 し て く だ さ い。ブ
レーキや加速、衝突のときなどに、
荷物が飛び出して身体に当たるおそ
れがあります。

1

(1)

手順

を行なわずに背もたれを前方

へ倒すと、助手席前方にある装備の操
作ができなくなる場合があります。

2

(2)

1

000-取扱説明書.book  57 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートの調節

3-58

3

フルフラットシート

前席と後席の背もたれを後方へ倒すと、
室内に連続的な空間が作れます。

■ フルフラットにするときは

前席のアームレスト(1)を持ち上
げ収納します。

前席のヘッドレスト(2)を外し、
前席を前方へいっぱいまでスライド
させます。

64P30600

スライド機構付後席の場合、後席を
後方へいっぱいまでスライドさせま
す。

後席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。

スライド機構付後席の場合、後席

の背もたれをお好みの角度に調節
してください。

64P30610

フルフラットにしたシートに、人や荷
物を乗せて走行しないでください。
ブレーキや加速、衝突のときなどに、
投げ出されたり、荷物が身体に当たっ
たりして重大な傷害を受けるおそれが
あります。

フルフラットにしたシートの上を歩
きまわらないでください。シートか
ら足を踏み外すと、けがのおそれが
あります。

シートをもとにもどしたときは、クッ
ションや背もたれをゆすって、しっ
かりと固定されているか確認してく
ださい。シート自体の固定が不確実
な場合、走行中に突然シートが動い
たり背もたれが前方へ倒れたりして、
思わぬけがをするおそれがあります。

シートに強い衝撃をあたえないでくだ
さい。シートが損傷することがありま
す。

タイプ別装備

1

2

(2)

(1)

3

4

000-取扱説明書.book  58 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートベルト

3-59

3

前席の背もたれを、後方へいっぱい
まで倒します。

64P30620

後席に当たるまで、前席を後方へス
ライドさせます。

64P30630

もとにもどすとき

「フルフラットにするときは」と逆の手
順で操作します。

正しい姿勢でシートにすわり、正しく
シートベルトを着用しないと、シートベ
ル ト が 本 来 の 効 果 を 発 揮 で き ま せ ん。
シートベルトは、2-12ページの「シート
ベルトは正しく着用」
を参照のうえ、正
しく着用するとともに、同乗者がいる場
合は、安全のため全員着用しましょう。

お子さまもシートベルトを
着用

→ 2-5ページ

(お子さまを乗せるときは)

80J028

5

6

お子さまをシートベルトで遊ばせない
でください。ベルトを身体に巻きつけ
るなどして遊んでいるときに、窒息な
ど重大な傷害を受けるおそれがありま
す。万一の場合はハサミでベルトを切
断してください。

シートベルト

シートベルトについて

000-取扱説明書.book  59 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートベルト

3-60

3

妊娠中や疾患のある方は

80J075

シートベルト警告ブザー

運転席のシートベルト着用忘れを防止す
るためのブザーです。

エンジンをかけて走行を開始してか
ら、最初に車速が約 15 km/h 以上に
なったときに運転者がシートベルトを
着用していないと、メーター内のシー
トベルト警告灯が点灯から点滅に切り
替わるとともに、シートベルト警告ブ
ザーが断続的に鳴ります。
→ 3-96ページ

(シートベルト警告灯)

シートベルトの長さ調節

シートベルトは、長さ調節が必要ありま
せん。身体の動きにあわせてベルトが伸
縮し、強い衝撃を受けたときは自動的に
ベルトがロックされて身体を固定しま
す。

妊娠中の方、疾患がある方もシート
ベルトを着用してください。ただし、
衝突のときに局部的に強く圧迫され
るおそれがありますので、医師に相
談して注意事項を確認してください。

妊娠中の方は、腰ベルトを腹部を避
けて腰部のできるだけ低い位置にか
けます。肩ベルトは、首と肩先の中
央から腹部を避けて胸部にかかるよ
うに着用してください。

腹部を避けて
胸部にかける

腹部を避けて
腰部の低い位
置にかける

運転者がベルトを着用すると、警告
灯は消灯します。また、警告ブザー
が鳴っているときは、ブザーも止ま
ります。

警告ブザーは運転者がベルトを着用
しなくても、約95 秒間鳴り続けたあ
とに止まります。ただし、警告灯は
点滅から点灯に切り替わったまま、
エンジンスイッチを 

  または

(OFF)にするまで消灯しま

せん。

ACC

LOCK

000-取扱説明書.book  60 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートベルト

3-61

3

肩ベルトの高さ調節(前席のみ)

身体の大きさにあわせて、ショルダーア
ンカー(2)の高さ調節ができます。

上に調節するときは、アンカーをその
まま適切な位置まで持ち上げます。

下に調節するときは、ロックレバー
(1)を引いたままアンカーを下げ、
適切な位置でレバーを離します。

調節後は、アンカーを下に引いて固定
されているか確認します。

65P30410

■ 着用のしかた

タングプレート(1)とシートベル
トをつかみ、ベルトをゆっくりと引
き出します。
ベルトのねじれを取ります。

80J1147

タイプ別装備

(1)

(2)

ベルトがロックされていて引き出せな
いときは、いったんゆるめてから再度
引き出します。それでも引き出せない
場合は、一度ベルトを強く引いてから
ゆるめ、再度ゆっくりと引き出してく
ださい。

シートベルトの着用のしかた

1

(1)

ゆっくり引き出す

ねじれのないこ
とを確認する

000-取扱説明書.book  61 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートベルト

3-62

3

タングプレート(1)をバックル(2)
の差し込み口にまっすぐになるよう
にあわせて、カチッという音がする
までしっかりと差し込みます。

74P30740

腰ベルトを、腰のできるだけ低い位
置にかけます。

肩ベルトを、首と肩先の中央にかけ
ます。

ベルトがねじれていないことを確認
し、たるみを取り除きます。

■ 外すときは

バ ッ ク ル の ボ タ ン(3)を 押 し ま す。
シートベルトが自動的に巻きもどされま
すので、ベルトやタングプレートに手を
添え、ゆっくりともどしてください。

80J1328

シートベルトを正しく着用する

70K40011

2

(1)

(2)

3

4

5

(3)

ベルトがねじれていると、ベルトを外
したときに巻き取られないことがあり
ます。ベルトにたるみがなく巻きもど
されていることを確認してください。

シートベルトにねじれやたるみがあ
ると、衝撃を受けたときに局部的に
圧迫されるおそれがあります。

ベルトが腹部にかかっていると、衝
撃を受けたときに強く圧迫されるお
それがあります。

ベルトが肩にしっかりとかかってい
ないと、衝撃を受けたときに前に投
げ出されるおそれがあります。

アームレスト(タイプ別装備)にベ
ルトがかかっていると、シートベル
トが本来の効果を発揮できません。
ベルトは、アームレストの下を通し
てください。

000-取扱説明書.book  62 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートベルト

3-63

3

取扱い

乗用タイプ車の場合、後席に人を乗せな
いときは、シートベルト(1)およびタ
ングプレート(2)を次の図のようにベ
ルトガイド(3)にかけてください。

64P30190

上図のシートは代表例です。お車のタ
イプにより異なります。

お手入れ

お手入れの方法は、布地などと同様で
す。
→ 6-5ページ(布地、ビニールレザー、

樹脂部品などの手入れ)

シートベルトにほつれや擦り傷、切
り傷があるときは、ベルトを交換し
てください。

バックルが正常に動かないときは、
スズキサービス工場で点検を受けて
ください。

衝突などでベルトに強い力がかかっ
たときは、外観に異常がなくても、
機能が損なわれていることがありま
す。ベルトを交換してください。

バックルの内部に異物が入ったり、飲
み物をこぼしたりしたときは、シー
トベルトが正常に機能を発揮しない
おそれがありますので、スズキサー
ビス工場で点検を受けてください。

シートベルトの

取扱いとお手入れ

(1)

(2)

(3)

ベルトをドアにはさまないでくださ
い。ドアを閉める前に、ベルトがた
るみなく巻きもどされているか確認
してください。

ベルトを改造したり、取り外したり
しないでください。

漂白剤、溶剤、染料を使用しないでく
ださい。しみ、変色、強度低下の原因
となり、シートベルトが正常に機能を
発揮しないおそれがあります。

000-取扱説明書.book  63 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートベルト

3-64

3

シ ー ト ベ ル ト プ リ テ ン シ ョ
ナーとは

エンジンスイッチが 

  のときに、次

のような状況になると、肩ベルトを瞬時
に巻き取ります。

車の前方向から強い衝撃を受けたと
き。運転席・助手席SRSエアバッグシ
ステムと連動しています。
 3-70ページ

(SRSエアバッグシステムの作動)

また、運転席側はラップアウタープリテ
ンショナー機構により、腰ベルトも同時
に巻き取ります。

80J1018

正常に機能させるために

シートベルトプリテンショナーの機能に
影響をあたえる部品に手を加えないでく
ださい。シートベルトが思いがけないと
きに巻き取られたり、必要なときに正常
に巻き取られなくなったりすることがあ
ります。
→ 2-39ページ(部品の取り付け、取り

外し、修理をするときは)

SRSエアバッグ警告灯

81M30841

メーターパネル内にあります。

シートベルトプリテンショナー、SRS
エアバッグが作動したまたは電子制御
システムに異常があると、 エンジンス
イッチが 

 のときに点灯します。

→ 1-12ページ(警告灯・表示灯)

作動したプリテンショナーおよびエア
バッグは再使用できません。スズキ
サービス工場で交換してください。

シートベルトプリテンショナー

(前席のみ)

ON

拘束効果を
高める

ON

000-取扱説明書.book  64 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/シートベルト

3-65

3

廃棄や廃車

作動していないシートベルトプリテン
ショナーは、決められた手順で作動させ
てから廃棄する必要があります。

車の前方向から強い衝撃を受けると、
シートベルト巻き取り装置内のシートベ
ルト可変フォースリミッターが作動し、
乗員に一定以上の荷重がかからないよう
に肩ベルトを 2 段階に繰り出して、衝撃
を緩和します。

80J1039

82K179

プリテンショナーを廃棄するときや、
装備車を廃車するときは、スズキ販売
店またはスズキ代理店にご相談くださ
い。

強い衝撃を受けたシートベルトは、
ショルダーアンカー部(1)およびタ
ングプレート部(2)の樹脂が強い摩
擦で溶けてベルトに付着し、ベルトが
滑りにくくなります。このような場合
は、シートベルトが本来の機能を発揮
できません。スズキサービス工場で交
換してください。

シートベルト可変フォース

リミッター(前席のみ)

胸に
加わる力を
緩和する

(1)

(2)

000-取扱説明書.book  65 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/SRSエアバッグ

3-66

3

SRSエアバッグシステムとは

SRS と は Supplemental  Restraint
System(サプリメンタル レストレイ
ント システム)の略で、補助拘束装置
の意味です。

■ 運転席・助手席 SRS エアバッ

グシステム

エンジンスイッチが 

  の場合に、車

の前方向から強い衝撃を受け、シートベ
ルトを着用していてもハンドルや助手席
側インパネに顔面が当たるような強い衝
突のときに、運転席・助手席 SRS エア
バッグが瞬時にふくらむ構造になってい
ます。

運転席・助手席 SRS エアバッグシステ
ムは、ふくらんだ SRS エアバッグが
クッションの役割をして、シートベル
トを着用した運転席・助手席乗員の主
に顔面への衝撃を軽減する効果があり
ます。シートベルトは必ず着用してく
ださい。
 3-61ページ

(シートベルトの着用のしかた)

80J090

65J106

この車は、イベントデータレコーダー
(EDR)システムにより、SRS エア
バッグが作動したときのデータを記
録・蓄積します。
→ データの記録について

SRSエアバッグ

SRSエアバッグ車を

運転するときは

ON

SRS エアバッグシステムは、シート
ベルトに代わるものではありません。
シートベルトと併用することで、そ
の効果を発揮するシートベルトの補
助拘束装置です。したがって SRS エ
アバッグシステムが装備されている
車であっても、シートベルトを必ず
着用してください。

シートベルトは正しい姿勢で正しく
着用してください。シートベルトを
正しく着用しないと、SRS エアバッ
グの効果が十分発揮できません。

助手席SRSエアバッグは、助手席に乗
員がいなくても、運転席SRSエアバッ
グと同時にふくらみます。

000-取扱説明書.book  66 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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運転する前に/SRSエアバッグ

3-67

3

表示と収納場所

SRS AIRBAG の表示がある付近に収納

されています。

■ 運転席SRSエアバッグ

65P30420

■ 助手席SRSエアバッグ

64P30220

上図のハンドル、インパネは代表例で
す。お車のタイプにより異なります。

着座姿勢

運転者および助手席の同乗者は、シート
に奥深くすわり、背もたれに背中を軽く
つけてください。また、シートを前方に
出しすぎないようにシートの位置を調節
してください。
とくに助手席の同乗者は、後席の同乗者
のさまたげにならない位置までシートを
後方に移動し、助手席SRSエアバッグか
らできるだけ離れてすわってください。
→ 2-11ページ(正しい運転姿勢)

お子さま用シートの取り付け

→ 2-7 ページ(お子さま用シートの使

用について)

→ 3-74ページ(お子さま用シートの選

択について)

→ 3-80 ページ(お子さま用シートの

シートベルトによる固定)

エアバッグの収納部分に傷がついて
いたり、ひび割れがあったりすると
きは、スズキサービス工場で交換し
てください。エアバッグが正常に作
動しないおそれがあります。

エアバッグの収納場所を強打したり、
衝撃を加えたりしないでください。エ
アバッグが正常に作動しなくなった
り誤ってふくらんだりして、思わぬ
傷害を受けるおそれがあります。

000-取扱説明書.book  67 ページ  2017年6月20日 火曜日 午前9時58分

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