Suzuki Bandit Solio (2017 year). Manual japanese - part 16

 

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Suzuki Bandit Solio (2017 year). Manual japanese - part 16

 

 

4

運転するときは/運転支援機能

4-40

■ こんな場合検知できないこと

があります

次のようなとき、ステレオカメラが前
方の障害物や区画線を検知できない可
能性が高くなります。
また、運転支援機能が一時停止になる
場合があります。状況が改善されると
再び機能は作動します。
・大雨、濃霧および吹雪などの悪天候

・前 方 か ら 強 い 光(逆 光、対 向 車 の

ヘッドライトの光など)を受けたと

・雪景色など、周囲一面が同じような

色合いのとき

・真っ暗で周囲にものがないとき
・前方車両の排気ガスや水、雪の巻上

げ、水蒸気、砂、煙などで前方の視
界が悪いとき

・夕方、朝方の薄暗いときや、屋内駐

車場などの暗い場所で対象物に接近
するとき

・フロントガラスにくもり、雪、氷、

土埃などが付着して汚れているとき

・フロントガラス上の雨滴や水滴、汚

れが十分にふき取れてないとき

・フロントウォッシャーの使用中
・スズキ純正品以外のワイパーブレー

ドを装着したとき(長さが短いタイ
プ含む)

81M40380

・スズキ指定以外のガラスコーティン

グ剤を使用したとき

・インパネ上面をケミカル剤などで光

沢をもたせたとき

・フロントガラスへの映り込みがある

とき

・レンズ前を手などでふさいだとき
・レンズ部に指紋などの汚れが付着し

たとき

・次のように、ステレオカメラの視界

をさまたげたとき

・フ ロ ン ト ガ ラ ス に ス テ ッ カ ー や

フィルムを貼った

・フロントガラスにアクセサリーを

取り付けた

・フロントガラスに傷、ひびなどが

生じた

・ルーフキャリアやスキー板などの

長尺物を搭載した

72M20423

・重い荷物を積んで、車両が傾いてい

るとき

72M20405

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-41

4

・タイヤの空気圧が適正でない、また

は摩耗したタイヤのとき

・タイヤチェーンを装着したり、指定

サイズ以外のタイヤを装着したりし
たとき

・パンクを応急修理したとき
・サスペンションを改造したとき
・トンネルの出入り口を通過するな

ど、明るさが極端に変化するとき

・夜間やトンネル内でヘッドライトを

点灯せずに走行しているとき

・急な坂道や急なカーブを走行してい

るとき

・ヘッドライトの光軸がずれていると

・ヘッドライトやフォグランプを改造

したとき

・ヘッドライトに汚れ、氷雪、泥など

が付着しているとき

次のような車両や障害物、状況は、ス
テレオカメラが前方の障害物を検知で
きなかったり、検知に時間がかかる場
合があります。

・前方車両の最後面が小さい(トレー

ラーなど)、低い、または凹凸がある

・荷台にあおりがなく荷物が載って

いないトラックなど

・後端から積荷が飛び出している車

両など

・特殊な形状の車両(キャリアカー、

サイドカーなど)

・車高の低い車両など

72M20407

・対向車両やバックしてくる車両
・横向きの車両
・夜間またはトンネル内で、テールラ

ンプが点灯していない先行車

・停車している車両の前に壁などがあ

・車両の近くに別の障害物がある
・フェンス、均一な模様(縞模様やレ

ン ガな ど)や 模様 の まっ たく な い
壁、シャッターなどのとき

・標識や街灯などのポール状のとき
・高さの低い障害物
・鏡の壁や扉、ガラスなどのとき
・小動物や幼児などの高さの低い対象

・ガードレール
・電柱、木
・夜間の歩行者
・自車バンパーの近い位置に対象物が

存在する

・前方車両の一部しかステレオカメラ

の検知範囲内に入っていないとき

72M20406

・前方車両との速度差が大きい場合
・前方車両と近距離の場合
・前方車両が急ハンドル、急加速、急

減速した

・ヘッドライト照射範囲外に対象物が

ある場合

・横からすぐ目の前に飛び出してきた
・自車が車線変更を行ない、先行車の

すぐ後ろに接近した

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-42

次のような区画線や状況は、ステレオ
カメラが区画線を検知できなかった
り、検知に時間がかかる場合がありま
す。
・車線の幅が狭いとき
・車線が検知しづらいとき

・区画線がない、または消えている
・区画線の色が路面の色と似ている
・区画線の幅が狭い

・前方車両と近距離の場合

デ ュア ルカメ ラブレ ーキ
サポート(DCBS)

DCBSとはDual Camera Brake Support
(デュアル カメラ ブレーキ サポー
ト)の略です。DCBS は走行中、ステレ
オカメラにより前方車両や障害物、歩行
者などを検知し、警報によって衝突の回
避をうながしたり、ブレーキ制御によっ
て衝突時の被害軽減を図ったりします。

DCBS が作動したとき、アクセルペダ
ルの操作をしても作動を継続します。
ただし、アクセルペダルを強く踏み込
むと作動を解除します。

ブレーキペダルを踏んでいたり、ハン
ドル操作をしていたりすると、操作状
態によっては回避操作と判断され、
DCBSが作動しない場合があります。

DCBS は、主に車両や歩行者への衝突
の回避、あるいは衝突の被害を軽減す
ることを目的としていますが、必ずし
も歩行者を検知できるわけではありま
せん。

DCBS は作動停止状態にすることがで
きます。
 4-54 ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)OFFス
イッチ)

DCBSの検知・制御性能には限界があ
りますので、周囲の状況によっては作
動しない可能性があります。DCBSに
たよった運転はせず、常に安全運転に
努めてください。

お客様自身で DCBS の作動確認を行
なわないでください。周囲の状況に
よっては DCBS が作動せず、思わぬ
事故につながるおそれがあります。

自動ブレーキ機能作動時は、強いブ
レーキがかかりますので、全ての乗員
が適切にシートベルトを着用してい
ることを確認してください。

DCBS作動中に、前方障害物が検知範
囲外に移動するなど、検知できなく
なったときは、途中で作動が解除され
ることがあります。

DCBS作動中にブレーキペダルを踏ん
でいなくてもブレーキの作動音が聞
こえることがありますが、異常ではあ
りません。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-43

4

■ 作動イメージ

65P40591

※自動ブレーキによる車両停止後、自動ブレーキが解除されるまでの間、ブザー音は継

続 されます。ま た、前方衝突 警告表示 およびデ ュアルカ メラブレ ーキサポ ート
(DCBS)作動表示灯は、ブレーキ制御終了後、約3秒後に消灯します。

(1) 前方衝突警告表示

(3) 室内ブザー

(2) デュアルカメラブレーキサポート(DCBS)作動表示灯

ピピピピピ

ピピピピピ

点灯

点灯

点灯

点滅

ブレーキ操作

(1)

(1)

(1)

(2)

(3)

点灯

点滅

(1)

(2)

(※)

ピピピピピ

ピピピピピ

(3)

(3)

(3)

① 前方衝突警報

(約5 km/h∼約100 km/h)

② 前方衝突警報ブレーキ

(約5 km/h∼約100 km/h)

③-1 前方衝突被害軽減ブレーキアシスト

(約10 km/h∼約100 km/h)

③-2 自動ブレーキ

(約5 km/h∼約100 km/h)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-44

4

自動ブレーキによる車両停止後は、すみやかにブレーキをかけてください。自動ブ
レーキが解除されるとクリープ現象により車両が動き出し、思わぬ事故につながる
おそれがあります。

前方衝突警報ブレーキ、前方衝突被害軽減ブレーキアシスト、自動ブレーキが作動
した場合、同時に前方衝突警報も作動します。

前方衝突警告表示の点灯およびデュアルカメラブレーキサポート(DCBS)作動表
示灯の点滅は、機能が解除してから約3秒後に消灯します。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-45

4

①前方衝突警報

約 5 ∼ 100 km/h で走行中に、前方車両
などに衝突する可能性があると、室内ブ
ザーとメーター内の表示で運転者に警報
を発します。

室内ブザーが ピピピピピ と断続的に
鳴り、マルチインフォメーションディ
スプレイ内の前方衝突警告表示(1)
が点灯します。

81P40200

前方衝突警報が鳴ったときは、前方や
周囲の状況に応じて、ブレーキ、ハン
ドル操作などの回避行動をしてくださ
い。

②前方衝突警報ブレーキ

約 5 ∼ 100 km/h で走行中に、前方車両
などに衝突する可能性が高いと、自動的
に弱いブレーキをかけることによって運
転者に回避操作をうながします。前方衝
突警報ブレーキが作動した場合、同時に
前方衝突警報も作動します。

前方衝突警報ブレーキの作動中は、メー
ター内のデュアルカメラブレーキサ
ポート(DCBS)作動表示灯(1)が点
滅し、制動灯が点灯します。

この機能が作動した場合は、前方や周
囲を確認の上、ブレーキペダルを踏む
などの適切な操作をしてください。

81P40210

③-1 前方衝突被害軽減ブレーキ

アシスト

約10∼100 km/hで走行中に、前方車両
などに衝突する可能性が高いときにブ
レーキペダルを強く踏むと、制動力を増
強します。前方衝突被害軽減ブレーキア
シストが作動した場合、同時に前方衝突
警報も作動します。

81P40220

(1)

(1)

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-46

③-2 自動ブレーキ

前方車両などとの衝突が避けられないと
判断した場合、自動的に強いブレーキが
かかります。自動ブレーキが作動した場
合、同時に前方衝突警報も作動します。

前方車両に対して自動ブレーキが作動
したときの車速が約50 km/h未満(対
象が歩行者の場合は約30 km/h未満)
であれば、衝突を回避できる場合があ
ります。

自動ブレーキの作動中は、メーター内
のデュアルカメラブレーキサポート

(DCBS)作動表示灯(1)が点滅し、制

動灯が点灯します。

81P40210

■ こんな場合は作動しません

次のようなとき、DCBSは作動しません。

エンジン停止中のとき(アイドリング
ストップシステムによるエンジンの自
動停止中を除く)

エンジンスイッチを 

  にした直後

の、DCBS作動表示灯および車線逸脱警
報作動表示灯が初期点灯しているとき
→ 3-93 ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)作動表
示灯)

→ 3-94ページ

(車線逸脱警報作動表示灯)

セレクトレバーの位置が 

 

  のと

ESP

®

が作動しているとき(前方衝突警

報を除く)

次のスイッチを操作して、DCBS を停
止させているとき
・デュアルカメラブレーキサポート

(DCBS)OFFスイッチ
→ 4-54ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)OFF
スイッチ)

・ESP

®

 OFFスイッチ

→ 4-34ページ

(ESP

®

 OFFスイッチ)

ステレオカメラが一時停止または故障
しているとき
→ 4-38ページ(ステレオカメラの一

時停止・故障)

前方衝突警告表示の点灯およびデュア
ルカメラブレーキサポート(DCBS)
作動表示灯の点滅は、機能が解除して
から約3秒後に消灯します。

(1)

ON

P

R

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-47

4

■ こんな場合は作動しないこと

があります

次のようなとき、DCBS が作動しない場
合があります。

前方障害物を正しく検知できないとき
→ 4-39ページ(歩行者の検知)
→ 4-40ページ(こんな場合検知でき

ないことがあります)

アクセルペダルやハンドルの操作など
から、回避操作をしたと判断したとき

■ こんな場合は作動しても十分

に減速できないことがありま

次のようなとき、DCBS が作動しても十
分に減速できない場合があります。

外気温が低いときや走行開始直後でブ
レーキが冷えているとき

下り坂などでブレーキが過熱され、ブ
レーキの効きが悪くなっているとき

水たまり走行後や洗車後などでブレー
キが濡れて効きが悪くなっているとき

次のような路面を走行しているとき
・急カーブや、凸凹の激しい路面
・急な勾配

次のような滑りやすい路面を走行して
いるとき
・凍結路や積雪路
・マンホールや工事用の鉄板の上
・砂利道

降雨時に走行しているとき

■ こんな場合にも作動すること

があります

次のようなとき、ステレオカメラが前方
障害物と判断して DCBS が作動する場合
があります。あわてず注意して走行して
ください。

規定速度を超えて ETC ゲートを通過す
るとき

駐車場や遮断機のバーが上がりきる前
のとき

72M20415

路面の勾配が急に変化するような坂道
を走行するとき

前方車両や隣車線の先行車に急接近し
たとき

前方および対向車両の排気ガスや水、
雪の巻上げ、水蒸気、砂、煙などで前
方の視界が悪いとき

水蒸気や煙のかたまりなどを通過する
とき

前方障害物のすぐ近くに停車するとき

車両や障害物のすぐ横を通過するとき

カーブ路で対向車とすれ違うとき

54M3209

ߒ߫ࠄߊ߅߹ߜߊߛߐ޿

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-48

カーブ入口にガードレールや看板、木
立などの路側物があるとき

72M20410

誤発進抑制機能

誤発進抑制機能は停車または徐行(車速
約10 km/h以下)中に、車体前端から前
方約4 m以内に車両や障害物を検知する
と、アクセルペダルの急激な踏み込みに
よるエンジン出力の上昇を自動的に最大
約5秒間抑制することで衝突時の被害軽
減を図る機能です。抑制されていたエン
ジン出力は、機能が解除されると徐々に
戻ります。
作動中は、次の方法でお知らせします。

メーター内のデュアルカメラブレーキ
サポート(DCBS)作動表示灯が点滅
→ 3-79ページ

(警告灯・表示灯の見かた)

マルチインフォメーションディスプレ
イにメッセージが表示
→ 3-118 ページ(マルチインフォ

メーションディスプレイのメッ
セージ)

室内ブザーが ピピピピピ と断続的に
鳴る

デ ュ ア ル カ メ ラ ブ レ ー キ サ ポ ー ト

(DCBS)作動表示灯の点滅は、機能が解

除されてから約3秒後に消灯します。

72M20414

誤発進抑制機能は、運転者による安
全運転をサポートし、衝突を回避し
たり衝突時の被害を軽減したりする
ことを目的としていますが、その検
知・制御性能には限界がありますの
で、周囲の状況によっては作動しな
い可能性があります。誤発進抑制機
能にたよった運転はせず、常に安全
運転に努めてください。

お客様自身で誤発進抑制機能の作動
確認を行なわないでください。周囲
の状況によっては誤発進抑制機能が
作動せず、思わぬ事故につながるお
それがあります。

誤発進抑制機能は停車状態を保つも
のではありません。急な上り坂など
で機能が作動すると、自重により後
退し、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

前輪を輪止めや縁石などに接触させて
おくと、より衝突を回避しやすくなり
ます。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-49

4

■ こんな場合は作動しません

エンジンがかかっていないとき

エンジンスイッチを 

  にした直後

の、DCBS作動表示灯および車線逸脱警
報作動表示灯が初期点灯しているとき
 3-93 ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)作動表
示灯)

→ 3-94ページ

(車線逸脱警報作動表示灯)

セレクトレバーの位置が 

 

 

 の

とき

ハンドルを操作しているとき

次のスイッチを操作して、誤発進抑制
機能を停止させているとき
・デュアルカメラブレーキサポート

(DCBS)OFFスイッチ
→ 4-54ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)OFF
スイッチ)

・ESP

®

 OFFスイッチ

→ 4-34ページ

(ESP

®

 OFFスイッチ)

ステレオカメラが一時停止または故障
しているとき
→ 4-38ページ(ステレオカメラの一

時停止・故障)

■ こんな場合は作動しないこと

があります

前方障害物を正しく検知できないとき、
誤発進抑制機能が作動しない場合があり
ます。
→ 4-39ページ(歩行者の検知)
→ 4-40ページ(こんな場合検知できな

いことがあります)

■ こんな場合にも作動すること

があります

次のようなとき、ステレオカメラが前方
障害物と判断して誤発進抑制機能が作動
する場合があります。

駐車場や遮断機のバーが上がりきる前
のとき

72M20415

キャリアカーに積載するとき

72M20416

ビニールカーテンなどをくぐって通過
するとき

72M20413

ON

P R N

ߒ߫ࠄߊ߅߹ߜߊߛߐ޿

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-50

河川敷や生い茂った草むらや木立の中
を走行するとき

路面の勾配が急に変化するような坂道
を走行するとき

前方車両および対向車両の排気ガスや
水、雪の巻上げ、水蒸気、砂、煙など
を通過するとき

カーブ入口にガードレールや看板など
の路側物があるとき

車両や障害物のすぐ横を通過するとき

前方障害物のすぐ近くに停車するとき

■ 踏切内などで作動した場合は

誤発進抑制機能が遮断機を障害物と判断
して、踏切内に閉じ込められた場合は、
次のいずれかの操作を行ない、機能を解
除または停止させて、踏切内からすみや
かに脱出してください。

アクセルペダルを5秒以上踏み続ける

ハンドルを大きくまわす

いったんアクセルペダルを離し、再度
すばやく踏み込む

デ ュ ア ル カ メ ラ ブ レ ー キ サ ポ ー ト
(DCBS)OFFスイッチを長押しする
 4-54 ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)OFFス
イッチ)

車線逸脱警報

走行時(約60 km/h∼約100 km/h)、
ステレオカメラが車線の左右区画線を検
知し、車線を逸脱すると判断した場合、
次の方法により注意をうながします。

メーター内の車線逸脱警報作動表示灯
が点滅
→ 3-79ページ

(警告灯・表示灯の見かた)

室内ブザーが ピピピピピ と断続的に
鳴る

マルチインフォメーションディスプレ
イにメッセージが表示
→ 3-118 ページ(マルチインフォ

メーションディスプレイのメッ
セージ)

81M40550

遮断機が下がる直前に無理に踏切内に
進 入 し な い で く だ さ い。踏 切 内 で
DCBS や誤発進抑制機能が作動して、
思わぬ事故につながるおそれがありま
す。
→ 7-33 ページ(踏切内で動けなく

なったときは)

車線逸脱警報はあらゆる状況で機能
を発揮できるものではありません。
また、逸脱を自動的に回避するもの
ではありません。車線逸脱警報にた
よった運転はせず、走行中は常に安
全運転に努めてください。

お客様自身で車線逸脱警報の作動確
認を行なわないでください。周囲の
状況によっては車線逸脱警報が作動
せず、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-51

4

■ こんな場合は作動しません

次のときは、車線逸脱警報が作動しませ
ん。

エンジンスイッチを 

  にした直後

の、DCBS作動表示灯および車線逸脱警
報作動表示灯が初期点灯しているとき
 3-93 ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)作動表
示灯)

→ 3-94ページ

(車線逸脱警報作動表示灯)

次のスイッチを操作して、車線逸脱警
報を停止させているとき
・車線逸脱警報OFFスイッチ

→ 4-55ページ

(車線逸脱警報OFFスイッチ)

・ESP

®

 OFFスイッチ

→ 4-34ページ

(ESP

®

 OFFスイッチ)

ステレオカメラが一時停止または故障
しているとき
→ 4-38ページ(ステレオカメラの一

時停止・故障)

方向指示器作動中および作動後などの
意図的な車線変更と判断したとき

■ こんな場合は作動しないこと

があります

次のようなときは、車線逸脱警報が作動
しない場合があります。

ハンドルを大きく、または早くまわし
たとき

急なカーブを走行しているとき

ブレーキペダルを踏んでいるとき

アクセルペダルを踏んで加速している
とき

非常点滅表示灯作動中や作動後

車線逸脱警報が作動したあと、車線の
内側にもどっていないとき

※上記以外にもステレオカメラが区画線

を検知できないとき、作動しない場合
があります。
→ 4-40ページ(こんな場合検知でき

ないことがあります)

■ こんな場合は作動することが

あります

次のときは、車線逸脱警報が作動する場
合があります。

ガードレールの影などがあるとき

区画線が2重に描かれているとき

道路工事区間で以前の区画線が完全に
消えていないなど、路面に線状のペイ
ントがあるとき

道路の補修跡や雪とアスファルトの境
目などがあるとき

積雪路や濡れた路面で、タイヤの跡な
どがあるとき

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-52

ふらつき警報

走行時(約60 km/h∼約100 km/h)、シ
ステムが車線内での車両の蛇行パターン
から、ふらつきと判断した場合、次の方
法により注意をうながします。

メーター内の車線逸脱警報作動表示灯
が点滅
→ 3-79ページ

(警告灯・表示灯の見かた)

室内ブザーが ピピピピピ と断続的に
鳴る

マルチインフォメーションディスプレ
イにメッセージが表示
→ 3-118 ページ(マルチインフォ

メーションディスプレイのメッ
セージ)

81M40560

■ こんな場合は作動しません

次のときは、ふらつき警報が作動しませ
ん。

エンジンスイッチを 

  にした直後

の、DCBS作動表示灯および車線逸脱警
報作動表示灯が初期点灯しているとき
→ 3-93 ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)作動表
示灯)

→ 3-94ページ

(車線逸脱警報作動表示灯)

次のスイッチを操作して、ふらつき警
報を停止させているとき
・車線逸脱警報OFFスイッチ

→ 4-55ページ

(車線逸脱警報OFFスイッチ)

・ESP

®

 OFFスイッチ

→ 4-34ページ

(ESP

®

 OFFスイッチ)

ステレオカメラが一時停止または故障
しているとき
→ 4-38ページ(ステレオカメラの一

時停止・故障)

ふらつき警報はあらゆる状況で機能
を発揮できるものでありません。ま
た、運転者に注意をうながす機能で
あり、ふらつきを自動的に回避する
ものではありません。ふらつき警報
にたよった運転はせず、走行中は常
に安全運転に努めてください。

お客様自身でふらつき警報の作動確
認を行なわないでください。周囲の
状況によってはふらつき警報が作動
せず、思わぬ事故につながるおそれ
があります。

ふらつきは過去数分間の走行データを
もとに、ふらつきと判断しています。
ふらつきはじめてもすぐに判断されま
せん。

ON

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

運転するときは/運転支援機能

4-53

4

■ こんな場合は作動しないこと

があります

次のようなときは、ふらつき警報が作動
しない場合あります。

連続するカーブを走行しているとき

車速が大きく変化したとき

車線変更をした直後のとき

※上記以外にもステレオカメラが区画線

を検知できないとき、作動しない場合
があります。
→ 4-40ページ(こんな場合検知でき

ないことがあります)

先行車発進お知らせ機能

先行車(1)から約 10 m 以内に停車し、
そのあと先行車が発進して約4 m以上離
れても、自車(2)が停止し続けた場合、
次の方法により先行車が発進したことを
お知らせします。

室内ブザーが ピピ と鳴る

マルチインフォメーションディスプレ
イにメッセージが表示
→ 3-118 ページ(マルチインフォ

メーションディスプレイのメッ
セージ)

81M40570

■ こんな場合は作動しません

次のときは、先行車発進お知らせ機能が
作動しません。

エンジンがかかっていないとき(アイ
ドリングストップシステムによるエン
ジン自動停止中を除く)

エンジンスイッチを 

  にした直後

の、DCBS作動表示灯および車線逸脱警
報作動表示灯が初期点灯しているとき
→ 3-93 ページ(デュアルカメラブ

レーキサポート(DCBS)作動表
示灯)

→ 3-94ページ

(車線逸脱警報作動表示灯)

セレクトレバーの位置が 

 

  のと

ステレオカメラが一時停止または故障
しているとき
→ 4-38ページ(ステレオカメラの一

時停止・故障)

ESP

®

 OFFスイッチを操作して、ESP

®

を停止させているとき
→ 4-34ページ

(ESP

®

 OFFスイッチ)

設定の切替え(カスタマイズ)により
先行車発進お知らせ機能を停止させて
いるとき
→ 3-114ページ

(セッティングモード)

´í͏˨

(2)

(1)

設定の切替え(カスタマイズ)をする
と、先行車発進お知らせ機能を停止す
ることができます。
→ 3-114ページ

(セッティングモード)

ON

P

R

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4

運転するときは/運転支援機能

4-54

■ こんな場合は作動しないこと

があります

次のようなときは、先行車発進お知らせ
機能が作動しない場合があります。

先行車が検知範囲外に移動したとき

停止した先行車との間に二輪車などが
割り込んできたとき

デ ュ ア ル カ メ ラ ブ レ ー キ サ
ポート(DCBS)OFFスイッチ

DCBS および誤発進抑制機能を停止でき
ます。

機能を停止させるときは、メーター内
の DCBS OFF 表示灯(2)が点灯する
まで DCBS OFF スイッチ(1)を長押
しします。

機能を復帰させるときは、もう一度
D C B S   O F F スイッチを長押しして
DCBS OFF表示灯を消灯させます。

手動でエンジンを停止するたびに機能
は復帰し、DCBS OFF表示灯は消灯し
ます。

DCBS OFF スイッチを押すたびに、
ブザーが ピッ と鳴り、作動が切り替
わったことをお知らせします。

81P40230

次のような状況では、DCBS および誤
発進抑制機能が予期せず作動するおそ
れがあるため、事前にDCBS OFFス
イッチを操作して作動停止の状態にし
てください。
・車検などでテスターに載せるとき
・車をリフトで上げて、タイヤを空転

させるとき

・けん引されるとき
・キャリアカーなどに積載するとき
・サーキット場などでスポーツ走行す

るとき

・ビニールカーテンや垂れ下がった枝

があるとき

・生い茂った草むらなどを走行すると

・洗車機を使用するとき
・ス ペ ア タ イ ヤ(市 販 品)や タ イ ヤ

チェーンを装着したとき

・パンクを応急修理したとき
・事故にあったときや、故障などで走

行が不安定なとき

・自動ブレーキが何回も予期せず作動

したとき

・タイヤの空気圧が適正でないとき
・タイヤが著しく摩耗しているとき
・指定サイズ以外のタイヤやホイール

を装着したとき

・サスペンションを改造したとき
・ステレオカメラの視界をさまたげる

ようなものを取り付けたとき

・ヘッドライトの汚れなどで、前方を

正しく照射できないとき

・ヘッドライトの光軸がずれていると

・ヘッドライトやフォグランプを改造

したとき

・重い荷物を積んで、車両が傾いてい

るとき

(2)

(1)

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運転するときは/マイルドハイブリッド

4-55

4

車線逸脱警報OFFスイッチ

車線逸脱警報およびふらつき警報を停止
できます。

機能を停止させるときは、メーター内の
車線逸脱警報OFF表示灯(2)が点灯す
るまで車線逸脱警報 OFF スイッチ(1)
を長押しします。

機能を復帰させるときは、もう一度車線
逸脱警報 OFF スイッチを長押しして車
線逸脱警報OFF表示灯を消灯させます。

車線逸脱警報 OFF スイッチを押すたび
に、ブザーが ピッ と鳴り、作動が切り
替わったことをお知らせします。

81P40240

この車のマイルドハイブリッドは、モー
ター機能付き発電機(ISG)を用いて、
次の機能を運転操作に合わせて作動させ
ることで静粛性および燃費向上を図った
ものです。
ISG とは、Integrated Starter Generator
(イ ン テ グ レ ー テ ッ ド ス タ ー タ ー 
ジェネレーター)の略です。

減速エネルギー回生機能
減速時に集中的に ISG で発電を行な
い、走行中の発電が不要なときは ISG
を停止させることで、エンジンの負荷
を低減して燃費を向上させます。

モーターアシスト機能
走行時に ISG がモーターとしてエンジ
ンをアシストし、エンジンの出力を低
減することで、燃費向上を図ります。

スターターモーター機能
アイドリングストップシステムによる
エンジンの自動停止から再始動すると
きに、ISG がベルトを介してエンジン
を再始動させます。

一度エンジンを止め、再始動しても作
動可能な状態にもどりません。エンジ
ンスイッチを 

(OFF)にする前

の作動状態を維持します。

(2)

(1)

LOCK

エンジンスイッチを操作して再始動し
た時は、通常のスターターモーターが
作動するため、ギヤの噛み込み音が聞
こえます。

マイルドハイブリッド

マイルドハイブリッド

タイプ別装備

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