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SRSエアバッグシステムは、エンジンス
イッチが ON の場合に、車の正面方向
から強い衝撃を受け、シートベルトを着
用していても、ハンドルや助手席側イン
ストルメントパネルに顔面があたるよう
な強い衝突のときに、SRSエアバッグが
瞬時にふくらむ構造になっています。
SRSエアバッグシステムは、ふくらんだ
SRSエアバッグがクッションの役割をし
て、顔面への衝撃を軽減する効果があり
ます。
SRSエアバッグシステムは、シートベル
トに代わるものではなくシートベルトと
併用することにより、その効果を発揮す
るシートベルトの補助装置です。したが
ってSRSエアバッグシステムが装備され
ている車であっても、シートベルトを必
ず着用してください。
■ 着座姿勢
¡
瞬時にふくらむSRSエアバックにより
強い衝撃を受けるおそれがあるため、
運転する人も助手席の同乗者も、シー
トに奥深くすわり、背もたれに背中を
軽くつけ、シートを前方に出し過ぎな
いようにシートの位置を調節してすわ
ってください。
¡
ハンドルやインストルメントパネルに
頭部や胸などを近づけたり寄りかかっ
たりしないでください。
¡
SRSエアバッグシステム(前席シートベルト補助装置)の効果を発揮させるために、
53ページの「SRSエアバッグシステム(前席シートベルト補助装置)」もあわせ
てお読みいただき、正しい取扱いをしてください。
SRSエアバッグ車を運転するときは